★南米、時にはスローに（５）レブロン海岸のあたり

2014/03/31 - 2014/04/01

リオデジャネイロで泊まってみたのは、レブロン海岸にあるシェラトン・リオ・ホテル & リゾート。

市街地や、にぎやかなコパカバーナ海岸からは離れていても、しっとりとした風情のレブロン海岸が目の前の立地で、落ち着いた滞在がしたい方にはお勧め。

ここでは、リオデジャネイロに滞在中、時には観光を忘れたスローな気分になって楽しんだレブロン海岸あたりをご紹介します。


表紙の画像は、シェラトン・リオ・ホテル & リゾート前のレブロン海岸。
岩場に挟まれた砂浜からは、イパネマ海岸沿いの街並みも望めます。

エリア リオデジャネイロ(ブラジル)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

リオデジャネイロでの宿になったシェラトン・リオ・ホテル & リゾート。

一連の南米旅行記の最初の編でもちょっとご紹介しましたが、ここではレブロン海岸とも合わせてもう少し記録しておこうと思います。

このホテルは、市街地中心から見ると、コパカバーナ海岸やイパネマ海岸を通り越したレブロン海岸にあります。
市街地に近いサントス・ドゥモン空港からタクシーで４０分、７７レアル。
市街地から遠いガレオン国際空港へは、早朝の出発便だったのでホテルの車を頼んで１２０レアル。ラッシュが始まる前は３０分ほどで到着しました。

ホテルのすぐそばにはお店やお食事処がないんですが、それが気にならない方にはお勧めしたいホテル。
レンタカーがあれば最強なんでしょうけど、初リオデジャネイロでは市街地だけを見てみようと思っていたSUR SHANGHAIたちは借りず仕舞い。

ちょっと残念だったのは、２０１４年３月下旬現在は、ワールドカップ開催に向けてあちこちがリノベ中だったこと。
この画像でも分かると思います。
次の機会があればレンタカーで戻って行って、リオデジャネイロ周辺の海岸線も走りたい…。

シェラトン・リオ・ホテル & リゾートの外壁。

２０１４年ワールドカップ開催の宣伝を兼ねた、リノベ用目隠しが設置されていました。

今回の南米旅では、あちこちのスターウッド・ホテル&リゾート系列のお宿がポイントで取れてラッキー。

リオデジャネイロでは、シェラトン・リオ・ホテル & リゾートでスイートをいただきました。
ありがたや〜。(-人-)

実を言うと、最初にいただいたのはリノベが済んだばかりの高層階のお部屋だったんですが、エアコンがうまく作動せず、別の階の同じ造りのお部屋に移動しました。
リノベの影響で、他にもちょっとした箇所の不具合もありましたが、総合的に見ていいホテルだったと思います。

シェラトン・リオ・ホテル & リゾートでいただいたスイートから見下ろしたレブロン海岸と大西洋。
レブロン海岸は岩場に挟まれた砂浜。
ただただ平らな砂浜が続くコパカバーナ海岸やイパネマ海岸とは趣が違います。

お部屋の位置がよければ、大西洋から昇る朝日もバッチリ拝める立地なんですが、大西洋が正面に見えるお部屋はリノベ中。
この角度のお部屋からだと、昇る朝日で赤く染まる空と海が見えました。

