2014/08/04 - 2014/08/08
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にっくさん
娘がね、何をトチ狂ったのか「今年の自由研究は新撰組をする!」だそうで。
「京都!京都に行きたい!! おばあちゃんち(大阪)行くついでに京都に行こう!」と主張すれば、旦那は旦那で「東映の太秦映画村に行ってみたいんだよな。」といらんアシストなひと言。
大阪生まれの私は知っている。盆地気候の夏の京都がどれほど熱いのか・・・
でも実家に泊れば経費も節約できるし、新撰組を勉強したいならそれはそれで宜しいかと、夏の京都に馳せ参じることと相成りました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
-
=初日=
さて、午前中に仕事を終えて、午後から新幹線で一路新大阪へ。
東京駅の「みどりの窓口」は既に夏休み旅行の家族連れやビジネスマンで込み合っていましたが、お盆にはまだ早いからか、指定席は簡単に確保できました。
新幹線内での駅弁とスジャータのアイスクリームは、写真の彼らにとってもはや義務と言えるべき必須事項。 -
さて、全く旅行とは関係ないですが、写真は私の実家(大阪)の某スーパーマーケットで販売していた補正下着(ガードルで740円)のシリーズです。
ひょっとしたら他県でも販売しているんでしょうが、この感性が極めて大阪的といいますか。(キャッツアイを意識しているようです。)「贅肉頂戴しました」ですよ。
ああ、大阪に帰って来たなあ、と思う瞬間。 -
=二日目=
近鉄と阪急を乗り継いで、京都「大宮駅」まで。
この日は娘の自由研究「新撰組」のため、新撰組縁の地を訪ねる旅です。もちろん、京都へ来る前に千葉県流山にも赴いた娘。
この日訪れる場所は、全て娘が調べ上げました。
写真は阪急「大宮駅」から最初の目的地「光縁寺」に向かう住宅街。 -
光縁寺。
石碑のあるとおり、新撰組隊士「山南敬助」(その他数名)のお墓があるお寺です。確か拝観料は100円だったかな。
受付でご住職が「こういったものがあるんですよ」と差し出したのは干涸びた骨。
「え? 山南敬助の骨ですか!?」と驚く娘。
まさかと思いつつもあり得ない話しじゃないと思った瞬間、ご住職が「私が食べたチキンの骨です。」
・・・笑わせてもらいました。
このお寺には沖田総司の縁の女性(恋人?)の塚もあります。光縁寺 寺・神社・教会
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お墓参りは帽子を脱いで。
ご覧のとおり、お墓は小さなものです。すぐ隣は一般住宅。
こちらのお寺の家紋と山南敬助の家紋が同じことから交流が生じ、それが縁でこちらのお寺に隊士が埋葬されることになったとのことです。
その家紋が入った屋根瓦も見ることができますが、まるで崩れ落ちて来たゴミのように無造作に置かれています。 -
光縁寺から五分ほど歩くと、前川邸があります。
前川邸は新撰組を抜けた山南敬助が、その掟に従い切腹させられた郷士の邸宅です。現在も私有地ということで一般公開はされていません。
面白いと思ったのは前川邸に「天然理心流/志衛館」の入門案内が張ってあったことです。
歴史が息づいています。 -
さて、前川邸から更に10分ほど歩くと「八木邸」があります。
八木邸は新撰組の初期の屯所であったところで、新撰組の初代局長、芹沢鴨が暗殺された場所でもあります。
入り口にお菓子屋さんがあり、そこで拝観料を払います。新選組屯所跡・壬生郷士八木邸 名所・史跡
