古き良き時代の面影　　大正村編　2

2014/06/28 - 2014/06/29

恵那市明智町には大正村と呼ばれる保存地区があり、建造物を中心に、当時の生活に関わるものを見ることができます。
大正時代の建物が点在している中を散策していると、地元の方に何度もお会いすることがあり、よく来てくださいました、と声を掛けられます。静かでゆったりした雰囲気が良かったです。
3時間があっという間に過ぎてしまいました。

この旅行記は前回の続編で、回想法センターの見学から始まります。
またまた珍しいものいっぱいでしたよ！

エリア 明智・上矢作(岐阜)

• 旅行の満足度: 4.0

おもちゃ資料館の方に近くの無料で見学できる回想法センターという施設を紹介していただきました。全くどんな施設かわからず、来てみると、結構大きな建物ですね。

昭和初期に開業された大塩医院の建物を利用しているようです。

入り口はここを通り過ぎ少し行ったところに案内表示がありました。
こちらが本館、先ほどの大塩医院と書かれた玄関があるほうは別館のようです。

回想法とは、介護予防、認知症予防に効果があるそうです。
全国から寄せられた大正から昭和初期のものが沢山あります。
実際のものに見て、触れて、昔を思い出し、それを語り、また次世代に伝えることを行うことで効果があるということでしょうか。

建物はかなり広いです。病院だったと思うとちょっと怖い気がします。ここは病棟だったということでしょうか。
個人の医院にしては大きいですねえ。

2階に上がってみます。

病室だったところが展示室とかになっているのかな？

長持。布団が入っています。

壁には紋付。

レトロな扇風機、かわいくって欲しくなりますね。

髪を結うのに使った櫛。

手まりを作るのに使った糸。

図書室。

皇室に関するもの。
昔はどこの家にもあったんですね。

台所用品。

陶器製の湯たんぽ。

アイロン沢山。

古ーい掃除機。
ガスストーブ。

オーバーなど。

学校の机と椅子。
サイズはちっちゃいです。

学生服。
着物。

理科の実験道具。

糸を紡ぐ道具。

玄関の下駄箱。

別館はどうやって入るかわからず、断念。

先ほど来た道を戻り、ここの交差点から大正時代館に向かいます。

大正時代館 名所・史跡

大正時代館に隣接するカフェー天久で一休み。
共通券を買ったときにドリンクの割引券がもらえましたのでここで使いました。

大正時代館 名所・史跡

ここの展示は大正時代にこだわったそうです。

このころからアイスクリームメーカーがあったんですね。

新聞売り。

雑誌。

昔の水着。

髪型が当時を物語っていますね。

次はうかれ横丁という路地にやって来ました。
昔酒やうどんを売る店が並んでいたんだそうです。

これは渡り廊下のある家。

大正の館。

大正村資料館。

上の写真の建物の奥にはとても大きな蔵があります。木造百畳敷、４階建てで、銀行の繭蔵だったそうです。

ここに沢山の展示物があります。

教科書。

英語の教科書。

数学の教科書。

塗りつぶされた教科書。

今よりずっと小さなランドセル。
刺繍が素敵。

左はまさに筆箱。

戦争で物資不足の時に考え出された陶磁器のレコード針。
日本人てすごいね。

こちらは竹製。

蓄音機の数々。

これは今でいうパンフレットか？

レコード。

オルガン。

雑誌。

籐のバッグが流行っていたそう。

帽子や巾着。

男性の帽子と履物。

正装用の衣装。

ストーブですかね。

扇風機とミシン。

商店の看板。

これは驚きました。

一人用の調理器具。
右が釜で、左が鍋用に使える。

ほんとに日本人て無駄がないね。

置き薬。

当時の新聞。

雑誌。

大正天皇崩御の新聞記事。

手動エレベーターに使われていたおもり。

消火に使われていたポンプ車。

今度は別棟へ。

台所。

洗い場。台所から下に降りていきます。

着物と箪笥。

食器などを収納している。

電話室。

レジスター。

引き出しになっている階段。

人力車。

ここでは無料のお茶のサービスもありました。

お土産も売ってあります。

次は逓信資料館。
明治8年の開局。

電話室。

古ーいポスト。

郵便配達の移り変わりを表す模型。

電話交換機。

郵便局の受付カウンター。

こちらは古い建物ではありませんが、十六銀行は建物を大正風にデザインしてあります。

違和感なく素敵なデザインです。

こんな銀行、行きたくなりますね。

これで大正村を後にして次は女城主で有名な岩村に向かいます。

続きは次の旅行記で。