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天空の城といえば、兵庫県の竹田城が有名ですが、そこには天守がありません。<br />実はもう一つ天空の城が岡山にあります。<br />そこには天守もあり、まさしく天空の城です。<br />そこを訪ねてみたくて、梅雨の晴れ間を縫って出かけてきました。<br />どうせ行くのなら、NHKの大河ドラマでやっている黒田官兵衛ゆかりの備中高松城にもついでに出かけてきました。<br />ちょうどテレビでも備中高松城の水攻めをやっていたので、結構観光客がいました。<br />高梁市の備中松山城は、思った以上によく、これで表紙のような霧があれば最高だと思います。<br />表紙の写真は案内所にあったパネルを撮ったもので、まさしく天空の城です。<br />ここ高梁市は城下町で、武家屋敷や古い街並みもあるので皆さん是非出かけてみてください。

もう一つの天空の城(備中松山城)と水攻めの城(備中高松城)めぐり

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2014/06/29 - 2014/06/29

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旅行記グループ 岡山県観光

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旅好き長さん

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天空の城といえば、兵庫県の竹田城が有名ですが、そこには天守がありません。
実はもう一つ天空の城が岡山にあります。
そこには天守もあり、まさしく天空の城です。
そこを訪ねてみたくて、梅雨の晴れ間を縫って出かけてきました。
どうせ行くのなら、NHKの大河ドラマでやっている黒田官兵衛ゆかりの備中高松城にもついでに出かけてきました。
ちょうどテレビでも備中高松城の水攻めをやっていたので、結構観光客がいました。
高梁市の備中松山城は、思った以上によく、これで表紙のような霧があれば最高だと思います。
表紙の写真は案内所にあったパネルを撮ったもので、まさしく天空の城です。
ここ高梁市は城下町で、武家屋敷や古い街並みもあるので皆さん是非出かけてみてください。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  • 山陽自動車道、岡山自動車道を乗り継ぎ、賀陽インターチェンジでおり、シャトルバス乗り場のある城見橋公園に10時過ぎに到着。<br />備中松山城へは、平日はふいご峠までマイカーでいけるのですが、土日はこの公園に車を駐車し、シャトルバスでふいご峠まで移動します。<br />この写真は、城見橋公園のシャトルバスの切符売り場です。<br />一人300円払ってシャトルバスに乗り換えます。

    山陽自動車道、岡山自動車道を乗り継ぎ、賀陽インターチェンジでおり、シャトルバス乗り場のある城見橋公園に10時過ぎに到着。
    備中松山城へは、平日はふいご峠までマイカーでいけるのですが、土日はこの公園に車を駐車し、シャトルバスでふいご峠まで移動します。
    この写真は、城見橋公園のシャトルバスの切符売り場です。
    一人300円払ってシャトルバスに乗り換えます。

  • これがシャトルバスです。<br />正確にはワンボックスカーで、ふいご峠まで約10分かかります。<br />この公園は駐車場代が不要で、第2駐車場を含めると100台以上駐車できます。<br />ここからふいご峠までの道は狭く、対向車が来ると交わす場所がほとんど無いので、平日に行くと大変だと思います。

    これがシャトルバスです。
    正確にはワンボックスカーで、ふいご峠まで約10分かかります。
    この公園は駐車場代が不要で、第2駐車場を含めると100台以上駐車できます。
    ここからふいご峠までの道は狭く、対向車が来ると交わす場所がほとんど無いので、平日に行くと大変だと思います。

