2013年ロシア旅行~13年ぶりの再訪を3年前にあきらめた旅行計画で実現【第11日目:サンクトペテルブルグ】(4)内部装飾のモザイクがすばらしく、おとぎの城のような外観の血の上の救世主教会&周辺観光をちょっとだけ
2013/07/16 - 2013/07/16
240位(同エリア1810件中)
まみさん
2013/07/16火 サンクトペテルブルグ観光1日目
~寝台車で12時11分に到着
・ロシア民族学博物館(約3時間半)
・芸術広場でひと休み
・血の上の救世主教会(約45分)
・民芸品マーケット
・宮殿広場
【サンクトペテルブルグ泊:ゴーゴリ・ホテル】
13年ぶりに再訪する血の上の救世主教会です。
13年前に同じくこの場所に立ったなんて、信じられない思いです。
実は、13年前の自分の日記を予習代わりに読んできましたが、13年前の私は別人としか思えませんでした。
13年前はフィルムカメラ時代で、内部撮影は期待できませんでしたから、写真という手段で旅先の記憶をとどめておくことができなかった分、一生懸命言葉で説明しようと努めたから、感想がずっと詳しいのです。
今は、どんな構図で写真を撮ろうか、カメラ目線で周りを見てしまうけれど、昔は言葉で表現しようとしながら鑑賞してきたので、なんだか昔の方が頭を使っていた気がします。
いや、使う部分が違っているだけですねっ!
ただ、13年ぶりに血の上の救世主教会の中に入った最初の印象は、昔ほどは感動しないなぁ、という冷静なものでした。
壁がぎっしりイコンで埋め尽くされた正教会っていいなぁとつくづく思うのですが、好みは、ここのところすっかり、プリミティブで古めかしい、いかにも中世美術に傾いてきています。
それに対して、血の上の救世主教会の内部をぎっしり埋め尽くすモザイクのイコンは、アールヌーヴォーチックなのです。
それに、初めて訪れた13年前は、フライト・スケジュールがサンクトペテルブルグIN-モスクワOUTで、サンクトペテルブルグそのものも初めて訪れたロシアの都市であり、初めての東欧の都市でした。
そして、写真を見て一目で魅せられたこのおとぎの城のような教会に、真っ先に出かけた覚えがあります。
そんな初めて訪れたときのカルチャーショックと感動に比べると……感動が少し目減りしてしまうのは仕方がありません。
なにしろ、サンクトペテルブルグは13年ぶりとはいえ、私のロシア旅行は4度目であり、ロシアをはじめとする東欧圏には行き慣れて、内部をぎっしりフレスコで埋め尽くす正教会はたくさん見てきた上に、今回の旅程ではサンクトペテルブルグは最後の訪問都市なのです。
でも、すばらしかったのは確かです。
写真ではなく、自分の目で見る生の迫力と、自分のカメラで好きに写真が撮れる楽しさは、実際に足を運んで見に行かなければ得られないものです。
ぱっと見た印象が、最近の私の好みから少し外れてしまった、というのであっても、じっくり眺めていくうちに、だんだんと良さが頭の中にしみわたってきます。
つまりは、あまりにすばらしすぎるものを目の前にして、私の脳が情報を処理するのに時間がかかったとも言えるかもしれません(苦笑)。
また、訪れたのが20時過ぎていたせいか、見学者は少なく、ゆったりと過ごせたのもよかったです。
血の上の救世主教会は、サンクトペテルブルグでは大人気の観光スポットの1つなので、いつも観光客で混雑しているようなのです。
ましてや、13年前に比べると、ロシアもインフラが整い、旅行する分には大都市は西欧先進国の都市と遜色なく、年々人気が出てきていますし、その中でもサンクトペテルブルグはトップの人気を誇る都市なのです。
そんな都市での人気の観光スポットともなればどこも混雑して落ち着けないのは仕方がないと思っていましたが、やっぱりみんな観光は昼間のうちにするんですよね@
本日の観光の2大ハイライトのうち、民族学博物館は、前の旅行記に書いたとおり、早く家に帰りたい館員のおばちゃんたちにせかされるかんじで、閉館の21時めいいっぱいでなく、19時半と予定より早く出て来てしまいましたが、その分、血の上の救世主教会の見学のあと、宮殿広場まで行く時間の余裕と気力が残ったわけですし、閉店間際の民芸品マーケットで買い物も出来たので、結果オーライでした。
宮殿広場にたどり着いたときには21時を過ぎていましたが、いくらほぼ白夜の夏のサンクトペテルブルグでも、その頃になると人はぽつぽつといるっきりでしたから、その広大さを全身でじっくり感じることができました。
明日はこの宮殿広場にどーんと存在感を示すエルミタージュ美術館再訪です!
