2014/08/25 - 2014/08/25
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yoshieriさん
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夫と息子の3人で久しぶりの家族旅行、2日目です。
日程
1日目: 東京から八戸へ新幹線で移動、バスで八食センターに行き、昼食。八戸駅に戻って宿の送迎バスでホテルに移動。
2日目: JRの路線バス・みずうみ号で八甲田ロープウェイ駅へ。ロープウェイで八甲田山頂に上り、散策。
いったんホテルに戻り、ホテルのシャトルバスを使って奥入瀬渓流の石ヶ戸まで行き、そこから雲井の滝まで散策。
3日目: 9時50分発のホテルの送迎バスで八戸駅へ移動。JR八戸線で鮫駅(終点)まで20分間の乗車。
駅から種差海岸遊覧バスで葦毛崎展望台へ。1時間ほど散策・昼食して、遊覧バスで八戸駅まで戻り、新幹線で東京へ移動。
(なお、1日目の旅行記はこちらです)
http://4travel.jp/travelogue/10922698
2日目、八甲田山散策と奥入瀬渓流歩きです。
朝10時のJRバス「みずうみ1号」で、八甲田ロープウェイ駅前まで行きました。ロープウェイで山頂(田茂萢(たもやち)岳)に上り、散策路を歩きました。山頂は霧がかかり、ときどき小雨がぱらつきましたが、田茂萢(たもやち)湿原を見ることができました。
ロープウェイで降りた後、タクシーでホテルに戻り、ホテルの森のラウンジで軽食。
ホテルの無料シャトルバスで奥入瀬渓流の石ヶ戸まで乗り、そこから渓流沿いの遊歩道を雲井の滝まで歩きました。帰りはシャトルバスに乗りました。
写真は、1500mの高原にひっそりとある田茂萢(たもやち)湿原。
非日常の景色でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 新幹線
- 旅行の手配内容
- その他
- 利用旅行会社
- びゅうトラベルサービス
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-
朝食前、ホテルの庭に出てみました。
昨夜は暗くて見えなかった朝の奥入瀬渓流。
朝のうちは青空が見えて絶好の好天と思ったのですが、
出発頃には雲が多くなってしまいました。 -
せせらぎというにはちょっと水量が多い奥入瀬川。
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渓流沿いのテラスで朝食を取るプランもあります。
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うちは昨日と同じレストラン紅山でバイキング。朝なのにこの量。
これは息子の分です。若いからいいか。
リンゴのフレンチトーストがおいしい。 -
目の前で焼いてくれるオムレツ。これも息子の分。
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午前9時59分にホテル横の「渓流の駅おいらせ」にJRバスが来ます。
バスは2〜3分遅れで到着。乗客は観光客ばかりのようです。
観光案内のアナウンスも流れます。 -
蔦温泉で15分の停車です。
バスを降りて写真を撮りました。
本館が建替え中のようで、今、宿泊は休止されているようです。人もあまりおらず、工事の方たちが休憩してました。 -
十和田や奥入瀬を愛した明治の文人・大町桂月の句碑があります。
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こちらには蔦の七沼を歩く「沼めぐりの」入り口があります。
樹林の間に点在する6つの神秘的な沼を、1時間かけて歩く自然研究路です。
今回は行きませんでしたが、行ってみたい所です。 -
次は酢ヶ湯温泉で15分の休憩。ゆっくりした路線バスの旅ですね。
4トラで質問をしたとき、酢ヶ湯温泉がお勧めだとの回答をいただきました。
ああ、ここが、その酢ヶ湯温泉なのですね。
ほんとうに鄙びた温泉らしい温泉の雰囲気です。 -
酢ヶ湯はその名のとおり、酸性の湯、鹿が浸かったので鹿湯から転じたとの説もあります。
ここはヒバ千人湯の建物でしょうか。 -
旅館の本館
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硫黄の匂いのする白い温泉水が流れています。
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飲料水。
飲んでみたら、全くの無味無臭ですが、どこか甘さを感じるおいしさです。 -
この沼の名前は・・・調べましたがちょっとわかりません・・。
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普通の沼とは違う青色です。
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約1時間でロープウェイ山麓駅に到着。
