2014/06/28 - 2014/06/29
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フルリーナさん
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4度目のスイスにして、初リギ山です。
お天気があまり良くなかったけれど、何とか絶景ゲットができました。
憧れのリギクルムホテルで、のんびり絶景を見て過ごしました。
※著写真・文章の無断転用は禁止します。
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フィッツナウにバスが着くと、その目の前にリギ鉄道の始発駅があります。
今年はスイスと日本の国交樹立150周年なので、スイス政府観光局からの記念クーポンの配布があり、そのクーポンでリギ鉄道の写真入りの板チョコをいただきました。 -
テレビやガイドブックでおなじみの赤い電車です。
せっかくなので、クラッシックカーの方に乗りました! -
なんと、座る場所を間違えて山側に座ってしまい、背伸びをしてようやく湖が見える状態で、しかも激混みであったため、湖の美しい写真が取れませんでした(涙)。
帰りには湖側に座ろうね…と言っていたのですが、帰りは全然視界がきかない雨・・。
…ということで、残念ながら湖の写真はありません。
こちらはリギ・クルムのひとつ前の、リギ・シュタッフェル駅。
イベント用でしょうか?テントが張ってありました。 -
フィッツナウから発着の電車は赤い電車。
アルトゴルダウからの発着の電車は青い電車です。
アルプスの山々を背にした、2色の電車、さすが絵になります! -
駅からちょっと坂道を登りますが、駅には、ホテルに直通のエレベータがあります。
入り口はこのトンネル。 -
エレベーターはレストランのテラス席に出て、そこからこの入口まで歩いてきます。
さすがに歴史あるホテル、山の上とはいえ、重厚で豪華です!
私達は大体小さな小さな宿に泊まってるので、時々こういう大きなホテルに泊まると緊張します(笑)。
このリギ・クルムホテルは長い華やかな歴史があります。
まず、このホテルのスタートは1816年8月にスイス初の山頂ゲストハウスとして始まりました。
その後、1875年からはまるで宮殿のようなホテルが建てられ、バイエルン王ルートヴィヒ二世、ゲーテ、ブラームスなど、王侯貴族から文人、芸術家などがたくさん訪れています。
日本からも斎藤茂吉が奥さまと訪れています。
二度の世界大戦で、華やかなホテルの建物はなくなってしまったとか・・残念です!どんなホテルだったのでしょうね・・・。
現在のホテルは1954年に完成。
2007年に改装が完成されています。 -
斎藤茂吉は、随筆『リギ山の一夜』で、はじめてリギクルムに到着してその風景を見た感想をこう書いています。
「それから旅舎を出て、後ろの方にある丘にのぼって行った。この丘は展望が好く利きくので、アルプス山系のうねりを観ることが出来る。山系のうねりというのも、高く鋭いのには白雪が降り、いまだ雪の降らないのもあり、相交錯したうねりであって、いわば生きているようなものである。
湖の大小がその間に湛えている。直ぐ目の下には Zugerツウゲル Seeゼエ が、間にやや狭い縊くびれを持って北方に見えなくなっている。太陽は傾きかけて、湖水の面は、遥か向うは水銀の色に光り、近きあたりは黝ずんだ紺に見えている。北の方に湖の尽きているその彼方かなたは瑞西の首都 Z※(ダイエレシス付きU小文字)richチュリヒ であって、ゆうべまでそこの旅舎に宿とまっていたのであった。そのあたりから山脈がやや低くなって、独逸の国境を越え、遥か彼方に見えずなっている。ここからやや左手は黒林地方シュワルツワルドである。それから右手に行くと、Badenバァデン 地方になり、もっと右手は Bayernバイエルン 地方になるのであるが、その Bayern の首府の民顕ミュンヘンにあって僕は丸一年余り勉強をして、つい二ヶ月前までは其処そこにいたことなどを思うと、静かな寂しい気持にもなるのである。重かさなり畳まる山嶽と遥か彼方に展開する国土と清く澄んでいる空気と、そういう空間的関係が如是にょぜの感情を起させる、その一種のあやしさこそ東洋山水画の動因ともなっているのであろうか。」
全文は青空文庫から読めます。
http://www.aozora.gr.jp/cards/001059/files/5077_39446.html -
ホテル自体が、この絶景を眺めるために作られている!と言っても過言ではないほど、すばらしい眺めです。
これはお部屋の窓からの眺め。 -
私も、しばし、お部屋の窓から、ぼーっと山々を眺めます。
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ここは、トイレ&バスなのですが、この鏡・・・扉になってるようです。
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開けてみるとなんと!!!
鏡の奥は楕円形の穴が開いていて、そこにばっちりと窓が見えます。 -
もちろん、窓には、このアルプスの山々が!
