2014/08/04 - 2014/08/08
705位(同エリア1100件中)
napaさん
春休みに初めて家族での海外旅行に出かけた我が家。6人の子どもたちのパスポートを取得するのは、運転免許で身分証明ができる大人よりずっと大変でした。ということで、有効期間のうちにできるだけ出かけようと決心しました。
今回は私たちが住んでいる北海道から直行便があるところにしようと、わざわざ暑い夏に、もっと暑い台湾に行ってきました。
8/4 千歳空港から台北桃園空港、ホテルまで
8/5 金瓜石、九分観光
8/6 平渓線にて十分へ、天燈上げ
8/7 故宮博物院と街歩き
8/8 帰国
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
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今日は十分に出かけます。
まずは朝ごはんを調達に街歩き。 -
駅の近くにある老蔡水煎包。
子どもたちからは台湾で食べたもののなかでいちばんおいしかったとの声も。確かに肉まんじゅうは気取らなくていくつもいける味。 -
台北駅で、座り込んで水煎包を頬張るの図。
プラットホーム(月台)のある階には待合室がありますが、このフロアーは椅子がなく、私たち以外にも座り込んでいる人が結構いました。 -
平渓線の使用済み1日乗車券を持っていくと江ノ電の周遊乗車券と交換してくれるようです。また、阿里山鉄道と日本の大井川鉄道も姉妹鉄道になっているそうです。姉妹鉄道・・・、はじめて聞きました。
私たちは十分に行くこと以外は決めていなかったので周遊券は買いませんでした。 -
台北からまずは瑞芳まで行きます。
乗り込んで間もなくそばにいたカップルがガイドブックを手にこの列車は瑞芳に止まるのか聞いてきました(中国語はわからないのでたぶん)。繁体字の本だったので地方から観光に来た台湾の人でしょうか、地元の人だと思われたようです。
瑞芳で平渓線に乗り換えます。ホームは大混雑です。 -
観光客でぎゅうぎゅうの列車に30分ほど揺られ十分駅に到着。ちょうど反対方向からも満員列車が来てここで行き違いますが、どちらも半分ぐらいのお客が降りました。
台湾では優先席ではなくとも年配の人に席を譲るところをよく見かけました。最近の日本ではそういう光景が減ってきた気がしていたので、よいところは見習いたいものです。 -
駅からも天燈が上がっていくのが見えます。
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振り返るとまだ列車が止まっています。台湾の列車はひと駅ごとの停車時間がかなり長いです。
ローカル線だから?まあ、私たちが住んでいる北海道の普通列車も30分停車なんてことも珍しくないので似たようなものかも。 -
改札を抜けるとまず食べ物屋さん、おみやげ屋さんが並びます。眺めるだけにして先に進みます。
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駅の構内を外れ、線路が単線になると天燈屋さんが両側に続きます。
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たくさん天燈が積んであるいちばん手前のお店を選びました。
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天燈は願いごとによって色を選びます。欲張りな4色の天燈もありますが私たちは健康祈願の赤、150元にしました。
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もちろん家族、家畜の健康を祈って願いを書きましたよ。我が家は牛を飼っているので、牛の絵も。
十分駅 駅
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お店のおじさんが火をつけてくれます。
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1、2の3で手を離します。天燈がぐんぐん空に上がっていきます。
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建物にぶつかりそうで、でもきわどくすり抜けるように、上っていきながら風に流され遠ざかっていきます。
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はかないような何とも言えない風情があります。それにしてもよく火事になったりしないものです。
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お店のおじさんは写真写りがいいからと駅に向かって撮るように私たちにも指示したのですが、
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駅を背にしたほうが断然きれいな写真でした。
韓国からのお客さんも多いようです。天燈の半分近くがハングルでした。 -
線路沿いの街並みを歩いて、台湾煤鉱博物館に向かうことにします。
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線路沿いに願いごとを描いた竹筒がぶら下がっているところがありました。
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通りがかりの民家、扉には「実験室」の文字が。何を実験していたのでしょうか・・・
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猛烈に蒸し暑い坂道を上ってふと気づくと道路わきに軌道跡が残っていました。
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軌道跡を歩いて行くと、
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台湾煤鉱博物館に到着。
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敷地全景。古いものがあって趣がある一方、
きれいに手入れされています。 -
錆びついた鉱車。
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「注意!独眼小僧」の標識が?