常に観光客で混雑するエルミタージュ美術館には朝一番で訪れるつものですが、本日、帰りに宮殿広場を廻ったことで、明日のホテルからのルートの下調べにもなりました。
<2013年ロシア旅行:簡易旅程>
7/06土 出国&モスクワ到着
7/07日 モスクワ1日目(国立歴史博物館と民芸品博物館)
7/08月 モスクワ2日目(クレムリン)
7/09火 モスクワ3日目(トレチャコフ美術館)
7/10水 ズズダリ
7/11木 ウラジーミル
7/12金 モスクワ4日目(コローメンスコエ)
7/13土 ペトロザヴォーツク経由でキジ島へ
7/14日 ソロヴェツキー島1日目
7/15月 ソロヴェツキー島2日目(ザヤツキー島エクスカーション)
7/16火 サンクトペテルブルグ1日目(ロシア民族学博物館ほか)★
7/17水 サンクトペテルブルグ2日目(エルミタージュ美術館)
7/18木 パヴロフスク宮殿&庭園
7/19金 ノヴゴロド1日目
7/20土 ノヴゴロド2日目
7/21日 サンクトペテルブルグ3日目(宗教博物館・ユスポフ宮殿ほか)
7/22月 サンクトペテルブルグ4日目(ロシア美術館)&出国
7/23火 成田空港着
※この旅行記の対象の日に★印をつけました。
詳細旅程はこちら。
「2013年ロシア旅行~13年ぶりの再訪を3年前にあきらめた旅行計画で実現させた旅行【旅程一覧】」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10797557
準備編や帰国後の全体の感想は、ブログ「まみ's Travel Diary」(http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/)に掲載しました。
「血の上の救世主教会
(前略)血の上の救世主教会は、1881年に皇帝アレクサンドル2世が暗殺された場所の上に建っている。典型的な専制君主だった父ニコライ1世の跡を継ぎ、クリミア戦争敗北後の困難な舵取りを任されたアレクサンドル2世は、ロシアの後進性を克服すべくさまざまな改革に着手する。特に1861年の農奴解放令はよく知られているが、皇帝が望むような成果は上げられないまま、1881年3月に、革命を目標とする急進的テロ組織「人民の意志」派によって暗殺されてしまう。
新たに即位した息子のアレクサンドル3世は、父の死を惜しみ、殺された場所の上に教会を建てさせた。純ロシア風の教会建築となったのは、彼の希望による。起工から完成まで25年を要し、イサク聖堂ほどではないにせよ、長い年月と多額の費用をかけた壮大な建築物にはちがいない。
アレクサンドル3世の依頼を受けて設計したのは、アルフレド・パルランド(1842~1919年)。高さ約85m。サンクトペテルブルグの建築物で初めて、土台に杭を打たず、コンクリートが使われたといわれるが、当時の最新の建築技術が駆使されたため、内部は広く明るい。狭く入り組んだモスクワのポクロフスキー聖堂とは対照的である。
内外装とも豪華なモザイクで覆われているが、外壁には宗教画のほか、ロシアの144の町、地域の紋章なども描かれている。また、内部の美しさは世界一ともいわれる。モザイクの下絵製作には、ヴィクトル・ヴァスネツォフやミハイル・ネステロフ、アンドレイ・リャーブシュキンなどの当代一流の画家たちも加わった。いつも観光客でにぎわい、なかなか落ち着いて見学することもままならないほどの人気スポットだが、できるだけ近づいて、ゆっくりとモザイクを鑑賞したい。
これほどのすばらしい教会建築であるが、ソ連時代は粗末に扱われ、一時期は倉庫として扱われた。その後、長い修復期間を経て、現在は美しい姿がよみがえっている。また教会の近くにはみやげ物を売る露店が並んでいる。散策にも絶好のスポットだ。」
(「地球の歩き方 ロシア(2012~2013年版)」より)
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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民族学博物館でほぼ無休で3時間見学したあと、すぐ目の前の芸術広場でぐったり休む
真夏のかっこうをしていたので、7月中でも、夕方はじっと座っているだけだと、風もあって結構寒かったですが、30分は動けませんでした。
寒さは、サマースカーフ1枚でかなり軽減されました。 -
芸術広場のプーシキン像
背景にロシア美術館。 -
再訪が楽しみなロシア美術館
ロシア美術館には、午前中だけ観光できる最終日に行く予定です。
結果としては、スロースタートだったせいもあり、時間は全然足りませんでした。
さほど遠くない未来に再訪の再訪をしたいです! -
夕方の斜光で輝く運河と運河めぐりボート
観光シーズンの7月なので、運河めぐりのボートはあちこちで見かけました。
私も13年前には運河めぐり&ネヴァ川クルーズを体験しました。
でも、今回の旅行にあたり、再訪・再体験するものとしないものに分類したとき、クルーズは別に再体験しなくていい方に入れました。
