一人旅 Vor.5 は釜山へ 2014年4月（４）

2014/04/26 - 2014/04/29

二回目、数年振りの釜山は一人旅。
前回はチャガルチと海雲台くらい
しか行かなかったので
初釜山の様なもの。

三日目の今日は
釜山のノスタルジーを味合う日の
はずでしたが…
台風並みの雨風に心が折れた日…涙
そして、大ハプニング発生！！

エリア 釜山(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: エアプサン
• 旅行の手配内容: 個別手配

三日目、早朝。
東横インをチェックアウトして
雨の中、スーツケースを押して
西面駅へ。

駅のコインロッカーにスーツケースを
預けて、観光に出る事にしました。
雨の中、ホテルまで戻ってくる事に
心が折れた為の選択でした。
駅のロッカーは鍵式で
日本語で使い方も書いてありました。

朝食は、韓国では必ず食べたい
鮑粥にしました。
南浦店には、行った事がありますが
こちらは初めて…
イケメンさんが店番でした。
相変わらずの美味しい特鮑で満足♪
キムチも美味しいお店です。

15,000w

西面駅から、地下鉄で釜山駅へ。
国鉄の釜山駅からの景色も楽しみに
していましたが、この雨では…

国鉄駅には寄らず、次の目的地へ。
途中、中華街を通りました。
今度はこの辺りも来てみたいな…^^

10分近く歩いたら、見えて来ました
コモドホテル。
独特の外観が目標になり
内装も韓国らしいと聞いて
行ってみたい場所でした。

正面玄関ではなく
一番近い入口から入ると
お目当ての一つ
ドラゴン君が出迎えてくれました。

この調子で手すりがドラゴンに
なっており、反対側の端にも
ドラゴンの頭が見えました。

古宮の壁に有りそうな装飾が
ロビー階の壁を飾っています。

ホテルロビーの天井には
こんなシャンデリア？が…

お客様が沢山座ってらしたので
上だけ撮影。

コモドール ホテル ホテル

そして、私の目的は…
ロビーラウンジで伝統茶を頂くこと。

シーズニングのイチゴのジュースに
一瞬心惹かれましたが
歩いて来た道の寒さと
窓の外の暴風雨を眺めていたら
やはり温かい伝統茶がいいなと…

疲れた時のサンファ茶を頂く事に
しました。

こちらが、ホテル正面玄関。
この写真も風に飛ばされそうに
なりながら撮影。汗

もう、帰る？
と、折れそうな気持ちを
折角来たのに、観光せずに？
今日がメインでしょ？
と、自分に言い聞かせ…
何とか再出発しました。

コモドホテルから10分弱歩くと
右手にこの建物が見えて来ます。
次の目的地「40階段」の文化館です。
月曜日は休館日のはずが
ドアが開いて電気もついていました。

40階段文化館の真ん前に
これがあります。
階段では無くて
スロープになっていますが
雨水が流れて滑り易そうなので
気を付けて降りました。

降りて真っ直ぐ進むと
先ず、この銅像がありました。

『バケツを運ぶ子供』

そして、その先に

『父の休息』

父の像を南下すると

『オモニの心』

朝鮮戦争時代、ここ釜山には
多くの避難民が来て
当時の生活を再現したエリアが
ここ、『40階段キル』。

鉄道の道

『ポン菓子おじさん』

そして、ここが『40階段』

40階段文化観光テーマ通り 散歩・街歩き

階段の真ん中には

『アコーディオン弾き』

のアジョシが、おられます。
行ってから気が付きましたが
アジョシに近づくと何処からか
アコーディオンの音色が…
きっと、今の私の様に
当時もこの音色に癒された人は
多勢いたのでしょうね。

さっき、コモドホテルで休憩した
ばかりなのに、もう休憩したい天候…

こちらのお店から
目が離れませんでした。

一杯 3,000wのカフェ・ラテが
こんなにも美味しく、温かいと
身に沁みた瞬間でした。

お店のオンニも
日本語、韓国語、英語で会話しようと
色々話し掛けてくれました。
ここでも
帰りたい衝動を奮い立たせて
又再出発しました。

中央駅から土城駅まで地下鉄で。
6番出口を出て、一つ目の角を右折。
釜山大病院前のこのバス停から
サファク1-1又は
ソク2、2-2のマウルバスに乗車。

このバスですね。
マウルバスは、行も帰りも
女性の運転手さんでした。驚

掛かってるラジオの音が大きく
(これも驚き！)
乗客のハルモニ達の話し声も大きく
アナウンスが小さい為
良く聞こえません。

そろそろかな？と思う辺りで
運転手さんに
「甘川文化村に行きたい。」と
声を掛けておきました。
自分でも降りる場所が解りましたが
運転手さんも声を掛けてくれました。