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館内は基本的に写真は駄目ですが、ガイドさんが丁寧に解説してくれます。
何故芹沢鴨が殺されることになったのか、どうやって殺されたのか。
殺した犯人は誰なのか。
寝ている芹沢がどのように逃げ、どの部屋でどのように殺されたのかなどなど。
鴨居には暗殺時に着いたとされる刀傷などもあり、なかなか興味深いお話が聞けます。 -
さて八木邸の拝観料はお抹茶お菓子付きで1000円のものがあります。
八木家は御菓子司「京都鶴屋」として営業しているそうです。確か御菓子司の肩書きは一子相伝だったか何かの本で読んだ記憶があります。
お抹茶は冷たく冷えており、名産である壬生菜を練り込んだお餅も疲れた体には美味しかったです。
ここではちょっとしたお土産も販売しており、娘は「誠」印の扇子を購入しておりました。 -
八木邸の斜め前に位置する「新徳禅寺」、新撰組以前の浪士組に対し、清河八郎が演説を行った場所であり、暗殺された芹沢鴨の葬儀が行われた場所でもあるらしいのですが、年に2回の禅大会の時にしか一般開放していないようです。
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さて、壬生寺です。
壬生菜や壬生狂言で有名な当地ですが、今回は新撰組がテーマなので本堂には行かず、壬生塚と言われる隊士のお墓にお参りです。壬生寺 寺・神社・教会
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門を入ってすぐに阿弥陀堂があり、その奥が壬生塚となっています。
(誠の錦旗が飾ってあるのですぐ分かるww)
芹沢鴨を始めとする隊士のお墓、近藤勇の胸像やら遺髪塚などがあります。
阿弥陀堂の地下には資料館があり、壬生寺の演技や壬生狂言に関しての資料、それからNHK大河ドラマ「新撰組!」のオープニングにも使用された、寺門の版画などが展示してあります。 -
さて、ここからです。
壬生地区から南へ延々と歩いて行きます。
これまでの行程は5分から10分の間に次なる目的地が現れたのですが、次の目的地は違います。炎天下の中、15分以上は歩いたでしょうか・・・
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到着しました、「新撰組記念館」。
ここ、凄いです。マジお勧めです。入館料500円。
館長が趣味で開館、ご自宅を改装して記念館にしています。
不定休なので電話で開館日を確認したら「10時半くらいから3時半くらいまでやってますよ」というアバウトな回答。もしや、と思ったらこれが凄かった。
私に取って今回の旅のNo.1
最初は「えっ コレで500円も取るの!?」と思いましたが、時間が許せばもっと長居したくなる、不思議な魅力のある資料館です。 -
見て下さいこれ。
ご自宅の二間(多分六畳間×2部屋)に所狭しと幕末や新撰組に関する資料が乱雑に置かれております。おそらく館長ご自身には分かる程度に整理されているのでしょうが、初めて足を踏み入れた私達には「ただ無造作に置かれている」としか思えない資料の山。
しかしそこから何かを発掘する快感。 -
壁に掲示されてある、手作り感満載の資料。
陳列されている書類は「歴史読本」から乙女ゲーム「薄桜鬼」まで多種多様。
館長は「新撰組は、桜が散るように一人一人ばらばらに死んで行くから人気があるんだ」と力説されていました。
「この前、薄桜鬼のコスプレ大会に行ったんだが、女しかいないんだよ。男が誰一人もいないんだよ。あれは同性愛者が集う集会だったのかな・・・」とのこと。
そりゃ乙女ゲームだもの!