クルーズが良くなかったというわけではなく、限られた時間において、やりたいことを取捨選択する必要があったからです。 -
本日の2つめのハイライトの血の上の救世主教会
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このすばらしい外観を眺めながら近づく
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近くに自転車タクシーが待機
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すでに20時を過ぎていたので、通行人はいても、あたりに観光客は少なかったです。 -
キリスト復活のモザイクのあるあたりを中心に
13年ぶりの血の上の救世主教会です。
似たテイストの教会はこの13年の間にモスクワのワシリー寺院を含めていくつか見たことがありますが、やっぱりこの外観にはわくわくします。 -
アールヌーヴォー・チックなキリスト復活のモザイク画
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どう撮ろうか迷ってしまう血の上の救世主教会
入場料350ルーブル。写真代不要。
(2013年7月現在、1ルーブル=約3.5円で換算) -
入ってすぐにすばらしい側廊が目の前に
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聖人が描かれた柱と豪華なシャンデリア
正教会の聖人は布教に手をかした王侯だったり、異教徒の勢力を食い止めた軍人や、著名な教会の大司教だったりすこることが多いので、貧しい衣装がトレードマークのような西欧のキリスト教の聖人に比べると、総じて豪華な身なりだと思います。 -
柱や壁に描かれた聖人たち
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3つ並んだドーム天井
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ドーム天井と柱の聖人たちとシャンデリア
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なかなかダンディな「荘厳のキリスト」
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こちらのドーム天井は、天使に囲まれ、聖書を手にしたキリスト像
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窓の下のパネルはキリストの生涯がテーマのモザイク画
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我が子を見つめる、母の喜びに満ちた表情のマリア
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幼子キリストの教会デビュー
かな。それとも割礼? -
旧約聖書のヤコブのもとに3天使が訪れたというエピソードがテーマのモザイク画
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おそらく旧約聖書のヤコブの夢のエピソードがテーマ
両脇の花瓶と花の模様もステキです。
ラフェアロが生み出したと言われるゴシック模様がモデルではないかと思います。 -
大人になったキリストの布教のエピソードのモザイク
右はサマリアの女かな、と思うのですが、中央と左はちょっと不明。 -
洗礼者ヨハネの母エリザベツを訪ねる聖母マリア
どちらもまだ後に聖人となる我が子が生まれる前です。
このエピソードはたぶん聖書の外典。 -
豪華ながらどこか落ち着いたイコノスタシスの王門付近
イコノスタシスは、聖なる空間の礼拝所と俗人の世界の礼拝の場を分け隔てつつ、2つの世界の仲介として存在するイコンの壁で、正教会の中では最も重要な要素です。
石材はジェノヴァの大理石。 -
豪華なイコノスタシスを正面から
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宝石がちりばめられたイコノスタシスの王門
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ベースの大理石は落ち着いた色合い
枠の方が豪華で目を奪われますが、きちんと聖書エピソードのイコンがあります。 -
最後の晩餐と聖人のイコン
いやもう枠の浮彫装飾の方が豪華で目移りします@ -
イコノスタシスの聖母子のモザイク・イコン
ラファエロ全波の作品を見るようです。
枠がほんとに豪華! -
聖母マリアの象徴のユリのモザイク
これらのユリは受胎告知のモザイクの一部です。 -
受胎告知されてそれを受け入れたマリア
イスラエルに行くと、マリアの受胎告知の洞窟と背景が全く違うことが分かるので面白いです。
それから、宗派によって受胎告知された場所が違うことも。 -
宮殿より豪華なシャンデリア
