
2014/05/31 - 2014/06/11
45位(同エリア145件中)
schneewittchenさん
- schneewittchenさんTOP
- 旅行記82冊
- クチコミ0件
- Q&A回答147件
- 59,910アクセス
- フォロワー12人
ロンドン、ケンブリッジ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
翌、6月4日は、チェルトナムを離れ、ロンドンへ。ここはチェルトナムスパ駅です。私は今回ロンドンより西部を中心に回ったので、主にこのFirst Great Western鉄道を利用しました。
ところで、イギリスの鉄道のサイトでは、指定席を予約するときに「静かな車両がいいか」と聞かれます。静かな車両を選択すると「quiet carriage]の席が割り当てられます。この車両では、電子機器の「ぴこぴこ」音もご法度のようですので、quiet carriageに乗る方は気を付けてください。 -
ロンドンでは西側へ向かう鉄道の発着駅であるパディントン駅から地下鉄ですぐの、West Hamstead駅のすぐそばにあるB&Bへ。ロンドンは物価がものすごく高いです。ここのB&Bは、スタッフはとてもフレンドリーでしたが、部屋はかなり簡素でした。まぁ、節約しなければね。
West Hamstead駅周囲にはそこそこオフィスやお店もありましたが、一歩路地を入ると静かな住宅街。ロンドンの地下鉄の職員さんもとっても親切で、路線図を見ていたらすぐに近づいてきて、「May I help you?」
そういえば、地下鉄内でもレディファーストで、乗客の男性が席を譲ってくれます。女性にとっては天国です (^o^; -
周囲の住宅街。
-
荷物を置いて街の中心へ。ここは高級ブティックの並ぶナイツブリッジ周辺です。建物の様式が統一され、見苦しい看板がないのでとても整っている印象。東京に行くよりヨーロッパのこうした街を歩いているほうがよほど気楽に感じられるのは、たぶん街並みが落ち着いているからでしょう。
東京オリンピックを控えて、電線や電柱がどうの、という議論があるみたいですけれども、見苦しい看板やネオンサインをすべて取り払うほうがよほど大切だと思うのです。観光立国を目指すなら、買い物でお客を呼ぶのではなく、街並みがきれい、風景がきれい、人が親切という魅力で呼びたい。こういった魅力でファンとリピーターを増やしたほうがどれほどいいか。 -
高級ブティックは私にはまるで関係がない場所なのですが(^o^;
一応ハロッズには入ってみました。日本橋高島屋とはくらべものにならないほど高級な雰囲気。しかもエスカレーターにはエジプト風の装飾が施されていてなんか怪しい雰囲気。
小さなぬいぐるみのクマさんだけ買いました。 -
ロンドンはほとんど美術館が目的でした。ここは、今年初め日本でも展覧会が行われた、プレラファエロなどの絵があるはずのヴィクトリア・アンド・アルバート美術館。
基本的には装飾芸術が展示されています。その他にも目のくらむような宝石類や銀器などがこれでもかというくらいに並べられています。 -
ヴィクトリア・アンド・アルバート美術館の中庭。ここのカフェはなぜかとても混み合っており、なんだか学食っぽかったです。
展示がとても多いので全部見るのは大変。的を絞って行かれたほうがいいかもしれません。 -
ついでナショナルギャラリーへ。ここの建物も神殿なみに立派。
ここも展示品が多すぎて見切れないので、的を絞って見学したほうがいいでしょう。
ナショナルギャラリーは、「豊かな人も貧しい人も同じように美術に触れることができるように」という趣旨で、豊かな地域と貧しい地域の中間に建てられたそうです。それにロンドンのこういった美術館は無料というところが多いです。
収蔵品の多いところはさすが大英帝国と思いました(スタッフは「昔は七つの海をまたぐ大帝国だったと自慢していました)。しかし私はむしろこういう点に「大英帝国」を感じてしまいました。 -
ナショナルギャラリーの前は有名なトラファルガー広場。いいお天気になってきました。
-
-
翌、6月5日はロンドンからケンブリッジへ。ここはケンブリッジ方面、つまりロンドンから北よりの方面に向かう電車が発着するキングスクロス駅です。
-
ケンブリッジ駅。市内中心部はここから少し離れているので、バスで中心部へ。
-
ケンブリッジ市内。今日も素晴らしい天気でよかった。
-
ケンブリッジ大学出版。学生のころ読んだことを懐かしく思い出しました。そういえば、アイスランドで出会った、ケンブリッジの院生さん、もう博士号をとられたかしら。
-
ケンブリッジはオックスフォードに比べ、かなり小さい町のように思われました。そもそも大学自体、ケンブリッジはオックスフォードから派生したのです。
-
最も立派なキングスカレッジです。まるで学問のお城のようですね。オックスフォードでは試験はだいたい終わっていたようですが、ケンブリッジはまだ試験中のようで、キングスカレッジは礼拝堂しか見学できませんでした。ここの礼拝堂はとても広く壮麗です。
ケンブリッジにも大学付属のフィッツウィリアム博物館があります。この博物館もとても立派で、美術品もかなりあります。ロンドンでナショナルギャラリーの大きさ、人の多さにちょっとたじろいだら、こちらに来てゆっくり見学されてはいかがでしょう。
絵画では、なぜかシスレーやスーラなどの点描画が多くありました。ケンブリッジに関係のある誰かが収集していたのかもしれません。 -
-
ケム川。カレッジのすぐ裏手を流れています。明るい夏の日、多くの人がパントを楽しんでいました。
-
-
-
-
オックスフォード同様、ここも広い芝生があり、というより、町全体が芝生に囲まれています。ここでサンドイッチをかじってお昼。
-
夕方、時間があったのでロンドンに戻ってテートギャラリーへ行きました。目的はターナーです。ここはテムズ川河畔にありますが、にぎやかな中心部とは少し離れた、静かな区域のようです。ここはナショナルギャラリーやヴィクトリア&アルバート美術館と違い、もっと新しいらしくて中は簡素でした。
しかし収蔵品はかなりあり、ターナーだけでも相当な数にのぼります。 -
この日はロイヤルフェスティバルホールでフィルハーモニアのチケットを予約していたので、ウォータールー近くのサウスバンクに行きました。サウスバンクというところは、テムズ川河畔の複合施設のようで、ホールの他にレストラン街などがあります。川岸は大道芸人や、岸辺をそぞろ歩く人たちで大変なにぎわい。
コンサート前、河畔のベンチに座ってしばらく川面をぼんやり眺めていました。若いころ初めてこの国に来た時、やはりこうしてテムズ川河畔に立ち、「これが外国というものなのだ・・・」とほとんど茫然として川面を眺めていた。
ウォータールー橋の下、テムズ河が流れ、人生も流れる。
思えば遠くへ来たものです。。。
夜10時近くにコンサートが終わると、空は夕暮。 -
イチオシ
ビッグベンもライトアップして素晴らしい夜景。
この旅行でお気に入りの写真の1つ。 -
ウォータールー駅。ウォータールーは繁華街のため多少は怪しげな人たちもいましたが、こわいと感じることはまったくありませんでした。もちろんあまり無防備なのはまずいと思いますが、基本的には東京と変わりありません。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
schneewittchenさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
26