
2014/06/28 - 2014/06/28
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フルリーナさん
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リンタールのブラウンヴァルトからリギクルムに向かうルートは、前から気になっていたクラウゼン峠を通っていくことにしました。
クラウゼン峠は、他の峠よりも標高が低く、氷河も見えないためがマイナーな感じですが、フルカやスーステン峠にも負けないぐらいすばらしい峠でした。
そのうえ、バスはとっても楽しい音楽付き♪
たのしかったクラウゼン峠バスのご報告です。
※著作権は放棄いたしておりません。写真・文章の無断転用は禁止します。
- 交通手段
- 高速・路線バス
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イチオシ
ブラウンヴァルトのケーブルカー駅からバス停へは、一駅・・・ほんの数百メートル歩きます。
なのにしっかり道に迷って道行く人に聞きました。
道行く人、たった一人しかいなかったのですが、道行く人がいてよかった〜(^^;) -
バスはフリューエンまで直通のバスと、お昼にクラウゼン峠で1時間の昼食休憩があるバスがあります。
迷ったのですが、お天気がだんだん悪くなるようなので、直通の一本早いバスに乗りました。
リンタールの村も、緑の美しい素敵なところです。
谷なのに、暗さや圧迫感をあまり感じません、 -
そうして、見る見るうちにバスはつづら折りの坂を登っていきます。右見たり左見たり、いそがしい、いそがしい(笑)。
大揺れでうまく撮影できなかったのですが、リンタールの村を眼下に登っていく、峠への車窓は素晴らしかったです! -
そうして、坂を登りきると、ドロミテの山々を思わせる岩山群が現れます。
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フルカ峠やスーステン峠などの氷河を抱く有名どころの峠の印象が目に焼き付いているので、クラウゼン峠は正直のところ、それほど期待をしていなかったのですが、緑の草原と切り立った岸壁のコントラストがすばらしく、大興奮してしまいました。
嬉しい誤算でした! -
しばし車窓をお楽しみにください。
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このドロミテチックな絶壁の山々はイエーガーシュテック連峰。
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ウルナーボーデンの村が見えてきました。
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とっても美しい、牧歌的な風景です。
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そして見上げれば、猛々しく美しい山々♪
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お天気もばっちり!
やはり青空がバックだと、山の美しさが際立ちます。 -
バスは、ウルナーボーデンでしばし停車。
ポストバスなので、運転手さん、手紙をポストに持っていくのです。
そうしているうちに、一頭の牛さんがバスの前に。
運転手さんが乗り込んでも、牛さんがどいてくれないので、運転手さんは降りて牛をどかしました。
クラクションでブッブ====!!
なんてことはせずに、笑顔で牛を優しくどかす運転手さんに、こちらも思わず笑顔になっちゃいます。
いいよなあ・・・こういうのって。 -
バスは峠に向かってまだまだ走ります。
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わくわく
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いけどもいけども、岩岩山と緑の草原♪
いいじゃないの!クラウゼン峠!! -
うきうき
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この切れ落ちた山肌の地層が見えた感じがすきすき〜♪
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写真とビデオ撮影と、でも自分の目でも見たくて、目と手が3人分ほしい!
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向こうの山には、まだ残雪が残っています。
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こちらの峰は、何となくドロミテのジアウ峠のグセラ峰に似ている(^^)
グセラより、ちびっこいけど。 -
こっちもすてきすてき!
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そうして、間もなくクラウゼン峠。
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ここで、また運転手さんは、お手紙をホテルに。
バスに乗り込むと、ホテルのマダムに大声で
「帰りに寄るからね〜〜〜!!」
お昼はここで食べるみたいです。
(お昼にここを通過するバスには、昼食休憩が一時間あります) -
運転手さん、峠を越えたころから、ヨーデルのCDをかけました。
スイス感満載!!
いい感じ〜♪
・・・おや?
口笛?
あれ・・ちょっと音程はずれた?
おお〜っ!
口笛は運転手さんだあ〜。
でも、CDから流れてきてる?って最初は思ったくらい上手な口笛です。 -
左側に谷の下が見えてきました。
谷に向かってくねくね道を降りて行きます。
くねくね道でも、運転手さんの陽気な口笛は途切れません♪
楽しそうに、口笛吹いてくねくね運転♪ -
今度は左側の谷が絶景です。
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おお、角のかっこいい山羊さん!
シュヴィーツァーオーゲリ(スイスのアコーディオン)とヨーデルの歌と口笛に、ヤギさんの姿が車窓に流れます!