  • 約10分の乗車後ふいご峠に到着。<br />平日はここまでマイカーで乗り入れできます。

    約10分の乗車後ふいご峠に到着。
    平日はここまでマイカーで乗り入れできます。

  • シャトルバスを降りて早速遊歩道で松山城を目指します。

    シャトルバスを降りて早速遊歩道で松山城を目指します。

  • これが遊歩道の入り口です。<br />ここから天守まで約700m上り坂が続きます。

    これが遊歩道の入り口です。
    ここから天守まで約700m上り坂が続きます。

  • 遊歩道はこんな感じです。<br />前日雨が降ったため、ぬかるんでいるかなと思ったのですが、比較的歩きやすかったです。

    遊歩道はこんな感じです。
    前日雨が降ったため、ぬかるんでいるかなと思ったのですが、比較的歩きやすかったです。

  • 途中からこのような階段もあります。<br />ちょっとした森林浴気分が味わえます。

    途中からこのような階段もあります。
    ちょっとした森林浴気分が味わえます。

  • 途中、高梁市内を眺めるとこんな感じで、結構絶景です。<br />高梁市は盆地で、市内を流れる高梁川があるため霧が結構でるようで、市内が霧にすっぽり覆われるときもあるようです。

    途中、高梁市内を眺めるとこんな感じで、結構絶景です。
    高梁市は盆地で、市内を流れる高梁川があるため霧が結構でるようで、市内が霧にすっぽり覆われるときもあるようです。

  • 途中、このような石垣もあります。<br />ここは中太鼓丸櫓跡で、かつて御根小屋と天守との伝達手段として使われた太鼓丸櫓だったそうです。<br />この櫓の太鼓の合図で連絡を取りあっていたそうです

    途中、このような石垣もあります。
    ここは中太鼓丸櫓跡で、かつて御根小屋と天守との伝達手段として使われた太鼓丸櫓だったそうです。
    この櫓の太鼓の合図で連絡を取りあっていたそうです

  • 途中から結構きつい階段もあります。<br />700mの遊歩道ですが、途中休憩などしていると天守まで20〜30分かかります。

    途中から結構きつい階段もあります。
    700mの遊歩道ですが、途中休憩などしていると天守まで20〜30分かかります。

  • やっと、大手門跡に到着。<br />まだ早かったせいか、観光客はほとんどいませんでした。

    やっと、大手門跡に到着。
    まだ早かったせいか、観光客はほとんどいませんでした。

  • 備中松山城の特徴である、天然の岩盤の上に石垣を築き、さらのその上に土塀をたてています。

    備中松山城の特徴である、天然の岩盤の上に石垣を築き、さらのその上に土塀をたてています。

  • 大手門を入っていくと土塀と石垣が続いています。

    大手門を入っていくと土塀と石垣が続いています。

  • 石垣も土塀もきれいに残っています。

    石垣も土塀もきれいに残っています。

  • そしてここは三の丸跡です。

    そしてここは三の丸跡です。

  • さらの天守に向かって進みます。<br />天空の城で有名な兵庫県の竹田城より城壁もきれいに残っています。

    さらの天守に向かって進みます。
    天空の城で有名な兵庫県の竹田城より城壁もきれいに残っています。

  • ここはかつて食事を作っていた御膳棚で、今ではしゃれた建物のトイレになっています。

    ここはかつて食事を作っていた御膳棚で、今ではしゃれた建物のトイレになっています。

  • 備中松山城の案内板です。

    備中松山城の案内板です。

  • やっと二の丸に到着。<br />ここからやっと天守が望めるようになります。

    やっと二の丸に到着。
    ここからやっと天守が望めるようになります。

  • この石段を登って天守に向かいます。<br />石段を登ったところに受付があり、300円を支払って天守に向かいます。

    この石段を登って天守に向かいます。
    石段を登ったところに受付があり、300円を支払って天守に向かいます。

  • 本丸の門から眺めた天守です。<br />結構絵になります。

    本丸の門から眺めた天守です。
    結構絵になります。

  • これが天守です。<br />このお城は、日本で最も高い所に天守の現存する山城(標高430m)です。<br />二層二階の典型的な山城だそうで、三層に見えるようにデザインされています。

