6月の福島「Ａ」に出会う旅1 プルミエール箕輪にお泊り

2014/06/28 - 2014/06/29

久々の家族旅行。それも1週間前に行く事になり ささっと 見つけた宿泊プランだけ押さえて、あとはいつものようにテキトーな旅。
でも、今回は、一応「諸橋近代美術館でダリを見る」というアート鑑賞が目的です。
美術館が目的だから、梅雨の季節でもいいや〜って事です。

ホテルではアロマ香るイオンセラピーを体験、美術館でのART鑑賞、そして最後は
アルパカに会うことが出来ました。
アロマ、アート、アルパカ、とややむりくり感あるものの、「Ａ」がキーワードな旅でした。
旅行記は3部に分けて掲載します。
1 プルミエール箕輪にお泊り
2 諸橋近代美術館でダリ三昧
3 のんびりアルパカ牧場 生まれたてのアルパカに感激！！

エリア 裏磐梯・猫魔(福島)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 2.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

1週間前の日曜日、前から、どこか行こうよ〜と言っていた娘と、私が行きたいと思っていた諸橋近代美術館行きがささっと決まり、
梅雨の朝 ダンナの運転する車で、常磐道・磐越道を走り会津へと向かいました。
天気次第で、美術館は先にするか？翌日にするか？
どこを見るか？と ちょっとは考えたけど、
なにせ、ここ数年のうち、ダンナと マダム友人と 何度も行ってる福島なので、おおよそのポイントは見ちゃってます。
で、結局お天気も怪しい感じだったし、美術館の他は、何も決まらぬまま来てしまいました・・・。

途中、いきなり雨が降る箇所もありましたが、大体は曇り空。
直接ホテル・・・は早すぎなので、猪苗代湖あたりを目指して行きました。

そろそろお昼だしな・・・と世界のガラス館あたりの観光施設のまとまった場所へ。
ここは前にマダムたちと来ていますので、あんましいいお食事場所はなかったけど〜。
とりあえず、河京ラーメン館猪苗代店へ入ります。
ここには、ラーメン＆サイドメニューが食べ放題のビュッフェしかない・・・。
そんなにがっつり食べたくないわ〜。
赤ベコ神社なるものを見て、売り場をうろうろ。

ラーメンの試食をやっていました。
うむ。微妙にお腹も空いてきたので、試食が食べたくなりました。
「今、麺を茹でているので、3分お待ち下さい」と。
試食は、お土産ラーメンとして、大プッシュ中の2種類のスープから選べます。
トッピング的にかけられる、にんにくコショウとかにんにく味噌とかも置いてありました。
煮干しのダシが利いたスープのもおいしかったけどそれは5食入りパックだけ。、
お醤油味のスタンダードなタイプは3食入りがあったので、娘と私それぞれお土産に買いました。
なんて事はない、試食販売にはめられただけです・・・。

お向かいの観光施設にもあまり良さ気な食事場所が無いな〜と 食べ物屋を探しつつ 猪苗代駅の方へ移動してみました。
駅前通りは閑散としています・・・。もう使われえていないらしい郵便マークのついた建物はかつての郵便局？
この屋根も兜型の一種でしょうか、会津の方ではちょくちょく見かける形。

駅前まで来てみたけど、食堂がある位で、かなり寂しい景色。
今は夏だとは言え、かつてのようにスキー客が電車でどっさり来るって風景はもうないのだろうな・・・。

駅前は超スカで、やはり湖畔の道路の方が何かあるかも？と探しつつ戻ってみたが、結局、世界のガラス館まで特に、入ってみたそうなお店も無く、無駄にぐるっと廻っただけ・・・。

世界のガラス館まで戻って来ました。

猪苗代地ビール館の前、外にテントのようなラーメン店があり、前にそこで食べたけど、ラーメンはそこそこ美味しかった。
でも、娘が、外は寒いとか言うから、地ビール館2階のレストランで食事をする事に。

しかし、このビアレストランはダメだった・・・。
入り口で案内の人を待つものの一旦はチラミされたのにスルー。
お水やお茶はセルフなんだけどその説明も無い。
メニューには、別にビールとつまみだけでなく、ラーメンやご飯物もありました。

オーダーしたラーメンはかなりレベルの低い味。そしてなぜかご飯が付いてくる・・・。スープが美味しければ、ご飯と一緒にラーメンライスも有りなんだろうが、
スープもどうでもいい味で、ご飯の意味が判らない・・・
学食のラーメンみたいな（今の学食は美味しいかもしれないが、私たちが学生の頃のはテキトーな味でした）残念な味・・・。さっきの試食の方がずっとおいしいね・・・。
娘のソーセージのトルティーヤラップも、一口食べたが、イカーン！もう、二度と来ないと思われます。
（だから外のラーメンはチェック済みだと言うたのにぃ〜）
散々食べる所探して、やっと入ったここがこれでございました。

