2014/03/02 - 2014/03/02
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たびたびさん
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越後長岡ひなものがたりは、長岡駅前の商店街を中心にしたひな祭り。スタンプラリーといった企画があって、ひな飾りの参加店を巡ってスタンプを集め、ビンゴのように列が完成するとくじを引いてお土産をもらえます。
ただ、ひな飾りはそれぞれの店は場所を貸しているだけ。自分のひな人形ではないようです。なので、街の中での認知度はそれほどでもないし、街の人との一体感は薄いと思いました。
村上のひな祭りで気分はかなり盛り上がっていたのですが、ここではクールダウン。スイーツとその他の観光で、埋め合わせをすることになりました。
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新潟で泊まって、長岡に移動するのですが、途中の三条もせっかくなので、歩いてみることにしました。
洋菓子のヤマトヤは、新潟県内にはいくつも店舗があるようですが、お邪魔したのは、東三条の駅を出てすぐの東三条店。 -
朝飯代わりにシュークリームをいただきました。シューがとっても柔らかですねえ。最近、カリッとしたシューが多いのですが、それだと中のクリームがはみ出して食べにくい。こういうタイプの方が地味だけど食べやすいんです。理に適ったシュークリームだと思います。
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真宗大谷派三条別院は、北三条駅から歩いて5分。大きなお寺が集まる寺町の一角ですが、その中でもひと際大きな伽藍の寺院です。本山は、東本願寺。
江戸時代の初期、元禄3年(1690年)に創立され、北陸随一の別院と称されましたが、現在の本堂は明治39年に建立されたものです。 -
丸井今井邸は、札幌の丸井今井百貨店の創始者である今井藤七の旧宅。
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今井藤七は、裸一貫で北海道に渡り、明治5年に札幌で小間物商を開業。これが後の丸井今井百貨店へとつながります。
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この邸宅は、このたび国の登録有形文化財となったことを記念して、無料公開されていました。
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迎賓館のような役割だったようで、二階に上がると、そこからさらにもう一段高くなって座敷になるという凝った造りが珍しいと思いました。
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三条市歴史民俗産業資料館へも行ってみます。昭和10年に建てられた建物は、演武場である武徳殿として建てられたもの。三条市で初めて国の登録有形文化財となったそうです。
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内部は、三条市の名誉市民、日本画家、岩田正巳の生誕120周年記念事業の展覧会と
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常設の地元の刃物などの金属製品や三条凧の展示。
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イチオシ
三条凧合戦で使われる三条凧の迫力は一見の価値があると思いました。新潟の凧合戦は、6月の始めですよね。さっそく行ってみることにしたいと思います。
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北三条駅のすぐ近くに三条城跡という史跡がありました。三条城は、平安時代に三条左衛門が築き、前九年の役の後、安倍貞任の郎党、黒鳥兵衛が攻め落としたという城。戦国時代においては、上杉謙信の急死によって起きた御館の乱では、上杉景虎に与し、上杉景勝に対抗したと言われます。
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六斎市は、その北三条駅の隣りで行われる定期露店市場。
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イチオシ
2と6の付く日に行われるのだそうです。線路の高架下の遊歩道や隣りの空き地を利用して、野菜などの生鮮食料品が豊富。規模もそれなりに大きいし、けっこう賑やかです。
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こちらの三条鍛冶道場は、三条の伝統産業、刃物の体験学習のための施設。
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奥をのぞいて見ると、刃物を研ぐ人が何人かいて、これも体験学習のようです。
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他には、刃物メーカー毎に製品が展示されているコーナーもあって、医療用具や剪定の道具まで、それぞれの芸術品のような輝きに目を見張りました。
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三条八幡宮は、三条祭りの神社。平安時代後期、源義家が陸奥国の安倍氏討伐に向かう途中、三条八幡宮で戦勝を祈願したことが始まりとされています。
燕三条ということで、燕と三条は、一緒に考えてしまうのですが、やっぱり三条は三条独自の歴史があるようです。 -
富士屋まんじゅう店は、北三条から本成寺に向かう途中。橋を渡ってすぐのところです。
