女1人、リュック1つでドイツ旅行⑦ ヴュルツブルクとフランクフルト編

2014/08/09 - 2014/08/17

今回は、挑戦の旅にしようと思いました…
や英語も、もちろんドイツ語もしゃべれませんが電車や路線バス等をたくさん利用したり、食事もメニューがよくわからなくったって何とか食べたいものを頼んでみるとか荷物が増えたら自宅に郵送するとか蚤の市でもガンガン値切る…などなど
でも少しのミスはありましたが、結構なんとかなるものでした・・・
想い出いっぱい楽しい旅になりました。

2014年8月
　 9日（土）成田発フランクフルト行　マインツ泊
　10日（日）ライン川クルーズ　バッハラッハ観光　ハイデルベルク泊
11日（月）シュヴェービッシュハル観光　ディンケルスビュール泊 　　
12日（火）ローテンブルク泊
13日（水）ニュルンベルク泊
14日（木）バンベルク泊
☆15日（金）ヴュルツブルク観光　フランクフルト泊
☆16日（土）蚤の市　フランクフルト発　成田行
　 17日（日）成田着

エリア ヴュルツブルク(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

8月15日 7日目
バンベルクから電車でヴュルツブルクへ来ました。今日はバイエルン州なら、ほぼ何でも乗り放題のバイエルンチケットを持っているので、ここレジデンツまでバスに乗りました。

レジデンツもバイエルンチケットを見せると1ユーロ引いてくれます。
大きなリュックのようなものだけだと思ったら、普通の斜めがけバックでも、ロッカーに預けさせられました。

中は写真撮影はNGなのですが、1枚だけ撮っちゃいました…ごめんなさい
でも、バンベルクの新宮殿もスゴイと思っていたのに、スケールが違いました…
世界最大のフレスコ画だそうです。まさに圧巻！さすが世界遺産です。
言葉では伝えられない美しさがありました

レジデンスの庭園に回って来ました。

お庭の手入れもきちんとされていて、綺麗な花に囲まれてのレジデンツも美しい

こちらはレジデンツの付属のホーフ教会内部です

こちらも贅を尽くした装飾で、豪華絢爛と言う言葉がぴったりですが
私には、きらびやかすぎて近寄りがたい雰囲気でした。

レジデンツからバスでマリエンベルク要塞へ
バスは少し遠回りですが、上り坂を歩くと思えばあっという間に到着です。

ちょっと可愛かったワンちゃんにチーズ！

ヴュルツブルクの街並みが一望できます
アルテマイン橋も小さく見えます・・・

夕暮れ時のオレンジ色の街も見てみたかった、素敵だろうなぁ
ここで１泊しても良かった気がします。

マリエンベルク要塞は先ほどのレジデンツが完成するまで歴代の司教が住居としていたそうです。

丘の斜面は一面ぶどう畑になっていました。
これが、この地のフランケンワインになるのでしょうね

帰りは長い坂道を歩いて降ります。
降りるのに足の裏に自然と力が入るのでしょう、少し遊びのある靴だったせいか次の日、足の裏が痛くなっていました。

思っていたよりも早くアルテマイン橋に着きました
やはり観光客で賑わっています

橋の欄干には左右合わせて12体の聖人像がありますが、そこでワインを飲んでいる人たちがたくさんいます

橋の上にせり出したテラスでの食事は眺めがよくて気持ちが良さそうですね。

橋に繋がったこのレストランでワインをグラスで販売していたんですね

橋の上からのマリエンベルク要塞の眺めです
さっきまで、あの上にいたと思うと感慨深いものがあります

橋を渡るとすぐにある、この塔は市庁舎です
歴史ある建物で12世紀に建てられたものだそうです

この市庁舎の地下部分がラーツケラーと言うレストランになっています
ガイドブックにも載っていたので有名みたい、なのでここでランチにすることに…

この旅行で挑戦してみたかった事の1つに、外のテラスでの食事がありました。
ヨーロッパは寒い時期でも、皆さんテラスで楽しそうに食事をしているのをいつも横目で見ていたので、少し恥ずかしいけど挑戦しました。
シュヴェービッシュハルで1度食べましたが、路地であまり人もいなかったのが今回は広場の前で大勢の人が行き交っていました。

まだドイツ料理の定番のシュニッツェルを食べていなかったので頼んでみました・・・
薄切り肉のカツレツですね、ポテトが山盛りです。ドイツ旅行でジャガイモを1番食べたのでは？と思います
前の御婦人がシュヴァイネハクセと言う豚のスネ肉を焼いた、やはりドイツの定番料理を食べていましたが、見るからに大きくて1人で食べる勇気がありませんでした。

