ケルン在住通算５年目が案内するケルン

2007/12/08 - 2014/07/20

ケルンに住んで通算５年目、歴史があって誇れる街だ。
ケルンの大聖堂が、ど〜んとそびえたっている。ローマの遺跡もあっちこっちにゴロゴロしている。
中世の面影も残っており、大好きな街だ。たまっている写真整理してみた。

エリア ケルン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

ケルンを訪れるならICEで来るが良い。

なぜなら電車でライン川を渡ったら、すぐに大聖堂だ。

ケルンの中央駅は、でかいぞ、スリに注意しよう。

中央駅を出たら、

いきなり、でか〜い、大聖堂だ。

だから、この感動を経験したかったら、ケルンを訪れるのはICEが良い。

尖塔は天を衝く！でかい。

神々しい、神様がいっぱい。

大聖堂入り口、マリア様、イエス・キリスト。

中に入れば、凛としている。

バイエルンの窓、きれい！

ケルンの大聖堂の御本尊は、東方の三賢士。キリストが生まれたとき、神の子のお祝いにかけつけた予言士だ。ステンドグラスに描かれている。

あと、ヨーロッパの教会を訪れる時の、大事な豆知識、青い衣装をまとっているのはマリア様。

これが御本尊です。東方三賢士の聖遺物です。わかりやすく言うと遺骨です。本当かな、信じる者は救われる。

このキリストを抱いたマリア様像、衣装に、たくさんの宝石が。願い事がかなったら、一番大事な物を寄贈します。

ゲルハルト・リヒターのステンドグラス。

2007年からと新しい。第２次世界大戦で粉々になったステンドグラスのかわりと思って見ると、なんだか悲しい。大聖堂には、14発も爆弾落ちたのに無事だったんだ、奇跡だ。

大聖堂の広場にはローマ・ゲルマン博物館があります。

暴君ネロの母ちゃん、アグリッピーナ(？)です。
ローマ帝国の最北端ケルンの総督の娘だったんですね。

ちなみにライン川はローマ帝国の境界線だったのでライン川沿いの都市は全て西側が発達しています。
ちなみにケルンは、英語ではコロン(植民地)、ローマのコロニーの意味です。

ローマ・ゲルマン博物館の中です。大聖堂の広場から人が覗いています。

覗いているのは古代遺跡のモザイクです。ここは商家の居間でした。第２次世界大戦中、大聖堂の宝物を避難するため防空壕を掘ったら、2000年前のローマ時代の遺跡が出てきて、そのまま、その上に博物館を建てたのが、このローマ・ゲルマン博物館です。

鮮やかなモザイクです。保存状態は、素晴らしいです。

ローマ時代の生活が見れます。すべてケルンで発掘されたものです。

ローマ時代のケルンです。コロッセオも、あったんですね。歴史があります。手前は、もちろんライン川、ローマ帝国の最前戦です。

ケルン中世の西門です。ルドルフ・プラツ。

一部ですが中世の城壁も残っています。

ケルンは音楽の街、大道芸人も本格的、バッハです。

ジプシーの大道芸人、空中浮遊の術。

１日中、見ていても飽きない。

大聖堂の着工は1228年。ビアホールの絵、1534年まだまだ大聖堂は工事中。完成は1880年、実に600年以上かけて建設しています。

時間に対する感覚や価値観が違う。尊敬します。

ビアホールの絵と変わらない。500年間、変わってないんだね。

大聖堂の塔、登れるよ。アルトシュタット(旧市街)が一望できます。

ライン川を望むアルトシュタット(旧市街)。三角お屋根の青、白とかわいい家並み。

大聖堂、ライン川、ホーエンツォレルン橋
対岸から望む、お決まりの風景です。

恋人たち愛の誓い、ホーエンツォレルン橋。もう、いっぱいです。

夜景が、きれい！

日が暮れて青みがかった空から街のライトアップが始まり、夜が更けていくのを見るのは、とても素敵。

夏には花火大会があります。（2014年７月１９日）

ライン川にかかるホーエンツォルレン橋の下の小さなネオンは、花火を見るための屋形舟。

大聖堂に戻って

ケルンのクリスマス、大聖堂の広場で。

ケルンの少年少女合唱隊、
We are the worlｄ♪　We are the children♪

心が洗われる。

宝石みたい、

クリスマス・マーケット(大聖堂の塔の上から)

WRCドイツ・ラリーのスタートも大聖堂前からだよ。

ケルンの司教による、ハレー安全祈願？

広場を埋め尽くすバイクとバイク野郎、大聖堂と司教の組合せのアンバランスが面白い。

似合っている、絵になる。

でも、こちらかなぁ。

大聖堂の広場は、いつも、お祭り (写真はケルンのカーニバル)。

グリム童話ではないけれど、鶴の恩返しのような童話も残っているよ。

むかし、むかしはケルンの人は働かなくてよくて、夜、小人が働いてくれたんだね。音がしても絶対見ちゃいけなかったのに、奥さんが気になって見てしまったんだよね。それから小人はいなくなってケルンの人も働かないといけなくなった。

大聖堂以外にも立派な教会たくさんあるよ。入ったことは、ありませんが。

ローマン・タワー。ローマ時代の城壁の塔、普通の民家になって残っています。

緑も豊かです。

あとケルンに来たら絶対に忘れてはいけないのはケルシュ(地ビール)。

わんこビール状態で運ばれてくる、水より安い！

ケルシュのつまみは、ど〜んとドイツだ！

ソーセージに、いも、いも、いも
アイスバイン(豚足)に、シュバイネハクセ(豚のすね肉)

ふっ〜、食べきれん。

ビールがすすむ。

ビアハウスは、どこも満員。ドイツ人は議論好き。

しっかりドイツを味わおう！

ケルンの魅力は、つきません。


(関連アルバム）
ケルン最大のお祭りはケルンのカーニバルです
http://4travel.jp/travelogue/10865884

この旅行記へのコメント （2）

• tadさん 2014/09/25 16:12:55

  ご投票有難うございます。

  ケルンにお住まいですか。
  私も大聖堂が大好きです。初めて行った１９７４年のクリスマス前後に塔の上まで上がりました。塔の上にいた番人のようなかたが、歓迎してくれ、熱いジャスミン・ティーをご馳走してくれたのを覚えています。

  GuteReiseさん からの返信 2014/09/26 01:41:07

  RE: ご投票有難うございます。

  > ケルンにお住まいですか。
  > 私も大聖堂が大好きです。初めて行った１９７４年のクリスマス前後に塔の上まで上がりました。塔の上にいた番人のようなかたが、歓迎してくれ、熱いジャスミン・ティーをご馳走してくれたのを覚えています。
  
  へぇっ〜!　驚きです。
  大聖堂の上に、もう番人もいないし、ジャスミン・ティーもありません。
  １９７４年、良き時代だったんですね。