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天使のモザイク画がはめ込まれた、あまりに豪華なイコノスタシスの一部
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あちこちにあるドーム天井とアーチのモザイクにもうっとり@
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ダンディなキリストの回りには天使がずらり
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主廊と側廊で3つに分かれたイコノスタシスのうち向かって左側(北側のイコノスタシス)
ピンクのロードナイトとジャスパーが使われた、重厚な印象のイコノスタシスです。
イコンの聖人は、中央に近い方にいる聖母子やイエスのイコンに向かって祈る形になっているので、右向きなわけです。
この聖人は、スウェーデンに勝利してロシアへの侵攻を食い止めた、アレクサンドル・ネフスキーだそうです。いわばカトリックに対する正教徒の勝利をもたらした、王の息子の軍人。
なのでアトリビュートとして描かれているのは武器。
どの宗教も似たような側面がありますが、キリスト教も、係わる人間が増えれば、人に平和や平安をもたらすための宗教のままでいられなかったわけです。 -
北側のイコノスタシスの向こうの礼拝堂の上のドーム天井
聖母マリアを中心に、キリストの弟子たちが描かれていました。 -
聖母マリアを中心に、キリストの弟子たちが描かれたドーム天井
中心には精霊のハト。 -
聖母マリアを中心に、キリストの弟子たちが描かれたドーム天井
中心には精霊のハト。 -
見事にイコンがぎっしりでうっとりの内部を見渡して
-
主廊と側廊で3つに分かれたイコノスタシスのうち向かって右側(南側のイコノスタシス)
ピンクのロードナイトが美しいイコノスタシスです。
イコンのテーマはキリストの復活。 -
南側のイコノスタシスの向こうの礼拝堂の上のドーム天井
復活しそたキリストと、天使とキリストの弟子たちに囲まれた聖母マリアが描かれていました。 -
天使のモザイク
首と羽根しかないタイプの天使ですが、どちらかというと天使の胸像とその縁となった羽根というかんじになっていました。
それにしても、ほんとに隅々まで美しいモザイク画でぎっしりです。 -
アーチのイコンやシャンデリアと荘厳のキリストのイコンが描かれたドーム天井に向かって
-
2003年に制作された180分の1のサイズの精巧な模型
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ロシア女性の頭飾りのココシュニックを思い出す@
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皇帝アレクサンドル2世が殺害され、血を流した地点を覆う天蓋
石材は、ウラル山脈やアルタイ地方産のロードナイト、ジャスパーや蛇紋岩が使われているそうです。 -
出入口近くのアーチのブルーの花模様のモザイク
似てはいないのですが、イタリアのラベンナのビザンチン教会の青い星空のモザイクを連想しました。 -
出入口近くの花や植物文様がメインの内装
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保護されたはすばらしい色石(半貴石)によるモザイクの床
21時近かったので、見学している観光客もこんなかんじでまばらでした。 -
イコノスタシスのイコンの枠の十字架
-
イコノスタシスの王門をななめから
はめ込まれた色とりどりの貴石に、つくづくうっとりしてしまいます。 -
イコノスタシスと奥の礼拝所の祭壇の十字架
-
キリストのエピソードが描かれた側廊
ラザロの復活です。
現代人の解釈でいうと、キリストが行った奇跡は、ほんとにラザロを死から蘇らせたというよりは、死んだと誤認されたラザロを目覚めさせたんでしょうね。
古代は脳死判定をしないと思いますから、死んだと思われて葬られて、実はまだ生きていた人はたくさんいたかもしれません。 -
アーチの十字架と植物モチーフの文様が美しい@
奥のドーム天井の窓の回りには、カラフルな翼をもった天使たちが描かれていました。 -
神々しく差し込む光
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キリストの洗礼場面のモザイク画
-
植物モチーフのゴシック文様のモザイク
-
見学を終えて、もう一度外から血の上の救世主教会に迫る
この明るさで21時です。
サンクトペテルブルグの7月は、日没は23時近くで、真夜中近くにならないと暗くなりませんでした。 -
ステキなターバンのような玉ネギ型屋根が2タイプ
-
21時をすぎても開いている店があった民芸品マーケット
ただ、もう店じまいのところが多かったので、だいたい21時で終わりなのだろうと思います。
それにしても、さすが白夜のサンクトペテルブルグ!