    これが天守です。
    このお城は、日本で最も高い所に天守の現存する山城(標高430m)です。
    二層二階の典型的な山城だそうで、三層に見えるようにデザインされています。

  • 天守に上り、外を眺めると二重櫓が見えます。<br />これも国指定重要文化財です。

    天守に上り、外を眺めると二重櫓が見えます。
    これも国指定重要文化財です。

  • 天守内にはなんと囲炉裏があります。<br />篭城したとき等、ここで料理していたそうです。

    天守内にはなんと囲炉裏があります。
    篭城したとき等、ここで料理していたそうです。

  • 天守をおり、二重櫓に向かいます。<br />ここは、天守同様に天然の巨石を櫓台とした二層二階建ての構造になっています。<br />南北二つの出入り口は、北は後曲輪に、南は天守裏に通じています。

    天守をおり、二重櫓に向かいます。
    ここは、天守同様に天然の巨石を櫓台とした二層二階建ての構造になっています。
    南北二つの出入り口は、北は後曲輪に、南は天守裏に通じています。

  • こうやってみるときれいなお城です。<br />このお城の天守は、1683年、水谷勝宗によって大修復されたそうで、篭城戦を想定して囲炉裏や装束の間(切腹の間)が設けられており、二階には御社壇(神棚)があります。<br />

    こうやってみるときれいなお城です。
    このお城の天守は、1683年、水谷勝宗によって大修復されたそうで、篭城戦を想定して囲炉裏や装束の間(切腹の間)が設けられており、二階には御社壇(神棚)があります。

  • この写真は、案内所にあった霧の日の備中松山城です。<br />まさに天空の城です。<br />この景色をぜひとも眺めてみたいものです。

    この写真は、案内所にあった霧の日の備中松山城です。
    まさに天空の城です。
    この景色をぜひとも眺めてみたいものです。

  • 石垣もきれいに残っています。

    石垣もきれいに残っています。

  • ここは後曲輪です。<br />先ほどの二重櫓の北側にあります。

    ここは後曲輪です。
    先ほどの二重櫓の北側にあります。

  • 後曲輪から眺めた二重櫓です。<br />櫓とはいうものの、立派な建物です。

    後曲輪から眺めた二重櫓です。
    櫓とはいうものの、立派な建物です。

  • 天守の石垣です。<br />石垣も結構高いです。

    天守の石垣です。
    石垣も結構高いです。

  • 天守を見学後ひき帰していきます。<br />ここは大手門跡の石垣群です。<br />結構絵になります。<br />熊本城の石垣もすばらしいですが、ここの石垣も素敵です。

    天守を見学後ひき帰していきます。
    ここは大手門跡の石垣群です。
    結構絵になります。
    熊本城の石垣もすばらしいですが、ここの石垣も素敵です。

  • 引き返す際、中太鼓丸櫓跡から眺めた高梁市内です。<br />高梁市内には、武家屋敷跡や古い町並みのあります。<br />松竹映画の男はつらいよの第8作『寅次郎恋歌』の撮影も行われたそうです。<br />時間があればそこも回りたかったのですが、次の目的地の備中高松城へ移動。

    引き返す際、中太鼓丸櫓跡から眺めた高梁市内です。
    高梁市内には、武家屋敷跡や古い町並みのあります。
    松竹映画の男はつらいよの第8作『寅次郎恋歌』の撮影も行われたそうです。
    時間があればそこも回りたかったのですが、次の目的地の備中高松城へ移動。

  • 高梁市から一般道を走り、約1時間で水攻めで有名な備中高松城へ到着。<br />これが案内板です。

    高梁市から一般道を走り、約1時間で水攻めで有名な備中高松城へ到着。
    これが案内板です。

  • これは水攻めの際の毛利と豊臣側の布陣を示した案内です。<br />この辺一帯は、のどかな畑が続いていますので、これが無いとその当時のイメージが浮かびません。

    これは水攻めの際の毛利と豊臣側の布陣を示した案内です。
    この辺一帯は、のどかな畑が続いていますので、これが無いとその当時のイメージが浮かびません。

  • 観光案内所にはこの写真のような水攻めの際の模型があり、ガイドさんが丁寧に説明してくれます。<br />この模型でやっとその当時のイメージが沸いてきます。<br />でも、よく水攻めをするという発想が出たものです。<br />さすが黒田官兵衛です。

