2013/11/24 - 2013/11/24
12264位(同エリア19728件中)
ぶどう畑さん
2013.11.24(日)アドミラルティ散策、錦田吉慶囲見学、セントラル界隈散策
朝、アドミラルティを散策。海沿いの一部が公園になっていて、ワンチャイやセントラルのビル群だけでなく、対岸のカオルンを眺めることができました!
この日のメインは、城壁村の面影が残る“吉慶囲”の見学。郊外の錦田に行ってきました。
午後は、ミッドレベル・エスカレーターのあるセントラルの半山区へ。フットマッサージも体験しました!
(旅行期間:2013.11.22〜11.25)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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6時前、目が覚める。7時、朝食。
9時半の待ち合わせまで時間がある。部屋にいるより、アドミラルティ(金鍾)のビル群を見に行こうと思い立つ。
5月に来た時は蒸し暑くて、外を歩きたい気分になれなかった。到着日に地上からアドミラルティの駅に行った時、風水のビルが見えたことも、散策のきっかけとなった。 -
8時半、ホテル出発。
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(シャングリラホテル)
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地上を歩いて、統一中心の建物に入る。
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歩道橋には、早くも場所取りの人がいた。
住み込みで働いているメイドさんは、日曜日にこういうところで時間を過ごすとか。 -
あ、風水のビル!
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歩道橋の上から、ロボットみたいな力宝中心ビルやら、
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セントラル(中環)のIFCタワーやら、
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いろんなビルを眺めることができた。
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湾を隔ててカオルン(九龍)も。
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歩道橋から中心大廣ビルに入り、1階から外に出ると、右手に見えるのはワンチャイ(湾仔)のビル。
日曜の朝で人通りはなく、景色を独り占めして、ルンルン気分で歩く。 -
ふと、振り返ったら、中心大廣ビルの壁面に派手な宣伝。ビックリ〜!
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風水のビルの近くには、ピンクの花が咲いていた。
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これが香港の旗にも描かれているオーキッドツリー(バウヒニア)。
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11月〜3月にかけて咲くらしい。
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イチオシ
風水の建物の前は気持ちのよい公園になっていた。そこからの景色は抜群!
香港政府新庁舎 現代・近代建築
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イチオシ
ワンチャイの
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コンベンションセンター、
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イチオシ
セントラルの
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フェリー埠頭、
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対岸の時計塔や
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ICCタワーもよく見える。
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公園の見取り図を見つけて覗き込むと、政府総部の文字。…え?
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風水の建物、政府機関だったの???贅沢なつくりというか、なんというか…。
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ゲートのような政府総部は、上にもぽっかりと空間が。
これが風水ってものなのかねぇ。
日曜日で人の気配がないせいか、ビルというよりは、巨大なモニュメントに思えた。
頭の中に“ツァラストゥラはかく語りき”が流れる。 -
政府総部を抜けた正面ビルの壁面には、クリスマスイルミネーションらしき模様。
残念ながら、昼間に見ても、さっぱりわからず…。 -
今日は雨の予報だったけれど、どうも降りそうにない。
気温も高く、ジャケットと傘を置きに、いったんホテルに戻る。 -
地下道へと続くエスカレーターの所でMちゃんと落ち合って、アドミラルティ駅へ。
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チュンワン(荃湾)行きを、メイフー(美孚)でテュンムン(屯門)行きに乗り換えて、アドミラルティから約30分、
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カムシェンロード(錦上路)にやってきた。
錦上路駅 駅
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グーグルマップで検索したルートは、D出口からちょっと遠回りするようだったが、駅の反対側には屋台らしきものもあるし、こっちから行けそう。
でもMちゃんは、道が途切れているかもと言う。そうだね、香港だものね…。
改札を出たところで、2人でグーグルマップのプリントアウトを眺めながら、そんな会話をしていたら、若い女性が「どこへ行きたいんですか?」と声をかけてきた。
駅の職員なのか、“Station information”という冊子状の地図を持っている。 -
ガイドブックの錦田吉慶の文字を見せると、「それならバスで…。」
えっ、直線距離なら500m程度なのに…?
