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三池炭鉱の関連施設は、「明治日本の産業革命遺産」として、ユネスコの世界遺産登録を目指しています。<br /><br />大牟田市は私が幼少期を過ごした町で、改めてその歴史を知る旅となりました。<br /><br />世界遺産登録にはまだ課題も多いと思われますが、貴重な近代化産業遺産は、見所が多い観光スポットです。

世界遺産候補の三池炭鉱の産業遺産を廻りました。

46いいね!

2014/07/19 - 2014/07/19

67位(同エリア167件中)

4

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ミスターD

ミスターDさん

三池炭鉱の関連施設は、「明治日本の産業革命遺産」として、ユネスコの世界遺産登録を目指しています。

大牟田市は私が幼少期を過ごした町で、改めてその歴史を知る旅となりました。

世界遺産登録にはまだ課題も多いと思われますが、貴重な近代化産業遺産は、見所が多い観光スポットです。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ショッピング
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車

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  • 福岡市内より、車で約1時間半、大牟田市内の諏訪公園に着きました。

    福岡市内より、車で約1時間半、大牟田市内の諏訪公園に着きました。

  • 非常に広い公園です。

    非常に広い公園です。

  • 「郷土の丘」というエリアです。

    「郷土の丘」というエリアです。

  • 大牟田の歴史・文化を壁画で紹介しています。<br /><br />有名なお祭りの、大蛇山です。

    大牟田の歴史・文化を壁画で紹介しています。

    有名なお祭りの、大蛇山です。

  • 三池の由来の壁画です。

    三池の由来の壁画です。

  • 炭鉱の風景画です。

    炭鉱の風景画です。

  • 諏訪公園の近くの石炭産業科学館です。

    諏訪公園の近くの石炭産業科学館です。

    大牟田市石炭産業科学館 美術館・博物館

    三池炭鉱を紹介しています by ミスターDさん
  • 大牟田の石炭産業の歴史を展示しています。

    大牟田の石炭産業の歴史を展示しています。

  • 坑夫の画

    坑夫の画

  • 採炭用の機械です。

    採炭用の機械です。

  • 石炭を運んだ炭車です。

    石炭を運んだ炭車です。

  • ロードヘッダーといわれる機械です。

    ロードヘッダーといわれる機械です。

  • 高速で回転しながら、石炭を掘っていきます。

    高速で回転しながら、石炭を掘っていきます。

  • 当時の坑夫の装備を付けてみました。

    当時の坑夫の装備を付けてみました。

  • 企画展として、鉄道展も開催されています。

    企画展として、鉄道展も開催されています。

  • 鉄道展

    鉄道展

  • 三池炭鉱の育ての親といわれる、團琢磨氏の像です。<br /><br />若くして初代事務長となり、炭鉱の近代化に努められました。<br /><br />次は石炭の積出しのため造られた、三池港に行っています。

