2014/04/26 - 2014/05/05
29位(同エリア377件中)
HaNaさん
イタリアは、海も山も街も大好きなのに長靴の形をしたイタリア半島のかかと部分にあたるプーリア州にはずっと興味をもてないでいました。なぜならここはふつーの人達がのんびり暮らすふつーの田舎町で、交通の便も悪そうだし、どうも地味な印象でわざわざ観光に行くところではないと思っていたから。
ところが昨年、スペインのアンダルシアを旅して自分の世界を見る目が少し変わったせいか、帰国後たまたま手にした本で見たプーリアの風景は、それまでとは全く違って見えました。丘の上に建つ真っ白な家と迷路のような細い路地、そこにかかるアルコス。そんな街がたくさん存在していて、もしかしてこのあたりも少なからずイスラム文化の影響をうけた街なんだろうか?!と思ったり。
とにかくその頃の自分はアンダルシアで見た白い世界にすっかり魅了されていたこともあり、今までただの田舎町(←スミマセン)だと思っていた場所に宝物がたっくさんあることに気がついた。
こうして2014のGW、イタリアのプーリア州を旅することになりました。あとアマルフィ海岸も少しだけ。
もちろんスローフードの国イタリアで、地元の新鮮素材をたっぷりつかった滋味深いお料理や、色んな形のパスタを味わうことも旅の大きな目的、楽しみに旅立ちました!
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
4/26(土)晴れ。
アリタリア航空でローマ→バーリへ。
まず成田空港の銀行で100EUROを両替。つり銭ごまかされ防止のため小さい単位のお札をたくさん貰いました。
*1EURO≒145.6yen
あとはローマのフィウミチーノ空港で500EUROキャッシング。
*1EURO≒142.6yen
今回は日本で両替、クレジットカードで支払いよりキャッシングのレートがかなりよかったです。毎回違うのはなぜだろう??? -
航空券は、夫の仕事の関係上2月はじめまで購入することができず、
アリタリア航空のHPから購入で、@227,550yen(サーチャージなど込)。
行き:成田→ローマ→バーリ
帰り:ローマ→ミラノ→成田
帰りのローマ→成田便は販売がクローズされていてキャンセル待ちも受け付けてもらえませんでした。
この頃になると、他の日系や欧州系のチケットは30万前後。
エコでも予算オーバーでJALに乗れず、またもやSKY SUITE 777に乗る機会を逃す。
やはりGWの土曜出発はお高い!
もっと早く購入できればよかったんだけど、おそらく自分史上、最高値のエコノミー。 -
AZ785便13:25頃TAKE OFF!
B777-200ERで約12時間40分のフライトです。
アリタリアの長距離線に乗るのは初めてだったのでどんな感じか楽しみでした。
はじめにブラッド・オレンジジュースが選べました。
さすがイタリアのエアライン!と喜んだけど残念ながら薬っぽい味がしてそんなに美味しくなかったなぁ。 -
機内食はイタリアンor 和食。
イタリアンのメインはラザニア。
アリタリアだけあって、食器が赤と緑でオシャレでした。 -
和食のメインはお魚。
両方美味しかったけど、和食の方がいろんな味が楽しめて◎。
隣のイタリア人のお兄さんも和食を選んでました。 -
食後にアイス。
緑のチェックもオシャレです。 -
その後おにぎりorサンドイッチが配られました。
エコノミーの一番後ろに自由にドリンクを取りに行けるカウンターがあり。
映画は日本語チャンネルがたくさんあってよかったです。 -
ディナーだそうです。
ハムの盛り合わせと甘ーいケーキ。
粗食でした。お腹空いた…。
アリタリアの機内サービスこんな感じでした。
定刻の19:00ごろフィウミチーノ空港着陸。ここまでは順調でしたが、 -
なんと、乗り継ぎのバーリ行がDELAY。
もともと治安が悪いとされるバーリの空港着が22:25で夜遅いのがすごく嫌だったのに出発予定が1時間遅れの22:30になっていました。
ひとまず宿泊先に着くのが遅くなるとメール。フィウミチーノ空港30分間Wi-Fi無料でした。
その後「VENCHI」というチョコレート屋さんがあったのでチョコ購入。
ピエモンテ州の老舗チョコレートメーカーだそうです。 -
チョコとラッテマキアートでお茶。
時刻は22:00ごろ。
なかなかメールに返信が来ない…。もしかして見てないのかなぁと不安になる。というのもこの日の宿泊はB&Bで、常にフロントに人がいるわけでなく到着時間に合わせてチェックイン手続きと鍵を渡すために担当の人が来てくれることになっていました。
↓
やはり直接話した方が安心、と言うことで電話をすることに。
いきなりスゴク早口のイタリア語が聞こえてきたので「イタリア語はわからないんで英語でお願いします!」と言ってみたら、即「NO ENGLISH.」と返ってきた。
↓
えっ、それは困った!と思うも相手は容赦なくイタリア語を話し続けてくるので自分も英語で押し通すことに決めました。もしかして似たような言葉があるかもしれないので。
↓
はじめの5分くらいはハチャメチャで私が誰かもわかってもらえてなかったけどそのうち「HaNa! いまバーリ空港にいるの?」らしい言葉が聞こえてきた。よかった、少し進歩!
