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初白馬。一週間の一人旅。唐松岳、白馬大池へ日帰り登山後、3日目は中休み。登山しない日とした。<br /><br />表紙写真:白馬岳を栂池自然園入口より望む。朝6時半ごろ。

白馬に一週間:栂池自然園(1,900m)編。

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2014/07/27 - 2014/08/02

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Fluegel

Fluegelさん

初白馬。一週間の一人旅。唐松岳、白馬大池へ日帰り登山後、3日目は中休み。登山しない日とした。

表紙写真:白馬岳を栂池自然園入口より望む。朝6時半ごろ。

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個別手配

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  • 白馬大池への日帰り登山後、宿で少し休憩して、日のあるうちに、栂池自然園の入口に近いエリア(全て木道の部分)を歩いてみた。栂池自然園は、この日登った白馬乗鞍岳の火山活動によって生まれた湿原。入口に近いエリア(楠川まで)は、1970年(昭和45年)に整備された。44年前のことだ。写真は、深山キンポウゲ。

    白馬大池への日帰り登山後、宿で少し休憩して、日のあるうちに、栂池自然園の入口に近いエリア(全て木道の部分)を歩いてみた。栂池自然園は、この日登った白馬乗鞍岳の火山活動によって生まれた湿原。入口に近いエリア(楠川まで)は、1970年(昭和45年)に整備された。44年前のことだ。写真は、深山キンポウゲ。

  • 白山千鳥(ラン科)。高山帯の湿り気のある場所に生える。1994年(平成6年)までは、自然園まで路線バスが運行されていたらしい。その後、環境保護のため、ロープウェイに切り替わった。

    白山千鳥(ラン科)。高山帯の湿り気のある場所に生える。1994年(平成6年)までは、自然園まで路線バスが運行されていたらしい。その後、環境保護のため、ロープウェイに切り替わった。

  • 小梅蕙草(コバイケイソウ ユリ科)。自然園の所在地は、小谷(おたり)村。村内には、断層(フォッサマグナの西辺)が通る。

    小梅蕙草(コバイケイソウ ユリ科)。自然園の所在地は、小谷(おたり)村。村内には、断層(フォッサマグナの西辺)が通る。

  • 山荷葉(サンカヨウ メギ科)。フキのような形の葉をもつ。

    山荷葉(サンカヨウ メギ科)。フキのような形の葉をもつ。

  • 水芭蕉の残り花。

    水芭蕉の残り花。

  • 紅葉落葉松(キンポウゲ科 Trautvetteria caroliniensis var. japonica)。葉の形がモミジに似ている。学名にjaponicaのつく花は、できるだけ覚えるようにしている。<br /><br />夕方は熊が出るらしいので、単独行の私は、この辺で引き返すことに。

    紅葉落葉松(キンポウゲ科 Trautvetteria caroliniensis var. japonica)。葉の形がモミジに似ている。学名にjaponicaのつく花は、できるだけ覚えるようにしている。

    夕方は熊が出るらしいので、単独行の私は、この辺で引き返すことに。

  • 翌日は、登山しない休息日と決めた日。宿の朝食は7時から。その前に、自然園まで散歩に出かけた。山々が、朝日を浴びて輝いている。左に低く見えるのが、次の日に登る白馬岳、右に高く見えるのが、前日大池から間近に見た小蓮華山。大雪渓は、左端に少しだけ見える。

    翌日は、登山しない休息日と決めた日。宿の朝食は7時から。その前に、自然園まで散歩に出かけた。山々が、朝日を浴びて輝いている。左に低く見えるのが、次の日に登る白馬岳、右に高く見えるのが、前日大池から間近に見た小蓮華山。大雪渓は、左端に少しだけ見える。

  • 大雪渓ではないけれど、白馬岳の雪渓を眺める。明日、一人で無事、大雪渓を登れるだろうか。荷運びのヘリコプターが、山荘と基地を、何度も行き来する。一度に運べる量が、限られているのだろう。

    大雪渓ではないけれど、白馬岳の雪渓を眺める。明日、一人で無事、大雪渓を登れるだろうか。荷運びのヘリコプターが、山荘と基地を、何度も行き来する。一度に運べる量が、限られているのだろう。

  • 舞鶴草(スズラン亜科)。朝食時間が来たので、宿に帰る。

    舞鶴草(スズラン亜科)。朝食時間が来たので、宿に帰る。

  • 2連泊目にして初めての朝食。前日は、朝6時に白馬大池を目指して出発したため、朝食を弁当に変更したのだった。

    2連泊目にして初めての朝食。前日は、朝6時に白馬大池を目指して出発したため、朝食を弁当に変更したのだった。

  • チェックアウト後、荷物をフロントに預け、いよいよ自然園の最奥地を目指した。一周5.5kmなら、一時間で歩けると思った。登山日には6時間も登山靴を履きっぱなしなので今日はoffということで素足にサンダル…この時、自然園には全て木道が通っていると思っていた。写真は、キスゲ&木道。