    三池炭鉱の育ての親といわれる、團琢磨氏の像です。

    若くして初代事務長となり、炭鉱の近代化に努められました。

    次は石炭の積出しのため造られた、三池港に行っています。

  • 三池港です。

    三池港です。

    三池港と光の航路 自然・景勝地

    石炭の積出港として栄えました by ミスターDさん
  • 航空写真です。

    航空写真です。

  • 石炭の採掘が終わり、現在は少し寂しい港です。

    石炭の採掘が終わり、現在は少し寂しい港です。

  • 港付近には大規模な工場施設があります。

    港付近には大規模な工場施設があります。

  • シグマパワー 三池発電所の工場です。

    シグマパワー 三池発電所の工場です。

  • 旧三井港倶楽部に来ました。<br /><br />明治時代に建てられた、西洋建築です。

    旧三井港倶楽部に来ました。

    明治時代に建てられた、西洋建築です。

  • 敷地内にある、大浦坑の跡と、團琢磨氏の胸像です。

    敷地内にある、大浦坑の跡と、團琢磨氏の胸像です。

  • 建物は政財界の社交場や、船員の休憩所として利用されました。

    建物は政財界の社交場や、船員の休憩所として利用されました。

  • 現在はレストラン・結婚式場として活用されています。

    現在はレストラン・結婚式場として活用されています。

  • 内部の見学は自由です。

    内部の見学は自由です。

  • 昭和天皇がお越しの際に使われた、応接セットです。

    昭和天皇がお越しの際に使われた、応接セットです。

  • 2階の会議室です。

    2階の会議室です。

  • 美術品などが展示されています。

    美術品などが展示されています。

  • 伊藤博文公の書です。

    伊藤博文公の書です。

  • ぜひ、旧三井港倶楽部にお越しください。<br /><br />食事もお勧めです。

    ぜひ、旧三井港倶楽部にお越しください。

    食事もお勧めです。

  • 大牟田市役所です。<br /><br />昭和初期の官庁建築で、中央の塔屋、左右対称の建物が特徴です。

    大牟田市役所です。

    昭和初期の官庁建築で、中央の塔屋、左右対称の建物が特徴です。

  • 大牟田、応援しています。

    大牟田、応援しています。

  • 宮浦石炭記念公園に来ました。

    宮浦石炭記念公園に来ました。

    宮浦石炭記念公園 公園・植物園

    宮浦坑跡に広がる公園です by ミスターDさん
  • 宮浦坑の跡で、高さ31mの煉瓦造りの煙突が残っています。

    宮浦坑の跡で、高さ31mの煉瓦造りの煙突が残っています。

  • 列車です。

    列車です。

  • 炭鉱口です。

    炭鉱口です。

  • 慰霊碑です。<br />戦時中に多くの中国の方々が、過酷な労働で亡くなられました。<br />忘れてはならない、戦争の歴史です。

    慰霊碑です。
    戦時中に多くの中国の方々が、過酷な労働で亡くなられました。
    忘れてはならない、戦争の歴史です。

  • 炭鉱は閉山しましたが、炭鉱鉄道は現在も使用されており、化学工場が建ち並んでいます。

    炭鉱は閉山しましたが、炭鉱鉄道は現在も使用されており、化学工場が建ち並んでいます。

  • 時代はさかのぼり、江戸時代に作られた、早鐘眼鏡橋の見学に来ました。

    時代はさかのぼり、江戸時代に作られた、早鐘眼鏡橋の見学に来ました。

    早鐘眼鏡橋 名所・史跡

    石造アーチ型の水路橋です by ミスターDさん
  • 施錠されていますので、隣の後藤米屋さんで申し込みして、鍵を開けてください。

    施錠されていますので、隣の後藤米屋さんで申し込みして、鍵を開けてください。

  • 用水のための石造アーチ型の水路です。

    用水のための石造アーチ型の水路です。

  • 現在は水は通っていませんが、当時は貴重な水路でした。

    現在は水は通っていませんが、当時は貴重な水路でした。

  • 竪坑櫓が残る、宮原坑に行ってみます。<br /><br />途中に残る、当時の炭鉱鉄道の跡です。

    竪坑櫓が残る、宮原坑に行ってみます。

    途中に残る、当時の炭鉱鉄道の跡です。

  • 石炭や労働者を運んだ鉄道の跡です。

    石炭や労働者を運んだ鉄道の跡です。

  • 三池炭鉱 宮原坑跡に着きました。

    三池炭鉱 宮原坑跡に着きました。

  • 鋼鉄製の櫓と、レンガ造りの巻上げ室が残されています。

    鋼鉄製の櫓と、レンガ造りの巻上げ室が残されています。

  • 日曜日は内部公開されています。<br /><br />本日は土曜日で、外観のみの見学でした。

    日曜日は内部公開されています。

    本日は土曜日で、外観のみの見学でした。

  • この宮原坑や宮浦坑、万田坑など、團琢磨氏が経営を拡大して、日本最大の炭鉱となりました。

    この宮原坑や宮浦坑、万田坑など、團琢磨氏が経営を拡大して、日本最大の炭鉱となりました。

  • 当時は囚人が採炭に従事しており、彼らから「修羅坑」と恐れられた、過酷な場所であったそうです。

    当時は囚人が採炭に従事しており、彼らから「修羅坑」と恐れられた、過酷な場所であったそうです。

  • 現在は観光客もほとんど無く、その歴史を静かに物語っています。

    現在は観光客もほとんど無く、その歴史を静かに物語っています。

  • 三井炭鉱 万田坑跡に着きました。<br /><br />こちらは、大牟田市の隣の、熊本県荒尾市にあります。<br /><br />展示室の情報ステーションです。

