2008/12/07 - 2008/12/10
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miharashiさん
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2008年の世界一周旅行のハイライト続編。2008年の世界一周旅行の締めくくりは、ニュージーランドとオーストラリアでした。本続編は、ニュージーランドの北島と南島を二週間かけてレンタカーで周遊した記録を、最初は北島、次に南島を2つに分けて、計3篇で作りました。本旅行記は南島の前半部分で、テカポ湖のルピナス群落と白い雪をかぶったマウントクックを堪能した旅の記録を載せました。(表紙写真は、フッカーヴァレーのマウントクックとマウントクックリリー)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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12月7日夕方、オークランド5時発のカンタス航空便でクライストチャーチに6時半ごろ到着。市内のバックパッカーのための安宿に宿泊。シャワーの調子が悪く、シャワールームが水びだしになってしまった(このホテルも2011年の地震でおそらくこわれたかもしれない)。夕食はまたもや市内のすし屋。
翌日(12月8日)、午前中にクライストチャーチ市内を散策。最初はクライストチャーチのシンボル、クライストチャーチ大聖堂。 -
クライストチャーチ大聖堂の塔。2011年の地震で塔の上半分が倒壊してしまったため、今となっては貴重な写真だ。
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大聖堂の内部。すっきりしていて美しい(ビデオ画像から)。
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ステンドグラスもじみだが美しい(ビデオ画像から)。
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祭壇と向き合った壁にはすてきな絵が描かれていた(ビデオ画像から)。
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大聖堂を後にして、市内を流れる市民や観光客の憩いの地エイボンリバーに歩いて行ってみた。その景色はまさにイギリス本土のシェークスピアの生家のある町に似ていた。しだれ柳の下をちょうどバント(小舟)に乗ってエイボン川をバンティングしている人たちを見かけた。
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公園のなかの小道をえさをついばむ鳥たちが占領していた。柳の木が大きくてすばらしかった(ビデオ画像から)。このしだれ柳の木は遠くフランスからもたらされたといわれている。
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カンタベリー州議会の建物。これも2011年の地震で大きな被害を受けたとのこと。
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記念碑の前のみごとなバラ(なんの記念碑か覚えていない)。
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大聖堂を反時計回りに市内を散策してきて、ようやく正面に大聖堂が見えるところにもどってきた。この近くのカフェで休憩。
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休憩後訪れた南極探検で有名なキャプテンスコットの像。
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12月ということで早くもトラムはクリスマスモード。
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第一次世界大戦に参加した兵士のために建てられた追憶の橋(bridge of remembrance)。
市内を一通り見学したあと、市内にあるハーツの事務所でレンタカーを借り出し、テカポ湖に向かう。後日わかったことだが、地震で倒壊した語学学校の近くに事務所があったようだ。 -
テカポ湖の近くに来ると、道路の両側がルピナスの花で埋まっていた。この状態が何キロも続いた。ここにきて初めてルピナスの群生に出会ったので、興奮した。
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車を止めて、道の脇に入って撮影。
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テカポ湖に到着。ユースホステルが湖畔にあり、無事チェックイン。残念ながらどんよりとした天気。湖畔はいたるところルピナスの群生地になっていた。カメラをもって散歩に出かけてみる。
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ちょっと逆光なのが残念。すごいながめだ。
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教会とは逆の方向に行ってみるとルピナスのすごい群生地に出会った。湖の水際が完全にルピナスで埋め尽くされていた。
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少し拡大。
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湖の中にまで咲いていた。
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木の周りをうめつくすルピナス。
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一部を拡大。夕食は、湖畔の日本食レストランで名物のサーモン丼を食べる。これはほんとうにおいしかった。給仕をしてくださったのはウォーキングホリデーでやってきた日本人の女性。こんなにきれいなところで働けるなんて、うらやましかった。
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翌日(12月9日)、ホステルの窓からは朝もやで対岸の山がかすんでみえない。チェックアウト時間まで待つが天候が急には回復しそうもないので、チェックアウトし、湖畔の教会に立ち寄りルピナスの群落を入れて撮影。天気は悪くても絵になる風景だ。
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教会の中には入らずに外側だけ撮影。
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ひときわ大きいルピナス。
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花には負けてしまいますが、せっかくだから記念撮影。晴れていたら、湖の色がちがっていたのに残念。このあと、テカポ湖をあとにして、ブカキ湖に向かう。
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延々と10キロ以上道の両側にルピナスの群落が続くのには驚く。花がないと非常に荒涼としてつまらない風景だ。
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プカキ湖に着くあたりから雄大な風景がみられるようになる。湖沿いの道を55キロ走るとタズマン氷河が遠望できたので、近くまで行くことにする。
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ユースの場所を確認してから、タスマン氷河に向かった。途中は荒涼とした風景が続いていた。
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駐車場に車を止めて、大きな石ころだらけの急な坂道を25分くらい上った先に氷河湖が見えるところに着いた。
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湖には大きな氷の塊が浮かんでいた。荒涼とした風景だ。
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私たちの先を歩いていたのが、双子をつれたご夫婦。なんとかごみたいなキャリーで背負って上ってきたのだ。無謀としかいいようがない。
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上ってきた悪路。下の方にブルーレイクが見える。悪路をすべらないようにして駐車場まで下り、その後ユースホステルに向かった。
