奈良旅行2日目　平成25年11月18日（月）<br /><br />大野寺、室生寺、長谷寺と参拝し、本日の予定は終了のはずでしたが、大野寺で出会った親切なおじ様が室生寺へ連れて行ってくれたおかげで、予定よりも2時間も早く長谷寺を後にしました。<br /><br />そこで急遽、西ノ京へ行くことに！！<br /><br /><br />薬師寺を参拝します。

2013奈良へ行く～その４（薬師寺）～

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2013/11/17 - 2013/11/23

2663位(同エリア5410件中)

#世界遺産・遺跡

エリア

奈良市(奈良)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.5

ホテル: 3.0

グルメ: 2.0

ショッピング: 2.0

交通: 4.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 5万円 - 10万円

長谷寺から西ノ京へ移動してきました〜。

途中爆睡です。

西ノ京駅からは、薬師寺と唐招提寺が徒歩圏内ですが、本日はすでに3つのお寺を参拝しているので、欲張らずに薬師寺のみにしておきます。
徒歩数分で到着。

西ノ京駅から向かうと、北側から入ることになります。
世界遺産の印の石碑・・・

この石にはなんも価値はないと思うのですが、つい写真を撮ってしまう・・・
さて。

ただ今、10年もかけて（平成21年〜31年まで）東塔が解体修理中です。

解体中の部品が展示されており、写真撮影も可能でした。

西塔のように新しくなるのかと思いきや、この東塔は薬師寺の建物の中で唯一創建当時からあり、国宝であるため修理後も元の形を保たなくてはならないのだそうです。（受付の方からお聞きしました）
塔のてっぺんにある、相輪です。

普段地上から見上げるためよく見えませんが、このような作りになっているのですね。
取り外された水煙です。
大事な塔が火災にならないようにと願いを込めて祀られているそうです。

奈良時代にこの塔を建てた人たちは、まさか1300年の後に取り外されて間近で見られることなど想定していなかったと思います。
それなのに、目を凝らしてみないとわからないほどの細かい装飾がほどこされていて、奈良時代の職人の技に圧巻です。
飛天です。
九輪です。
これらもすべて解体でできます。

平等院の鳳凰堂もそうでしたが、解体修理中で残念！！と感じましたが、このように普段じっくりと見ることができない細部を間近に見られるなんて、運がいいのかもしれません。

修理が終わったら改めて見学に来たいです。
こちらは西塔。

東塔も西塔も、六重に見えますが、各階に裳階と呼ばれる小さな屋根があるためにそう見えるだけであって、三重の塔です。

何かの本で、仏教的（？）に奇数じゃなきゃダメ〜みたいに書いてあったっけな・・・？

西塔はこう見えても築30年はこえています。
回廊。
大講堂。
金堂。

こちらに薬師三尊像がいらっしゃいます。

こちらの、薬師如来さまの左右にいる、日光菩薩（向かって右）と月光菩薩（向かって左）の腰のくゆらし加減がなんとも艶めかしく感じました。

このあと、お坊さんが中学生の団体さん相手にお話しされていたのですが、勝手に聞いちゃいました。

とてもお若いお坊さんだったのですが、中学生にもわかるように砕けた感じでお話しされていて、聞き入ってしまいました。

その中に、手と手の皺を合わせて合掌すれば幸せ（皺合わせ）のくだりがあり、

「あ〜〜！！私も中学の修学旅行で同じ話きいたや！！」

と思い出しました。

薬師如来の正式名が

「東方浄瑠璃浄土薬師瑠璃光如来」

と、超早口で捲し立て、中学生たちを爆笑させていた・・・
続いて玄奘三蔵院を見学。

三蔵法師って、西遊記で有名だけど、私は西遊記を読んだりテレビで見たりしたことがなかったので全く知らなかった。

天竺って地名すら知らないし、ましてや、天竺に経典を求めに行く話だということも、経典が所謂‘お経’だということも、この旅行をするまで知りませんでした。
さらに、大唐西域壁画殿にバーミヤンの絵が描かれているのですが、私は、タリバンによってバーミヤンの石仏が破壊されたとき、なんでアフガニスタンに仏像があるのかって疑問にも思わなかった。

えーっと、「イスラム教の地であるアフガニスタンになぜ仏像があるのか」って考えすらしなかったという意味で、インドで発祥した仏教が、かつてはアフガニスタンにも広まっていたんだという知識は全くありませんでした。

だいたい、お釈迦様がインド人（現在でいう地域で）だってことも知らなかったし。。。
そんな、自分の無知な部分を認識しつつ、この日は終了。

またまた、前日と同じスーパーで夕食などを購入しホテルに帰宅。

本日は、大野寺、室生寺、長谷寺、薬師寺と参拝。特に、室生寺と長谷寺は石段などによる体力勝負なお寺だったため、ものすごい疲労感です。

ホテルのお風呂が狭いことが昨日わかっていたため、今日はホテル近くにある銭湯へＧＯ〜〜〜！！！
稲妻温泉です。温泉という名称ですが、温泉ではない様子・・・

この入口を入ると下駄箱があり、男女の入り口に分かれています。

私の住んでいる地域は銭湯がまだまだ残っていて、ジョギングのあとや、リフレッシュしたいときによく行くのですが、こういったアウェイな銭湯はちょっと行きづらいものです。

銭湯そのものが地域の人のためのものなので・・・

そんな地域密着な銭湯です。

ホテルのオプションで携帯用のシャンプーセットをもらえたのでそれを持って行きました。

お風呂は、女湯に入るとすごく驚きました。風呂桶はあるのですが、イスがないのです。あれ？っとよく見ると、洗い場の蛇口の前の床がわだちのように盛り上がっています。どうやら、それが座る場所のようです。

お湯はちょっと熱め。浴槽によって若干ぬるいものもあったので、のぼせないように注意しました。

サウナも付いていて、あとから知ったのですが、関西の銭湯はサウナが無料であることが多いらしいです。

ゆっくりと大きなお風呂に浸かり、ホテルに戻って夕食。疲れていたので9時半には寝ちゃいました〜

続く・・・