    三井炭鉱 万田坑跡に着きました。

    こちらは、大牟田市の隣の、熊本県荒尾市にあります。

    展示室の情報ステーションです。

  • 万田坑を紹介しています。

    万田坑を紹介しています。

  • 当時の模型。

    当時の模型。

  • 入場料は大人が410円で、ガイドさんが付いていただけます。

    入場料は大人が410円で、ガイドさんが付いていただけます。

  • 第二竪坑櫓と建物群です。<br /><br />人や資材を昇降していました。<br /><br />石炭を上げていた、第一竪坑櫓は解体されて、残っていません。

    第二竪坑櫓と建物群です。

    人や資材を昇降していました。

    石炭を上げていた、第一竪坑櫓は解体されて、残っていません。

  • 事務所の建物です。

    事務所の建物です。

  • 社宅へ抜ける、人道トンネルです。

    社宅へ抜ける、人道トンネルです。

  • 坑口です。

    坑口です。

  • 運搬用のトロッコです。

    運搬用のトロッコです。

  • 人が昇降したケージ。<br />約20人が乗り、地下へ向かいました。

    人が昇降したケージ。
    約20人が乗り、地下へ向かいました。

  • 坑口は現在は、ふさがれています。

    坑口は現在は、ふさがれています。

  • 巻上機室内の風景です。

    巻上機室内の風景です。

  • 人や資材を昇降させる、ワイヤーです。

    人や資材を昇降させる、ワイヤーです。

  • 明治35年(1902年)に稼動して、昭和26年(1951年)に閉坑しました。

    明治35年(1902年)に稼動して、昭和26年(1951年)に閉坑しました。

  • 急速な近代化を成し遂げた、明治日本の産業革命遺産です。

    急速な近代化を成し遂げた、明治日本の産業革命遺産です。

  • 第一竪坑の跡。<br /><br />当時は3千人を超える、労働者とその家族で賑わった、万田坑です。

    第一竪坑の跡。

    当時は3千人を超える、労働者とその家族で賑わった、万田坑です。

  • 後世に語り継ぐべく、世界遺産に登録申請をしています。<br /><br />来年に本登録を目指しています。<br /><br />ぜひ登録となって、観光で再び、町が活性化して欲しいです。