女性しか来ないでしょうよ!! -
お手製の「新撰組Tシャツ」(マジックで新撰組と書いてあるだけ)も素敵な青木館長。
坂本龍馬暗殺は誰の仕業だと思うか、との私の質問に、「ありゃあ渡辺篤だよ!」と館長の自論を展開して下さいました。
衝撃だったのは、私達家族がガイドを受けて来た八木邸の説明に関しても「あんなの嘘だよ!」と爆弾発言。
面白い〜 もっと聞いていたい〜
興味ある方は是非是非行ってみて下さい。ひと味違う幕末ガイドをして下さいます。 -
新撰組記念館を出て、更に南下すると京都の花街「島原」区域に突入します。
現在残っている置屋の「輪違屋」と揚屋の「角屋」。
時間もないので輪違屋は外からの見学のみとして、角屋に入りました。
しかし熱い。暑いというより「熱い」京都。 -
角屋の内部です。
思うに日本家屋って本当に日本の気候にあっているんですね。灼熱の太陽が照りつける猛暑の京都でも、部屋の中は風が通ってすごく涼しい。もちろん冷房なんてないです。
角屋さんでもガイドさんが説明してくれます。
京の花街は江戸の吉原のような遊郭ではなく、料亭だった(つまり性商売はない)と強く念を押されておりました。角屋もてなしの文化美術館 名所・史跡
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さて、角屋にも新撰組が着けたとされる刀傷が残っています。前述の青木館長曰く、八木邸の刀傷は眉唾であるが、こちらは本物であるとのこと。(根拠がイマイチよく分からんのですがww)
殺された芹沢鴨はこの島原で酒を強かに飲み、籠に揺られて八木邸に戻ります。そこを暗殺者に襲われたというのが歴史上のお話です。
実際に歩いてみるとその距離感が分かってとても良い。
例え当時の建築物がなかったとしても、やはり歴史研究は実際に足を運んでみるに限ります。
この島原→八木邸の道すがら、暗殺者は幾度もチャンスを狙ってたかもしれない・・・そんな想像も膨らみます。 -
さて、更に南下します。
写真は「七条油小路」の、伊東甲子太郎が暗殺された場所です。お寺になっているようですが、もう疲れて手を合わせただけで通り過ぎました。
島原地区を出て、どれだけ歩いたか・・・途中、疲れて写真もとっていません。
水分補給は適度にしていた筈ですが、マジで倒れる5秒前、といった感じです。 -
しかしまだまだ歩きます。
七条まで歩いてきたら、そこから東へ鴨川まで。鴨川沿いを今度は北上します。
何故か。
河原町の池田屋跡へと向かうためです。池田屋跡は現在居酒屋「はなの舞い」になっているという情報を得た娘は「昼ご飯は池田屋で食べる!」と主張するがゆえの強行軍。
しかし昼飯といっても、この時点で14時は過ぎてたんだよなあ。 -
河原町のあまりの遠さに、途中五条あたりで地下鉄に乗りました。
(最初からそうしてれば良いものを・・・)
写真は偶然見つけた「駅伝発祥の碑」 -
そして池田屋跡です。
碑文が建っていますが、今は「はなの舞い」を経営しているグループの居酒屋となっております。
この時、時間は15時過ぎ。ランチタイムは終了し、店は休憩状態。
お食事のご案内はこのあと16時からということで、一時間、休憩がてら隣の喫茶店(コメダ珈琲)で時間をつぶします。
コメダで昼食。
池田屋で夕食。池田屋跡 名所・史跡
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で、16時。
開店と同時に入ると「ご予約が18時から入っておりますので、2時間のみとさせて頂きます」とのこと。
コメダで食べて来たから2時間も居座るつもりはありません。
こちらをご利用したい方は、事前に予約入れてた方がいいかもしれませんね。
写真は店内の様子。大階段を模した造りになっています。写真の下段は注文した生麩のあぶり。京都らしい一品を頼んでみました。 -
