空港と航空を考える～キューバ1

2014/05/14 - 2014/05/22

バレーボール・社会主義・ゲバラ…くらいしか思い浮かばなかったキューバ。
調べてみるとなかなか面白そうじゃないか！ってなワケでキューバに行く事にした。
千歳からは初めてのバニラエア。
LCCだから時間に厳しいぞ～思うや否や「お急ぎください」のアナウンス。
急いでカウンターに走ると…一つ前の便のだった。慌てすぎ。

なお、写真機の不具合で全体的に紗がかかった出来合いです。

エリア ハバナ(キューバ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 航空会社: エアカナダ バニラエア (運航停止)
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

成田で時間があるので、近くの“航空科学博物館”に行く。

↑零戦のコックピット。普通大人、特に若くない女は中に入らないようだが積極的に入るぞ。
この気密性じゃ、飛行中寒く酸素も薄かったろうに。

航空博物館の隣の”成田空港空と大地の歴史館”
成田空港を造るにあたって予定地に居た住民達との攻防の歴史が分かる。
なんでこんな泥沼化してしまったのか…と考えさせられるのだった。

すぐ隣にある仏塔にも足を延ばす。
飛行機の平和利用を願う為に建立されたそうだ。

↑いろんな制服のＣＡ人形

成田発17:50、乗換え地カナダ・トロントに向かう。
若者数人が缶ビールを飲みつつはしゃいで搭乗、するとCAさんに注意された。
「飛行機内からカナダになるのでそのビールは持ち込めない。乗る前に飲みきるかしてください」
外では決められた所でしか酒類を買えず飲めないカナダ。飛行機までもか…厳し！

機内で使うイヤホンも環境の為、希望者だけに配る。そして取っておいて次回も使って欲しいと。そういう事なら帰りに使うさ。
隣席の中国系カナダ人(?)にはCAさん日本語で話しかけるのに私には英語で話されつつ
“そして父になる”“永遠の0”(博物館で零戦に乗ったばかりなんでタイムリー!)など映画を楽しみ、太平洋に映る満月を愛で12時間ほどでトロントに着く。

↑博物館屋外には飛行機・ヘリがそのまま展示

乗換えるのだが、どこへ行けばいいのか解らず、日本人が多く行く方向へ行ってみる。
簡単なイミグレ窓口みたいなのを通ったものの…表示板を見るが目的の便が乗ってない。
時間も無くとりあえず勘だけで行くとちゃんと乗れた。うまく空港って造られてるもんだ。

↑博物館・昔のなんだかのヘリ

トロント〜ハバナ間のエア・カナダは飲み物サービスが無いそうだが
隣のカナダおじさま一行は、飲む！何度もお金を払ってカクテルを飲みまくる。
CAさんに「まだ飲むの？」と笑われながらも飲む。すでに気分は南国なのだ。
激眠で寝ぼけ気味の私は、おじさまがトイレに行ったか何かで席を離れた時、
他の席に移ったんだと勝手に思い込み横になって寝ていた。
そうとう眠いんだ〜と英語が聞こえたので起きたらおじさまが戻って来ていて
「俺の肩にもたれていいぞ」と大ウケされた。

↑博物館・ＹＳ11。第二次世界大戦後に初めて日本のメーカーが開発した旅客機

現地時刻21:30、キューバはハバナに到着。でも荷物がなかなか出てこない。
空港内にゴロゴロ居る何もしてない係員のように、タラタラやってるんだろうな〜
やっと荷物が出てきて、迎えの日本語超堪能なリンダさんと一緒にホテルへ。

部屋に入り、電灯のスイッチをON…真っ暗だ。フロントに言う。
係員が来る前に色々いじってたら
メインスイッチを入れてからあちこち別にONしなきゃならない事が判明。
すみませんね〜と係員には帰ってもらう、と今度はテレビが明るくなるが何も映らない。
たはぁ〜もーいーよ。これがキューバなのだ。