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トロッコを牽引していた機関車の愛称が独眼小僧だったそうです。
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炭鉱夫やトロッコが行き交いにぎやかだった時代を想像してみます。
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石炭を運搬していたトロッコに乗ってみます。すげがさをかぶった女の人が運転士です。
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出発進行!
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半分土に埋もれ腐りかけて脱線しないか心配になるような軌道を往きます。
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がたごと、ゆっくりと進んでいきます。
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トロッコの終点は少し開けていて、いくつかの鉱山設備が草木に埋もれています。
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筒の中に進んだトロッコは筒ごと回転させ石炭を下ろしていたようです。
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中国語ができないので係の女の人とは会話できなかったのですが、簡単な英語の単語を並べて少しだけ意思の疎通ができました。
6人の子どもたちは全部自分の子か、子どもが多くて幸せね(これは台湾では何度も言われました)、そして車で駅まで送ってあげる、ということになりました。十分瀑布に行くつもりだったので、メモ帳に「滝」と書いて見せたのですが通じませんでした。台湾では瀑布でないとだめなようです。
お礼も受け取らず送ってくれたおばさんは戻っていきました。台湾は本当に親切な人が多いです。我が家の子どもたちも現地の人とのちょっとしたふれあいや日本とは違った風景や文化に触れて何か感じてくれればよいのですが。 -
ここからは遊歩道を歩いて十分大瀑布を目指します。
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途中にある眼鏡瀑布。滝の裏側が浸食されてえぐれていたり、甌穴が見られておもしろいです。
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鉄道橋と並んで架かるつり橋を渡ります。ちょうど列車が来たら楽しいな~と思ったのですが来ませんでした。
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線路沿いを歩いて行きます。子どもの頃、線路に耳を当て列車の走る音を聞いたことを思い出します。
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十分大瀑布の入り口まで来ました。
ところがゲートは閉まったまま、人の気配もありません。張り紙を見ると何と今日から改修のためしばらく閉園のよう。う~ん、昨日来ていれば・・・ -
仕方がないので戻ることにします。トンネルの向こうに行ってみたい気もしますが駅が遠くなるのでやめておきました。
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と、線路わきの竹林にリスを発見。北海道で見るものよりひとまわり以上大きい!
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十分の街まで戻ってきました。
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お腹がすいたので腹ごしらえすることにします。いろんなお店が並んでいてどれにしようか迷います。
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イカフライのようなものはおいしくて子どもたちにも好評。
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台湾風ウインナー、香腸を試してみました。買い求めたものは変に甘いし独特の香辛料で口に合いませんでした。売り切れていた「原味」のほうがおいしかったのかも。
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線路の上を。
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さようなら十分。
いつか旧暦1月15日に行われる天燈節に来られますように。
少しでも違う景色が見たくて、平渓線の終点、菁桐まで行って
そこからバスで台北に戻ろうと思っていたのですが、
みんな疲れたので早く帰りたいというので
乗り換えが少ない列車で戻ることにしました。
子どもたちとの旅行は無理はできません。 -
ホテルで休憩して夕暮れが近づくと夜市へと出かけます。
士林観光夜市 市場
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フルーツのスタンド。
1000元札を出して適当にカップに盛ってお釣りももらうつもりが、1000元分のフルーツ詰め合わせになってきました。食べきれない・・・ -
林檎飴ならぬ苺飴とミニトマト飴。
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地下の食堂街。
雑多な雰囲気、好きです。 -
目についた食堂で炒飯や麺を注文、いろいろ食べられるようにか全体に少し小盛です。炒飯50元はおいしくて何度も追加。
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店先に並ぶたくさんの食材。
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「千と千尋」のなかでお父さん、お母さんが豚にされた大きなまな板も。
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ゲームの屋台もあります。
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日本では見たことがなかったのがこのゲーム。レールの上を転がして球をゴールまで運びます。
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いろんなお店を眺めるだけで楽しい。
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最後はかき氷で。
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かき氷というよりアイスクリーム自体をきめ細かくしたみたい。キウイフルーツとペパーミントが相性抜群!食べながら駅までぶらぶら歩いて帰ります。
楽しい一日でした。
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