２０１４ＧＷ　南ドイツとオーストリア＆ちょっぴりイタリアちょっぴりフランス　【３５】アールベルク線でリンダウへ

2014/05/08 - 2014/05/08

インスブルックに別れを告げ次の街へ。
チロルを横断するアールベルク線という景勝ルートでドイツのリンダウまで
移動です。
２年前はリンダウからインスブルックまで逆向きに乗りましたが
車窓の景色は素晴らしいものがありました。
さて、今回はいかに？？

以下が旅程、★印がこの旅行記です。

　４／３０（水）　福岡〜羽田〜フランクフルト〜ミルテンベルク
　５／　１（木）　ミルテンベルク〜アシャッフェンベルク〜ニュルンベルク〜パッサウ
　５／　２（金）　パッサウ〜バート・イシュル〜ザンクト・ヴォルフガング
　５／　３（土）　ザンクト・ヴォルフガング〜ザンクト・ギルゲン
　５／　４（日）　ザンクト・ギルゲン〜ザルツブルク〜ベルヒテスガーデン
　５／　５（月）　ベルヒテスガーデン〜プリーン〜インスブルック
　５／　６（火）　インスブルック〜ガルミッシュ・パルテンキルヒェン
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜ミッテンヴァルト〜インスブルック
　５／　７（水）　インスブルック〜シュトゥバイタール〜インスブルック
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜ブレッサノーネ〜インスブルック　
★５／　８（木）　インスブルック〜リンダウ〜メーアスブルク
　５／　９（金）　メーアスブルク〜コンスタンツ〜ストラスブール
　５／１０（土）　ストラスブール〜オベルネ〜ストラスブール
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜マインツ〜フランクフルト
　５／１１（日）　フランクフルト〜名古屋
　５／１２（月）　名古屋〜福岡

エリア チロル(オーストリア)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

インスブルック中央駅に到着。
チケット売り場やインフォメーション、スーパーなどの店舗は地下にあります。

まずはリンダウまでのチケットを購入。
乗るのは９：０２発のＩＣ１１８。
前日のチケット購入ミスがあるので躊躇しましたが、よ〜く確認しながら自販機で。

そしてここ、スーパーのＭプライスで朝食を調達します。

時間があったのでぶらりと店内を。

充実の乳製品。
あー、本当はいろいろ買って帰りたい。

フルーツの安さに魅かれ、買おうかとまじめに悩む。
でも、どこで洗うの？こんな量、ひとりで食べる？と冷静に自問自答し、
どうにか思いとどまりました。（笑）

パンもすごい量ですごい安さ。
こんなスーパーが近所にあったら毎日通いますね。

そろそろホームへ。
この駅表示を見るとうれしくなります。
また、出かけた先から戻るとほっとしたものです。
が、今回はこれでお別れ。
必ずまた来ますから〜！

ホームから何度も見たベルクイーゼルのジャンプ台。
まだ行ったことはないのです。
次回は是非。

乗り場へ来ました。

列車が入ってきます。

ザルツブルクからドイツのミュンスターまで行くＩＣでした。

車内は空いていて、コンパートメントを独り占め！！
ラッキーです。

リンダウまでは３７．２ユーロ。
下の小さいチケットはマルクト広場から駅まで乗ったバスのもの。

インスブルックを出てしばらくすると、すぐにこのような風景。

青空と白い雲。最高のお天気に感謝です。

向かうリンダウは２度めですが、ちょっと地図など見ておさらいを。

そして、座席に置いてあった時刻表に目をやると、
ザルツブルクを７：００に出発したこの列車・・・

なんと終点のミュンスターに到着するのは２０：２９！
実に１３時間半の旅！
もちろん全行程乗る人はまずいないでしょうし、乗務員さんも交代していくの
でしょうが、なんかすごい！
思えばドイツ〜日本間の飛行時間より長いわけですよね。

なんて、妙に感動しながら車窓の景色にも目をやりつつ、
そろそろ朝食に。

あのスーパーの入口左のベーカリーで購入した野菜サンド。
なんと５ミリ厚ほどにカットされた生の人参が入っているワイルドさ。
でも、野菜たっぷりチーズたっぷりで美味でした。
それと、２年前に飲んで美味しかったフルーツジュース。
しばらく食べていないな、とヨーグルト。
そしてこれも久々にジャンキーなものがほしくなりポテトチップス。

ひとつめの駅、Ｔｅｌｆｅｓ−Ｐｆａｆｆｅｎｈｏｆｅｎ。
インスブルックを出て２５分ほど。

わー、あんな山の上に教会が！

次は山の麓に。

雲があんなところまでかかっていて幻想的です。

２年前、リンダウから逆向きに乗った時は逆側の座席でした。
進行方向右側、つまり南側の景色を見ながらの移動でした。
今回のコンパートメント車輌の席も進行方向右側。つまり北側。
前回とは逆サイドの景色を楽しめたのでした。

そしてイン川に出会った！

車内販売がきたので食後のコーヒーを。

列車はインスブルックから３つめの駅、Ｉｍｓｔ−Ｐｉｔｚｔａｌに到着。
”ｔａｌ”ということはこの辺りは”谷”なのですね。

そしてまたイン川。
このあと長〜いトンネルを経て・・・

Ｌａｎｄｅｃｋ−Ｚａｍｚに。
ここまでインスブルックから５０分。

駅近くは工業地帯のような様相。

ここは通過したのみの小さな駅。かわいい駅舎です。

大きな道路と並走も。

南側も険しい山々がいくつもありましたが、北側もかなりのものです。
アルプスですね〜！

あ〜、長閑だ〜！

１０：２８にＳｔ．Ａｎｔｏｎ　ａｍ　Ａｒｌｂｅｒｇ着。
列車はほぼ時刻表どおりに快調に走っています。

ここを出るとすぐにまた長いトンネル。
全長１１ｋｍもあるアールベルクトンネルを１０分ほどかけて進みました。

その次のＬａｎｇｅｎ　ａｍ　Ａｒｌｂｅｒｇのあともすぐにトンネル。
トンネルを出たらまたこんな青空。
小さな駅を通過していきます。

風景の素晴らしさに、ただただ見とれます。

この天候の中、この路線で移動できる幸せ。

小さな途中駅のホームには十字架が。

この建物はレストラン？ホテル？
こういう場所にゆっくり滞在するような旅をいつかしたいもの。

石造りのかわいい駅舎。

Ｂｌｕｄｅｎｚ着はちょうど１１：００でした。
ランデックからここまでがアールベルク線。

ＯＢＢの車輌にもＤＢと同じくらいの愛着を感じます。

文句なしの癒しの風景。

Ｆｅｌｄｋｉｒｃｈに到着。
Ｌｉｎｄａｕまではもうあと４０分ほど。

ここからはＢｒｅｇｅｎｚへ向けて北上です。

この辺りにも素晴らしい雪山。

Ｄｏｒｎｂｉｒｎ着は１１：３０。

山々の風景が終わり列車が町なかに入ると・・・

Ｂｒｅｇｅｎｚに到着。
ここは２年前に小一時間降り立った街。

あんな車体は初めて見ます。
Ｍｏｎｔａｆｏｎｅｒｂａｈｎ。
三セクのような事業者が運営する列車でしょうか？

さあ、ここはもうボーデン湖畔の街！
ここからリンダウまでは、湖沿いを走ります。

Ｂｏｄｅｎｓｅｅ！！

リンダウはボーデン湖に突き出た島の町。
陸地とは堤防と橋で結ばれています。

湖を渡れば、もうすぐ。

インスブルックから３時間。
リンダウに到着です。