2014/06/20 - 2014/06/20
151位(同エリア339件中)
まりも母さん
梅雨の中休みの夕べ、ふと思い出して、以前訪れたホタルの里を再訪してみました。
2009年には旅行記にも掲載した 笠間市の里山にある ”南指原ほたるの里”です。
2009年、2010年と続けて見に行きましたが、どちらもヘイケボタルがメインの頃でした。
大型のゲンジボタルはそれよりやや早い時期で、期間は短く、今回は、
ゲンジボタルが見られる事を期待して行ってみたのです。
夏至の前日、長くなった日の入り前から待ち、真っ暗な中をホタルが飛ぶまで、じっくり観察できました。
あじさいが咲き、棚田からカエルと鳥の声が聞こえる、静かな里山でのホタル鑑賞は
茨城のまだまだ知られざるすばらしい景色です。
2009年6月24日の旅行記
6月の夕べ、里山で蛍のひと時
http://4travel.jp/travelogue/10350296
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
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-
以前2回出かけた場所なので、大体の様子などは判っています。
いつかゲンジボタルがメインに飛ぶ時期にまた来てみたい、と思っていました。
ダンナが思いがけず早く帰宅したので、「今日は雨も降らなさそうだし、ホタル見に行ってみる?」と誘うと、二つ返事で行こう、という事に。
早速支度をして、車で出かけます。
前回はまだ完成していなかった朝日トンネルができていますので、前より楽に行かれます。
朝日峠の峠越えをしなくてもトンネルで抜けられる為、10分は早く通過できます。
あとは、茨城県立フラワーパークの前を通り、道祖神峠まで八郷地区の田舎道を走ります。 -
笠間方面から来ると、道祖神峠の山道を上がりかけたあたりになりますが、
石岡市八郷方面から来ると、峠を越えて、殆ど反対側に下りたあたりです。
道祖神峠の途中、娘から電話が来ましたが、会話の途中で、圏外になる位の田舎道です。
県道から脇道へ入る道路の入り口に看板があります。(ただし笠間方面からでないと見えにくい)
脇道を入ると、手前に臨時駐車場がありました。
前は、奥の駐車場しかなかったけど・・・。
見に来る人が増えたのかな?
帰宅後、気が付きましたが、守る会のサイトによりますと、先の道は狭いので、すれ違いが困難な為、手前の臨時駐車場へ停めて欲しい、との事でした。
脇道に入ったあたりからたくさんのあじさいがきれいに咲いているのが見えました。
南指原ホタルの里webサイト
http://www.city.kasama.lg.jp/page/page002316.html -
ここが奥の駐車場です。
一応、この場所からもホタル鑑賞ができるとなっています。目の前に棚田が見えます。
ここで、注意点!
暗くなってから見物に来る方が多かったのですが、駐車場の正面先がホタルの飛ぶ池で、
真っ暗な中 写真撮影をしている方が沢山います。
車のヘッドライトがハイビームのままで入ってくると、ホタルの池のあたりまで明かりが届いてしまい、写真撮影に迷惑です。
また、それ以上に暗い中を飛ぶホタルに余計な明るさとなりますので、
暗くなってからは手前の臨時駐車場を使った方が良いと思います。 -
駐車場はジャリ敷きの空き地です。
区画などはなく、来た人が勝手に停める感じです。トイレ、自販機などはありません。 -
駐車場前に広がるこの一体、全体にホタルが飛びますが、棚田の下あたりが一番沢山見られます。
-
散策路はぐるっと生息地を廻っています。
明るいうち、早めに来ればあじさいを見ながらの散策ができます。 -
ガードレールの見えるのが道祖神峠へ向かう山道です。
左が峠方面、右が笠間方面です。 -
棚田の下のあたりへ向かう道には小川の橋もあります。
田んぼの脇のこんな小川は、自然のままのようで、懐かしい景色になっています。 -
田んぼの上の方には民家もあります。
観光用の場所ではなく、里山の民家とたんぼのある、普通の場所なのです。
静かに鑑賞するのがマナーです。 -
あじさいがあちこちに咲いています。
でかけたのが6時過ぎ、今はもうすぐ7時と言った時間です。だんだん薄暗くはなってきました。 -
手作りのシシオドシがいい音を響かせています。
小川の水音、カエルの鳴き声、鳥の声、里山のBGMはとてもすばらしいのです。 -
前はなかった、イノシシ避けの電流の流れるワイヤーが張られていました。
このシーズン、通電しているのかは判りませんが、お子さんなどが触らないように注意が要りますね。 -
前に来た時は、わさび田と書かれていた場所はもう、わさびは作っていなさそう。
池と小川だけがありました。
小川には、小さな水車。 -
沢山のあじさいは、近くの農家さんが、15年かけて、挿し木で増やしたあじさいなんだそうです。
-
4年前とさほどは変っていませんが、あじさいの木が大きくなったかも。
前はもっと草が茂っていましたが、今日は、草の無い場所も多かったのが少し変っていたかな。 -
あやめも少し咲いていました。
-
先客が数人いらっしゃいました。中に女性がお一人居て、声をかけてこられたので少しお話をしました。
こちらは初めて来られたそうです。初めての場所なので明るいうちに来られたそうですが、
あじさいがきれいな事に感激したと、おっしゃっていました。 -
この草のあたりにヘイケボタルがいるのです。今は全く判りませんが、暗くなると光りだすのです。
-
明日が夏至なので日の入りが遅いです。7時半頃が日の入り時刻です。やっと暗くなってきました。
ホタルの写真を撮りに着ている男性も多いです。すでに2名の方がカメラを用意して待っています。 -
薄暗くなってきてから、草むらを凝視していると、ほのかな光が幻のように光り、見たのか見なかったのか、不思議な感覚になります。
そんな事を繰り返し、徐々に暗くなっていくと、ふいにその小さなひかりが空中にふわりと浮かび、ホタルが飛び始めるのです。
散策路の内側、駐車場方面にがヘイケボタル、散策路の外側、池の奥と棚田の上からはゲンジボタルが飛んできます。
ゲンジボタルの方が光が強く、飛ぶ高さも高いです。 -
写真を撮りに来ている方は、ほとんど、池の方へカメラを向け、ゲンジボタルを撮影しています。
外灯がなく、散策路にいくつかガイドのソーラーランプが小さく灯るだけの中、暗い池の奥の小さなひかりへ皆がカメラを向けています。 -
まりも母たちも一応、今日は三脚持参でホタルを撮ってみましたが、ゲンジホタルは動きが早く、高い所から低い所とあちこち飛び回るので難しいですね。
暗くなるにつれ、見物の方も増えて来ました。
前は、私たちの他2.3組しか居なかったけど、
今日は、一人で来ている方、家族連れの方など、全部で30人位居たようです。 -
これは、草むらの方の、ヘイケボタル。
こちらはまだ、最盛期には早いので、前に見た時より数は少なめ。
でも、さっきお話した女性、県内今まで行った他の場所より、数も多いし、あじさいはきれいだし、一番ここが良いと言ってましたよ。
自然発生のゲンジボタルとヘイケボタル。
里山の景色の中で癒される音を聞きながら、静かに鑑賞できるすばらしい所です。
これも、保全活動を行ってくださっている守る会とあたりの農家さんのおかげです。
この素敵な景色をずっと楽しめるように、
マナーを守って、皆で大切にしていきたい場所です。
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