う〜ん!! アルプス感満載♪ -
途中停車の小さな村。
なんと美しい緑!
途中下車してみたいのに残念! -
まるで、一枚の絵のようです。
なんて爽やかな緑の木!
と、このあたりから、さっきの村で乗り込んできたおばあちゃんが、ヨーデルとおじさんの口笛に合わせてさっきからニコニコ体を揺らしていたのですが、もう我慢できない!という風に、ヨーデルの歌を歌い始めました。
おお〜!!
おばあちゃん、ブラボー♪ -
そうしてバスは、一気にシェッヘン谷に降りて行きます。
バックミュージックは、おばあちゃんのヨーデルと、運転手さんの口笛のデュエット。
なんか、もう〜、楽しすぎるんですけど〜♪ -
途中の村に停車すると、運転手さんは、口笛を吹くのをやめてお仕事です。
峠道を運転して、手紙を配達して、回収して、停車した村々で、楽しそうに顔見知りさんたちと笑顔であいさつ交わしたり、時に、バスを停めておしゃべりしたり(笑)。
この、のんびり感がたまりません。 -
そして下に降りると、ウィリアム・テルの伝説の地、ビュルグレンに向かいます。
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ビュルグレンは、ウイリアム・テルが生まれ育った町だそうです。
(もちろん架空の人物ですが、まるで実在の人物のようです) -
そうして、バスはいよいよ、アルトドルフへ。
ここは、ウィリアム・テルの伝説の中で、彼が息子の頭の上のリンゴを射抜いた場所として知られています。 -
・・・と、町のポストにバスが停車すると、運転手さん
「写真撮っておいで、待っててあげるから」
と、手紙を置きに行きました。
・・・ということで、アルトドルフの町中に降り立つことができました!
運転手さん!!ありがとう〜♪ -
…と、話が途中になりましたが、
ウイリアム・テルが、息子の頭の上のリンゴを屋で打ち抜いたのは、ここ、マルクト広場。
1895年にウィリアム・テルと彼の息子のブロンズ像が建てられました。
そして1899年には市の中心部近くに、シラーの演劇ウィリアム・テルを上演するために、劇場が開館したそうです。 -
そして、バスは終点フリューエンへ向かいます。
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峠越えのバス、ちょっと長いかなあと思っていたけれど
絶景と、牛さんやヤギさんや、ヨーデルのCDと、運転手さんの口笛と、おばあちゃんのヨーデルの歌声で、あっという間に楽しく過ぎ去りました。
お名残惜しいくらい。 -
バスの運転手さんに、お礼を言って、ブルンネンへの行き方を教えてもらいます。
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電車でブルンネンへちょっとだけ移動です。
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ブルンネンは、初スイスの時に、観光局で見つけたパンフレットで、いつかは行ってみたいと思っていた町。
最初の旅程では、チューリッヒからブルンネンに出てここに泊まってリギに向おうと思っていました。
そしてここは、最初の予定では宿泊の候補の一つに入ってたホテル。
可愛いスイス風の外観に惹かれました
しかし、今回はブラウンヴァルトを見つけて一目ぼれしてしまったので、ブルンネンでは昼食を食べるだけ・・となりました。
でも、ブラウンヴァルトとクラウゼン峠を選んだのは後悔無し!
大満足です。
ブルンネンもちょっと見れるし! -
駅から湖まではちょっと距離があります。
道行く人に、湖はどこですか?と何度も聞きながら歩きます。
着いてみると簡単な道だったのですが(^^;)。 -
そうして、湖に着きました!
ブルンネンの湖畔からは、山々がとっても美しく見えます。
昼食は、セルフサービスの湖の湖畔のお店で。 -
今日は、朝のビュッフェの朝食を食べ過ぎてきたし、夜はリギクルムホテルでディナーなので、軽く済ませます。
サラダとハムサンドパンと -
ほうれん草のピザ。
イタリアのようなピッツァではないので、ピザです(笑)。
でも、さすがにチーズが美味しいです。
これを全部母と二人で半分こ。 -
ゆっくり湖を船でフィッツナウまで移動…もいいのだけれど、
船が怖い母は、ぜったいに船には乗らないと言い張るので、バスで行きます。 -
バスの時間があるので、40分ほど昼食を食べながら湖を眺めて、ブルンネンとはお別れです。
いつかゆっくり再訪したいすてきな湖畔の町です。 -
バス停に向かう途中の川ぞいにあった、お花のきれいな建物。
何なのかは不明なのですが(^^)。
次はリギへ向かいます。
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