こちらでも薄桜鬼のフェアをやっていたらしく、キャラの名前を冠したカクテルが販売されてました。
「歳三の怒り」「総司の意地悪」と続き「一(いち)の機転・・・??」
「お母さん、それイチじゃなくてハジメだよ。」
「え? ハジメって誰?」
「齋藤一に決まってんじゃん!!」
・・・娘、さすがでござるのお。
ハジメの機転は518円、千鶴の恥じらい410円、辛口冷酒650円、あぶり田楽580円の、刺身5点盛り1580円にタコの唐揚げ480円。
消費税入れてしめて5,777円の出費でございました。 -
池田屋を出て桂小五郎像を見物しつつ、今度は河原町通りを南下して行きます。
京の街は通りが碁盤の目になっているから分かり易いですね。桂小五郎像 名所・史跡
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さて、河原町通りにある本能寺。ビルの谷間にひっそりと存在しています。
信長が切腹した本能寺は焼けてしまい、現在の本能寺と場所は異なるようですが、「信長公御廟」と書かれている所を見ると、あの本能寺由来のお寺でしょうね。
細い参道を突き進むと、門からは想像もつかない大きなお堂があります。
残念ながら閉館間際の16時58分に辿り着きましたので、参拝はできませんでした。 -
河原町から1本入れば先斗町です。
一見さんお断りは有名ですが、オシャレで気軽に入れそうなお店も沢山できてます。
残念ながらお舞妓さんやお芸妓さんには会いませんでした。 -
そして竜馬暗殺の現場。
賑々しい商店街の一角に、目立たずひっそりと石碑が建っております。
竜馬は斬られても、ドブの中で前へ倒れた、とはかの有名な星一徹の明言ですが(笑)実際は建物の中で斬られたそうですね。
京の街は本当に歴史が息づいています。 -
河原町の史跡マップ。
武市半平太の住居とか岡田以蔵の刀跡とか、見つけたのもあり見つけられなかったのもあり。
幕末ファンなら一度は訪れたい街ですね。 -
どうでもいいですが、これがこの日の全行程です。
緑が鉄道(地下鉄)、赤が歩いた道。
阪急電車大宮駅で下車し、①壬生地区を南下 ②七条通りを東行、③鴨川べりを北上、途中地下鉄に乗って三条駅下車、④河原町界隈を南下しつつ散策。
帰りは阪急河原町駅から。約90分かけて大阪の実家へ戻ります。 -
=3日目=
前日の強行軍に息耐えそうになったものの、娘が「教科書に載ってる金閣と銀閣は見ておきたい」と更なるワガママを発動。
いや、実際、京都に来たのに新撰組しか見てないのってどうよ?と思いはしたので、この日は大名旅行をあてこんで、観光バスを利用することに決定。
阪急ではなく、JRで京都駅まで進出してきました。
京都駅目前の京都タワー。京都タワー 名所・史跡
-
観光バスは京阪の定期観光バスを利用。乗り場は烏丸口を利用しました。
あまり時間をとられたくないため、必要最小限の半日コース(金閣、銀閣、清水寺のみ)を選択。所用時間は4〜5時間、費用は大人5200円です。
出発は9時と10時半の2回。当初、当日の朝、京都駅への移動中にスマホで予約した時は9時の回は満席で仕方なく10時半を予約しましたが、窓口で発券してもらう時に「9時出発のお客様が多いので、バスを1台増便します」とのことで、9時に出発することができました。 -
バスは京都駅から堀川通を北上し、西本願寺、二条城、清明神社に北の天満宮を車中から見学。
バスガイドさんはやはりプロだなあ、と思います。面白おかしく興味を引かせつつ、巧みに京の街を車窓からガイドしてくれます。 -
金閣寺に着いておりしも雨が振り出し、生憎の雨中の見学となりました。まあ、風情はあるものです。
観光バスの代金5200円の中に、各所の拝観料とちょっとしたお土産代が含まれています。ここでは金閣寺のお札を頂きました。 -
