2014/05/06 - 2014/05/06
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etoileさん
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横浜三塔とは、キング・クイーン・ジャックと呼ばれる、3つの塔を指した言葉である。
キングは県庁舎の塔であり、クイーンは税関、ジャックは開港記念会館の塔である。
いずれも関内地域の海寄りに位置しており、名前の由来については、
外国人船員達がそれぞれをトランプのカードになぞらえて命名した
との説が有力である。
1番先に姿を現したのは、ジャックの塔を持つ開港記念会館。
元々横浜町会所があった場所だった。しかし、1906年(明治39年)、
火事によって町会所は焼失し、その後、1917年(大正6年)に開港50周年を記念して建設された。
そして1928年(昭和3年)には
キングの塔の呼び名を持つ県庁舎、更に1934年(昭和9年)にクイーンの税関が建設され、誰言うともなく横浜三塔という呼び名が定着したのである。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
本当はランドマークタワーに登ってみたかったのですが、今回はお金をかけずに
無料で見学できる横浜三塔を回ることにしました。
ホテルが北新横浜だったので残念ながらにみなとぶらりちけっとは利用できず。
みなとみらい線を利用しようと思ったのですが、地下鉄で横浜まで行って乗り換えて
1日乗車券を買うと高くなるので、今回は地下鉄1日乗車券で関内駅から歩くことに
しました。
◆あかいくつ:1回大人100円子供50円
横浜の観光スポットを巡る周遊バスです。
バス1日乗車券、バス地下鉄1日乗車券で乗り降り自由。
http://www.yokohama-bus.jp/akaikutsu/
◆みなとぶらりチケット 500円
市営バス(一般路線):横浜〜元町・港の見える丘公園
市営地下鉄ブルーライン:横浜駅〜伊勢佐木長者町駅
あかいくつ:全線
この乗車券はとても便利なのですが注意したいのが
地下鉄は全線乗り降り自由ではなく利用できるのは
横浜〜伊勢佐木町の5駅のみです。
上記の5駅に新横浜駅をプラスした
みなとぶらりワイドチケットも550円であります。
◆地下鉄一日乗車券:740円
みなとぶらりチケットより高いですが、上記5駅以外を利用し
3回以上乗り降りする場合にはお得です。
◆バス・地下鉄1日乗車券:830円
地下鉄、バス、あかいくつが全線利用可能です。
◆横浜高速鉄道みなとみらい線1日乗車券:460円
横浜〜元町中華街まで乗り降り自由です。
ここにまだ東京からのJR東日本「ヨコハマ・みなとみらいパス」、
東京急行電鉄「みなとみらいチケット」、京急電鉄「横浜1DAYきっぷ」
などがあるようです。
正直、地下鉄もバスもあかいくつもみなとみらい線も全線乗り降り自由な
共通1日券を800円くらいで販売して欲しいと思いました。
みなとみらい線が観光には便利なのですが新横浜を利用する場合
地下鉄かJRで横浜まで出ないといけないんですよね。
なのに地下鉄とみなとみらい線の両方の共通券がないので
かゆいところに手が届かないと言うかそんな印象でした。 -
関内駅からは横浜スタジアムは近くて分かりやすいのですが、県庁方面は
案内がなく駅から全く海が見えないのでどっちに向かって歩けばいいか
分からずちょっと迷いました。
ようやく見えてきた建物。 -
正面玄関へ回る建物沿いに岡倉天心の記念碑がありました。
-
横浜市開港記念会館(ジャックの塔)
http://www.city.yokohama.lg.jp/naka/kaikou/
横浜市開港記念会館は、横浜開港50周年を記念し、横浜市民からの寄付を募り建設された記念建造物であり、大正6(1917)年6月30日に竣工し、翌7 月1日に「開港記念横浜会館」として開館。
横浜市開港記念会館の建築様式は、赤煉瓦に花崗岩をとりまぜた、辰野式フリークラシックを採用し、 通りに面した3つの隅部に、時計塔、角塔、八角塔を配し、ドームを架けた建築構成は赤レンガ建築における様式意匠の到達点を示す作品になりえています。
また、高さ約36mの時計塔(鉄骨煉瓦造)は大正期の煉瓦作り構造技術の水準を示すとともに、石材装飾のディテールにはセセッションスタイルの反映がみら れ、大正期独自の造型も兼ね備えています。
