2014/05/19 - 2014/05/27
208位(同エリア612件中)
sakiさん
憧れのウズベキスタン。ちょうど時間ができたので、行くなら今しかないと思い立ち、勇気を出して行ってみました。
ウズベキスタンはこれまで私が訪れた国よりも情報量が少なく、未知の国・旧ソ連・悪徳警官の噂…と小心者の私はおびえまくっていたのですが、好奇心には勝てませんでした。
結果的には、いろんなカルチャーショックもありつつ、とても楽しめました!
アシアナ航空を利用
19MAY(MON) 1250 KIX - 1440 ICN / 1750 ICN - 2120 TAS
20MAY(TUE) 0830 タシケント -(特急SHARQ号)- 1215 サマルカンド
21MAY(WED) 終日サマルカンド
22MAY(THU) 1230 サマルカンド -(特急SHARQ号)- 1500 ブハラ
23MAY(FRI) 終日ブハラ
24MAY(SAT) ブハラからヒヴァへ車で移動
25MAY(SUN) ヒヴァからウルゲンチへ車で移動 / 2110 UGC - 2355 TAS
26MAY(MON) 2220 TAS -
27MAY(TUE) 0850 ICN / 1000 ICN - 1140 KIX
航空券+ホテル+全移動(空港への送迎含む)のみセットになっていて、それ以外が自由行動・ガイドなしという形のツアーを利用しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- アシアナ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
アシアナ航空利用、仁川乗継でタシケントへ向かいました。
タシケントの空港では入国や税関での割り込みが凄まじい、という話を見ていたので、急いで飛行機から降りて進みました。
しかし結果としてはなんと、私が割り込みをする側でした…。
飛行機を降りてすぐ、空港職員のごつくて怖いロシア系おばちゃんが私の名前を書いた紙を持って立っていました。既にビビり度MAX。「パスポート出して。私について来て」と言う彼女にパスポートを渡し怯えながらついて行くと、列というか人ごみをかき分け、いきなり入国審査の先頭に!
その彼女が入国審査官に私のパスポートを渡してハンコが押され、次は別の男性職員にバトンタッチ。機内で記入した税関申告書を渡すと「税関申告しておくから、荷物を取ってきて」とのこと。
入国も税関も、本人じゃなくていいの…衝撃…。
つまり現地旅行代理店の強力な口添えがあると、空港職員さんまで取り込んで割り込みしまくって優先対応するみたいです。個人ではこういうことはできないでしょうから、理不尽さにやりきれなくなるかと。 -
ちなみにせっかく優先してもらったのに、荷物が全然出てこなくて約2時間待ちました。預け荷物の量が半端なく多いんです。
家電、布団、電球、その他謎のビニール包み…等が延々とレーンを流れていて、むしろスーツケースの方が少ないぐらい。一人でカートが何台も必要な程の買い物品があるから、ここはヨドバシカメラの倉庫か?と錯覚しそうな程の光景。いつもこうなの?と職員さんに聞くと、苦笑しながら頷いてました。いや本当にげんなりした。これは韓国経由だけだとは思いますが。
バザールで売るのかなぁ。
なおウズベキスタンの空港は撮影禁止なので残念ながらその写真はありません。
荷物待ち中に、トイレに行きました。無駄に広い(6畳はありそう)個室の隅に、便座もなく綺麗とは言い難いトイレが。あーウズはこういう感じですか、と悟りました。それにしても広すぎて落ち着きませんでした。 -
ウズ旅行において一番大変なのは入国時の空港だ。という噂は本当かもしれません。
遅くなりましたが、お迎えのドライバーさんはちゃんと待っててくれました。片言の英語が話せて、両替もしてくれるとのことで、ひとまず$100→230,000sum
5,000sum札のしかも新札で渡され、持ってた歩き方には最高紙幣1,000sumと載っていたので、驚きました。(2013年7月に発行されたようです。)札束が1/5の厚みで済んだので良かった。
ちなみに宿泊ホテルには両替所がないからしてあげる!とのことだったんですが、地下にちゃんと両替所ありました…。深夜だから営業してないよ、って意味だったのかな…。
今夜はひとまずタシケントで一泊。ホテル「ASIA TASHKENT」に到着したのはすっかり深夜でした。先客のハエが存在を主張してきますが、あまりの疲れに倒れこみました。 -