こんなに遅い時間まで買い物ができるとは思いませんでした。
ここで買った物を含め、2013年度のロシア旅行で買ったおみやげなどの写真はこちらのハイライト旅行記を作成済みです。
「2013年ロシア旅行〜13年ぶりの再訪を3年前にあきらめた旅行計画で実現〜ハイライトその16【おみやげやチケット半券などゲットしたもの】(完)」
http://4travel.jp/travelogue/10820753/ -
観光客を乗せて運河を行き交っていたボートもさすがに休息時間
宮殿広場に向かう途中。
たしかグリボエードフ運河。 -
ドラマチックな雲に覆われた宮殿広場〜どーんとそびえる旧参謀本部とアレクサンドルの円柱
いくら明るくても21時台ではさすがに観光目玉の1つのこの広場も閑散としていました。
おかげでその巨大さがますます体感しやすくなっていました。
「ロマノフ王朝の象徴 宮殿広場
エルミタージ美術館と旧参謀本部に囲まれ、中心にはアレクサンドルの円柱がそびえ建つ。モスクワの赤の広場とともに、ロシアの歴史を象徴する広場であり、現在もサンクトペテルブルグの中心地といえる場所である。1年をとおして観光客でにぎわい、またさまざまなイベントも行われている。
もともと、サンクトペテルブルグの歴史はペトロパヴロフスク要塞とヴァシリエフスキー島を中心に始まった。しかし、早くも18世紀半ばには、都市建設の中心は対岸に移り、1762年には冬宮(現在のエルミタージュ美術館)が完成する。19世紀初頭のナポレオン戦争を経て、1827年には冬宮の反対側に旧参謀本部が建ち、現在の広場の姿ができあがった。
そして1834年、ナポレオン戦争の勝利を記念してアレクサンドルの円柱が建てられたことで、宮殿広場は帝政ロシアを象徴する場所のひとつとなった。円柱はイサク聖堂を建設したオーギュスト・モンフェランによって建てられ、高さ47.5m。円柱の上には、戦争の勝利者であるアレクサンドル1世をモデルにした、十字架を持つ天使の像が掲げられている。また円柱自体は一枚岩の花崗岩で作られ、直径約4m、重さは約650トン。2000人もの兵士がロープを引いて立ち上げたといわれている。」
(「地球の歩き方 ロシア(2012〜2013年版)」より) -
アレンクサドルの円柱の上の天使
-
ドームと戦車のある美しい旧参謀本部
「広場を半円形に囲んでいる旧参謀本部
イタリア人建築家カルル・ロッシによって1827年に建てられた、半円形の巨大な建築物。アレクサンドル1世の時代に流行した、ロシアにおけるアンピール(帝政)様式を代表する建築である。現在も軍の関係省庁が入居するほか、一部はエルミタージュ美術館の施設としても使われている。」
(「地球の歩き方 ロシア(2012〜2013年版)」より) -
旧参謀本部の屋根の上の戦車
十字架を持つあの戦車に載った天使が、アレクサンドル1世をモデルにしたものです。 -
コバルトグリーンと白の列柱が美しいエルミタージュ美術館
明日はエルミタージュ美術館を再訪し、ほぼ一日、費やしてできるだけたくさん鑑賞する予定です。
そのためにオンラインチケットを行く前にゲットしておきました。 -
宮殿広場から見えたイサク大聖堂の黄金ドームにズーム
イサク大聖堂は伊勢教会らしからぬ外観です。
ドーム屋根のあたりは、ロンドンのセントポール寺院を思い出しますが、私が思うど似ていないかも。 -
グリボエードフ運河に架かる、ホテルのすぐ目の前の橋
サドーヴァヤ広場駅を出て、ホテルに戻る途中で撮影。
グリボエードフ運河沿いは、血の上の救世主教会が見える有名なスポットだけでなく、どこも絵になる街並みでした。
旅の途中、寝台車で同室になったロシア人夫婦が、サンクトペテルブルグはロシアで、もしかしたり世界で一番美しいんじゃないかと思う、と言っていた気持ちが、よく分かりました。
翌日のサンクトペテルブルグ2日目、エルミタージュ美術館編へとつづく。
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この旅行記へのコメント (4)
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- ykさん 2014/05/27 14:23:22
- 次のご旅行
- 次はドイツですか。
ドイツはバロックが多いので 敬遠していますが、結構ロマネスクも多く マグデブルグから ロマネスクの道、 という観光局推薦ルートもあるようです。 数年前ここを行くツアーにもうしこんだのですが、催行されず、そのご、この企画すらなされない状態。残念です。