雨が降って来たので足早に見学を終え、駐車場近くのお土産屋さんで車中で食べるお菓子を購入。生八つ橋です。
お土産物でよくある餡子入りのものではなく、皮だけのもの。
柚餅子やスアマが好きな私たち家族は速攻で完食いたしました。
ニッキ味と抹茶味の二種類です。 -
金閣寺を出たあと、今出川通りを東行し、銀閣寺まで。
車中から哲学の道を見学・・・どうってことのない、ただの小道です。
この頃には雨も上がり、蒸し暑い陽気が戻ってきました。 -
さて銀閣寺。
金閣寺とくらべてショボイと有名ですが、なかなかどうして、庭園は散策するに楽しい場所でした。
目に青葉、といいますか。詫びを感じる建築物と、涼を感じさせる緑が鮮やかでした。 -
拝観すると500円ですね。
こちらも観光バスの代金に含まれているので、そのままバスのチケットを見せて拝観いたしました。(もちろんお札も着いています)
京都初日は幕末紀行ですが、この日は室町でGOといった感じです。
-
銀閣寺のあとは清水寺へ。
清水寺参道の駐車場でバスを降り、バス会社と提携したお土産物屋さんの前で記念品を頂きます。(絵はがきと油取り紙)
こちらで50分ほど昼食休憩。
観光バスにはこちらの食堂での5%割引券も着いていますが、私達家族は敢えてこの食堂を使わず、心引かれる食堂を求めて参道を上がっていきます。 -
見つけました。その名も「夢二カフェ」
レトロチックな外観に引かれ、観光地価格で高額だろう値段も無視し、ずんずんと入って行きます。
あとでホームページで調べたところ、五龍閣という国の重要文化財の建築物ということでした。 -
内観はこんな感じです。
この中に竹久夢二の絵が沢山飾られています。
入り口が参道から奥まった所にあるのと、看板のある建物の入り口から実際の店までホテルのロビーのような空間があるのとで、少し分かり辛いかもしれません。
結果、お昼時なのにイイ感じに空いていました。 -
メニューです。
旦那は「今日野菜のカレー」、私と娘はハンバーグにしました。
それなりのお値段なので美味しくて当たり前と思いますが、ハンバーグは肉の味がちゃんとする(そしてナツメグの香りも芳ばしい)良い意味で手作り感溢れるものでした。 -
昼食が終わって再び集合し、バスツアーの面々と参道を昇っていきます。
清水の参道はお土産屋さんが沢山ならび、ウィンドーショッピングだけでも楽しく過ごせそうです。 -
清水の山門前で記念撮影。
記念撮影するカメラマンを取って差し上げました(笑)
写真代は料金に含まれておりません。1200円で別途ご希望の方のみの販売となっております。 -
清水の舞台。
清水の舞台は実際に立つよりも、遠くから眺める方が絵になると思います。 -
清水境内にある茶店「六花亭」。娘が好物の御手洗団子をいただきました。
みたらし団子は京都の下鴨神社の発祥だそうです。
神社にある泉に湧き出る泡を模しているとかで、団子の形は小さく、人間の五体を表しているが故に串には五つの団子が刺されているそうです。
おいしかったですよー。
その場で焼いてくれるので、表面がパリッと芳ばしく、甘いタレと絶妙に絡んでいました。 -
神社内の見学を終わり、各自参道を下ってバスまで戻ります。
駐車場近くにあった「風神堂」さん、和風デザインの布小物を取り扱っているようです。 -
そこで旦那が購入した道中財布。
いいなあ・・・男の人は小銭とお札をよく分けて格納しますよね。これは小銭はちょっと無理かもしれません。
お札とカード用。粋なデザインですよね。 -
さてさて、写真は車中から撮影したコンビニエンスストアの「ローソン」。その他セブンイレブンも地味な外観でした。京都の景観を損ねないように市の条例で規制されているようですね。
消火栓も赤や銀の外観ではありませんでした。 -
そんな訳で、9時に出発した観光バスが、再び京都駅に戻って来たのは14時丁度。
まだ行ける!
まだ遊べる!!