翌朝、8:30タシケント発サマルカンド行の特急シャルク号に乗るべく、駅へ。昨晩(と言うか数時間前)と同じドライバーさんがまたお迎えに来てくれました。本当にご苦労様です。
車道はやけに広い。街はきれいだけれど、古い建物も多くて、並んでいる団地などは旧ソ連の残り香も。
駅構内や列車は撮影禁止とのことだったので、駅前広場をびびりながらこっそり撮影。 -
特急シャルク号は古そうな車両で少し暑かったけどもまぁ快適。車両内のモニターでドラマ?映画?を流してました。二人席と二人ずつ向かい合せの四人席が並んでいて、私の席は向かい合せ四人席。
写真は車窓からの風景。岩山とか牛とか。
サマルカンドまでの間にもいくつか駅に停車していましたが、駅名アナウンスとかは一切ありませんでした。サマルカンドには12:15到着予定とのことだったのでのんびり構えてたら、12:00ちょうどくらいにまた停車。まだだよねーと思ったけど、カーテンを開けて窓から見ると結構大きそうな駅…もしかしてここ?ここ!わー降りなきゃ!と焦って降車。
終点じゃない駅で途中下車する方はお気を付けください。周りの人によく確認しましょう。 -
駅に来てくれていたお迎えドライバーさんは日本語ペラペラでした!数年前に日本に留学して勉強されたそうです。
ホテル「BIBI KHANUM」へ、その名の通りビビ・ハニム・モスクのすぐ隣にあります。ラクダと井戸が目印。目立たないけどレセプションにより近い入口がもう一箇所ビビ・ハニム・モスクの方にあります。
ごく最近できたホテルのようでピッカピカ。レセプション前にチャイハナのようにカトゥが出ていて、そこでウェルカムドリンクとしてチャイをいただきました。 -
宿泊客が少なかったようで、あたったお部屋はトリプルルームでした。無駄に広い!
新しいだけあって、シックハウス症候群にでもなるんじゃないかと思うぐらい塗料臭がきつかった…でも暑いし部屋の中が丸見えだから窓は開けたくない…。具合悪くなるかと不安でしたが、滞在しているうちに気にならなくなりました。もしかしてこの部屋に泊まった最初の宿泊者だったのかしら?! -
バスタブはないけど広くて使いやすかったシャワールーム。
-
まずはホテルのすぐお隣、ビビ・ハニム・モスクへ。入場料10,000sum
入口上部のタイルは剥落してしまったようです。
制服を着た子供達がたくさん来ていました。制服の着こなしについては自由度が高いようです。 -
美しい文様!うっとり。じわじわとテンションが上がっていくのが分かります。
思っていたよりもベージュ部分の分量が多くて、素朴な印象。 -
木の扉も実は素晴らしい彫刻です。
ドッピ帽をかぶったおじさんがちら見え。 -
ウズでは桑の樹がたくさん植えられていて、赤い実よりも白い実の桑が多いようです。熟れた桑の実がボタボタと落ちてきます。
ウズおばちゃんは落ちた実を拾ってそのまま食べてました。おばちゃん以外でそんなに素で拾い食いしてる人は見かけませんでしたが…。どこの国でもおばちゃんってそういうものなんだろうか。私の通ってた高校でも、おばちゃん達が落ちてる銀杏を拾いまくってたしなぁ。
私も真似して、落ちてきたきれいな実を食べてみた(3秒ルール!)。甘くておいしい、ちょっとぶどうみたい。 -
真ん中に据えられている巨大なラウヒ(書見台)、近くで見るとこれも美しい文様が彫られています。
この周りを回ると願いが叶うと歩き方には書いてありましたが、ウズ人は誰もそんなことはしていませんでした。子供達が私に興味津々で一挙手一投足を観察されてる感が半端なかったので、なんだか恥ずかしくて周れず…。
現地の人に珍しげにしげしげと見られることなんて、これまで行った国ではほとんどなかったなぁ。 -
気になるのは、樹の幹が地面から約1mぐらい白く塗られていること。一説によると虫よけとのことですが、詳細は不明。
またサマルカンドやタシケントでは美しく整備された芝生に色とりどりのお花が植えられていて、スプリンクラー完備のところや芝生整備員も多く、街づくり・景観づくりに並々ならぬ力を注いでいるようでした。 -
モスク内部は修復が不完全なのかこんな感じで立ち入れませんが、鳥はたくさん飛び回っていて、巣にされているようでした。往時はどんな内装だったのかしら。
ビビ・ハニム・モスクは中央アジア最大のモスクらしく、1万人以上を収容できたそうです。今は?
