2014/04/29 - 2014/05/01
14位(同エリア58件中)
トンガリキさん
- トンガリキさんTOP
- 旅行記506冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 707,053アクセス
- フォロワー66人
GWの休暇で北インドの聖地を巡る旅をしてきました。ヒンドゥー教の聖地の一つのハリドワールとリシケシュ、ダライラマ14世率いるチベット亡命政府のあるダラムサラ、そして最後はシク教の聖地であるアムリトサルを駆け足で巡ってきました。
まずは、ガンジス川の聖地ハリドワールから始まります。ガンジス川上流にあるため、同じ聖地のヴァラナシと異なり、川の水は比較的きれいです。インド人巡礼者も多数いましたが家族連れや若者が多く、夏のプールのように和気あいあいと沐浴を楽しんでいました。夕暮れ時に行われるアラティーと呼ばれる祈りの儀式は、ガートの周りに焚かれた灯明が幻想的でした。
以下、日程です。
4/29(火) 関空発→デリー
4/30(水) デリー→ハリドワール
5/1(木) ハリドワール→リシケシュ→夜行バス
5/2(金) ダラムサラ
5/3(土) ダラムサラ(ギュトー僧院)
5/4(日) ダラムサラ→アムリトサル(ワガボーダー)
5/5(月) アムリトサル→デリー→機中
5/6(火) 関空着
PR
-
関空発のエアインディアでデリーに向かいます。香港で一旦駐機しますが、乗り換えなしの直行便です。9時過ぎにデリーに到着し、あらかじめ頼んでおいたシゲタトラベルの迎えの車でパハールガンジに向かいます。宿泊は、Cottage Yes Please(950Rs)。ユニークな名称ですが、特に可もなく不可もない宿です。
-
翌朝、デリーからハリドワールまで列車で向かいます。このチケットもシゲタトラベルにお願いしていました。航空券はClear Tripで予約できるのですが、列車のチケットは敷居が高く使えません。数年前は予約できたのになあ。
-
6時50分にデリーを出発し、ハリドワールには11時25分のほぼ定刻通りに到着しました。列車はDehradun ShatabdiのAC-Chairです。座席は通路側だったので、車窓風景はあまり見れなかったのですが、それを除けば朝食付きの優雅な列車の旅でした。
-
ハリドワール駅前のロータリーは、シヴァ神の座像がどっしりと構えていました。
-
サイクルリクシャーに乗って予約していたホテルに向かいます。
-
モーティーバザール沿いにあるホテルアディトヤに到着。HOTELS.COMで前もって予約していましたが、事前に調べたらこれが最安値だったので( )、予約すると、何とカードでの事前引き落としでした。トラブルになると困るため、英文の領収書を印刷して持参していたので、何とか事なきを得ましたが、説明するのが大変でした。
-
このホテルの裏には、雄大なガンジス川が流れています。沐浴は足先だけチャプチャプするのに留めました。
-
早速、街歩きに繰り出します。ハリドワールで最も有名なガートのハリ・キ・パイリーに向けてモーティー・バザールを歩いていきます。
-
昼ごはんは、サモサが美味しそうだから、このお店にしよう。
-
サモサのついでに、インドスイーツも注文。サモサ は外さない美味しさでした。インドスイーツは激甘だけど美味しかったです。
-
ヒンドゥー教の聖地だけあって、神様グッズのお店が充実しています。
-
途中、山上の寺のマンサー・デーヴィー寺院に行くために裏山の方に歩を進めます。お供え物を売るお店が軒を連ねていました。
-
コインの両替屋さん。
-
ちょうど列車が通過するところでした。
-
しばらく登っていくとマンサーデヴィー寺院が左手に見えてきました。ロープウェー乗り場が現れないので、おかしいと思っていましたが、道を間違えていたようです。暑くてこれ以上山を登る気力もないので、山上寺院へ行くのはあきらめました。
-
ハリドワールの街並みとガンジス川を一望できる場所まで登ってきました。奥に見える川がガンジス川の本流で、最大のガートのハリ・キ・パイリーは、手前のガンジス川の支流に位置しています。
-
ハリドワールの街並み。
-
ガンジス川まで下りてきました。ハリ・キ・パイリーの手前のガートですが、ここでも沐浴している人がいます。川の流れが非常に急なので、沐浴中に流されないようにガートに柵が張り巡らされています。
-
ガンジス川の水を持ち帰るための容器が店先に数多く並べられていました。このハリドワールはガンジス川の上流に位置するため、水質はバラナシとは比較にならないくらい良好です。
-
ハリ・キ・パイリーまでやってきました。このガートを流れる川はガンジス川の支流にあたります。川の流れは思っていた以上に速く、沐浴はガートの際で行うしかありません。
-
水しぶきをあげて流れるガンジス川。
-
ガートでの沐浴。
-
中州に架けられた橋に上がりました。ハリ・キ・パイリーの中州の中央には時計塔がそびえています。
-
橋から見たハリ・キ・パイリーのガート。
-
その下流は川幅が狭くなるので流れが急になります。
-
この橋の上から風景を眺めている時に、彼らから私と写真を一緒に撮ってくれるようにお願いされました。外国人観光客が皆無に近いので珍しいのでしょう。
-
この橋桁からは川に流されてしまった人がつかまるための鎖がぶら下げられていました。
-
ガートにもくさりが設置されていて、それを持ちながら沐浴する人もいました。