その後、世界のガラス館をぐるっと見ましたけれど、やはりダンナとだと買い物気分が盛り上がりません。
そんな事しているうちに、少し早めだけど、ホテルに向かっても大丈夫だろうな時間となりました。

今日のお泊りは、箕輪スキー場のゲレンデ正面にあるホテル。プルミエール箕輪
スキーシーズンでなく、梅雨だし、空いてるだろうなぁ。

チェックインは15時直前。
フロント前のロビーの拭きぬけが素敵で、この景色でまず気分が上がります。

今日のプランは、マックアースグループ1周年記念プランとか言うもので、期間限定の特別謝恩価格
3人宿泊なので、ツインにソファーがベッドにセットされたトリプルです。
マックアースグループというのは、
「リゾート再生とウインタースポーツ文化を創造する」という、会社だそう。

部屋着は厚手のロンＴっぽいもの。小さい子供用もあるみたいで、お風呂でミニチュアサイズを着ている女の子も見ました。
バスローブも付いてます。ローブやスリッパは直接お風呂へはＯＫだけど、ロビーやラウンジには行かないで、って事です。
でも、スリッパのままラウンジに来ているおばあさんいたなぁ。リゾートホテルでのそういう線引きって難しいよね。

この部屋はバスタブの他にシャワールームもついています。
トイレはバスタブの隣だけど、ちゃんとドアがあるので、夜中のトイレでも水の音が室内に響き渡る事も無く快適！
このバスルームはリゾートホテルの中でもかなりハイグレード。
大浴場（露天風呂付き）もあるから部屋のお風呂は使わなかったけど。
残念なのは、温泉ではない事。館内全てのお水は、全国でもトップクラスの天然超軟水なんだそうです。
お風呂もその水を沸かしたもの。

予約したイオンセラピー「イオラ」の時間まで、ちょっと館内を散策。
結婚式にも使われるホテルなので、ロビーの拭きぬけはとても素敵で、ここの「売り」のひとつみたい。
さっき式のも打ち合わせらしい、カップルを見かけました。

今日の宿泊パックは、超お得！
梅雨の時期、夏休み前の空いてる時っていう事もあるでしょうが、
特別謝恩価格＆通常は宿泊でも別料金の館内プールかイオンセラピーが無料で受けられる、パックでした。
雨で、景色を見て廻る事もできなかったので、館内でゆっくり イオンセラピーの方を家族3人で受けました。(男女別なく、一緒に受けられます)
マイナスイオンに満たされた40℃のお部屋で、アロマの香りとヒーリングサウンドが小さく流れる中25分間天井に映し出される宇宙の星空を眺めながら横になり、どっさり汗をかいて代謝をあげる、というリラクゼーション。
お風呂で体を温め、ジャスミンティーを飲み、専用がウンのままイオンルームに入り、
終了後は超軟水の水を飲んで、再度お風呂で汗を流す、という大体1時間半のメニューでした。
岩盤浴ほど汗は出なかったけど〜まぁ気持ちよかったかな。

お部屋に戻って、食事まで休憩。
食事時間は予約時に申し込んでありました。希望にあわない時は連絡が来るのだそう。

この宿泊プラン、部屋はお任せでしたが、
3人だったからか、スタンダードツインではなく、デラックスツインのお部屋だったみたいなのもラッキーでした。
窓は大きく、山が見えます。
反対側のお部屋はきっとゲレンデが見えるんだろうな。

食事は6時半にしておきました。
1階のサン・ダルジャンというメインダイニングで一応フレンチのコースです。
和食会席のプランもあって、その場合は、る・ばんだいという日本料理のスペースのようです。

メインダイニングは意外とこじんまり。
テーブルが14位しか無かったように思います。
ホテルの客室数に比べると小さいような気もする。スキーで混んでる時なんて、どうなるのかな？
先客は、皆 窓際の席で、私たちは一番奥へ案内されました。

椅子が、片側ソファーなの。
私たちが座った席もそう。フレンチでソファーなのは初めてだと思う。
でも、高さが合わなくて・・・って事はなかったです。
案外、ゆっくり座れてよかった。バックやカメラも横に置けるのがNICEでした。

お安いプランなので、メニューは、
オードブル/スープ/肉料理/デザート/コーヒーまたは紅茶/パン
飲み物は別に、ワインをオーダーしました。
オードブルは4品の盛り合わせ。サラダにパテの乗ったものも。
右下のパイが焼きたてならよかったけど〜結構おいしかった。

スープは一見、ポタージュ。ビシソワーズっぽいのですが、
「混ぜてお召し上がり下さい｣との事。

カップの下の方にコンソメのゼリーが入っていてその上がポタージュ。
上のポタージュだけ飲んでみたら、やや薄味で、やっぱりゼリーと混ぜて食べるように味付けされていました。
この二層式のタイプは、昔 日光金谷ホテルでも出してもらった事がありました。ガラスの器で、見えるようになっていたね。
ちょっとコネ的なのもあり、金谷の営業さんのアレンジした特別ディナーで 他のお客さんとは異なるメニューだったから、手間のかかるもの出してもらって〜と とっても感激したんだった。
自分でも作ってみたいと思ったけど・・・めんどくさくて〜やってない・・・。
夏にうれしい素敵なスープ。

