2024/11/23 - 2026/01/11
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砂布巾さん
1920年1月10日 国際連盟の理想と現実(スイス、ジュネーブ)
ヴェルサイユ条約第一部の規定に基づき、史上初の集団安全保障機構である国際連盟(Union of League)が本部(写真)をスイスのジュネーブに、42カ国を原加盟国に設立された。このような考え方は画期的だったし、いくつかの小紛争の解決にも寄与した。だが結果的に第二次大戦を防げなかった。その意味では失敗に終わったと言える。
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心からの感謝を込めて 砂布巾
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連盟の問題点をまとめておきたい。
第一は加盟国である。前述のようにアメリカは加盟せず、ヴェルサイユ体制を反映して、敗戦国ドイツ(1926年加盟 後述)、共産主義ソ連(1934年加盟)は最初排除された。
第二に票決方法では重要事項に関しては全会一致制が取られたため、効率的な運営が出来なかった。第三に世界平和が危機的な状況に陥っても、具体的な措置は経済制裁以外取り得なかった。唯一経済制裁が実行されたのがエチオピアを侵略したイタリアに対してだったが、十分な効果はなかった。レマン湖 滝・河川・湖
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*ジュネーブYHでの朝食の風景 心が和んだ
パリ講和会議の日本全権代表は、大久保利通の次男牧野伸顕だった。牧野は政府から日本の国益を守るように指示を受けていたが、連盟の討議に有効な発言ができず、‘silent partner’と呼ばれた。牧野が日本政府の訓令をヒントに、規定に人種間の平等を謳うよう要求する。植民地への波及を警戒するイギリスは猛反対した。4月11日、牧野は規定にではなく前文に入れ、採決を求める。理念としての平等なら反対できないだろう、という読みだった。採決の結果11対5で賛成多数となったがウィルソンは一言、「全会一致でないので否決された」。それまで多数決で決定してきたのに、重要問題に関しては全会一致が必要とのことだった。牧野は納得がいかず、議事録に記録を残すことを要求した。
この部分は2002年2月13日、NHKの「その時歴史が動いた」を参考にした。 -
旧市内にあるカルヴァンゆかりの宗教改革記念碑を見学した後、
宗教改革記念碑 モニュメント・記念碑
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現在は国連ヨーロッパ本部になっている旧連盟本部を訪れた。YHから比較的近いので歩いても行けたが、方向音痴振りを発揮しても困るので、ジュネーブ駅から8番のバスに乗った。間違って短距離用の切符を買っていたが、運転手さんは何も言わなかった。
到着5分後にツアーがあったので参加。ガイドが英語で説明してくれるが、良く分からない。北京の天壇公園を描いた絵の説明では、十数人居た日本人もみな不思議がっていたのに理解できなかった。情けなかった~。中庭では沖縄の人たちも参加してイベントが開催されていた。沖縄サミットと関係があったのかも。
国連未加盟だったスイスは、1986年に続いて2回目となる国民投票を2002年3月3日に行った。辛うじて加盟が承認され、190番目の加盟国となることが確定した。州別では、フランス語圏を含む西部の賛成と、ロカルノ周辺のイタリア語圏とドイツ語圏の農村部を含む東部の反対と、見事なまでに東西で異なる結果を示した。(2000年7月27日訪問)
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