2014/06/06 - 2014/06/07
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旅好き長さんさん
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3年前のゴールデンウィークに大行列を並んで立山から室堂に5時間かけて行き、雪の大谷会場に到着した途端悪天候で中止になり、やむなく再度大行列に並んで必死の思いで富山市内に引き返したリベンジを込めて、再度出かけてきました。
今回は、ホテル立山に宿泊するクラブツーリズムのツアーに参加しましたので、みくりが池周辺を散策し、雷鳥をぜひとも見ようと大阪よりJRのサンダーバードで6月6日に出発。
翌7日は、室堂から立山黒部アルペンルートで扇沢に抜け、バスで金沢駅にもどり、再度サンダーバードに乗って帰るツアーです。
今回は室堂周辺での雷鳥探索とアルペンルートで扇沢に抜け、帰宅するまでをご紹介します。
正直言って今回は、天気が悪く最悪のツアーでした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 観光バス JR特急
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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-
旅行2日目(6月7日)
本来はホテル立山主催の大観峰からのご来光ツアーに参加する予定。
決行であれば朝の3時30分にモーニングコールがあるはず・・・?
目が覚めると4時過ぎ。
少し頭が痛い。まるで二日酔いのよう。
昨晩はそれほどお酒を飲んでいないのに。
標高2450mもあるので軽度の高山病かも。
モーニングコールは・・・?。
部屋から外を眺めると小雨交じりで、しかもすごい風の音。
こんな天気だと当然ツアーは中止。
でもせっかく室堂に宿泊したのだからと思い、少し明るくなった5時過ぎに暖かい服装で室堂ターミナルの展望台に出てみる。
強風と小雨交じりで残念な天気。
そのせいか観光客は誰一人なく、雪の大谷もこんな感じでひっそりしています。 -
強風と小雨の中、雪に足を取られつつみくりが池のそばまで出かけました。
途中、溶けた雪がこの寒さで氷ってアイスバーン状になっているので転びそうになる。私一人だけのため心細い。
滑ってみくりが池に落ちたら大変と思い、引き返しました。 -
ここからこの写真のみくりが池温泉に行くのも大変そう。
ただ雲の隙間から朝焼けが覗き、けっこうきれい。 -
さらに富山市内のほうを望むとうっすらと市内と富山湾が望めます。
こうやってみるとやっぱり室堂周辺は真冬です。 -
イチオシ
再度みくりが池を見ると湖面の一部の氷が解け、青色に光って綺麗です。
周辺の雪のない灌木にはきっと雷鳥がいるのだと思うのですが、この天気と雪で傍まで行くのを断念。(残念・・・。楽しみにしていたのに・・・・。)
仕方なくホテルに戻り、寒さを和らげるために朝風呂に入りました。
いいお湯でした。 -
朝食後、雨も止んできたので再度雷鳥探索に出発。
みくりが池展望台目指して、進んでいきます。
一部雪のないところがあるものの、やはり雪道で滑りそうになり結構危ない。
ホテルで借りた長くつでは、スべりやすく大変。 -
やっと雪のない遊歩道まで到着。
どこかに雷鳥がいないか周りを探すもののいない。 -
みくりが池展望台の手前まで行ったものの、雪道に慣れていない私たちはこれ以上進むのを断念。
結局、雷鳥と出会うことができませんでした。
(残念) -
みくりが池は、この写真のようにこの時期、ほとんどが氷っています。
ただ溶けたところはコバルトブルーでとてもきれいです。
後で聞いたのですが、若い女の子たちがみくりが池とみどりが池の散策道を1周して雷鳥に出会えたそうです。
この時期の雷鳥との遭遇率は高いのですが、私たちはそのそばまで行けずに断念してしまいました。
でもまた会いに行くからね・・・・。 -
この時期の室堂はこんな雪景色ですので、よほど晴れないと山の初心者にはとうてい雷鳥にはでえそうもありません。
でも次は必ず天気のいい時に出かけてみたいものです。
夏の室堂も良いですが、積雪をあまり知らない私たちにとっては、この時期の室堂も素敵だと思います。(ただ天気が良ければ・・・・。) -
室堂での雷鳥を後にして、アルペンルートを進みます。
まずは、室堂から大観峰まで立山トンネルトロリーバスに乗車します。
9時15分出発だったため観光客もまだ少なめです。 -
約10分で標高2316mの大観峰へ到着。立山ロープウェイの乗車まで少し時間があるので土産物屋さんを散策。
この売店のお芋がおいしそう。 -
さらに屋上展望台に出てみると、本来ならば赤沢岳などが望めるはずが、雲に包まれ、素敵な景色も台無し。
-
屋上展望台から黒部平を眺めるとこんな感じです。
約500mの高度差をロープウェイで降りていきます。
このロープウェイの特徴は、支柱を1本も使わない、ワンスパン方式で、日本一の長さだそうです。ちなみに支柱を作らなかったのは、ここは雪崩が非常に多いためだそうです。 -
ロープウェイにはこの改札を通っていきます。
団体ツアーは切符を購入する手間がいらず、予約もできているのでスムーズに乗車できます。(個人だと、並んで切符を買ったりして大変です) -