    観光案内所にはこの写真のような水攻めの際の模型があり、ガイドさんが丁寧に説明してくれます。
    この模型でやっとその当時のイメージが沸いてきます。
    でも、よく水攻めをするという発想が出たものです。
    さすが黒田官兵衛です。

  • 備中高松城址の周辺には蓮畑が続きます。

    備中高松城址の周辺には蓮畑が続きます。

  • 備中高松城址内にある、清水宗治の首塚です。<br />清水宗治切腹後、秀吉が家臣に供養等を築かせたそうで、当初は石井山にありましたが、明治時代に高松城の本丸跡ののここに移されたそうです。

    備中高松城址内にある、清水宗治の首塚です。
    清水宗治切腹後、秀吉が家臣に供養等を築かせたそうで、当初は石井山にありましたが、明治時代に高松城の本丸跡ののここに移されたそうです。

  • これは水攻めの模様を説明している案内板です。

    これは水攻めの模様を説明している案内板です。

  • 高松城址の周辺はこのような畑が続きます。<br />城の周囲が平地で、かつ堤になる小高い道があったため水攻めができたのだと思います。季節も雨の多い時期だったせいかな。

    高松城址の周辺はこのような畑が続きます。
    城の周囲が平地で、かつ堤になる小高い道があったため水攻めができたのだと思います。季節も雨の多い時期だったせいかな。

  • 蓮畑には早くも花が咲いています。

    蓮畑には早くも花が咲いています。

  • ここは二の丸跡です。<br />とはいうものの、今では水田です。

    ここは二の丸跡です。
    とはいうものの、今では水田です。

  • ここは、清水宗治が切腹したところです。<br />6月4日、秀吉が準備した小船に兄の月清入道などと乗り込み『誓願寺』を舞った後に辞世の句を読んで切腹したところです。<br />そばには辞世の句の碑もあります。

    ここは、清水宗治が切腹したところです。
    6月4日、秀吉が準備した小船に兄の月清入道などと乗り込み『誓願寺』を舞った後に辞世の句を読んで切腹したところです。
    そばには辞世の句の碑もあります。

  • ここは、清水宗治の切腹の前に月清入道の馬の口取りの与十郎と宗治の草履取りの七郎次郎が「私たちもお供する」と二人で刺し違えた所で、「ごうやぶ」と言われている場所です。<br />この後、秀吉の本陣跡に向かったのですが、案内も無く結局場所がわからず断念して帰宅しました。(もう少し、案内板等の整備をしてほしいものです。)<br />今回2箇所のお城に行きましたが、備中松山城は思った以上に良かったです。今思うと武家屋敷と古い町並みを見学しなかったのが残念です。<br />次回は高梁市内をじっくり見学したいものです。(できれば霧の出た日に天空の城を見てみたいものです)

    ここは、清水宗治の切腹の前に月清入道の馬の口取りの与十郎と宗治の草履取りの七郎次郎が「私たちもお供する」と二人で刺し違えた所で、「ごうやぶ」と言われている場所です。
    この後、秀吉の本陣跡に向かったのですが、案内も無く結局場所がわからず断念して帰宅しました。(もう少し、案内板等の整備をしてほしいものです。)
    今回2箇所のお城に行きましたが、備中松山城は思った以上に良かったです。今思うと武家屋敷と古い町並みを見学しなかったのが残念です。
    次回は高梁市内をじっくり見学したいものです。(できれば霧の出た日に天空の城を見てみたいものです)

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