    後世に語り継ぐべく、世界遺産に登録申請をしています。

    来年に本登録を目指しています。

    ぜひ登録となって、観光で再び、町が活性化して欲しいです。

  • 隣接する万田炭鉱館です。

    隣接する万田炭鉱館です。

  • 無料で入場できます。<br /><br />万田坑の紹介・展示をしています。

    無料で入場できます。

    万田坑の紹介・展示をしています。

  • ビデオ放映。

    ビデオ放映。

  • 展示物です。

    展示物です。

  • 近くの勝立坑の竪坑の跡です。<br /><br />このような炭鉱施設の跡は、同じ福岡の筑豊地区にも多く見られます。

    近くの勝立坑の竪坑の跡です。

    このような炭鉱施設の跡は、同じ福岡の筑豊地区にも多く見られます。

  • 三池炭鉱の見学を終え、帰路につきます。<br /><br />熊本や鹿児島へつながる、旧三池街道です。

    三池炭鉱の見学を終え、帰路につきます。

    熊本や鹿児島へつながる、旧三池街道です。

    三池街道 名所・史跡

  • 三池街道沿いに、立花家三池藩の居館跡があります。<br /><br />現在は三池小学校となっており、私が通いました。

    三池街道沿いに、立花家三池藩の居館跡があります。

    現在は三池小学校となっており、私が通いました。

  • 藩主の館に向かう途中にある眼鏡橋です。<br /><br />この辺りは古い町並みや風景が残っています。

    藩主の館に向かう途中にある眼鏡橋です。

    この辺りは古い町並みや風景が残っています。

  • 最後に大牟田のお土産の、草木饅頭を購入します。<br /><br />江口栄商店さんです。

    最後に大牟田のお土産の、草木饅頭を購入します。

    江口栄商店さんです。

    江口栄商店 本店 グルメ・レストラン

  • 草木饅頭は、一口サイズで、薄皮の白あんタイプです。<br /><br />お土産に喜ばれます。

    草木饅頭は、一口サイズで、薄皮の白あんタイプです。

    お土産に喜ばれます。

    江口栄商店 本店 グルメ・レストラン

  • 賞味期限が3日と短いですが、お勧めです。<br /><br />10個入りで470円ぐらいです。<br /><br />ぜひ食べてみてください。

    賞味期限が3日と短いですが、お勧めです。

    10個入りで470円ぐらいです。

    ぜひ食べてみてください。

  • 今回は大牟田市・荒尾市の三池炭鉱の施設を巡りました。<br /><br />近代化産業遺産として、非常に価値のある観光エリアでした。<br /><br />最後まで見ていただき、ありがとうございました。

    今回は大牟田市・荒尾市の三池炭鉱の施設を巡りました。

    近代化産業遺産として、非常に価値のある観光エリアでした。

    最後まで見ていただき、ありがとうございました。

    宮原坑(世界遺産) 名所・史跡

    三池炭鉱の主力坑、宮原坑跡 by ミスターDさん

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この旅行記へのコメント (4)

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  • Decoさん 2022/01/18 16:13:38
    大牟田への愛
    ミスターDさん、はじめまして。

    私も最近、三池炭鉱の関連遺産を廻っていますが、この旅行記の2014年から大きく変わっています(ご存じだったらごめんなさい)。
    宮原坑や三池港は世界遺産に登録されてから、少し整備されました。(万田坑は当時から整備されていたようですね。荒尾市の熱意を感じます)。今は宮原坑近くの炭鉱鉄道の跡が工事中で、整備されるのかも知れません。
    後藤米店は閉店したようでした。眼鏡橋の鍵はどうなっているのか…。
    港倶楽部は経営が変わって、レストランはフレンチになり、料金的には高くなっていますが、元々格式の高い施設なので、それはそれでありだと思います。
    万田坑の桜町トンネルは通行不可になっていて、一度通ってみたかった…。

    そして三池街道、残念ながら大きく姿を変えています。旅行記中の写真の左の旧陣屋町の面影を残す建物はなくなり、そのお隣にあった旧家は、なんとセブンイレブンになってしまいました。その他の古い建物もほとんどがなくなり、陣屋町の面影を探すのは困難です。
    勝立坑跡は、まったく変わってなくて(変わりようがない?)、裏側に竪坑の入口跡があるようで、廻ってみたかったけど、周囲が家庭菜園化していて入りずらくていけませんでした。

    こちらの旅行記、以前拝見していましたが、改めて読んで、大牟田への愛情に溢れた力作だと感じました。草場饅頭、私も大好きです。
                                   Deco

    ミスターD

    ミスターDさん からの返信 2022/01/20 23:28:56
    RE: 大牟田への愛
    Deco様

    コメントありがとうございます。

    大牟田で育ち、三池小学校を卒業して、約40年が経とうとしています。

    大蛇まつりや初市など、幼少の頃の思い出が今も蘇ってきます。

    私が育った三池山のふもと辺りは、当時とほとんど変わっていないようでした。

    今は九州を離れていますが、戻った時は故郷を訪れたいと思っています。

    Decoさんと共にこれからも大牟田を応援していきます。

    ミスターD
  • クックさん 2015/03/26 16:06:00
    とても参考になりました。
    前から興味があったのですがどのように観光してまわれば良いのか悩んでいました。
    わかりやすくて写真もとてもきれいでたいへん参考になりました。
    5月に温泉も兼ねて行ってみたいと思います。

    ミスターD

    ミスターDさん からの返信 2015/03/29 20:25:30
    RE: とても参考になりました。
    コメントをいただき、ありがとうございます。

    5月の観光、楽しくお過ごしください。

    クックさんの旅行記を楽しみにしています。

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