↓
「今フィウミチーノにいて、飛行機が遅れているのでバーリ空港にはもっと遅く着きます。詳しくはメールしたので見てください。」と言ったら、
「えっ?いまローマにいるの?だったらバーリには来ないってこと?」と。
まずい!キャンセルの方向で話が進んでいる!
↓
あわてて「バーリには必ず行きます!絶対行きます!必ず行くので、とにかくメール見てください!」と言ったら「*$%&&$#%」と言われたあと電話をブチッと切られました。
結局、自分はバーリに行くことになっているのか、キャンセル扱いになっているのかわからないまま向かうことになりました。
しょうがない、バーリの空港に着いたらもう一度電話してみよう。。。 -
22:15ごろ。
いきなり搭乗ゲートが変更になり慌てて移動。
移動したらそのゲートのモニターの行き先がなぜか「Paris」になっている。
あれっ?!バーリに行きたいんだけどパリ行ってどうゆうこと((+_+))??
係の人に聞いたら「この飛行機はパリには行きません。バーリ行です。」というお返事が。
搭乗口のモニターの行き先と飛行機の行き先が違うなんて初めてでした。
夫によるとパリ行きは明日の朝一の便の表示だったそうです。
もうフィウミチーノ閉店状態です。
結局、さらに30分遅れの23:00すぎにAZ1603便離陸。
疲れた…けど機内にはニューシネマパラダイスやライフ・イズ・ビューティフルの映画の音楽が流れていて「あー、イタリアに来たんだなぁ…」と少し落ち着きました。 -
成田を飛立って約18時間後、バーリ・パルセ空港23:50ごろ着。
荷物を取りに行った夫が私のスーツケースが2番目に出てきたと笑って戻ってきました。私は、治安が悪いと言われているバーリで宿泊難民になって深夜に路頭に迷うかも…とすごく不安でしかたなかったのに、心配じゃなかったのかな(*_*)。
再びB&Bの携帯に電話。
「いま、バーリ空港に着きました。」
「バーリ空港に着いたんだね。じゃあまた後で。」みたいな言葉が聞こえてきました。あいかわらずメールに返信はなかったけど、ひとまず私たちを受け入れる体制ができているようでよかったぁ。一安心。 -
本日の宿泊はViasparano。建物がある通り名がそのままB&Bの名前になっています。
写真はフロント。
タクシー移動で深夜0:30ごろ着。
メーターがあるタクシーで29EURO。
空港から市内は定額制っていうのを何かで見ましたが乗ったタクシーの運転手さんには「このタクシーはメーター制でたぶん25〜29EUROぐらいだ。」と言われました。深夜でスーツケースもあったので交渉成立。
*プーリア州、タクシー事情がとても悪く空港にも止まってないことがあるらしく、こんな深夜にタクシーがいるのかどうかも心配でしたが、この時は10台以上は止まっていたと思います。 -
古い小さなエレベータ。
近くの大通りでタクシーを降ろされたけど、B&Bのおじさんが迎えに来てくれてました。あー、寝る場所確保、ほんとによかった!