今は中庭で礼拝するのかな。 -
ビビ・ハニム・モスクを出ると写真攻撃でした。
女の子達がカメラを持って何か話しかけてくるので(言葉は通じない)シャッターを頼まれているのかと思ったら、どうやら私の写真を撮りたいらしい。そして一緒に写りたいらしい。有名人にでもなったような錯覚。なんでやねん!と思わず日本語で独りごちながらも次々と女子高生?達の写真に納まる私…。
同年代の外国人が珍しいのでしょうか。(※私はいい歳の大人なんですが、現地では未成年にしか見えないとよく言われました…) -
サマルカンドの街はかなりきれいに整備されていて、ビビ・ハニム・モスクからレギスタン広場へ続く道はこんな感じ。都会化するとどこも似てしまうから、逆に整備され過ぎてしまうと残念だなぁ。
25年前に祖父がウズベキスタン(当時はソ連内のウズベク共和国)へ行ったときのアルバムも見たけど、こんなに整備されてなくて雰囲気が全然違ってたもの。
通り沿いには新しく建てられたらしい同規格の建物が並んでいて、お土産物屋さんが入ってました。
暑くてたまらないので、途中の商店でピーチティーとアイスを購入。合わせて3,500sum -
ウズでよく見かけるこの鳥。初めて見ました。黒い羽根で、くちばしと足とアイシャドウは黄色。がに股でのしのし歩く姿がかわいくて気になっていました。
調べるとムクドリの仲間のようです。Mynaという名前のようですが、ウズでは通称「ピカピカ」? (続くブハラの旅行記をご覧ください) -
レギスタン広場。
あんまり楽しみにしていたので、ここへ向かう途中ちらりと見えて近づいてくるメドレセを見てはソワソワモジモジしてました。さぞや気持ち悪い人だったことでしょう。近づくメドレセを裏側や横手から撮った写真が何枚もある…。
これが見たくてウズへ来たのです。ついに来れた!
感動に打ち震える私。 -
レギスタン広場を眺めるだけならもちろん無料ですが、広場内に入るのは有料です。入口以外にはロープが張られていて、勝手にくぐると見張りの警官に注意されます。入場料16,000sum
まずはシェルドル・メドラサ。広場向かって右側の建物です。
イスラム教では偶像崇拝を固く禁じているので、人の顔や動物の絵が描かれるのはありえないこと。なのにこれ。 -
中に入ると、中庭を囲むように二階建ての学生房が建っています。一階はそれぞれが小さなお土産物屋になっていて、二階には立ち入りできないようでした。
-
外側(という表現はいまいちですが)は直線的な模様で水色と青。
内側は曲線的な模様で黄色や緑が入ってる。 -
お花の模様かわいい。
こういうタイルはいつ頃の修復だろう。あんまりピカピカで驚きました。
祖父の25年前のアルバムだと、タイル剥落しまくりでもっと全体的に茶色で、細々と修復作業をしている人などが写ってましたが。 -
内部にこんな展示のある学生房も。一応再現のつもり?
