2014/07/12 - 2014/07/12
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2014年7月に訪れた北海道旅行記です。
9は、室蘭のイタンキ浜の鳴り砂海岸を訪れ、2000年に噴火した有珠山の火口散策をしました。
今回は3輌のSL(D51560・S−205・D51953)を訪ねました。
この日は、本来なら昨夜フェリーに乗っている筈でしたが、台風8号のために欠航してしまい、一日足止めを食ってしまいました。
思わぬところで増えた一日。出来る限り有効に使うつもりで急遽予定を組みました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
「D51560」。JR室蘭駅に近い室蘭市青少年科学館の敷地の一番外れに保存されています。
中に入りたかったのですが、10時開館だったのでそれまで待っているわけにも行かず、柵の外からの覗き見です。
隣が駐車場だったので、見るには良かったです。DENZAI環境科学館 室蘭市図書館 えみらん 美術館・博物館
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「注意 油がつきます」おおっ!偉い!でかした。よくやった!と喝采を上げたくなりました。保存会の皆様、ありがとうございます。
SLをただの展示物としてしか捕らえていない所が多い中、これだけ現役時代を維持するよう努力されていることに感謝します。
個体番号がどれにでも確認できます。注意のプラカードをつなぐ針金と針金の間にも見受けられます。出来る限りこの状態が維持されますように。 -
室蘭半島の付け根付近に新日鐵住金の巨大な工場があります。そこの一角にこんなSLが保存されています。「S−205」。
昭和13年富士製鐵(現在の新日鐵)が使用していた産業用機関車です。後に鐵源(てつげん)に譲渡されました。
ここは、?テツゲンの敷地内ですが、正面玄関のある門の、右隣の門の脇に保存されているので、公道から見ることが出来ます。
場所はJR室蘭本線の輪西駅と御崎駅の中間で、線路が室蘭新道から大きく海側に逸れる部分。線路より工場側に1本道があるので、「テツゲン」の看板のある踏切を渡ると近いです。 -
「S−205」は、昭和13年10月に日立製作所で製造されました。
型式S−205だそうです。4輪連結タンク機関車と書かれています。前は、車体に派手な黄色のペイントがあったようですが、今は落ち着いた状態になっています。 -
室蘭港と反対側にイタンキ浜はあります。全国的にも珍しい鳴り砂の浜です。
この浜がアイヌ語で「音のする砂浜」という意味の名前だったことから、昭和61年に鳴り砂海岸であることが確認されました。イタンキ浜海水浴場 ビーチ
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鳴り砂海岸であることは差し置いても、この海岸は素晴らしい景勝地です。
大待宵草が群生する美しい海岸と、せり出すような岸壁。その緑豊かなこと。
そこに家々が建っていることが不思議なような情景です。白い大きな建物は、ユースホステルだそうで、その手前が潮見公園です。潮見公園展望台 名所・史跡
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イタンキ浜から南西方向を見ると、こんな風景が広がっています。もう日本ではないような状景です。
昔、モーリス・ルブランのアルセーヌ・ルパンシリーズに「奇岩城」という話がありました。こんな風に海に突き刺さったような岩をくり貫いて作った城でした。
舞台はフランスでしたが、こんな岩だったのかなと考えてしまいました。 -
日本の奇岩城は親子連れ。自然のすばらしい造形です。
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海水浴場ではありますが、泳いでいる人はまったくなく、サーファー天国でした。
ここは、太平洋ですから、いい波が来るのでしょう。思わず、山下達郎のBIG WAVEなどを口ずさみたくなりました。 -
室蘭の名所「白鳥大橋」です。釣り針型に突き出した室蘭半島の先端を結んだ吊り橋で、ライトアップされた姿が美しいです。
室蘭新道をJR室蘭駅方面に走り、終点が目前になるといきなり山あいから抜け出して夜景が見えます。これは、初めての人にとってはなかなかにドラマチックです。室蘭には夜、お越しください。白鳥大橋 名所・史跡
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昭和新山(右)と、有珠山(左)です。道央道からもよく見えます。
2000年の噴火の際には、通行不能となり、長い間分断されました。当時のICは使用不可能となったため、現在の虻田洞爺湖ICは、少し北西にずれて設置されました。
このため、元ICがあった辺りには、現ICがこの先にあることを
表示した案内板が多く設置されています。古いカーナビや地図では位置がずれてしまうからでしょう。
同様に国道230号線も位置がずれています。
私はその年の夏にここを訪れていて、旧国道230号線を途中まで走りました。
国道は道央道をまたぎ越して山を登ります。通行止めとなった高速には車がまったく無く、山腹にあった幼稚園はかろうじて難を逃れていました。
当時、噴火の予測が立っていたので、住民はすべて避難しており、雲仙普賢岳のような被害はありませんでした。しかし、土地は隆起し、たくさんの火口が出来、元通りになることはなかったのです。火口群は今、散策路ができて、歩くことが出来ます。後ほど、ご紹介します。昭和新山 自然・景勝地
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道央道名物「グラマラス・フォックス」(個人的な名称です)。