    チェックアウト後、荷物をフロントに預け、いよいよ自然園の最奥地を目指した。一周5.5kmなら、一時間で歩けると思った。登山日には6時間も登山靴を履きっぱなしなので今日はoffということで素足にサンダル…この時、自然園には全て木道が通っていると思っていた。写真は、キスゲ&木道。

  • 楠川では、白山シャジン(キキョウ科)が咲いていた。この辺りから、足元が怪しくなってきた。木道の代わりに、未舗装の山道になったのだ。

    楠川では、白山シャジン(キキョウ科)が咲いていた。この辺りから、足元が怪しくなってきた。木道の代わりに、未舗装の山道になったのだ。

  • 信濃金梅の大輪。引き返して靴を履き替える暇はないので、このまま歩くことに。

    信濃金梅の大輪。引き返して靴を履き替える暇はないので、このまま歩くことに。

  • ヤマブドウも咲いている。浮島湿原が整備されたのは、1986年(昭和61年)で、楠川までの整備から、16年後のこと。東京ディズニーランドの開園(1983年)よりも遅かった。<br />

    ヤマブドウも咲いている。浮島湿原が整備されたのは、1986年(昭和61年)で、楠川までの整備から、16年後のこと。東京ディズニーランドの開園(1983年)よりも遅かった。

  • 大葉川芎(オオバセンキュウ)。シシウドの中でも、レースのように可憐な花を咲かせる。右隣の石は、登山道。皆さん、サンダル履きは避けましょう…

    大葉川芎(オオバセンキュウ)。シシウドの中でも、レースのように可憐な花を咲かせる。右隣の石は、登山道。皆さん、サンダル履きは避けましょう…

  • 自然園が望める展望ポイントもある。つまりは、高低差が大きい。足元の備えは、しっかりと…

    自然園が望める展望ポイントもある。つまりは、高低差が大きい。足元の備えは、しっかりと…

  • 伊吹虎の尾(タデ科)。

    伊吹虎の尾(タデ科)。

  • 檜扇菖蒲(ヒオウギアヤメ)。高山の湿地に自生する。この花は、紀子妃のお印でもある。

    檜扇菖蒲(ヒオウギアヤメ)。高山の湿地に自生する。この花は、紀子妃のお印でもある。

  • 白馬に来て3日経ち、初めて白根葵を撮ることができた♪ やせ尾根にて。日本固有種。絶滅危惧種。

    白馬に来て3日経ち、初めて白根葵を撮ることができた♪ やせ尾根にて。日本固有種。絶滅危惧種。

  • 白山女郎花(ハクサンオミナエシ)。展望湿原までの自然観察路を整備し、現在の自然園が完成したのは、1987年(昭和62年)。バブル景気の真っ最中だった。

    白山女郎花(ハクサンオミナエシ)。展望湿原までの自然観察路を整備し、現在の自然園が完成したのは、1987年(昭和62年)。バブル景気の真っ最中だった。

  • 山母子(キク科)。右手は、本格的な登山道。軽登山靴を履きましょう…

    山母子(キク科)。右手は、本格的な登山道。軽登山靴を履きましょう…

  • 自然園の最奥地。大雪渓が見えた♪

    自然園の最奥地。大雪渓が見えた♪

  • 直登する人々の列が見える。明日、あそこを登るのだ。

    直登する人々の列が見える。明日、あそこを登るのだ。

  • 結局、自然園を一周するのに、丸2時間かかった。園内の8割が木道とはいえ、楠川から奥のエリアでは、木道と登山道が半々(破線が木道、実線が登山道)。サンダルで2時間も足場の悪い山歩きをしたら、休息したことにならない…ともあれ、ロープウェイとゴンドラを乗り継いで下山した。

    結局、自然園を一周するのに、丸2時間かかった。園内の8割が木道とはいえ、楠川から奥のエリアでは、木道と登山道が半々(破線が木道、実線が登山道)。サンダルで2時間も足場の悪い山歩きをしたら、休息したことにならない…ともあれ、ロープウェイとゴンドラを乗り継いで下山した。

  • ペンションにチェックインして、午後は、乗馬レッスンへ。

    ペンションにチェックインして、午後は、乗馬レッスンへ。

  • 山々を眺望できる、素朴な馬場。やっぱり、休息してない…

    山々を眺望できる、素朴な馬場。やっぱり、休息してない…

  • 温泉に行き、やっと、くつろいだ気分に。翌日は、この旅のハイライト、白馬岳へ。

    温泉に行き、やっと、くつろいだ気分に。翌日は、この旅のハイライト、白馬岳へ。

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