ということで、京都駅から電車を乗り継ぎ再び大宮駅へやってきました。
そこで。鉄ヲタまでとは行かずとも、鉄道スキーの旦那が乗りたがっていた嵐山電鉄、通称「らんでん」に乗り込みます。 -
嵐電はどの区間のっても一律大人200円。
子供は夏休みのエコロジー企画だかで無料でした。(乗り降りの際に「えこさまです」と言えば無料と言われたが、何も聞かれなかったので何も言わなかった。)
どの電車も一両編成。
チンチン電車のように、途中、一般道路を走ります。 -
嵐電でどこへ向かったかと言いますと・・・
「東映太秦映画村」。時代劇ファンにはたまらない場所でございます。
時代劇ファンでもなんでもない旦那ですが、一度訪れたかったそうです。
大人一人2200円・・・結構いい値段します。 -
映画村の中はいわゆるオープンセット。
明治や江戸が再現された町並みは嫌が応でもテンション上がります。しかも「銭形平次の家」とかあったりして、時代劇ファンなら「あ、ここはあのシーンで使われていた!」的な楽しみ方ができますよ。 -
ここでも新撰組。
屯所として利用したようなセットの前でご満悦の娘です。 -
施設内にはコスプレして記念撮影をさせてくれる場所があって(全身で3200円くらいしたかと思います。バストショットで2000円くらいだったかな)良い記念だからと撮影することに。
実は娘が生まれる前、私と主人はテーマパークなどでこうした写真撮影をするのを趣味としていました。(おかげで、笑えるアルバムが一冊あります)
娘はお姫様や女学生には目もくれず「新撰組!隊士バージョンと局長バージョンとどっちにしよう!?」・・・だそうです。 -
で、出来上がったのがコレです。完全に自分の世界に入ってます。
完成写真は、背景のグリーンに屯所前の門を合成させています。
今まで娘の顔にモザイクをかけていましたが、あまりにも男前に出来上がってしまったので、ここではモザイクを外しておきます。(親ばか) -
東映太秦映画村は、結構楽しめますよ。
キャラクターショーや忍者修行のアトラクションなどを全面押し出しでくるので子供向けのテーマパークと思いきや、セットはかなり本格的ですし、なかなか趣深いものがあります。無料で見れる「ロケーションスタジオ」というコーナーでは、映画やドラマの撮影の技(段取りの取り方や特撮の方法)を、面白おかしく実演してくれて、すごく楽しかったなあ。
ショップコーナーには東映のDVDシリーズも売ってたりして、大人も十分楽しめますよ。
この日はクタクタになるまで遊んで、また大阪まで帰りました。 -
=4日目=
帰省最終日です。
もう遠出する気力もなく、地元大阪のシンボル「大阪城」に行きました。
JR大阪環状線内の車内吊りにあった「ゴルゴ13の世界展」。あまりにも魅力的すぎましたが、堺市まで行く気力はありませんでした・・・ -
JR環状線、森ノ宮駅からえっちらおっちら歩いて行きます。
天守閣へは「大阪城公園駅」から降りた方が近いのですが、ダイエットの一環として歩数をかせぎます。 -
天守閣。
中は展望台と博物館になっています。子供は中学生まで無料。
写真に映っている夏の空、お分かり頂けますでしょうか。この日も熱かった。
頭がクラクラするほど熱かった。 -
天守閣の展望台です。
中は8階建ての構造になっていて、5階まではエレベーターで行くことができます。 -
天守閣内の博物館。
豊臣秀吉の生涯をドラマ仕立てで見せてくれる3Dミニシアターを見学中。その他、洛中洛外図や合戦屏風絵。甲冑や刀などの収蔵品が展示してあります。
とにかく、今回の京都〜大阪旅行は全行程歴史勉強に彩られたものとなりました。娘の中に何か残ってくれるといいのですが、あまりの熱さに既に半分忘れているようです。 -
大阪城から実家に戻ると、私の母が昼食を用意してくれていました。
近所で買って来た粉ものオンパレード。
・・・炭水化物制限ダイエットしてるって言ってたのに、全てを無に帰すこのメニュー。
お粗末様でした。
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