大正12(1923)年の関東大震災によって、時計塔と壁体だけを残し、内部は焼失し、屋根ドーム群も欠落。
昭和2(1927)年に震災復旧工事が竣工しましたが、復旧に際しては、創建時と同じ設計スタッフが計画にあたり、構造補強をなすとともにステンドグラス を含めて震災復興期のデザインで統一。煉瓦造建築の構造補強例としては最初期のものであり、大正末期のインテリア空間を伝えていることでも貴重 です。なお、屋根ドーム群は復元されませんでした。
昭和34(1959)年6月に中区の公会堂として位置づけられ、名称が「横浜市開港記念会館」となりました。
昭和60(1985)年に、創建時の設計図が発見され、本市に寄贈されたのを契機に「ドーム復元調査委員会(委員長:村松貞次郎東京大学名誉教授)」の提言を受け、昭和63年度にドームの復元工事に着手し、平成元年6月16日に、大正時代そのままの姿に復元しました。外観・内部とともに明治末期から大正時 代にかけての建築様式を伝え、また、当時の建築水準を示す優れた建築物としてよみがえりました。(@横浜市中区役所より一部抜粋)横浜市開港記念会館 名所・史跡
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◇ 開館時間
9:00〜22:00
・受付時間も同じ時間です。
・正面玄関は8:55に開館します。これより前の入館はお断りさせて頂いております。
・会議室等の鍵は利用時間の5分前からお渡しします。
*見学時間は、10:00〜16:00 です。
月1回、日頃使用中で見られない講堂や会議室を公開いたします。
4月15日(火)、5月15日(木)、6月16日(月)、7月15日(火)、
8月15日(金)、9月16日(火)、10月15日(水)、11月15日(土)
12月15日(月)、1月15日(木)、2月16日(月)、3月16日(月)
【時間】10:00〜18:00
【見学可能場所】 講堂、1号会議室
◇ 休館日
毎月第4月曜日(祝日・休日のときは翌日)、年末年始(12月29日〜1月3日) -
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公民館として今も現役で使用されているのが素晴らしいですね。
私は時間がなかったのでお願いできなかったのですが、
ボランティアの方が案内もして下さります。
館内ガイド
開港記念会館の共有スペースはどなたでもご覧になることができます。
ご希望の場合は、市民のガイドボランティア団体「ジャックサポーターズ」がご案内いたします。
☆ジャックサポーターズは、中区のジャックサポーターズ養成講座の修了生が自主団体をつくりボランティアとして活動しています。
■ガイド日程
平成22年4月より毎日(毎月第4月曜日の休館日を除き)ガイドがお待ちしております。
■ガイド時間
夏期(4月〜9月) 10:00〜16:00
冬期(10月〜3月) 10:00〜15:00
一般公開日(毎月15日)10:00〜16:00
※上記のジャックサポーターズ活動日であっても、イベント貸切などでガイド活動が中止となることがあります。
※20名以上の団体および事前にガイドを希望される場合は、開港記念会館へ、希望日時・人数・団体名・代表者名・連絡先をご連絡ください。
■ガイドに関するお問合せ
開港記念会館 事務室 TEL 045-201-0708/FAX 045-201-2630 -
ステンドグラス(重要文化財)
2階のホールと中央階段の壁面の2カ所にあります。構図は、ステンドグラスの特質をよく活かし、鉛線を自由かつ精巧につくり、各色のガラスには型板ガラス や腐蝕のものをまじえ、乳白・朱赤・金茶・茶褐・黒褐・緑・青・紫の各色を用い、墨色や灰色の加筆は最小限におさえて、明快な色ガラスの構成としていま す。
製作は、宇野沢組ステンドグラス製作所作です。大正12(1923)年、関東大震災により焼失しましたが、昭和2年、当初のものを尊重して復旧いたしました。これらの作品は、我が国のステンドグラスの歴史上、非常に価値の高い作品として貴重なものです -
天井の装飾もとても凝っています。
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階段のステンドグラスです。
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