-
ターバンを巻いたシク教徒もヒンドゥー教徒に交じって沐浴していました。
-
沐浴して濡れた衣服を乾かす巡礼者。
-
ハリ・キ・パイリーの中州にある時計塔。
-
ハリ・キ・パイリーの正面ガート。このガートは土足での立入が禁止されていて、入口に靴の預け場所があります。
-
このガートで沐浴している巡礼者は家族連れや若者が多く、海水浴に来ているかのように皆和気あいあいと楽しんでいる人が多かったのが印象的でした。
-
ガートを闊歩する牛。
-
巨大なシヴァ神と立像。
-
ハリ・キ・パイリー。
-
ハリ・キ・パイリーで沐浴する人々。流れが速いので、川の中までは行かずにガートのへりで沐浴するのが一般的です。
-
ハリ・キ・パイリーのガートでの沐浴風景。
-
ガンジス川の聖水を持ち帰るためのプラスチックの容器売り。ハリドワールの水であればヴァラナシと違ってきれいなので、持ち帰っても匂わないでしょう。
-
ガンジス川へのお供え物として、花を中に敷き詰めた木の葉でできた皿が売られていました。この花の中にろうそくに火を灯してガンジス川に流します。
-
ハリ・キ・パイリーの中央にはヒンドゥー寺院の祠がいくつもあります。
-
ハリ・キ・パイリーの入口にあるメインテンプル。
-
ハリ・キ・パイリーのヒンドゥー寺院。
-
ヒンドゥー寺院の祠に祀られている神像。
-
その祠の前では、きまってプージャーの勧誘を受けますが、そんなにしつこくはありません。
-
ガンジス川に浮かぶヒンドゥー寺院。
-
ハリ・キ・パイリーの沐浴風景。
-
ハリ・キ・パイリーの沐浴風景。
-
ガートから出て、その裏を走る道路からハリ・キ・パイリーを見下ろします。
-
ハリ・キ・パイリーのヒンドゥー寺院と時計塔。
-
暑くて喉もカラカラな時にラッシー屋が目に入ったので飛びつきました。30ルピーと少しお高めですが、これを飲んで生き返りました。
-
夕方に行われるアラティーまでまだ時間があるので、一旦ホテルに戻ることにします。
-
モーティーバザールには神様グッズの土産物屋が数多く軒を連ねています。中でも真鍮で作られた容器のお店が多かったです。神様グッズの収集が大好きなので、山ほど買い込みました。
-
ガンジス川の聖水を入れてハンダで固めたもの。袋に入れてまとめ売りされたものが殆どでしたが、バラ売りしている店があったので、小を一つ買いました。5ルピー。
-
シヴァリンガ。
-
路地裏の乾物売り。
-
ヒンドゥーの神様のポートレート。
-
夕方の5時過ぎに再びハリ・キ・パイリーに戻ってきました。
-
沐浴する人も多くなってきています。
-
夕刻のハリ・キ・パイリーの沐浴風景。
-
夕刻のハリ・キ・パイリーの沐浴風景。
-
6時頃になると、ヒンドゥー寺院の周りにはアラティーと呼ばれる祈りの儀式に参加する人々が数多く集まっていました。
-
ガートの階段もびっしりと埋め尽くされています。
-
対岸もアラティーを見に来た人々でいっぱいです。
-
するすると、階段の真ん中の所に入らせてもらいました。
-
アラティーの始まる前のハリ・キ・パイリーのヒンドゥー寺院群。
-
お祈りの歌がガートに響き渡り、スピーカーから流れる掛け声にあわせて、周りの人々が一斉に両手を広げて高く上げ始めました。
-
礼拝の讃歌が場内に流れる中、ガートの先に立ち並ぶ僧侶が手に持つ燭台に一斉に炎が焚かれ、ハリ・キ・パイリーが幻想的な空間に包まれました。
-
アラティーの儀式で燃え盛る炎。
-
すぐ目の前に立っていた人の手に持つ燭台に灯された炎が高々と燃え盛っていました。
-
炎の儀式の時間は短く、10分くらいで終了したので、ガートの先まで下りてきました。
-
アラティーで灯された炎の周りに人が大勢集まり、祈りを捧げていました。
-
アラティーの炎。
-
アラティー終了後のガート。
-
ここで私もプージャーの勧誘を受けたのでせっかくなのでお祈りをしました。ガンジス川に足首まで浸した状態で、小さな木の葉の皿に火をつけて、お祈りの言葉を唱えてガンジス川に流しました。100ルピー払いました。
-
夜のヒンドゥー寺院。
-
夜のヒンドゥー寺院。
-
夜のハリ・キ・パイリー。この時間になってもまだ沐浴する人もいました。
-
夜のハリ・キ・パイリー。
-
夜の賑やかなモティーバザールを歩いてホテルに戻りました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
北インド聖地巡礼の旅
-
北インド聖地巡礼の旅(1)~ハリドワール~
2014/04/29~
ハリドワール
-
北インド聖地巡礼の旅(2)~リシケシュ~
2014/05/01~
リシケシ
-
北インド聖地巡礼の旅(3)~ダラムサラ・マクロードガンジ~
2014/05/02~
ダラムシャーラー
-
北インド聖地巡礼の旅(4)~ダラムサラ・ギュト僧院~
2014/05/03~
ダラムシャーラー
-
北インド聖地巡礼の旅(5)~アムリトサル・黄金寺院~
2014/05/04~
アムリトサル
-
北インド聖地巡礼の旅(6)~アムリトサル・黄金寺院ライトアップ~
2014/05/04~
アムリトサル
-
北インド聖地巡礼の旅(7)~ワガボーダー・国旗降納式~
2014/05/04~
アムリトサル
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 北インド聖地巡礼の旅
0
80