私の荷物についてたアリタリア航空のタグを見て「アリタリアかぁ。じゃあ仕方ないね。」みたいなことを言っていました。 -
B&Bといってもビル7Fのワンフロアにあるいくつかの部屋をホテルにしている感じでした。
立地は目の前にバーリ中央駅が見え徒歩2〜3分で、このうえなく便利。 -
ただ最初に見つけるのは、看板も何もないのでかなり難しいと思います。
ドアの脇のインターホンに小さく名前が出ているだけです。
ビルに入る鍵、B&Bの入り口の鍵、部屋の鍵と3つの鍵があり外から人が入ってこれないようになっていてセキュリティーもしっかりしていると思います。 -
バス付のツイン、このB&Bではジュニアスイートルームになります。
またプーリアでは湯船のことをホットタブと表現するようです。
1泊朝食付き1部屋130EURO(税・サ込)
・Wi-Fi無料。
・冷蔵庫と無料の水のペットボトル付き。
ビルはかなり古いけど、フロントやお部屋は改装されていてすごく綺麗。
ネスプレッソマシンがあって使い方を教えてくれました。
私はコーヒーが飲めないのでカフェオレの作り方を聞いたら「カプチーノだね。」と言ってどこからか牛乳を持ってきてきちんと説明してくれました。
バーリの地図の旧市街に○をして「このへんが観光スポットだよ。」と教えてくれたり、お互いほとんど言葉は通じなかったけどとても親切なおじさんでした。 -
バスタブ。
とっ、扉がない!!!
これはジャグジーバスらしく夜遅くて音がうるさいから使わないで、と言われました。 -
バスタブとは別の場所にバスルーム(扉あり)。
暖かいお湯がしっかり出ました。
夫が「もう朝8時半だ。」と言ったのを聞いて「日本のことを言ってるんだなぁ」と思ったのを最後にこの日の記憶はありませんZZZZZ…。
ほんとーにほんとーに疲れました。 -
4/27(日)晴れ/雨。
甘ーいパンの朝食。
昨日、朝食を届けるけど何時がいいか聞かれ、希望通りの8:30に届けられました。
英語の8:30も通じなくて、私もイタリア語の数字がわからず、腕時計と指でお互い意思疎通しました。
ホントに会話が成立してなかったけど、
ちゃんと部屋をキープして迎えに来てもらったり、暖かいベッドで眠れたこと、こうして自分がいまカプチーノを飲んで希望の時間通り朝食を食べれているのがすごく不思議でした。
ボディランゲージも重要だけど、
相手の言うことををわかりたい気持ちと、相手に伝えたいと強く思う気持ちがコミュニケーションにはかなり重要なのかも。今更ながらですが…。 -
チェックアウトして荷物を預かってもらいバーリの街観光へ。
ガイドブックやネットにバーリの街は治安が悪いと書かれていたので、すこし緊張しながらカバンを持つ手に力を入れて出発!
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この旅行記へのコメント (2)
-
- zunzunさん 2014/05/20 19:05:49
- はじめまして〜!!
- HaNaさん、こんばんは〜☆
やはりアリタリアは、、、う〜んですね。
でもB&Bの方が待っていてくれてよかったですね。
頑張って伝えれば通じるってことでしょうか〜!!
この先はどんなご旅行になるのでしょう〜。
続きを読ませていただきますね^^
zunzun
- HaNaさん からの返信 2014/05/20 22:42:32
- はじめまして〜!!
- zunzunさん、こんばんは!
読んで頂いて、コメントもありがとうございます。
アリタリアっていつもこんな感じなんでしょうか?!
実は帰りも大変で、広いフィウミチーノ空港を猛ダッシュすることに
なりましたが、何とか荷物も一緒にぶじ帰国できました。
適当なのに結果オーライなところがイタリアだなぁって感じがして
何か憎めないです〜^^。
B&Bは待っててもらえてホントによかったです!
最悪の場合は、空港泊だって思ってました><。
ポールマッカートニー、当日中止になっちゃったんですね。
残念でしたね。。
今日全部中止が決まったて聞きましたが、体調も心配です。
再来日が決まってリベンジできるとよいですね!!
あと、恵比寿ガーデンプレイスのお庭キレイですね!
まだやってたら私も見に行こうかな^^。
HaNa
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