2014/08/09 - 2014/08/09
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Holisunさん
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天狗の話を聞いたことありませんか? 日本には古来から天狗話がたくさんあります。 民話や「むかしむかし・・・」で始まる話の中にはよく天狗が出てきます。
京都の鞍馬山に住む鞍馬天狗は有名で牛若丸は天狗に学び、八艘飛びができるようになったと言われていますが、茨城県笠間市の愛宕山には(昔は岩間山と呼ばれた)、13人の天狗(天狗の数をどう数えるかは知りませんのであしからず)が住み着いていたと言われています。
愛宕山は桜の名所として知られていますが、高台(海抜303メートル)のため平野部より少し遅めて満開を迎えるために、丘上にある神社に向かっての桜並木は親しまれてきました。 そこからの景色はとても素晴らしいです。
この愛宕山には昔、十三天狗が住み、修業していたと言うのです。有名な話です。
現在は「あたご天狗の森」名を変え、公園兼宿泊地(スカイロッジ有)となっていますが、民話を訪ねての旅なんていいじゃないですか?
愛宕神社は徳一法師により創建されたという謂れのある神社で、防火の神をお祀りしている珍しい神社で各地から消防団関係者がよくお参りしているようですが、是非その裏手にある「飯綱神社」へお立ち寄りください。
飯綱神社のご本尊はその裏にあり、六角形をした金属製の塔で「六角殿」と呼ばれ、六角形の石の上に建てられています。 六角殿を背後から守って取り囲むように十三の祠が置かれているのが十三天狗の祠です。
近くにある長楽寺に住んでいた天狗があたごの天狗に最後に仲間入りしたのですが、この天狗は「長楽寺」と呼ばれましたたのですが、面白い言い伝えが残っています。
笠間地方では良く、集まりに遅れて来る人がいて、それを待っている間「長楽寺はまだ来ていないのか?」「来るまで待とう」などと言そうです。
毎年12月にはこの天狗の祠にまつわる「悪態祭り」という変わった祭りがこの地で開かれます。
悪態を言い合う、とても変わったお祭りだけにみる価値大いにありです。
笠間は今熱い、あたご天狗の森を訪れ、九ちゃんの実家を守るために十三天狗様に一役かってほしいとお願いしてくるかな。 愛宕山の頂上からは太平洋も臨める、地粉のうどんを豆腐屋うどん店で食べるか、それとも民芸の里まで足を延し、グランパとグランマのお店で「野菜すいとん」でも食べて来るかな?!
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