個人旅行だと 荷物が 大変だと思います。 例えば列車に乗る時 段差がなければ スーツケースをもっての乗り込みも楽でしょうが、 段差があると、ちょっと力のない人間には無理、そのあたり、旅のノウハウも含めての詳しいご報告を期待しています。 私は 6月12日から10日間、ツアーでフランス側ピレネーのふもとのロマネスク教会巡りです。
- まみさん からの返信 2014/05/29 09:03:31
- RE: 次のご旅行
- ykさん、こんにちは。メッセージありがとうございます。
はい、ドイツはバロックが多いですよね。
あの金襴豪華さもミーハーな私は好きだったりします。
ただ、ドイツはゴシックもいいですよ〜。
特に教会の場合は、木彫りの聖人たちの素朴な美しさがあります。
今回のルートだと、どちらかというと新教コースになりそうです。
ルート選びの理由が、今まで行ったことがないところ、というので、ロマネスクやゴシックやバロックといったテーマは追えない気がします。
自分の中で昔との興味の違いを感じることと、まだ行ってない都市、それはすなわち、「地球の歩き方」の紹介では優先順位を低くして外していたところが多いのですが、ガイドブックでは分からない、自分にとっての魅力探しみたいなかんじになりそうです。
残念ながら、ykさんが惹かれるテーマでは全然ないかも〜。
もっともほんとはロシアを再訪したかったんですよね。
同じくらいの日程を、モスクワ再訪と黄金の環の都市だけにしぼるつもりでした。
その計画を実現できるのは何年後になるかしら。
これまでの東欧に比べると、ドイツはインフラが圧倒的に良いだろうと期待しています。
なので、私にとってはラクな旅行になるかなぁと思いつつ。。
一番の問題は荷物を減らせられない自分。
それで、ホテルにスーツケースを預けて、一泊二日の小旅行というのを編み出した(?)りしましたが、今回はその必要もなさそうです。
ピレネーのふもとのロマネスク教会めぐりですか、すてきですね!!
レンタカー移動かツアーでなければ、とても行けないとはじめからあきらめていたところです。
楽しみにしています。
-
- ykさん 2014/05/26 22:00:01
- 教会装飾
- すごいですね。 金綺羅金加減もすごいですが この飾りの細かさ丹念さ、どれだけの手間、時間をかけたことか、気が遠くなりそうです。
何枚目かのお写真で、 教会デビュー?それとも、 というところですが、私の見立てでは、、イエスの神殿奉献 つまり、教会デビューだと思います。
なぜかというと、右に お供え用の 鳩が二羽入った籠を持っている人がいるからです。
それで 右の老人はシメオン、それから 上に名前らしきものがあるので 奥が アンナ そうして マリア、 籠をもっているのが ヨセフ ということになるように思います。(ルカ伝第2章、22節から)
- まみさん からの返信 2014/05/27 09:01:32
- RE: 教会装飾
- ykさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
ロシア旅行記、すっかり断続的になってしまって。
次の旅行までにこのペースだと終わらないのが必須。。
最後にはURLをのせた一覧の旅行記を作成しようと思っているのですが、行く前にノーコメントで写真だけでもアップしてしまうか、迷っているところです。
いやはや。
抱神者シメオンのことを教えてくださってありがとうございます!!
教会デビューでよかったんですね!
これで1つ、新約聖書エピソードの絵が見分けられるようになったと思います。
イエスの割礼なんてエピソードはなかった気がするので、違うかな〜と思ったんですが。
旧約聖書の割礼のエピソードはちょっと印象的で、記憶がごっちゃになりかけたかも。
実は私は聖書そのものは読んでなくて、エピソードはみんな、絵画解説とか、分かりやすい聖書解説みたいなところで仕入れたものなんですよ。
あと、物語聖書など。
聖書をちゃんと読んだの、創世記まで〜。
昔昔その昔、頭ったらまともに読み始めて、民族の系譜を延々と述べた記述のところで、飽きて挫折してしまいました(苦笑)。
正教会はほんとに絢爛豪華!
ミーハーな私はそれだけでわくわくしてしまいます。
あと、壁がぎっしりと絵で覆われているのは、それだけでとても豪華に見えますね。
今度ドイツの行くのですが(ロシア再訪はいまの情勢で断念)、新教の教会はとてもシンプルなので、どう感じるか、若干心配。
もっとも、新教の教会もやはり信仰の場ですし、カメラ目線で見ると、興味深いものが見つかるんじゃないかなぁとなどと思いっきりミーハー観光客になると思います。
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