シェラトン・リオ・ホテル & リゾートでいただいたスイートから見た周辺の眺め。

意外にもすぐそばに岩山が迫っていて、そのままレブロン海岸に落ち込んむような感じになっていました。

ちょっと離れた場所の岩山は、びっしりと小さい民家に覆われていてシュールな光景。

上掲右側の画像の岩山は、暗くなると家々に灯りが点り、光の粉をまいたよう。

岩山とレブロン海岸に挟まれて立つシェラトン・リオ・ホテル & リゾートにはもちろんプールも。

そのプール周りには…、

…屋内＋屋外の朝食会場が。

お天気のいい日には、もちろん屋外席に座るのが気分よし。
レブロン海岸の波の音も間近に聞こえます。

SUR SHANGHAIたちがリオデジャネイロに滞在中はすっかり晴れ上がる日は無かったんですが、そういう日のほうが外に座るにはちょうどいい位。

朝食ブッフェの内容は、一通りのものが過不足無く揃っていたと思います。
ブラジルのホテルの朝ごはんは、菓子パン類が多いのが特徴になるのかな。

上記の朝食会場のほか、シェラトン・リオ・ホテル & リゾートのプールサイドにはバー兼レストランも。
木陰もあって、浜辺そばのちょっとしたジャングル風。

リオデジャネイロの街歩きで疲れて気だるくなった時にはここでの食事もいいですよ。
二人でサラダやピザを頼むなら、一つずつ取ってシェアするとちょうどいい感じ。

シェラトン・リオ・ホテル & リゾートの朝。

この画像だとちょっと見えにくいでしょうが、水鳥が編隊を組んで飛んで行くのが写っています。

このほかにも、次から次に大小の群れが海の上を過ぎて行く姿はけなげ。

シェラトン・リオ・ホテル & リゾート前のレブロン海岸。

プールそばの短い階段を下りると、もうこんな浜辺になっています。
岩場に挟まれたこぢんまりした海岸は居心地よし。
遠くに見えるのはイパネマ海岸沿いの街並み。


光の加減で燻し銀色になったレブロン海岸。
波打ち際に佇む女性のシルエットが美しい。

シェラトン・リオ・ホテル & リゾート前のレブロン海岸。
砂浜だけではなく、岩場の眺めもあって風情あり。

ホテルからすぐ下のあたりはプライベート・ビーチ風になってますが、この画像奥に見える岩場には車道から行き来できる階段があって、それを知っている人は来ているようでした。

シェラトン・リオ・ホテル & リゾート前のレブロン海岸は岩場に挟まれた砂浜で、朝夕の散策に端から端まで歩くのがちょうどいい。

SUR SHANGHAIたちも、あの岩場のあたりまで行ってみます。

これが、上の方で言ったレブロン海岸の端っこにある階段。

地元の人でも、知る人ぞ知ると言った秘密の階段（？）です。(￣ー￣)

車道と浜辺がすぐ隣り合ったコパカバーナ海岸やイパネマ海岸と違って、レブロン海岸がゴチャゴチャ混雑しないのは、ちょっとした隠れ家ビーチ風になっているからでしょうね。

レブロン海岸から見上げたシェラトン・リオ・ホテル & リゾート。

この画像より手前には、ホテルとは別にちょっとしたキャンプ場もあって、テント宿泊している人も見かけました。

シェラトン・リオ・ホテル & リゾート前のレブロン海岸。

にぎやかなコパカバーナ海岸とは違ったしっとり風情がいいせいか、何かの撮影隊も来てました。

何だろう？
…と近寄って行くと…、

…本番はまだらしくて、スタッフも出演者も所在無げに浜辺をあちらこちら。

みんな一ヶ所に集まってきたし、やっとこれから本番？

…と思っても、なかなか始まる気配なし。(；＾ω＾)

何か言い合っているようなんですが、SUR SHANGHAIはポルトガル語は全然。(・・?

あの水着姿のおねえさんたちが主役？

日本感覚で見るとボリュームたっぷり。

でも、情熱のカーニバルがあるリオデジャネイロにはこんな元気溌剌おねえさんたちがお似合い。(*^。^*)

昼と夜の狭間の時間。

シェラトン・リオ・ホテル & リゾートのお部屋から見る景色も青い闇の中。

さて、リオデジャネイロからサンパウロ経由でフォス・ド・イグアスへ向かう朝。
出発が早朝便なので、夜明けと共に起床。

レブロン海岸はまだ夜明け前の闇の中でも、大西洋の向こうからは朝日が昇ってくる気配。

ああ、いいね、この色。
朝の空気も心地いい。

シェラトン・リオ・ホテル & リゾートのロビーの一部。

この日のリオデジャネイロ→サンパウロの飛行機は、リオデジャネイロ市街地から遠い方のガレオン国際空港発。
早朝の出発便だったのでホテルの車を頼んで１２０レアル。
ちょっとお高いけれど、まだ暗い中、旅の全財産を持って流しのタクシーに乗る気にはならないし、安全第一！
自分を守るための保険料と思えば安いもの。

ラッシュが始まる前は、３０分ほどでガレオン国際空港に到着しましたよ。

ガレオン国際空港へ向かうべく、シェラトン・リオ・ホテル & リゾートを出た車。

と、真っ赤に染まる朝の空が道の向こうに！
わ〜！！（＾◇＾）

ホテルの運転手さんは、「お、今日の日の出はきれいだ。空港には余裕で着けるから見て行こう。」と、道脇の展望台に車を停めてくれました。

イパネマ海岸の街並みの向こうから朝日が昇る。

わ〜！　きれいだよね〜。
運転手さん、停まってくれてありがとう。

SUR SHANGHAIたちが停まった展望台には、通りすがりの車や早朝サイクリングの人たちも停まった。

運転手さんの言ったように、今日の日の出は特別きれいだったに違い無いね。

朝日を見た展望台で来た方向を振り向くと、さっきまで泊まっていたシェラトン・リオ・ホテル & リゾート周辺と、その足元に広がるレブロン海岸も見えた。

ほんと、次にまたリオデジャネイロに来ることがあれば、その時には車を借りて海岸沿いのドライブをしてみたいよねえ。

その日が来ることを願いつつ、今日はさらばじゃ！(@^^)/~~~