八甲田山とは、十和田八幡平国立公園の北部に位置する連峰の総称です。
主峰の八甲田大岳を中心に、10余の山からなっています。
ロープウェイで上るのは田茂萢(たもやち)岳山頂。1324m。 -
ロープウェイは20分ごとに出ています。一度に101人乗れるとか。
そんなにたくさん乗れるように見えないのですが・・・。
往復で1850円です。 -
山は霧がかかって、この景色。何にも見えません。
山頂は霧がかかることは多いというのは、聞いていたので、想定内です。 -
上るにつれて、遠方が見えてきました。
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このきれいな形の山は雲谷(もや)で、青森市から一番近い景勝地だそうです。
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遠くに陸奥湾が見えます。
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下りのロープウェイとすれ違います。
人が見える。 -
高度差670mを約10分かけて山頂に到着。
山頂は風が強く、温度も低いです。
15度くらいではないでしょうか。霧なのか、雨なのか地面も濡れています。
八甲田は火山なんですね。知りませんでしたが、温泉が付近に多いことを考えれば納得。 -
雨が降ってはいないようなので、取りあえず散策路を歩き始めました。
パンフレットにも載っていますが、30分コースと1時間コースがあります。 -
雪の重みで折れた松。
至るところで、このような木を見ました。 -
美しい苔。
奥入瀬もここも苔の多い場所。 -
亜寒帯に分布するトドマツ。
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トドマツの木の上のほうに松ぼっくりがあります。
鳥に食べられて、種をまいてもらうように、上の目立つところに付いているのだそうです。
今年はほとんど松ぼっくりができていないそうです。 -
お目当ての田茂萢(たもやち)湿原が見えてきました。
雨がぱらついています。 -
田とは、もともと湿地の意味があり、萢(やち)は谷地とも書くようで、両方とも湿地を意味しています。
この湿原が今回一番見たかったのです! -
湿原展望台。ここで30分ほどいました。
他のグループにいたボランティアガイドさんの話を聞くともなく聞いていました。 -
少し霧が晴れて、山(たぶん赤倉岳1548mだと思うのです)が、見えてきました。
ガイドさんによると、28回ガイドしたうち、晴れたのは6回だったそうです。 -
人の手の入らない湿原の雰囲気はほんとうにいいですね。
風の音以外、聴こえないのです。
非日常の世界。冬は深い雪に閉ざされてしまうのですね。 -
休憩の後、また歩き出します。
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少し青空が見えています。
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冬は樹氷になる木立。
今は高山植物のない季節で、ほとんど花を見ませんでした。 -
これはキヌガサタケ。ひしゃげてますけど、不思議な形のキノコです。
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1時間弱で山頂駅に戻りました。
津軽方言の手ぬぐいが壁に貼ってあります。
なかなか難しい。聞き取れないだろうな。
実際、翌日に話をした地元のおばあちゃんは、わからない言葉もあった。 -
帰りのロープウェイに乗ります。
また上りとすれ違います。 -
おりた駅のフラワーポットにミツバチが・・。息子が撮った写真です。
山麓駅で昼食にしようとも考えたのですが、タクシーが1台客待ちをしていました。
バスの時間までは、まだ2時間もあります。ご飯を食べてもだいぶ時間が余ります。
タクシーもいつもいるとは限らないから、とりあえず、ホテルまでいくらかかるか聞いてみようということになり、結局、そのタクシーに乗ってしまいました。
3人でバスに乗っても4000円です。
タクシー代は7000円もかかりましたが、運転手さんのおもしろい話を聞いて、
知識が入り、やはりよかったなあと思った次第です。
もっとも、私と息子は免許を持っているので、レンタカーを借りたほうが
ずっと安上がりで、時間に縛られずにすみます。 -
運転手さんの津軽弁がのんびりしてました。
途中、睡蓮沼に止まって「見ておいで」と、案内してくれました。 -
ここもひっそりとした沼。
いつもにぎやかなところに住んでいるので、こういう静謐に憧れます。 -
この花はサワギキョウ。もう終わり頃です。
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睡蓮沼の名のとおりの睡蓮。あまり多くはありませんでした。
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車は牧場の脇を通ってくれました。