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タスマン氷河からユースまでの途中の道。初夏なのでタンポポなどの野花が野原を覆い尽くしていた。
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ユースの部屋はマウンテンビュー。ユースホステルとしては立派な部屋だ。当初二泊の予定で予約したが、明日の天気が良さそうなので、二泊目をキャンセル。前払いの宿泊代は戻ってくるが、キャンセルするにはホステルに言うだけではダメで、予約先に電話をする必要があった。
夕食時、冷蔵庫に入れておいた食べ物がなくなってしまった。入れたところが共用の場所だったらしい。結局他人の食べ物と一緒にあるのを見つけて取り返えすことができた。 -
夕方近くになると天気が回復してきて、マウントクックが少し姿を現した。明日の天気はやはり良さそうだ。ユースホステルから少し離れたハーミテージホテルへ行ってみた。ほんとはこのホテルに泊まりたかったけど。高いのであきらめたのだった。ホテルの前にあるトレッキングロードをを少し歩いてみた。写真はそこで撮影。
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雲の切れ目から姿を現したマウントクック。
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12月10日、窓から山の朝焼けが見えたのであわてて撮影。よく晴れているので急いで用意して、フッカーバレートラックの登山口に向かった。
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車でフッカーヴァレーの入り口の駐車場まで行き、そこからマウントクック目指してトレッキング開始。天気は晴れだが、朝もやがたちこめ、山は見えなくなってしまったが、晴れることを信じて、歩き続けた。比較的平坦な道だが、2つのこわいつり橋を渡らなければならない。
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吊り橋。結構こわい(ビデオ画像から)。トレッキングは大した登りがなく初心者の私たちでも安心して歩けるコースだった。
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トレッキングの途中では、こんな珍しい鳥にも出会った。
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道端に咲くマウントクック・リリー。名前はユリだが、違う種類の花だ。まだ時期が少し早いのか、あまり多くは咲いていなかった。
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道は途中からほぼ平坦になり、歩くには楽なコースだ。前方は相変わらず霧が立ち込めているが、わずかに晴れ間が覗いている。たぶん大丈夫だ。
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1時間半後に目的地のフッカー湖に到着。しばらくすると、予想通り霧が薄くなってきた。やがて突然霧が晴れて、マウントクックが目の前に圧倒的な姿を現した。本当に突然だった。この時の感激は今も忘れられない。
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上の写真を夢中になって撮影している主人。湖の周りはまだ霧が立ち込めている(ビデオ画像から)。
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ようやく霧が晴れて、マウントクックが完全な姿をあらわした。まわりにだれもいない状況でのこの風景。贅沢としかいいようがない。
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マウントクックの拡大写真。標高3754m。富士山よりはちょっとだけ低いが、堂々とした山容だ。
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上の写真の左側の風景。雪をかぶった山々が屏風のように横たわっている。
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ハンギング雪渓から滝ができていた。
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何度も撮影を繰り返してしまうくらい絶景だ。
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なごり惜しいがそろそろ出発しなくては。それにしてもだれも来ないなあ。
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マウントクックを十分堪能したあとは、来た道を引き返す。後ろにはマウントクックがずっと見えている。
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何度も振り返って撮影。
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同上。
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左側の山もなかなか見ごたえがある。
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またもやマウントクック・リリーを発見。マウントクックとのツーショットで撮影。
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そろそろフッカーバレーの入口が近づくが、まだだれも上ってこない。
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パノラマで(画像をクリックしてください)。
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別のマウントクックリリー。そんなに数多く咲いていないので、見れただけでもラッキー。
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名前がわからないがマーガレットに似た花。
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フッカーヴァレーから見える最後のマウントクック。
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ほとんど見えなくなった。
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マウントクックの反対側にそびえる山。この山も十分見ごたえがある。ここまできてもだれにも会わなかった。みんな出足がおそい。ツアー客に出会ったのは上記の吊り橋を渡ってからだった。日本人の団体だった。あの高級ホテルに泊まっていたのだろう。
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11時すぎには駐車場まで戻り、マウントクック・ビレッジを後にしてブカキ湖畔を走る。ブカキ湖の向こうにはマウントクックがいつまでも見えていた。
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この季節、野ばらもみごとで、湖と空のブルーによく映えていた。
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昨日はっきりみえなかったタスマン氷河が見えた。
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レンタカーと記念撮影。この道沿いはピンクの野ばらの群生地だ。
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展望台を見つけたので、車を止めて、撮影。湖と山々が実にうつくしいところだった。
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湖の色がすばらしい。
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テカポ湖では曇っていて見れなかったきれいな湖の色が見れたので、大満足。マウントクックを後ろに見ながらクイーンズタウンめざして8号線を南下。途中またルピナスの群生を見ることができた。もう多すぎて見飽きてしまうほどだ。8号線は峠ごえがあり、雄大な景色を楽しめるのでお勧めだ。クイーンズタウンは想像以上に美しい湖に面し、山々に囲まれたすてきな町だった。(南島後半に続く)
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