意外と広くて、石の壁がひんやりとして、思った以上に過ごしやすそうです。 -
次はティラカリ・メドラサ。広場の真正面に建っているメドラサです。
サマルカンドを統治していたYalangtush Bakhodurの命で1646〜1660年に建てられたとのこと。(解説板より)
美しいなぁ。ずっと見上げてはため息がもれてしまいます。 -
中庭にはザクロの樹も植わっていて、まだ小さなザクロが落ちていました。
-
中は目も眩むような黄金の空間!天井ドームは素晴らしい金色、壁面も金と青の美しい文様に彩られています。歩き方によると修復に大量の金が使われたとのこと、つまりやっぱり修復なのね…。
-
ムカルナスで飾られたミフラーブ(メッカの方向を示す窪み)と、割と質素な感じのミンバル(階段状の説教壇)。
-
“黄金感”の演出は抜かりなく、黄色っぽい暖色系ライトをつけているので、白い蛍光灯で照らしている部分とはこんなに色の差が。
ここ以外の両側のスペースは金色ではなく普通のレンガで、やはり多分にもれず普通にお土産物屋さん。 -
最後にウルグベク・メドラサ。広場向かって左側の建物。
偉大な科学者Mirzo Ulugbekの命で1417〜1420年に建てられたメドラサ。主な建築はKavomiddin Sheroziによるもの。(解説板より) -
柄がみっっっっちり詰まってる感。
-
修復時の事情・方針によるのでしょうが、基本的に漆喰のままの真っ白部分が多かったです。
ふとモロッコを思い出しました。 -
優れた天文学者でもあったウルグベクにちなみ、内部ドームには星座が描かれていました。
三つのメドレセ、それぞれに違った色がありました。
外に出てからもまたじっくりとレギスタン広場を眺めて感慨にふけっておりました。 -
レギスタン広場の近くにあるスーパーマーケットで、水(1.5L)2本1,190sumと990sum、量り売りのチェリー918sum、缶がかわいい紅茶31,890sumを購入。紅茶はロシアからの輸入物のようでした。
ナンを積んだ自転車とリヤカーを助け合いながら押す兄弟。自転車とリヤカーは接続可能。 -
ホテルの隣のお店で夕食。
ラグマン、確か7,000sumぐらい。チャイ(緑茶)1,000sum。
ラグマンは中央アジア諸国で食べられているらしいヌードル。ヌードルっていうか、まんま手打ちうどんです。 -
こちらはペリメニ。確か7,000〜8,000sumぐらい。
どちらもとてもおいしかったです。
食後ホテルに戻って就寝。
なおホテルにあったタオルには、日本にいてはなかなかお目にかかれない「Made in Uzbekistan」のタグが。やはりコットン製品は強いのでしょうか。 -
ホテルの朝食。屋上テラスでビビ・ハニム・モスクを眺めながらいただく贅沢。
ヨーロッパ系のお年を召した方々がグループで宿泊されているようでした。というかシーズンのせいか観光客の年齢層が全体的に高く、若者がいなかったのが不思議です。だから余計に私が珍しがられたのかなぁ。 -
ビビ・ハニム・モスクのすぐ隣に広がっているシヨブ・バザールへ。
ウズの女性はみんなこういう服装をしています。ど派手な色柄のワンピース+ズボンのセットアップ。おばちゃんになると頭にスカーフをかぶるようです。
そして若い子は左の金色の服の女性のようにスタイル抜群の美人ですが、加齢に伴いもれなく右の青い服のお母さんの体型に…。 -
活気溢れるバザール。
-
あらゆるものが売られています。お菓子のデコレーション素材やビニール袋まで。
ナッツ類や桑の実を試食させてもらいました。 -
ナンばかりを売っているスペースもかなり広範囲であります。地元の人はそれぞれご贔屓のお店があるのでしょうか。
大量のナンを積む自転車。焼きたてナンを毛布でくるんで、こうやってバザールまで運んでくるんですね。 -
サマルカンドのナンはおいしいと有名らしく、ウズ人もお土産にするとか。私も標準サイズ(と言ってもかなり大きい)のもの1,000sumをひとつ買ってみました。ちなみにひときわ大きいものは2,500sumと言われました。でも1.3kgもあるらしい。
ずっしり重くてほかほかで、抱えているとなんだか幸せになります。
バザール裏手で、お昼ご飯用にピロシキ500sumとサモサ1,000sumも買っておきました。 -
ハズラティ・ヒズル・モスク。入場料8,000sum
ウズの初代大統領Islom Karimovによって、2006年に完全復元・緑化されたとのこと。(解説板より) 緑化…?greenedと書かれていましたが。
各地に解説板は設置されているのですが、英語がちょっと怪しいです。でもそれを脳内補完できるほど私にも英語力がありません。 -
木の柱と木の天井があるテラスをウズではよく見かけました。アイヴァン式というそうです。