いつもは黒毛和牛がいるそうですが、この日は見えませんでした。
赤毛がいました。 -
もう少し紅葉が始まっているそうで、1ヶ月もすれば、きれいな紅葉の時期です。
さすが秋が早いです。 -
車道の左右にあるブナ林の緑がほんとうにきれいです。
写真はちょっと暗めですが、緑に輝いています。
ブナの白い木肌が美しいのです。
これがすべて黄色になるそうで、「走っても走って黄色の道」だそうです。
そしてすべての葉が落ち、8mの雪に埋もれてしまうのです。
運転手さんの話に光景が眼に浮かぶようです。 -
ホテルに着いたのは2時過ぎ。
まだ昼食を食べていないので、「おなかがすいた」ということで、
森のカフェの券をもらっていたので、ここで軽食。 -
コーヒー(チケットで無料ですが)、しゃれています。
席が緑の木立に向いていて、とてもいい感じの眺めです。 -
息子用に森のカレーをひとつ頼みました。1300円。息子によれば、普通のカレーだそうです。
ちょっと味見しましたら、塩味が若干濃いかも・・・。 -
森のアップルパイ、夏バージョン。1300円。
こちらはおいしくいただきました。 -
チケットで、リンゴジュースとブルーベリージュースも注文。
ブルーベリーは酸味が強いです。 -
さて、3時出発のホテルのバスに乗って、奥入瀬渓流の散策に出かけました。
石ヶ戸(いしげど)で降ろしてもらいました。ここは駐車場やトイレもあります。
ここから、渓流の中間地点の「雲井の滝」まで歩くことにしました。 -
石ヶ戸の「戸」とは小屋のこと。つまり石でできた小屋のことだそうです。
大きな岩が桂の巨木によって支えられています。
その上に苔が生え、それを培養土として樹が育っています。 -
岩の上から木が生えています。
こういう樹がたくさんありました。 -
やはり水量は多いです。
写真で見たことのある、岩がゴロゴロした奥入瀬渓流の様子はまだ見られません。 -
水面に落ちる日差しが神秘的。
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川の中の岩の上に植物が生えています。これがいい。
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白く泡立つ渓流の写真はどうしたら撮れるのかしら、シャッタースピードを遅くすればよいのかな、などと思っていましたが、AUTOで普通に撮っても白く見えました。
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小さなキノコ。かわいいです。
ジブリの「もののけ姫」の森を思い出すなあ。 -
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ここにもねじれた蔦が・・・
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倒木が川をふさいでいます。人が掛けた橋ではないと思うけれど。
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馬門岩に来ました。
このあたりは岩がせり出して見事です。 -
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トカゲがいました。こういうのを見つけるのは息子です。
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アキノキリンソウかな。間違っていたら教えてください。
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馬門橋です。
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遊歩道も泥んこになっていたり、水たまりができているところもあります。
泥んこになった葉っぱや、流木もありました。 -
「阿修羅の流れ」のあたりです。
ここはもっとも奥入瀬渓流らしい風景ですね。 -
千筋の滝。
川の水量に比べたら、細い流れです。千筋の滝 自然・景勝地
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写真を撮りながら歩いて、1時間強で雲井の滝に到着。
約3,5km渓流を散歩して、ここまでこれてよかった。
このあたりが焼山から十和田湖の「子ノ口」まで全長14kmの渓流歩きの中間地点です。 -
落差は25mです。
雲井バス停のすぐ脇にあります。 -
ここで4時半のシャトルバスに乗ってホテルに帰ります。
バスに乗るころには、もう暗くなり雨も降り出しました。
この日の観光はこれで終了。
明日はレンタサイクルで十和田湖まで行く予定でしたが、朝起きたら、予想外の雨。計画変更。
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八戸・奥入瀬旅行
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