2014/05/03 - 2014/05/05
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Muffinさん
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ブルネイの2日目は半日の市内観光で始まりました。
思いっきり駆け足ですが、訪れた名所の一つ一つが今まで見たものと違っていて強く想い出に残るものでした。出来ることならもう少し長く見ていたいけど、それでもブルネイのいろいろな面を一通り回れたというのはうれしいものです。
まずは水上集落生活の歴史を人形で再現したマレー技術博物館と第5代国王陵から。
~1日目~
13:30 タイ バンコク発
17:15 ブルネイ バンダル・スリ・ブガワン着(時差1時間)
ホテル周辺の店やナイトバザールを散策
★2日目
午前中、半日観光ツアー
解散後、ホテル周辺の店やナイトバザールを散策
?3日目?
10:55 ブルネイ バンダル・スリ・ブガワン発
12:40 タイ バンコク着
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ロイヤルブルネイ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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バンダル・スリ・ブガワン
空港から宿泊するリツクン・ホテルまでは車で10分ほど。
空港と観光名所が集中するダウンタウンの間に出来た新しい商業地区ガドンの中にあります。
2日目はダウンタウンの観光名所を見て回りました。 -
〓〓2日目〓〓
朝食バフェのホテル1階のカフェ
雰囲気がいいカフェでした。The Mall側にテラス席が張り出されていて、夕方はたぶん買い物客らしい方たちで満席になっていました。
朝食はマレー料理、西洋料理が半々。まぁまぁといったところ。ザ リックン インターナショナル ホテル ホテル
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お向かいの商店街。閉店中の店先もゴミ一つ落ちていなくてびっくり。
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本日の半日ツアー
参加者は皆日本人ですが、東南アジア各地から、日本からといろいろの混載グループで、日本人ガイドさんの案内です。
驚きの訪問箇所数に分刻みのスケジュール。絶対回りきれない OR 夕方まで延びる…
…かと思いきや、5分と誤差無く完遂!
しかも送迎バンは降りた入口前とは別の場所にある出口前でちゃんと待機していて、見学を終えた参加者を歩かせない。
さすが日本人ガイドさんの腕と気遣いですねと話したところ、どこかを端折ったり少しでも遅れたりすると日本人のお客さんは厳しくてクレームが来るそうです。どんな場面でもかなりユルい対応に慣れてきてしまっていた私たちには逆カルチャーショックでした。
その代わり1箇所がかなりの超特急です。いつものペースなら1箇所目でゆるゆる見たり撮ったりボードを読んだりして半日かかってしまいそうですが、20分ほどでぎっしり説明をしていただきました。その説明が面白い!
きっと数日かけて個人的にガイドをお願いしたら最高のブルネイ旅になると思います。 -
本日のルート
★(1)マレー技術博物館
★(2)第5代国王陵
(3)旧モスク(スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク)
(4)新モスク(ジャメ・アスル・ハッサナル・ボルキア・モスク)
(5)水上集落
(6)ロイヤル・レガリア・センター(王室資料館)
(7)王宮(イスタナ・ヌルル・イマン)
(8)昼食 ガドン地区Pondok Seri Wangi -
街の中にガジュマルの巨木
枝から伸びた気根が垂れ下がり、都会の中なのに神秘的な雰囲気を作っていました。 -
緑の奥にアパートメント
きっと部屋からは気持ちがいい風景でしょう。 -
ツアー終盤に寄るロイヤル・レガリアの前を通り過ぎました
真っ白いモスク型です。 -
ロイヤル・セレモニアル・ホール Royal Ceremonial Hall
ロイヤル・レガリアの向かい、現国王の戴冠式を行った場所です。 -
中華寺院がありました
国民の大半はイスラム教徒ですが、仏教やキリスト教にも寛大でこのような施設が何カ所かあるそうです。イスラム教徒の女性は顔やからだを全て覆うこともなく色柄もののショールだけを着けて、他国のイスラム教徒に比べると自由であるように感じました。 -
水上生活者用のパーキングエリア
水上生活者が本土側で使う車を川岸の駐車場に置いてあります。
遠くに見える長い建物は水上の学校です。
川沿いに多くの一般墓地がありました。川の民ですから最後は川を眺めて眠りたいという願いがあるそうです。 -
市内中心部から少し外れて山奥に向かうような雰囲気になってきました
瀟洒な戸建ての住宅街が見えます。ブルネイでは1軒辺り2-3代の自家用車を持っているそうです。 -
マレー技術博物館
The Malay Technology Museum
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ブルネイの水上生活や招集民族のくらしの様子が人形や模型で展示されています。
http://www.museums.gov.bn/bangunan1.htmマレー技術博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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庭に咲いていたマレーシアシャクナゲ
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見事な螺旋階段
マレー技術博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ギャラリー1,2は水上生活の様子と職業を展示しています
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時代が下がると木造家屋になりますが
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元々は軽いニッパヤシの葉で出来ていました
地震や台風の影響がないのでこれで十分だったようです。家は代々引き継がれていきますが、海底数百m以下は国のものと決められているそう。ガスや石油などが出たときのために権利関係をはっきりさせています。
豊かなブルネイでなぜ水上生活を続ける人がいるのか?