中ではほぼ切れ目なく次々と人が入って熱心にお祈りされていたので、入口から少し覗きこんだだけで、中に入ることは遠慮しました。 -
アイヴァンの天井。木に彩色されています。なんだか仏教寺院というか、密教を思わせるような。
-
歩き方によればハズラティ・ヒズル・モスクからは絶景が臨めるとのことで来てみたのです。
こんな感じ。確かにサマルカンドの街を一望できます。 -
美しい木彫りの扉にも魅せられました。
壁はいかにも修復済みって感じでしたが、この木の扉も修復されたものなのでしょうか? -
石棺?のようなものも野ざらしで置かれてます。少しでもアラビア語が読めたらなぁ。
-
シャーヒ・ズィンダ廟群へ。入場料7,000sum
やはり聖地だからか、地元の人達もかなりたくさん訪れていました。
シャーヒ・ズィンダ廟群は11-12世紀につくられたイスラム建築群。この入口はウルグベクによる建築で、彼の息子Abdulaziz(1434〜1435年)に捧げられたもの。(解説板より)
シャーヒ・ズィンダ (生ける王を意味する) という名前は預言者ムハンマドのいとこであるクサム・イブン・アッバースが7世紀にイスラム教布教のためアラブ人によるサマルカンドへの侵攻が行われた時期にこの地を訪れ、同時期に埋葬されたという伝説と密接に結びついている。一般的に知られている伝説においては、彼はその信仰のため斬首されたが、自分の首を拾って地中深い井戸の中にある楽園の庭に行き、現在でも生きているとされている。(Wikipediaより引用) -
素敵なイスラム建築が延々と続きます。霊廟を過ぎると、上った先は墓地でした。
シャーヒ・ズィンダ廟群では興奮して写真を撮りまくってしまいました。かなりピンポイントですが、ここだけ別で旅行記作成しようかな。 -
シャーヒ・ズィンダ廟群の前のベンチで休んでいたら、隣に座っていたウズファミリーの女の子(中〜高校生ぐらい)がいろいろ気にかけてくれました。全く言葉は通じませんが。そして自分の食べてたナンを分けてくれました。
やはり同年代と思われるのか、各地で特に若い女の子達にすっごく興味を持たれ、親切にされました。みんなありがとう。
さっきシヨブ・バザールで買ったピロシキをここでいただく。おいしい。サモサはまぁとにかく堅くて噛むのが大変でした… -
なんとなくダニエル廟へ行ってみることに。アフラシヤブの丘を左手に眺めながら、延々と歩き続けます。
アフラシヤブの丘にも興味はあったけど、こういうところはガイドさんに連れて来てもらった方が良さそう…というか一人で行ってもよく分からないまま迷って暑くて倒れて死にそう…と思っていたので、眺められてラッキーでした。
しかし一応歩道はあるものの誰も歩いていません。歩いて行くようなところじゃないのかも。一本道だから迷うことはないけれど、心細くて不安になります。 -
観光バスやタクシーを尻目に、とぼとぼと歩き続ける。途中でラクダ像がありました。
「もしも君が疲れてしまったのなら ぼくと観光バスに乗ってみませんか」
森田童子の歌が頭に…。 -
ダニエル廟に到着。入場料8,000sum
死後も骨が成長するとの伝説により18メートルもの棺が作られた、と大変興味深い紹介が歩き方に載っていたので来てみました。確かに長ーい棺が安置されているのを覗くことができました。
しかしダニエルさんとは何者なのか。
帰国後ネットで調べても、日本語のページは旧約聖書ダニエル書の内容についてばかりだし、旅行記やブログ等は歩き方の解説文そのままだしで、詳細不明。死後の骨の成長についてのヒントは得られず…。きっとウズ語でその伝説が伝えられているのだと思われます…きっと。
ウズベク語でダニエル廟を紹介していると思われるビデオ
http://www.samarkand.uz/uzl/videos/cpT7gClj
このビデオのウズ語が理解できる方、あるいはダニエルの伝説をご存じの方、ぜひ教えてください…! -
ダニエル廟へ上る手前に聖水が汲めるところがあります。お腹を壊すのが怖くて飲みませんでしたが。
ここの前にあるアフラシヤブ博物館と、ここより先にあるウルグベク天文台跡に行く観光客は多いようですが、ここダニエル廟は外国人観光客の姿はほとんどありませんでした。
確かに、ムスリムあるいはダニエル聖人について知っている人でないとピンと来ない場所かも…。 -
ダニエル廟の近くにあったチャイハナに入ってみました。
よく言われていることではありますが、プロフは夕方以降に頼むものじゃない。身を持って痛感いたしました。
メニューがなく、ボラれてる感がかなり強かったなぁ。プロフ10,000sum、チャイ500sum -
ダニエル廟からの帰り道、牛がいました。
アフラシヤブ博物館から出てきたおばさんが片言の英語を話せて、少しお話しながら歩く。どうやらスザニを作って売っているようで、スザニを勧められたけれども興味がなかったので丁重にお断りしました。