さてお腹も満たされて、街歩き再開
マルクト広場に向かいますが今日はあいにく聖母被昇天祭の祭日でお店も閉まってガラーンとしていました。
日本とは違い、法律で決まっているらしいのでお土産屋さんまで閉まっていて残念です。

マルクト広場に面した聖マリア礼拝堂
色が独特な感じですね

内部は窓が大きくて明るくキレイでした

歩いていたら、何やら素敵な音色が聴こえてきます
ヨーロッパでは街のあちこちで、いろんな演奏をしている所に遭遇します
パリでは地下鉄の電車内でも演奏していました。

トラムの横の茶色の建物が11世紀に建てられたノイミュンスター教会です
何気なく入ってしまい全景はありません

対したことないかと思って入ってみたら、内部はとても素晴らしい装飾の天井が美しく感激しました

天井のフレスコ画はどれも美しくて、ゆっくり見ていたら首が痛くなるほど・・・

聖キリアン大聖堂
ここからだと、そんなに大きく見えませんがドイツで4番目に大きな教会だそうです

内部はたしかに広くて、左右にも部屋があり装飾も豪華です。
私は派手な色彩よりも、このように白を基調にした装飾がとても落ち着き、しばらくイスに腰掛けて思いにふけっていました。

ここには有名なリーメンシュナイダーが彫った彫刻があったそうですが、またもや見逃してしまいました。
でも、感動はいつまでも忘れません。

今度はバスではなく、トラムに乗ってヴュルツブルクの駅に戻ります

電車の時間があったので、駅の本屋さんで日本のマンガを発見！
以前パリで息子がフランス語のONE PIECEを買っていたので、いろんな国の同じマンガを集めたらいいかも・・・とチラッと思いました
たしか、7.5ユーロくらいだったような日本の倍くらいの値段ですね

駅のホームです
1度、どこかの駅でエスカレーターに自転車を乗せて降りて行く人を見ましたが日本ではあり得ないのでしょうね。

最後の地フランクフルトに到着してさっそくレーマー広場へ

レーマー広場に面して建つニコライ教会
あまり観光客はいなくてひっそりしていましたが入口に今日の夜8時からコンサートらしきものがあると張り紙があったので、また来てみようと思いとりあえず他の観光へ

レーマー広場からすぐ近くの大聖堂へ
バルトロメウス大聖堂と言う名前だそうです、この高い塔が街のどこからでも見られます

ここの内部は少し暗く神秘的な感じがしました
丁度パイプオルガンの演奏が聴けてさらに感激です。

マイン川のほとりを散策
先に見える橋まで行ってみましょう

アイゼルナー橋
100年以上前に架けられた歩行者と自転車専用の橋です

今やどこの橋でも恋人たちが鍵を付けるのが流行っているのでしょうか？

橋の上からの大聖堂、美しいです

そろそろ8時に近くなったので先ほどのレーマー広場の教会へ戻ります
結構地元の人たちでいっぱいの中、1番前が1席空いていたので聞いて座っちゃいました。特等席です
とっても素敵な歌声に思わぬ所で出逢えて、旅の最後にいい想い出が出来ました。

1時間のコンサートが終わり広場にも灯りが・・・
バスでホテルへ戻りましたが、ドイツは特に日が長い時期でもあり夜でも少しも怖いという感じがしなくて、呑気に過ごせました。

8月16日 8日目の朝
軽くホテルで食事をすませ、楽しみにしていた蚤の市へ
土曜日は毎週マイン川の両岸の2ヶ所で交互に開催かれているので近い所にホテルを予約しました。

急いで荷物をまとめて、要らないものは処分してトラムと電車で空港へと向かいます

最後に、カリーブルストを食べてなかったので空港で食べました。
またもやポテト山盛りでした・・・

ドイツ旅行もとうとう終しまい、1週間なんてホントあっという間でした
1ヶ月くらい、のんびり気の向くままに旅してみたいです。

帰りも行きと同じ調理室の後ろのバルク席で、またもや料理が足りなくなりビジネスの料理が食べられました。

飛行機でなかなか眠れない私はよくトイレに行ったり、お菓子をもらったり、非常口の近くで飲み物を飲んだりしています。
ルフトハンザはおやつにおにぎりとカステラとチョコバーがたくさん置いてありました。
窓から見た夕焼けは、とっても綺麗でした。

最後に蚤の市で買った刺しゅうのテーブルクロスを・・・
他にもお土産はいろいろ買いましたが、人にあげたり、バラバラにしてしまい写真に納めるのを忘れてしまいました。
このテーブルクロスは4枚、どれも繊細な刺しゅうがされていますが全部で5ユーロでした。帰ってさっそく使用しています。
ドイツでの1人旅、とっても楽しく想い出いっぱいの旅になりました。