水上生活=貧しさ故に陸に住居を持てない という固定概念に囚われていたのでずっと疑問でしたが、ブルネイの人にとって水上生活の方が文化に根ざした基本の生活であるそうです。政府が安いアパートを提供して陸への移住を促してもなかなか思うようには進まず、逆に陸上で働く人が住居を水上に移して陸へ通勤するということもあるそうです。 -
ニッパヤシの葉を伸しています
マレー技術博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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伸した葉で屋根を作っています
マレー技術博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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壁もニッパヤシ。網の繕いをする漁師のおじいさん。
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家の中はいくつも部屋があって広々としていました
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日本軍が持ち込んだ凧やベーゴマが今でも根付いています
ブルネイのベーゴマは1mほどもあり、競技会が開かれているそうです。どうやって回すんだろう??マレー技術博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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かつては舟で物売りがやってきました
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Lintauと呼ばれる筵のようなものを迷路のように立てて、魚を追い込む漁をしていました
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竹でLintauを編む漁師さん
マレー技術博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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こんな網も使って掬い上げていました
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水上では様々な手工業が発達していたようです
女性は織物に精を出していました。マレー技術博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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出来上がった布地は細かい模様でした
マレー技術博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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鍛冶屋さんも多くいました
水上で火を使う鍛冶は大変じゃないのかな? -
水上で作られた刀剣
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鋳物までありました
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船造りも盛んでした
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サゴヤシを踏んでデンプン作り
トランポリン状の敷物に砕いたサゴヤシの幹を入れて足で踏みつぶす。皮が剥がれて何度か水の中に沈殿させるうちに白いデンプン質だけが残ります。
穀物が栽培できない水上では貴重な炭水化物で、パンやういろうのようなお菓子を作っていました。 -
ギャラリー3ではボルネオ島内陸部の少数民族の暮らしを展示しています
首狩りで知られたムルット族の家 -
家の中には剣と一緒に髪の毛が吊り下げられていました
家の中に飾るのは親族のもので、霊を身近に寄せて魔除けになってもらう意味があるそうです。 -
たくさんの鋳物の鍋が置かれていました。内陸の家の床や壁は竹で編まれています。
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竈で煮炊き
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大きな袋は赤ちゃんのゆりかご
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第5代国王陵
Sultan Bolkiah’s Tomb
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続いてマレー技術博物館近くの第5代目の国王のお墓へ。
少し寂しい山の中で、お墓へと続く道が整備されています。
14世紀末に始まった王朝は、第5代ボルキア王(1473-1521年)の時代にボルネオ島の北東部沿岸全域(現在のマレーシア領とほぼ同じ)を統治下において最盛期を迎えました。1521年に寄港したマゼラン艦隊は、湾内に2万5千戸の水上家屋が建てられ王族だけが陸上に城を構えていたと報告しています。
列強の興味を引くような商品作物や鉱物資源に乏しく、地形的にも川のない沿岸部はジャングルの不毛の地で孤立していたのが幸いして完全な植民地支配からは逃れ、現在の29代目に続く長い王朝の歴史が守られてきました。 -
国王のお墓はもう少し下
間近まで降りられるようですが、なにしろ5分間滞在の駆け足ツアー。途中の東屋から見学です。 -
お墓の周りには”お墓の木”白樺が植えられている
現代でも王族に限らずお墓の周りには白樺を植え、男性のみで葬儀を取り仕切る習慣があるそうです。 -
”お墓の木”
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マンゴーかな?
国王陵のゲート前にはたわわに実った木がありました。
ツアー開始から40分。まだまだ(もう?)2/8箇所。
どんどん続きます。
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ブルネイ(3) さすがブルネイ!のモスクにうっとり、水上のお宅訪問でまったり
http://4travel.jp/travelogue/10887725
…に続く
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ザ リックン インターナショナル ホテル
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旅行記グループ 2014年5月 ブルネイ
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