北海道の標識には「緑のたぬき・赤いきつね」など、楽しい物がいっぱいです。 -
JR室蘭本線豊浦駅です。この駅は無人駅で、駅員さんに道を尋ねようとして困っていた時に、レッドサンダー率いる貨物列車がやって来ました。
北海道は貨物輸送が多く、レッドサンダーの機関車によく会います。金太郎のように絵がついていると、楽しいのですが。
さて、この駅で困っていると、救いの神が現れました。郵便屋さんです。彼はポストの郵便物の回収のために駅に立ち寄りました。
そこで声を掛けて中央公民館の場所を聞きました。しかし、答えは???。次いで「SLが隣にあるんですが。」と言うと、「ああ!」一発でわかりました。線路を挟んで反対側に建物が見えて
いました。
郵便局のお兄さん、ありがとうございました。おかげで助かりました。豊浦駅 駅
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さて、何故郵便局のお兄さんがSLの一言でわかったのか、もうお分かりと思います。
なんと、ポストがSLの真横にあったのです。なぜ、公民館の前ではなく、この小さな公園のSLの横にあるのでしょう。
深〜い謎ですが、おかげで私はここに辿り着くことが出来ました。楽しい出会いでした。 -
「D51953」です。昭和16年汽車製造が製造。19年までは胆振縦貫鉄道で使用。国鉄が買い取って以後、室蘭・宗谷・石北・函館・千歳・幌内各線を走り、昭和50年に廃車となりました。
国鉄部分だけの走行距離は2,359,714.1kmです。 -
国道230号線で洞爺湖に突き当たり、国道を逸れて道道2号線を東に走るとすぐに「天下一品 わかさいも」という看板を掲げた建物が見えます。ここが洞爺湖名物わかさいも本舗洞爺湖本店です。北海道のお土産コーナーでお馴染みの渡島(おしま)半島(積丹半島から函館部分)を表紙に描いたまんじゅうです。
いもと言う名前が付きますが、原材料は大福豆で、芋の筋に見立てた昆布が入っているのが特徴です。焼き芋風に見えるように、卵醤油を表面に塗って焼いてあります。
さつまいもの採れない北海道で考案されたお菓子です。
店内では「わかさいも」の他に、わかさいもを揚げた「いもてん」を揚げたてで食べることが出来ます。揚げたてなので、本家わかさいもより、いもてんの方が断然美味しかったです。洋菓子なども売っていて、喫茶コーナーで食べることも出来ますが、是非この揚げたて「いもてん」をどうぞ。
なお、類似品「いも風味」は別会社の製品です。わかさいも本舗 洞爺湖本店 グルメ・レストラン
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わかさいも本舗洞爺湖本店からは洞爺湖が見渡せます。
左の山の上には、洞爺湖サミットで一躍有名になったウィンザーホテルが見えます。噴火当時は潰れた幽霊ホテルでしたが、買収後、最高級ホテルに生まれ変わりました。
普通、オーシャンビューというと良い方の部屋ですが、ここはレイクビューの方が若干高い部屋になります。洞爺湖 自然・景勝地
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わかさいも本舗からは、引き返す形になりますが、西山火口散策路に来ました。
左は噴火資料館です。ここはかつて国道230号線でした。しかし、火口がいくつも出来て破壊され、沢がせき止められて水が溜まり、こんな風に水没してしまいました。有珠山西山山麓火口散策路 公園・植物園
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「有珠山噴火による国道230号線の変状」。ピンクの部分が隆起した所で、最高70m盛り上がりました。
先ほどの水溜りは、ピンク部分の右端にちょっとだけ水色の部分があります。そこが現在地です。
そして、ピンクの左端がかつての道央道虻田・洞爺湖ICです。 -
「西山山麓火口散策路案内図(北口)」。これを見ると全体像がわかると思います。
水没した国道は、噴火前は下り坂だったものが、隆起によって並走する町道とともに上り坂へと変化しました。
町道の方は、階段状にアスファルトが割れてしまっています。
散策路は、その階段状になった旧町道から入ります。 -
ここが散策路の入り口です。べこべこにうねっているのがわかります。
しかも、路面は左側が隆起しているため、常に体が斜めになりながら歩かなければならず、右足と左足の着地する高さが違うという状態が続くので、ただの上り坂より疲れます。 -
階段状に割れた部分です。アスファルトが割れると地中から植物が生えて、飲み込んで行きます。
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階段状になっているこの部分の噴火当時の写真です。
赤い丸の付いているところが現在地です。左に並走している国道は先が無くなって、火口から噴煙が上がっています。
この火口は、第一展望台から見ることが出来ますが、既に噴煙は収まり、草に覆われて来ています。 -
木道の右側は、先ほどの町道が続いているのですが、植物に飲み込まれ、ちょっと見ただけではわからなくなって来ています。
人類が滅亡して都市が植物に覆われるまで、そんなに気の遠くなるような年月は必要ないのだと思えます。
そういう意味で、ここは自然の回復力を測る実験場なのです。 -
頂上付近です。町道の電信柱と速度標識が見えます。
その先は、隆起した火口群に飲み込まれました。
中途半端ですが、掲載量が多いので、ここで一旦切り上げます。
10で、火口散策路の頂上付近の様子と、白老のSLを訪ねて完了とします。
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