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名物は、味噌まんじゅう。味噌は餡子に入っているんですかと言ったら、皮ですとの答え。しかし、味噌まんじゅうなら、三河の味噌まんじゅうの方がうまいでしょうと思いながらいただくと。。
ほー、これは白餡の饅頭なんですね。それに白餡は微かに塩味もあるようで、ものすごいコクがある。ふっくらした皮もいいし、めっちゃうまいじゃないですかあ。新潟には本当にうまいものが多いことを改めて実感した次第です。 -
隣りの中沢菓子店。といっても、看板も出ていない小さなお菓子屋さんです。「ささまき」という、昔から作っているというお菓子をいただきました。
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ささまきは、笹巻なんでしょうけど、形が笹を巻いたようになっているんですね。ただ、カステラ地に餡子の組み合わせですから、全体としてはどら焼きでしょう。餡子のしっかりした甘さが印象的です。
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さらに進むと、とやま団子屋。入るとお店の奥から今も作業してましたあといった元気のいい若い従業員が出てきて応対してくれました。
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いただいたのは、豆大福。これがものすごい。米どころ新潟だけにふっくらもっちりしたお餅は分厚くて、ちょっと塩味が付いているんでしょうか。抜群のうまさ。そして、餡子はすっきりしたキレがあります。豆は大豆でしょうが、歯ごたえが素晴らしい。トータルして、(ふたばの豆餅を除けば)日本一かも。旅に出るとひょっこりこういうすごいものにぶつかる時がある。福井のかわせ餅の時の感動を思い出しました。本当にすごいです。
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目指す本成寺に到着です。三条市にある法華宗陣門流の総本山。
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大きなお寺は地方でもあちこちあるのですが、ここはまた別格かも。塔頭が十院もあって、周囲は本成寺を中心にした寺町のような感じ。
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周囲にお堀のような一角もあって、その規模や雰囲気には圧倒される思いでした。
では、そろそろ長岡に向かいましょう。今度は三条駅を目指します。 -
パン工場 オージィは、三条駅に向かう途中。たまたま見つけたパン屋さんです。鉄筋コンクリートのきれいな店内。
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カレーパンをいただきました。見た目は、焼き色が濃くてカリッとした感じなんですが、食べてみると柔らか。しかし、柔らかなのにもっちり。ちょっと、この技はなんでしょうか。中央に、鶏肉の塊が仕込まれていて、メインの多分こちらはビーフのカレーと組み合わさって、変化が付けてあります。いろんなところに工夫が凝らされたカレーパンです。
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そして、長岡駅に到着。
まずはアオーレ長岡へ。ここは、長岡市役所の庁舎とアリーナを併設した施設。長岡駅から空中回廊でつながっていて、着くと大きな屋根付き広場。すばらしい景観で、市民の憩いのスペースになっています。なお、アオーレは「会いましょう」という意味だそうです。 -
ところで、長岡城は、戊辰戦争でも激しい戦いが行われた場所だし、河井継之助の活躍でも有名なのですが、城跡がイマイチはっきりしない。実は、長岡駅が長岡城の本丸跡に建っているんです。まったくひどいことをしたものです。一方で、二の丸跡はアオーレの一角に碑があって、これが長岡城跡の碑となっています。
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アオーレの施設にあるのは、タペストリーのひな飾りです。しかし、ここを探すのも一苦労。誰に聞いても分からないし、ひな祭りはまったく認知度が低いようですね。
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では、隣りのまちなか観光プラザに行って、ちゃんとした情報を集めましょう。
ひな祭りの情報の後は、長岡花火大会の情報を事前に仕入れました。見る場所や有料観覧席に、帰りの新幹線の時刻など。日帰りもできることが確認できたのですが、土日にかかる今年にするか比較的空いている平日の年に行くかは、迷うところです。 -
プラザの中にも、
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ひな人形が少しおいてありました。
さて、これからどんどん回って行きますよ〜。 -
こちらは、本屋さん。
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このひな人形は、どういうものですか。少し質問したのですが、「さあ。うちは置いているだけで、よく分かりませんねえ。」
えっ、そうなんですかあ。テンション下がりますねえ。 -
眼鏡屋さん。
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こちらもショーウインドウに飾られていますが、たぶん、さっきと同じなんでしょうね。
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長岡グランドホテルはどうでしょう。こちらも、長岡ひなものがたりの参加店の一つなんですが。。
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吊るし雛があるというのですが、