またスーパーへも寄って、飲み物等いろいろと購入。
真っ赤ではちきれそうなトマトがおいしそうと思って買ってみたのですが、思ったより味は濃くなかったです。ちなみにチェリーもそんなに甘くなくてやや大味。 -
翌朝。12:30サマルカンド駅発の列車に乗るまで暇があるので、歩いてグリ・アミールへ行ってみることに。
その途中に、ひっそりと閉まっている郵便局が。 -
グリ・アミール(アミール・ティムール廟)へ。入場料10,000sum
アミール・ティムールとその家族の霊廟です。 -
アミール・ティムールはこんな方だそうです。
ウズにおけるティムールへの評価の変遷は、 ロシア革命期には英雄 〜 スターリン時代には抑圧者・破壊者としてのイメージを強調され 〜 ウズベキスタン共和国独立後は英雄として復権 …だそうです。(Wikipediaより) -
廟内の壁面。浮彫に釉薬をかけ、淡い色遣いが美しいタイル。
-
墓石は地下室にあるお墓の位置を示す場所にそれぞれ置かれているようです。黒い墓石がティムールのもの。
凝った彫刻をされた大理石の柵で囲われています。 -
これもまた美しいムカルナス。床に近い薄緑色の部分は瑪瑙だとか。
一本立っている木が何なのか気になります。 -
ウズのおばちゃん達。
ロングワンピ+頭にスカーフ+靴下+つっかけサンダル。ふくよか。 -
幼稚園。
園庭で遊んでいる子が多い中、なぜか柵にしがみついてじーっと外を眺めている子も。まぁ私も多分そういうタイプでした。 -
グリ・アミールからの帰り、アフラシャブ・パレス・ホテルに立ち寄って両替。$100→232,900sum
しわしわの1,000sum札で渡されたので結構な札束!部屋に帰ってからお金持ち気分を味わって撮影しました。
サマルカンド駅まではまた車で送ってもらいます。
ドライバーさんから「知り合いのサモサ屋があるから昼食用に買わないか」との提案、そんなに気は進まなかったのですが、まぁお世話になった気持ちということで行くことに。するとサモサ大2,500sumとのこと、高い!!狭い店内には一応地元民も入ってたし、この提示価格は観光客向け価格っぽいなー。仕方なくひとつだけ購入。
サマルカンド駅の美しいステンドグラスを眺めながらいただきました。羊肉でかなり食べごたえがあり、一つでおなか一杯になってしまいました。
列車に乗り込み、いざブハラへ。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- エンリケさん 2014/08/04 20:39:01
- 旅情にあふれたウズベキスタン旅行記
- sakiさん
こんばんは。
ウズベキスタン旅行記、たいへん旅情にあふれたコメントで、思わず引き込まれてしまいます。
わたしも訪れてみたいと思っているのですが、やはり悪徳警官の噂から、いまだ思いきれないところです。
それから、夏は暑そうだなというイメージがあって、これもなかなか思いきれないひとつの理由なのですが、5月ならちょうどいいくらいの気候なのでしょうか?
ひとつ教えていただけると幸いです。
この先、sakiさんがどんな経験をされるのか、楽しみに拝見させていただきます。
今後ともよろしくお願いします。
- sakiさん からの返信 2015/05/12 22:07:05
- RE: 旅情にあふれたウズベキスタン旅行記
- こんばんは、初めまして。
サボってしまって放置しており、返信が大変遅くなりましたこと、申し訳ありません。
自己満足の備忘録のような旅行記ですがあたたかいコメントをいただき恐縮しております。ありがとうございます。
5月でもとっっっても暑かったです!
タシケントはほどほどでしたが、サマルカンドは暑く、ブハラはもっと暑く、ヒヴァはもう灼熱でした。続きもなるべく早く投稿いたします…
幸いにも私は悪徳警官には出会わずに済み、全く平気でした。ウズベキスタンも随分と変わっているようです。
大きな不安を抱えての出発ではありましたが、行って良かったなぁと心底思います。エンリケさんも機会があればぜひご検討ください。
エンリケさんの丁寧な旅行記もじっくり楽しませていただきますね。
ありがとうございました。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
サマルカンド(ウズベキスタン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
サマルカンド(ウズベキスタン) の人気ホテル
ウズベキスタンで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ウズベキスタン最安
1,760円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
2
66