降りた真ん前が
このブルーの小屋の前。
甘川文化村の
インフォメーションです。
2,000wで地図をくれます。
これを持ってスタンプラリーも
できるのですが…
何せ、この雨…

こんな日に来てくれたの？
と、エールを下さいました。

小さな博物館。

『甘川アリラン』

ここの住民の暮らし文化を
展示する場所。
ここのアジョシも
気遣ってくれました。
皆さん親切です。^^

村の入口とも言える場所ですね。
この青空を目指して来られる方も
多いでしょうに…

『向い合う』と『人そして鳥』

そしてその前にあるオブジェ。

『甘いタンポポのささやき』

こんな日によく来たね。笑
かわいそうだね。
雨にも負けずに頑張りなよ！

と、口々に言われてる様な…

大きな魚のアート。

『路地を泳ぐ魚』

こっちは、『葡萄がある風景』

グレーの建物が

写真ギャラリー。

隣が、カフェ。

その間の道を上がって行くと…

直ぐ右手に、『闇の家、星座』

そしてその少し上に

ハヌルの家。

ここで、ポストカードが
一枚頂けます。

ここに、日本語が話せる方が
おられて
「雨の中大変ね。
　こう回ったら効率いいわよ。」
と、教えてくださいました。

そして、更に上がると
展望台です。

村一番の高台の様です。
村が一望できるのと
港まで見えます。

が…
今日の様な日は、突風の吹く場所。
傘が漫画の様に逆さになりそう…
すごい暴風雨で
ずぶ濡れになりました。汗

ここのプロジェクト名は
『夢見る釜山のマチュピチュ』
と言うらしいですが…

今日のこの雨霞は
マチュピチュぽかった
かもしれません。

元の通りに戻り
下の村落に入ろうとして
階段を降りかけましたが
雨音を聞いていると
やっぱり心が折れてしまい…
寒くもなってきたので…

又おいで〜
と、言ってくれてるのよね。
と思い風邪をひく前に
帰る事にしました。

今度はお天気の良い日に…
必ず又来るからね。

インフォメーションの前から
又マウルバスに乗って
土城駅まで。
帰りは10番出口前にバス停が
あります。

チャガルチ駅10番出口を出て直ぐに
農協ハナロクラブがあります。

メセンイを買いたくて
色んなスーパーを巡りましたが
今回は有りませんでした。
こちらで店員さんに聞いてみたら
2〜3月でないと無いそうです。
じゃ〜その頃に又来なくっちゃ！^^

去年から、気になってた行動の一つ。
雨の日の地下鉄の中。
韓国では、皆さんこの様に足元に
濡れた傘を置いておられます。
確かに、どうせ床は濡れるのですが…
合理的と言うか…
真似出来そうで出来ない一コマです。

西面駅で、迷わずにスーツケースを
預けたコインロッカーまで行けるか
心配でしたが大丈夫でした。

そしてハプニング発生！！
2号線に乗り換える為
10段程の階段を回避する為の
エレベーターに乗りましたが
ボタンを押しても動きません。
諦めて階段を降りようと出た時
手押し車を押したアジュモニが来て
「荷物あるでしょ。エレベーターに
乗りなさい。」と一緒に乗る事に…
「壊れてるみたい。」と言ったけど
そのアジュモニがボタンを押したら
少し動いて止まりました。
閉じ込められた！ っと思いましたが
疲れていて何も感じなかった私。
アジュモニの方が
パニックになり掛けていました。
「非常ボタンを押しましょう。」と
促し、駅員さんとのやり取りは
アジュモニにお任せ。
直ぐに駅員さんが来てくれ
出る事が出来ました。
アジュモニは駅員さんに
食って掛かっていましたが
私はお二人にお礼を言って
行く事にしました。

今思えば、少しあせりますが
あの時は不思議と恐怖も怒りも
感じなかったのです。

意外と冷静に次の目的地
センタムシティーへ向かいました。