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最初の展示は、玄関入ってすぐとロビーの奥。
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イチオシ
それほどの量ではありませんでしたが、さすがホテルだけに、色鮮やかな帯と組み合わせたりした展示は豪華な雰囲気。長岡ひなものがたりでは、寄ってみるべき場所の一つでしょう。
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気分を落ち着かせるには、グルメでしょう。ちょっと、一休みです。
小嶋屋は、新潟ではへぎそばの名店としてよく知られます。ただ、小嶋屋の屋号を名乗るお店は三系統あるようで、ここはその一つ。この殿町にあるのが本店です。 -
野菜天のへぎそばをいただきました。へぎそばのうまさは、麺もつゆも素晴らしくて期待通りだったんですが、天ぷらも抜群。戸隠のうずら屋を思い出しました。やっぱり、長岡に来たら、ここに来ないと話にならないでしょう。
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元気が出たところで、かも川本館料亭です。
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イチオシ
料亭など、本来なら用事もない私ですが、訪ねると快く玄関に飾ってあるひな人形を見せてくださいました。
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森英恵のデザインのひな人形のようで、金屏風をバックにしてかなり垢抜けたおしゃれな雰囲気です。女将さんには少し話の相手をしてもらいまして、老舗の丁寧な応対が心に残りました。ありがとうございました。
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こちらの川西屋本店は、長岡の名物店。酒饅頭の看板がかかっています。酒饅頭には、漉し餡と塩餡という二種類があって、山元五十六がここの水饅頭が食べたいと私記をのこしているのですが、その水饅頭と言うのが塩餡の酒饅頭のことだそうです。
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イチオシ
私は、酒饅頭二種類と丸パンというのをいただきました。どれも、麹菌でふくらましたのでしょう。きめの細かい気泡があって、しっくりしたおいしさ。塩餡は、小豆を少し潰して、確かに塩味。変わった味だし、いきなりおいしいとは思いませんでしたが、食べ慣れると癖になるんでしょうか。そんなことを考えながら、いただきました。
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常連さんがいて、ここはこの切りパンがうまいとしきりにおっしゃっていましたが、それはまたの機会にしたいと思います。
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新潟県内では、駅ビルとかで瑞花のお店はよく見かけます。でも、ここが本店です。
イチオシは、うす揚げ。袋一杯に入った、サクサクとした食感のおかき。ちなみに、長岡のお菓子メーカー岩塚製菓のブランドが瑞花で、昭和60年の創業だそうです。 -
ひな人形はこちらです。
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続いては、Paris パイ。長岡駅前にある人気のお店です。小さなお店なんですが、お客さんがあふれかえっていました。それでもと中に入って待ちましたが、小さな小窓があって、そこからお菓子を作るご主人の手作業が正面に見えるんです。ヘンゼルとグレーテルがお菓子の家でドキドキしたような、そんな気持ちになりました。この演出は凄いです。
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いただいたのは、プレーンのミルフィーユ。焼き菓子とクリームを合わせたもの。どっちもおいしいことはおいしいのですが、組み合わせたから、さらにおいしいということではないような。それぞれのおいしさで成り立っているおいしさでしょう。そういう意味では、フルーツの入った別のタイプじゃないと本当の意味でのこの店の評価はできないのかもしれません。
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長岡のもっともメジャーな観光スポットは、こちらの山本五十六記念館です。山本五十六は、太平洋戦争の連合連合艦隊司令長官。日独伊三国同盟に反対し、米国との開戦に強く、反対したことはあまりにも有名です。ただ、軍人は軍人。それはいわゆる本来の平和主義からのものではなく、あくまで軍人としての情勢判断であって、それ以上のものではないでしょう。妙な評価をする人もいると思いますが、過大評価をしてはいけません。
昭和18年にパプアニューギニアのブーゲンビル島で撃墜され戦死した搭乗機の残骸が返還され、中央に展示されていました。生々しい残骸です。前回来た時はなかったような気もしますが、どうだったんでしょうか。 -
入口に、小さなひな人形が置いてありました。
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山本五十六記念公園は、山本五十六記念館から歩いて5分。
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ここには、山本五十六の生家は昭和20年の空襲で焼けてしまったのですが、今はそれが復元され、公園の一角に建っています。
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玄関が開いていて誰もいないよう。