ということで、トイレに座りながら、もしくは歯を磨きながら
この絶景を眺められるわけです。
誰が考えたのはわからないけれど、ブラボー!! -
雨が降らないうちに、ちょっとお散歩。
明日はがんばって早起きして日の出を見るので、その下見に行きましょう。 -
リギは、アルプスの山々が遠いので迫力不足・・・っていうこともちょっと聞いていたので、過度な期待はしていなかったのですが、遠景のアルプスは、また間近から見る迫力のある景色とは違った、優雅さがあります。
この優雅な眺めが、「アルプスの女王」と言われてきた所以なのでしょう。 -
たしかに、猛々しいところがどこにもなく、優雅で美しい風景です。
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そしてお花はベストシーズンだったようで、ものすごい数の花々が咲き乱れています。
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花と山の写真を撮るんだ〜。
テンションあがります(笑) -
だって、こんなにお花だらけ。
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あの花もきれい
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こっちのお花畑もきれい
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マーガレット?小さくてかわいい!
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アザミの色もとっても濃くてきれい!
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…と、花の写真を撮りまくっているうちに、ぽつぽつと雨が・・・。
見上げると、こんな恐ろしそうな雲が。
ゴロゴロの音も聞こえてきました! -
雷で大降りになると怖いので、頂上に行くのは明日にして、ホテルの裏手から1周してホテルに戻ることにしました。
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こちらホテルの裏手右側はまだ雲が出ていないので、雨が降っていません。
前方にホテルのレストランのテラスが見えます。
ここからの眺めもすばらしい! -
そして、絶景ポイントには、ちゃんとベンチが置かれています。
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どこから見ても美しい!
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ということで、この後は雷の襲撃を受け、真っ黒い雲に包まれました。
でも、ディナーのころには無事、雷も去り・・・。
美しい山々と湖を眺めながらのディナーとなりました。 -
フルコースは、私達には重すぎるので、あまりお腹がすいていない人のためのお料理・・・だったか、小食の人のためのお料理・・・だったか、そんなふうなことが書いてあるメニューを頼みました。
日本では、全然、小食な人の部類には入らないのですけれどね(笑)。
こちらの量はハンパでないです。
こちらは前菜。
とてもおいしかったです。 -
ビーフの煮込みとライス。
母の口にもあったようで、美味しい!美味しい!と感動して食べていました。 -
私は、大好きなゲシュネッツェルテス。
ポテトのフライがとっても美味しかった! -
エスプレッソは、イタリアよりもたっぷり。
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デザートは、チョコレートのアイスクリーム。
こちらもすごい量です。
ちなみに、このお皿は大きなお皿で、フォークは普通サイズのフォークです。
一人で一皿は食べられないだろうと、二人で一つをシェアしてちょうどよかったです。
二人で一つ頼むのは、こういうすてきなホテルでは気が引けるのですが、オーダーの時に、母が高齢でそんなにたくさん食べられないので・・・と、理由を言ったら快くOKしてくれて、フォークとスプーンもセットしてくれました。
高齢の母を、水戸黄門さまの印籠のように使ってる私(^^;)。 -
チョコレートのプレートには最初のリギクルムホテルと、馬に乗ってやってきた優雅なお客さんたちの絵が描いてありました。
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お部屋に戻っても、夏のヨーロッパは日没が遅いので、まだまだ明るいです。
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長い長い夜をお部屋から十分に楽しみました。
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夕焼けも楽しみだったのだけれど、それもかなわず・・・残念!
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でも、ちゃんと湖も、山々も見えたのだから、良しとしなくてはいけませんね。
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ホテルに泊まる以外の人が最終電車で帰ると、リギクルムはとっても静かです。
斎藤茂吉さんが泊まった時は、ベッドに湯たんぽが入っていたそうですが、もちろん今は湯たんぽがなくても快適な温度。
ぐっすりと眠れました。
あさは、まだ暗い家から目が覚めて、ご来光を楽しみに待っていたのですが、
あいにく朝から雨・・・。頂上に歩いていける状態ではありませんでした。
こんなことなら昨日、まず頂上に登っておけばよかった!
こちらも後悔・・・ですが、過ぎてしまったことは仕方がありませんね。 -
ということで、ハイキングもできそうにないので、今日は乗り換えの少ないアルトゴルダウ駅からディセンティスに向かうことにします。
リギ鉄道から湖とアルプスの絶景の写真を撮るのはいつかまた・・・のお楽しみ・・。 -
青い電車でアルトゴルダウに降りて、ディセンティスに向かいましょう。
(ディセンティスと住人20人の小さな村…へ続く)
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