顔を見合わせる2人が思ったことを察したらしく、B出口から橋を渡る道を教えてくれた。 -
「今日は気温が高いから、水分補給してくださいね。地図、よかったどうぞ。」
その地図が新品でないところが香港流。 -
細い橋を渡り、
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ブーゲンビリアの花咲く路地を行く。
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車道にぶつかって、左折。
突っ切ることができれば近道の“花園”は、囲いのある低層の住宅で、植木や花を売っている園芸店ではなかった。 -
“花園”の先、舗装されてない小道に入って、
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少し行った右手に、黒っぽい壁が現れる。
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イチオシ
あれ、ここじゃない…?近づいてみる。
壁には寄付を求める張り紙。そうだよ、ここだよ!
こんな感じに吉慶囲に到着。錦田吉慶圍 建造物
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ガイドブックには「民族衣装を着たオバアサンたちがいて、カメラを向けたら10香港ドル要求される」と書かれていたが、門にいたのは普通の服のオバアサン数人。
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張り紙の寄付額は1香港ドルから3香港ドルに値上がりしていた。
コインの投入口はどこ???探していると、一人のオバアサンがやってきて教えてくれる。
あ、わざわざどうも…。 -
門をくぐってすぐ右の家は、中が見えるようになっていた。おぉ、中国っぽい!
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路地の奥のほうには、廟らしき場所。
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囲いの中は、家と家の間がとても狭く、不思議な空間。
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家はほとんどが建て替えられ、今風になっているが、
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黒っぽい壁の土蔵のような建物も残っている。
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イチオシ
かつて、いくつもあったこのような城壁村は、ほとんどが壁を取り壊し、普通の住宅地になっているそうだ。
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廟のような所を覗いてみると、
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なにやら飾られていた。
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けれど、それが何かわからなかった。
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人の家の軒先を歩くのは気が引けるものの、
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ちょっと失礼して狭い路地を探索。
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軒に絵が描かれた黒っぽい壁の家でも、
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エアコンの室外機が取り付けられ、
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新旧が入り混じっていた。
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長居できる場所でなく、
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イチオシ
あっけなく観光終了。
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ミニバスも走る道路に面した側には水路があって、昔の面影が少し再現されている。
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囲いの裏側にも回ってみる。出っ張っている所が、廟の位置と思われた。
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なんか物足りない。
「ミニバスでユンロン(元廊)に行って、そこからMTRに乗らない?」提案する。 -
Mちゃんも乗り気で、バス停に向かった。
待つほどもなくミニバスは来たが、バス停で待っていた女性が1人乗ったら満席。ミニバスは着席が原則なのだ。 -
すぐ次がやって来て、11:15、バスに乗り込んだ。
大きさはワゴン車程度。立って乗れる高さはない。 -
乗ったバスは、オクトパスカードが使えなかった。
「お金はいつ払うの?」「降りる時。」「いくら?」「えーと、6.5香港ドルかな。」
料金は、運転手席の脇の紙に書いてあるようだ。
シティバスに比べると高い! -
しばらく走ると、高層マンション群が見えてくる。そこがユンロンだった。
カムションロードの駅の周りは、のんびりとした風景で、郊外はずっとこんな感じだと思っていたが、狭い香港、どこにも高層マンション群があるようだ。
駅の近くで、乗客のひとりが運転手さんに声をかけると、バスが停まった。
これ幸いと一緒に降りる。料金は運転手さんに手渡し。
たった5分だったけど、なんだか長く感じたミニバス体験。
ミニバスは乗り降り自由らしい。ルートが決まっている乗合タクシーみたいな感じかな?