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ちょっと覗いただけで帰りましたが、中に上がると少し資料などもあったようですね。惜しいことをしたようです。
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続いては、河井継之助記念館。8年前にできた施設なので、今回初めての訪問です。以前だと河井継之助の足跡を見るには、長岡市郷土史料館まで行かないといけなかったので、大変便利になりました。
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ところで、河井継之助は、戊辰戦争の際、新政府軍に対して、中立の立場を主張するのですが、決裂。戊辰戦争に巻き込まれると、巧みな戦法で新政府軍の肝を冷やす長岡城の奪還に成功します。その際の傷が原因で亡くなりますが、その精神が今も長岡の誇りとなっています。
一方で、戊辰戦争の戦いで有名なのは、会津藩の次は長岡藩でしょうが、会津藩と長岡藩の徳川幕府との関係が違うのか同じなのかよく分からない。ちなみに、長岡藩の藩主牧野氏は、三河の時代から家康に仕えた譜代大名。上田城攻めで大敗し、関ヶ原の戦いに遅参するという失態を犯しますが、家康が死んでから長岡藩主となった家。それでも、会津攻め先鋒などになれるはずもない。河井継之助の判断は至極まっとうなものであったことが想像できます。展示にはその辺りの解説がもっとあればいいかなと思いました。 -
入口には、こちらもひな飾りです。
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長岡市長岡戦災資料館は、長岡市の中心部。
8月1日の長岡の空襲は、1時間40分にも及び、市街地の8割は焼け野原となり、1,484人の犠牲者が出ました。同じ日には富山、八王子、水戸にも空襲が相次いだことなど、史実を忠実に伝える内容でした。 -
ただ、市内のこんな身近な場所で、施設もそれなりに立派。こんな風に積極的に語りつないでいこうというところは少ないのではないかと思います。
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こちらの江口だんごは、長岡駅前の商店街。江口だんごと書いた赤い看板が目立ってます。
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何でも、明治35年創業の老舗団子屋さんのようで、看板商品は笹団子です。夕方だったのでこちらの方はすでに売り切れで、
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二番人気と言う豆大福をいただきました。ただ、大福の餅の方は、もうちょっともっちり感があってもいいかも。まずまずの評価かなあと思いました。
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こちらのひな人形は、ちょっと上品な感じですね。
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続いては、米百表本舗。お店の名前の米百表という和三盆の干菓子が看板商品です。
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長岡ひなものがたりの会場の一つにもなっていて、写真を撮っていたら、わざわざお茶を入れていただきました。
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外観より、店内は広いしきれい。しばし寛がせてもらいました。ありがとうございました。
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しろう庵は、小千谷市が本店のようですが、こちらは長岡駅の東口から出たところにあるお店。
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新潟のたい焼きはどうかなあと思って食べようと思ったら、たい焼きに夢と言う字が入っていました。たい焼きと夢。たい焼きにかける思いがさりげなく表れているような。泳げたい焼き君のミュージックも流れていましたが、ちょっと変なところで感心してしまいました。
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で、東口ではこの如是蔵博物館が目当てでした。ここは、実業家であり互尊思想を説いた野本恭八郎が設立した私設博物館。本来は、互尊思想の普及のためと言う目的だったようですが、親交のあった山本五十六の遺品の数々も展示されていて、むしろ、こっちの方が見所になっているような。
五十六が戦死した日の朝着ていた軍服や日露戦争で乗った装甲巡洋艦「日進」で指を損傷。その時の血染めの軍服に、肉声テープなども。
会津の白虎隊記念館のような生々しい雰囲気がありました。 -
では、これでおしまい。晩飯を食って東京に帰りましょう。
中華料理 おがわは、長岡駅前アーケード通りの角。レバニラ炒めが県下でランキングされたと書いてあって、それならと入っていただいてみました。 -
レバをたれにしっかり漬けこんであって、それがおいしさの秘訣ですとか解説もありましたが、まあ、否定はしませんけど、結果としては普通かなあ。新潟だけにご飯の方はうまいと思いました。
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新幹線に乗る前に、
最後はCOCOROの企画展示。 -
のっぺらぼうのひな人形ですけど、ちゃんと気分は出ています。
ひな祭りはイマイチでしたが、まあこれくらいの方が疲れなくてよかったかも。いつもテンションを高くしていては体がもちません。
村上、三条、長岡。トータルすれば、帳尻はあっていると思います。おしまい。
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