坂本九ちゃんの心のふるさと、笠間稲荷を訪れてみよう！

2014/08/09 - 2014/08/09

東日本大震災で笠間稲荷の大鳥居が倒壊、３年後の今、再建を支援する訪問を・・・・
　
　日本の三大稲荷の一つといえば笠間稲荷、そこを訪れてびっくりした。
　笠間神社の大鳥居の倒壊とその再建策を見るとなんとも消極的で、これでは現代人が共感をもって義援金を出す気になれない気がする。未だに目標額に対し１億７千万円も足りないというが、妙に頷ける話だ。　
　お金が集まらないから再建も開始できないと手をこまねいているのはなぜか？　風が吹けば桶屋が儲かる」の論法ではないが、これでは大鳥居が出来るころには仲見世がハモニカ状態となり、さらにはお稲荷さまを訪れる人の流れが途絶え、笠間稲荷は消えてしまうだろう。
　スキヤキソング＝上を向いて歩こう＝坂本九ちゃんのふるさとが消えて良いのか？と言う危機感を持った馬鹿がいなければ大仕事はできないだろう。
　現代人がお稲荷さんに求めているものは何だろう。　現代に生きる者、そして未来に生きる者の拠り所に稲荷神社はなり得るのだろうか？
　かっての屋敷森信仰＝稲荷信仰の原点は心の片隅に生きているような気がするがどうだろう。　となればそれが稲荷信仰であり、日本三大稲荷である笠間稲荷を消して良いのか、と言う話になってくるはずだ。
　何でこの機に求められる「お稲荷さん」の検討なしに震災で倒壊した施設の復興、再建計画を建てたのだろうか？
　現代人の英知を結集し、幾多の災害に立ち向って生き抜いてきた先人の知恵に負けない取り組みが待たれよう。
　これまでの鳥居の倍以上の魅力ある大鳥居をデザインし、宮島の鳥居のように横に支えのあるやつにしたら良い。　いや３本から５本に増やせば良い。いろいろアイディアを出し合うべきだ。そこから再建は始まる、と信じている。　
単純に再建では魅力無いよ。　全国からプランを寄せてもらい、話題性を高めるのも良いだろう。　私なら県立陶芸美術館の庭園にて毎月土曜日、あるいは日曜日にイベント（オリエンテーリング）を開き、イースターエッグのように５〜７箇所から集めた数字の書かれたボールを並べてもらいビンゴゲームのようにチェックし、その順番が主催者があらかじめ決めた順序（伏せられたお宝順）と合致したら賞金〈または商品券〉がもらえるとか、ユニークなアイディアで全国からイベント参加者を集め、数字ボールを集め終えたら笠間神社で「答え合わせ」（正解は明かさず、カードをかざすだけで当落が分かるようにするなど）正解者にはご褒美だ。
５桁なら１０万分の１の確率だし、７桁なら１０００万分の１の確率、だけど人間はやってみたくなるものです。
こうすれば嫌が応でも陶芸美術館と笠間稲荷を訪れ、お稲荷さんを食べてもらえる。　宇都宮が餃子なら笠間は稲荷だ。と言うようなオモシロ企画、最近はゆるキャラブームだからユルいイベントが良いのでは・・・ハハハ
　真夏の夜の夢だけど、坂本九が愛した笠間稲荷と笠間の発展を願うばかりだ。　どう思いますかね。　旅好きのみなさん。

＊参　考：
　私の住む町は新興都市で伝統的な祭りがなかった。　そこで私が市民祭りを企画した折に、地域の神社に伝わる祭り囃子を演じるための山車作りを提案した。　ところが市は予算措置がなく一銭も出さないという。
鈴木ばやし山車22
　ならばと飛騨高山の山車を何度も見に行き、見事な図案を作り（自画自賛）、市内の名士から奉加帳を回してもらったら、　当時必要経費が８００万円に対し、１６００万円以上も集まってしまった思い出がある。
　おかしなもので市の教育委員会は文化財保護の立場から２００万円補助するから出来上がった山車のどこかに「教育委員会後援」とでも記してくれ、と言い出したんですよ。　
　行政を動かすのはこんな方法もあるのだ。　　写真は市民の寄付金で作り上げたわが町の山車、祭りは３７回目となる　 　

エリア 笠間(茨城)

大鳥居がそびえる、さすが日本三大稲荷といわれた往時の笠間稲荷神社だが、3.11の大震災で鳥居が倒壊した。　　早く、再建しようよ！

崩れ落ちた鳥居の残骸、笠間は御影石の特産地だろ、心意気でどんな災害でも倒れない倍返しの強度を持つ鳥居を再建したいね。

３つの大鳥居が全て倒壊、施設もあちこちで痛み、補修には４億円も掛かるという。　だけど出来るところからみんなのチカラで改修を始めたいね。

最近は仲見世も閑散としていました。　坂本九ちゃんのふる里、笠間稲荷を元気にしたいね。

鳥居はすべて倒壊したのではなく危険性があるので建て替えのため、すべてを倒したようですが、まずは表参道に面した大鳥居だけでも早く再建したいものです。。