降りる時には、声をかけなければならないし、上級者向けだね。元朗駅 駅
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ユンロンの駅ビルには、パンダクッキーの“奇華餅家”が入っていた。一度ホテルに戻るので、ここでお土産用のクッキーを購入。
ユンロンからは、ライトレールという電車が出ているようで、MTRの乗り場がよくわからず、店のオネエサンに教えてもらう。
(ユンロン駅前のバスターミナル。バスが1台もなくガラガラ) -
11:35、ホンハム(紅ハム)行きに乗る。
往きはガラガラだったけれど、復りの車両は香港中心部に遊びに行く人たちで混んでいた。
メイフーで乗り換えて、12:25、アドミラルティに戻ってくる。 -
XO醤を買いたくて、パシフィックプレイスに入っている“夜上海”に寄る。
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ランチは、ホテルから道を一本隔てた“蝦麺屋”のはずが日曜で休み…。
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ここの麺には、エビがゴロゴロ入っていると聞いて、ぜひ食べたかったのに残念!
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それで、数軒先の“栄式”という店に入る。
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Mちゃんのお薦めの、皮がカリッと香ばしく焼かれた鶏肉がご飯の上に乗っているB級グルメを注文。
タレが沁みたご飯も美味しい! -
安っぽいグラスに入ったレモネードには、たくさんレモンが入っていた。
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ツレアイのAさんの用事に付き合って、チムサァチョイ(尖沙咀)に行くことになっているMちゃんと、15時過ぎにIFCモールで待ち合わせることにして、13時、いったんホテルに戻る。
(ホテル角のサンドイッチなどを売る店)OZO ウェスレー ホン コン ホテル
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テレビでは、ジャッキー・チェンの“ベスト・キッド”という映画をやっていた。見ているうちに、とっても疲れていることに気づく。
でも、IFCモールに入っているシティスーパーのエコバックを買いたいし、ミッドレベル・エスカレーターにも乗りたい…。
テレビを切り上げ、14時半、ホテルを出る。 -
そうだ、スリーパシフィックプレイス前から6番のバスに乗れば、セントラルのバスターミナルに行けると言っていたっけ。
アドミラルティ駅まで行くのもかったるく、停留所へ。
腰を下ろせる場所を見つけて、すかさず座る。この疲労感、ヤバイ…。 -
6Xのバスがすぐに来て、1階に座る。
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途中の景色を楽しみながら、
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14:45、セントラルのバスターミナルに到着。
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さ〜て、IFCタワーは…?
どこからでも見える高いビルだが、近すぎるとわからない。 -
道を渡って、湾方向に行くと香港駅の表示があった。うん、やっぱりこのビルだ。
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階段を上がった右手に手荷物預かり所を発見。
明日、荷物のチェックインできなかったら、ここに預けよう。 -
IFCモールをあてずっぽうに歩くうち、シティスーパーに辿り着く。
外国製品や高級品を扱う、日本で言えば“紀伊国屋”のようなスーパーのエコバックは、色合いもお洒落。
でも、お土産に配ってしまい、自分の手元に残らず、買い求めに来た次第。パレス IFC 劇場・ホール・ショー
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目的達成して、Mちゃんにラインで連絡しようと思ったら、つながらない…。
時刻は15時。休めるところを探して、歩いていくとゴディバがあった。
Mちゃんの待ち合わせの希望は、ゴディバの前。そのゴディバが見つかって、ホッとしたところに電話がかかってきた。
「あと、20分くらいで行けると思う。今、どこ?」「ゴディバ、見つけたよ!お店の前にいるね。」
疲れて、エスカレーターの脇、床から一段高くなったところに座って、Mちゃんが来るのを待った。 -
イチオシ
15:40、無事落ち合えて、ミッドレベル・エスカレーターに向かう。
まだ元気が残っているようだ。カラータイマーがピコピコしてきたたら、お茶にしよう。ヒルサイド エスカレーター (中環至半山自動扶梯) 建造物
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当初、この日の午後は、ヴィクトリア・ピークに行く予定を立てていたが、日曜日はトラム乗り場に長蛇の列ができると聞いて、ミッドレベル・エスカレーターに変更。
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1993年に作られたエスカレーターは、全長800メートル。
長〜いエスカレーターなのかと思ったら、短いエスカレーターをいくつも乗り継ぐようになっていた。 -
「今は上りだけど、朝の通勤時間帯は下りになるんだって。片道しかないから、帰りは歩いて降りるの。」
ゲゲッ、そうだったか…。聞いた途端、先に進む気が失せる。
「途中、エスカレーターの両側にお店があったりしてにぎやかなんだけど、上のほうは住宅街で、あんまり面白くないかも。」
今すぐ引き返したいくらいだが、「じゃあ、途中で戻ってこよう。」一応言う。 -
「あのさ、フットマッサージとか興味ないの?」とMちゃん。
タイミングよく、いいこと聞いてくれるね!
