![橋のホコテン、カレル橋。<br /><br />橋の長さは515.7メートル、幅は9.5メートル。15のアーチの上に、砂岩の切石の橋桁が渡されている。また橋を守るために3つの塔が建てられており、とくに旧市街側の塔はゴシック様式の建築として名高い。<br /><br />1357年、当時の王カレル4世の命で、聖ヴィート大聖堂の建築家ペトル・パルレージュの指揮で建設が開始され、1402年に完成しました。<br />聖人像は聖書から題材をとったり、歴史的な聖人や英雄をモデルとしていて、その多くはバロック様式で作られています。<br /><br />古くから人形劇が盛んなチェコ。他国とは違い、チェコの人形劇は単なる娯楽ではなく文化です。<br /><br />その背景には長年に渡ってドイツを始め、オーストリアやポーランド、ハンガリーなどの周辺国からの支配を受け続けてきた歴史があるのですが、自分たちの言葉を禁じられ、大切な文化を取り上げられ、他国の政治を押しつけられたチェコ人がアイデンティティの拠り所としたのがこの人形劇です。<br /><br /><br /><br /><br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/89/70/650x_10897034.jpg?updated_at=1402822330)
2014/05/13 - 2014/05/21
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kinomukumamaさん
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橋のホコテン、カレル橋。
橋の長さは515.7メートル、幅は9.5メートル。15のアーチの上に、砂岩の切石の橋桁が渡されている。また橋を守るために3つの塔が建てられており、とくに旧市街側の塔はゴシック様式の建築として名高い。
1357年、当時の王カレル4世の命で、聖ヴィート大聖堂の建築家ペトル・パルレージュの指揮で建設が開始され、1402年に完成しました。
聖人像は聖書から題材をとったり、歴史的な聖人や英雄をモデルとしていて、その多くはバロック様式で作られています。
古くから人形劇が盛んなチェコ。他国とは違い、チェコの人形劇は単なる娯楽ではなく文化です。
その背景には長年に渡ってドイツを始め、オーストリアやポーランド、ハンガリーなどの周辺国からの支配を受け続けてきた歴史があるのですが、自分たちの言葉を禁じられ、大切な文化を取り上げられ、他国の政治を押しつけられたチェコ人がアイデンティティの拠り所としたのがこの人形劇です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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この階段を上がってカレル橋に・・
「カレル橋」はもともと、火薬塔からプラハ城へと続く「王の道」の一部として造られていて、そのことからプラハ歴史地区の世界遺産の登録建築物にもなっています。 -
橋の欄干には15体ずつ、合計30体の彫刻が並んでいて、その多くはバロック様式です。
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カレル橋最古の銅像で1629年に作られた十字架を背負うキリスト像。
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両側には聖母と聖ヨハネの石像。
カレル橋のほとんどの聖人像が石像ですがこの十字架キリスト像はブロンズで造られています。 -
1683年、このヤン・ネポムツキー像が据えられました。聖ヴィート教会に銀2トンの立派なお墓があった聖人ヤン・ネポムツキーです。
http://4travel.jp/travelogue/10895678 -
イチオシ
像の基部にあるネポムツキーのレリーフに触れると幸運が訪れるといわれ多くの人に触られたためつるつるになっています。
世界中の観光客が集まる場所なので=スリも多いとガイドさんが念押し。 -
像とは違う位置ですがヤン・ネポムツキーが川に投げ込まれた場所。
これもてかてか光っています。 -
ちょっと振り返ってマラー・ストラナ地区の橋塔2つ。
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左から聖ノルベルト、ヴァーツラフ、ジグモンド。
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進行方向に向かって。
17世紀から19世紀にかけて橋の両側の欄干に、30体の聖人像が並べられ、現在の姿となりました。
左奥:聖ベルナルドを抱く聖母マリア。 -
カレル橋の音楽隊。
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右:聖アン像。1707年作。
左:聖ヨゼフ。1854年作。 -
イチオシ
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聖ガエタヌス。1709年作。
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右:燭天使に守られた聖フランチェスコ・セラフィヌス像。1855年作。
左:聖キリルとメトディウス。 -
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リバークルーズもあります。
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カレル橋から見るプラハ城。
中央、空に突き出た尖塔は聖ヴィート大聖堂。
右の方の2本の尖塔は聖イジー教会の修道院。 -
共和国広場の市民会館で食事をしたあと人形劇を見に行きました。、
国立マリオネット劇場。 -
入口左のレリーフ。
プラハのマリオネット劇は有名です。
ここでは、毎晩、操り人形たちによる幻想的なオペラが上演されています。 -
入口の上。
特に人気なのは、モーツァルト作曲の歌劇「ドン・ジョバンニ」。 -
イチオシ
チェコのマリオネットはその抑圧された歴史から、骸骨や悪魔、魔女など不気味なマリオネットが多く、その一面を表現しているのがこれです。
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チケット売り場。恐らく彼女は若手の人形師でしょう。
チェコには至るところにマリオネット劇場があり、気軽に人形劇を楽しめるのはもちろん、国立マリオネット作家養成学校まで設立し、国を挙げてマリオネット文化を保護育成しているそうです。 -
本日の演目「ドン・ジョバンニ」の人形がお出迎え。
それにしても朝散策したホテル横のベルトラガム(モーツアルトがこのオペラを作曲したという別荘)
共和国広場のエステート劇場(このオペラを初演した)
プラハとこのオペラの縁が深いことをつくづく感じました。 -
こちらは?
ピノキオとピエロでしょう。
動物や鳥が登場する楽しく可愛い演目もあるそうです。 -
売店です。
奥に人形がありますね。チェコのマリオネットは木彫りで味があり、安くても高くても総てが1点ものの手作り製品。小さくて安いものであれば3000円前後。 -
2階席。
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フラットな1階席、座席シートは板。
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右側の壁にありました。
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演技中は撮影禁止なのでチェコ政府観光局のウエブサイトから拝借しました。
初めにモーツアルトとおぼしき指揮者(これだけは糸で操るのではなく3本の棒で下から操作)が出て来て笑いをとります。
途中にも登場します。 -
複雑な人間模様が繰り広げられる場面。
上の方に手が写っているでしょ?
これはわざとそうしているみたいです。 -
ラストシーン。
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カーテンコールで顔を出した演者たち。
右側の2人しか撮れませんでした。 -
その後旧市街広場でライトアップ観賞。
ティーン教会。 -
時計塔。
昼間登りました。
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