メインはポークソテー。野菜たっぷりでおいしかった。
魚・肉両方が出るコースだと食べ過ぎになっちゃうから、この位のライトなコースで私は充分です。

デザートは2品盛り。ババロアのフルーツ乗せとプチケーキ。
やっぱ、まんぷくになっちゃった〜〜。

まりも母代理、久々にお供です。
でも、天気も悪いし、登場機会殆どなし・・・。
夕方から雨が激しくなってきました。
もう、ホテルに入ってからだったから問題なかったけど、明日の天気もこのままかなぁ・・・。

館内やお部屋に飾られたアートフレームは同じ画家の作品です。
泊まったお部屋にはミモザの花と妖精のような女性の絵が飾られていました。
訳のわかんない、アート作品が飾ってあるホテルもあるけど、私はこういう作品の方が好きかな。
館内ガイドブックに、○○作品のあるホテル、とか書いていあったと思うけど、その画家の名前を忘れてしもた。

翌朝です。

ロビーに面したラウンジは、今はセルフでコーヒーの飲める場所になっています。
ゲレンデの見える（小さいドアからゲレンデ側にも出られる）部屋で、
宿泊客が、新聞を読んだり、大きなテレビを見たりコーヒーを飲みながら休める場所です。

ホテルで頂いた、案内図に記載が無かったので、あるらしいカフェ＆バーがどこなのか判らなかったが、
翌日朝食場所だった、る・ばんだいへ行こうとしたら、隣にありました。
奥のランプがあるのが る・ばんだいの入り口で、木製ドアの場所がバーなんだけど、
今は営業していなかったのかも。

朝食は、「和洋膳」又は「バイキング」となっていて、選べないのですが、
この日は「和洋膳」の方だとチェックインの時に聞いていました。
日替わりで、連泊だとどっちも食べられるのかもね。
食事場所も昨夜のメインダイニングではなく、る・ばんだいの方。
シックなテーブル席のレストラン。
夕飯に会席料理を選ぶと、ここだったのでしょう。

こちらにもお部屋と同じ画家の絵が飾られていました。
これもフェアリーチックなやさしい感じの絵。今回の旅行キーワード、「Ａ」のアート鑑賞が、ホテル内でもできるのでした。

窓際の席で、眺めも良いです。
夜中、かなり降っていた雨も上がりました。
山は、雲がかかっているけど、大雨じゃなくてよかった。

最近、泊まるホテルや旅館、朝はバイキングが多いけど、今日は、お膳です。
量も内容も、私たちにはかなり満足。
和洋膳、って事だったけど、かなり和食っぽいかな。
納豆は無かった。お汁の碗は蓋の内側にも柄があってかわいい。
ご飯とお味噌汁はお代わりができます。
お茶やコーヒーはセルフでした。

る・ばんだいを出た所のアートフレーム。
館内全部にいくつ飾られているのだろう？
部屋はかなり多くて、100室近くあるみたいだから、各部屋にあるとするとかなりの数ですね。

ラウンジにはコーヒーマシンがあって、カフェラテとかが飲めるので、食後のコーヒーはこちらで飲む方が多いみたい。

ラウンジ前はゲレンデ。最近オフシーズンのゲレンデにゆりやひまわりを植えて、観光客をよぶ所もあるけど、
ここは、特に花が植えてあるとかないです。
でも、昨日は、ゲレンデ逆走ランってイベントをやっていましたよ。
福島のスキー場あちこちでそういったランのイベントがあるみたい。
スキーの時は、ダラダラした坂だと思う、最後の広い緩坂だけど、雪のない時に見れば、結構な斜度。ここを逆走するなんて〜まりも母には絶対無理。

チェックアウトは11時とゆっくりめ。でも、やる事無いから出発です。
フロント前に下りていくと、キーを預ければ、正面ドア前まで車を廻してくださるそうだけど、雨も上がっていたので、それは断って、
フロント下のグランドフロアーレベルの駐車場まで歩きました。
雪のシーズンにはありがたいサービスですね。ちゃんとお客さんの車に積もった雪も朝には取り除いてくれるらしい。

1階の下がグランドフロアー。スキー場への入り口はこちら。今はお休みだけど、ＧＦの半分はスキーシーズンはスキー客用のレストランらしい。

ひとり1万円しない安いプランだったけど、
食事もまぁまぁ良かったし、イオンセラピーも付き、ホテルやお部屋はきれいで広々でよかったです。
スキーシーズンに来るのも良さそう。でも〜もう寒いからスキーなんてあんましやりたくないんだよなぁ〜。
ここから、車で、諸橋近代美術館方面へ向かいます。
この続きは
6月の福島 Ａに出会う旅2 諸橋近代美術館でダリ三昧
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