そしてこれが乗車した立山ロープウェイです。
大観峰駅から黒部平駅まで7分間の乗車です。
ちなみにこの客車は、2012年に更新し、現在3代目だそうです。
全長が6.3m、幅2.6mの客車です。 -
立山ロープウェイに7分間の乗車後黒部平駅に到着。
ここでも乗り換えの時間が少しあるので周辺を散策。
ここは秋の紅葉が綺麗な所ですが、現在はこんな雪景色です。 -
駅のターミナルでは、アルペンルートの各所の状況がライブで流されています。
この時の大観峰の気温は9.8℃ -
黒部ダムは、標高が低いので気温は14.1℃
-
弥陀ヶ原は黒部ダムより標高が高いものの17.3℃
-
今朝までいた室堂は、昼前にもかかわらず、標高が最も高いため6.6℃でした。
しかも雨が降っているようです。 -
これは黒部平駅の黒部湖駅行きの黒部ケーブルカー乗り場の改札です。
-
このケーブルカーに乗車して黒部湖駅まで行きます。
ここのケーブルカーは、自然環境保護と雪害防止のため日本で唯一全線地下式のケーブルカーです。 -
ケーブルカーに乗って黒部湖駅に向かって出発。
この写真でもわかるように標高差約400mほど下っていきますのでかなりの傾斜があり、最大勾配は31度もあります。 -
ケーブルカーのトンネルはこんな感じで中間部のすれ違い場所を除き、単線です。
-
ケーブルカーの傾斜がきついので、車内の座席も斜めになっています。
-
約20分の乗車後、黒部湖駅に到着。
駅についても階段を下っていきます。 -
駅の改札とトンネルの抜けて標高1470mの黒部ダムにやっと到着。
ダム湖は、雪解け水が入っているせいかほぼ満水状態。 -
この日の水深は、166mもあるようです。
ほぼ満水状態です。 -
ここはご存知の黒部ダム建設時に亡くなられた171名の方の殉職者慰霊碑です。
1957年から始まったこの工事は大変だったと思います。 -
ここから眺める景色は雄大です。
-
ここでは約1時間の自由時間があったので、まずはダム展望台に登ります。
結構急な階段を登りますので歩き疲れた足には結構負担がかかります。 -
ここは黒部ダム展望台の休憩所です。
ここからの景色は絶景です。
ただこの日は、土曜日だというのに天気が悪いせいか思ったより観光客が少なかったです。 -
イチオシ
これが展望台から眺めた黒部ダムです。
観光放水をしていないので迫力はあまりありませんが、それにしてもすごい大きさのダムです。
今年の観光放水は、6月26日から始まるようです。 -
ここが扇沢行の黒部ダム駅の改札口です。
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ここからは関電トンネル トロリーバスで扇沢に向かいます。
-
トロリーバスは、開通50周年を迎え車体もきれいにラッピングされています。
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ここは扇沢駅の黒部ダム行きトロリーバスの改札口です。
ここで、立山黒部アルペンルートを通過したことになります。
ちなみに個人で行くと立山駅からここ扇沢までの片道運賃は8,290円です。
結構かかります。
天気に恵まれると高いとは思いませんが、悪いと何か損した気分になります。
でもこれだけは運としか言いようがないので、仕方ないか・・・。 -
扇沢駅からはつあーのバスに乗り換えて、糸魚川経由金沢駅に向かいます。
ここは途中トイレ休憩で立ち寄った道の駅 小谷です。
ここでは、高級バイクのツーリングをしているグループと遭遇。
ハーレーなど大型バイクがたくさん停まっていました。
最近は中高年者のバイクツーリングが流行っているようで、私の友人も高級乗用車レベルの値段のバイクを買い、ツーリングをしています。 -
この恐竜のモニュメントは先程の道の駅の隣の公園にあったものです。
何のモニュメントかは不明ですがよくできています。 -
その後、糸魚川から北陸自動車道にのり、金沢を目指します。
その途中、この呉羽PAでトイレ休憩。 -
そのままJR金沢駅に行っても時間を持て余すので、金沢の伝統工芸の金箔細工のお店に立ち寄ります。
ここでは金箔職人さんの仕事を見学できます。 -
また見事な金箔の茶室も見られます。
ちなみにこの写真の金箔細工の茶器は数千万円もするそうです。
私のような貧乏人には目の保養をさせていただきました。 -
17時30分頃にJR金沢駅に到着。
ちょうどこの日は、金沢 百万石まつりを行っており、駅周辺は結構にぎわっていました。
この写真は駅を出たところです。 -
振り返って駅舎を見るとこんな感じです。
とても大きく、立派な駅舎です。 -
その後、定刻の18時42分発、サンダーバード42号に乗車し、大阪駅経由で帰宅しました。結局帰宅したのが23時前。
今回のツアーは、電車での移動だったため比較的楽な旅行でした。
でも一番楽しみにしていた雷鳥に出会えなかったのが、本当に残念です。
しかし後で気づいたのですが、サンダーバードも雷鳥だ。
今回はサンダーバードに乗れたのでそれに満足し、本物の雷鳥はまた次回までお預けとします。
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旅行記グループ サンダーバードに乗って雷鳥探索の旅(2014年6月)
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