「あるー!行きた〜い!!」すかさず返事。
この近くでフットマッサージしたそうなので、その店を探しているのかと思ったら、「ヴィンテージ香港ってどこだっけ?」ガイドブックでチェックした店のことを気にしてくれる。
「え?あ、エスカレーターが大きく曲がる辺り。」 -
エスカレーターから外れて行ってみたら、
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ユーズドの店だった。
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目ぼしい物はなく、引き返す道すがら、
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パンダ・グッズを売る“モンクリエーション”に寄り道。
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イチオシ
そろそろ限界…。「じゃぁ、フットマッサージに行こう!」
「え?もうちょっと、上まで行ったほうがいいと思うよ。」 -
そ、そうだね、せっかく来たんだからね。フットマッサージするしね。
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そこから上は西洋人が多いエリア。
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イチオシ
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さらに行くと
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周りに店がなくなって、
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では引き返そうとなる。
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イチオシ
「マッサージ屋さんは、ここだったと思う…。」立ち止まったのは、翡翠中心というビル。そこにはフットマッサージの店が2軒入っていた。
1軒の看板は日本語で“足裏マッサーヅ”とある。“ジ”ではなく“ヅ”なのが笑える〜!
でも、違う名前だったらしい。香港は店の入れ替わりが激しいそうだ。
周辺にもフットマッサージの店がいくつか。ま、とりあえず、この“マッサーヅ”、覗いてみよう。 -
16:15、エレベーターで“リラックス・シティ”という店へ。
料金は、30分で158香港ドル。
決めかねて、上の階のマッサージ屋さんをチェックしに行ったら、男性従業員が暇そうに廊下に座っていた。入りたくない雰囲気で引き返す。 -
このちょっとの間に、お客さんが数組入ってしまった…。
短パンに履き替えてくださいと、別室に案内され、足湯に浸かりながら、出されたお茶を飲んで待つ。
人手が足りないとみえ、足湯もすっかりぬるくなった頃、やっと“マッサーヅ”が始まる。
足裏はなんでもなかったが、スネは痛〜〜〜い!!!
足が羽根のように軽くとはならなかったものの、待たされたおかげで、ゆっくり休めた。 -
17時半、外に出ると暗くなっていた。
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ガイドブックを頼りに、セントラル駅近くのビルの2階に入っているお茶屋さんで“花茶”を買う。
日本語が通じるから載ってるのかな?というような、取り立てて特徴のない小さな店だった。
トラムに乗って帰る予定が、長蛇の列でMTRに変更。
アドミルティの地下通路を歩くうち、服が濡れている人を見かける。傘を持つ人もいる。
案の定、雨が降り始めていた。
ホテルに戻って着替えるのはあきらめ、Mちゃんのマンションへ。
すれ違いを心配していたAさんはまだ部屋にいて、3人で出かける。
あっという間に、雨は土砂降り。
運よくやってきたタクシーを捕まえ、ワンチャイのレストランに向かう。 -
この日の夕飯は、大きな水槽もある広東料理の“リーガーデン(Lie Garden)”。
リー ガーデンズ (利園) ショッピングセンター
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まずは、ビールで乾杯!
Aさんお薦めのクリスピー・ローストポークが絶品! -
選んでくれる料理はどれも美味しい!
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シメのお粥は、おこげ風。
スープを加えると、ジャーっと音がした。 -
デザートも美味しく、
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大満足のディナーとなる。
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雨は一時的だった。
食事が終わった20時過ぎにはあがり、歩いて帰ろうとなる。
途中、かつて質屋だった“ザ・ポウン”の前を通る。
5月にトラムから見た建物は、こんな所にあったのか。
ウェルカムスーパーでちょっと買い物をして、20:45、ホテルに戻る。
21時半、バタンキュー。和昌大押 建造物
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