
2014/05/01 - 2014/05/02
98位(同エリア1444件中)
ショコラさん
2泊目は、屋島(高松郊外)の海辺のオーベルジュに泊りました。ここにはいつか泊りたいとずっと思っていましたが、今回やっとそれが叶いました。
ここは、1998年にレストランとしてオープンし、2005年からホテルを併設してオーベルジュになったとのこと。客室数は全5室。2006年には、ホテル棟のとなりにベーカリー・ショップ〈ブーランジェ ラ・クルート〉もオープン。
幸運にも、泊った日も翌日もお天気に恵まれ、客室のテラスから瀬戸内海に沈む夕日と、朝のきらめく海の眺めを楽しむことができました。
眺めも雰囲気もお料理も素晴らしかった! フランスの田舎を思わせる、隠れ家的なオーベルジュでした。
★オーベルジュ・ドゥ・オオイシ
http://www.auberge-de-oishi.jp/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
1泊した小豆島から高速艇で高松港へもどり、そこからタクシーで15分ほどで屋島のオーベルジュに着きました。
オーベルジュ ドゥ オオイシ 宿・ホテル
2名1室合計 68,300円~
-
こちらがレセプション棟。片側は全面ガラス張り。
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レセプション棟のこの扉の奥にチェックイン・デスクがあります(ホテルのエントランスは写真奥。この写真はエントランスとは反対側から撮ったもの)。
チェックインの手続き後、ホテルのスタッフの案内で客室へ。 -
レセプション棟と宿泊棟の間の中庭には大きな木が。青い空に向って大きく枝を広げています。楡の木かな?
周りを囲む白の漆喰の建物は南欧のような雰囲気で、日本にいることを忘れそう。 -
ホテルのキーもヨーロッパっぽい。
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客室の外側の写真を撮り忘れましたが、屋外からそのまま客室に入るようになっていました。
こちらは、客室の中から見た玄関口。
玄関まわりの壁と天井はコンクリート打ちっぱなしで、床は素焼きのタイル。アイアンのベンチがとても似合ってます。フランスのインテリア雑誌にでも載っていそうな雰囲気。
ベンチの横にはCDプレーヤー(たしか Bose だったような)があり、CDも数枚用意されていました。 -
客室のリビングルーム。広々〜!
シンプルでスタイリッシュな客室には、テレビも電話もありません。
リビングにあるのは、コーナーカウチソファーと大きなデスクのみ。日常生活ではありえないような、贅沢な空間使い。 -
デスクに備えられた2脚の椅子は、飛騨高山の椅子職人によって作られたものだそう。
大きくとられた窓からは日がたっぷりと差しこんで、明るいです。 -
窓の外には――
海が一望できるテラス! -
めちゃくちゃ眺めよし〜〜♪
-
海の向こうが高松市街。
瀬戸内海をひとり占めしているような気分。 -
室内にもどって、ふたたびお部屋の探検。
ティーセットが用意されたカウンター。 -
正面がパウダーコーナーのように見えるけど、実は、これは鏡。滞在中、何度かぶつかりそうになったわたし。
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鏡の左手が、本物のパウダーコーナー。
大きな鏡に、アイアンの椅子、ドライヤー、スタンドミラー、アクセサリースタンドツリー、ハンドタオル、それにパウダーコーナー専用の洗面台まで!
これまで泊った宿で、ここまで快適なパウダーコーナーは初めてかも。
女性のメイクの動線を心得た設計としつらえに脱帽しました。 -
リビングルームの奥にベッドルームがあります。白とブラウンでまとめられたインテリア。
ベッドはハリウッドツインで、大きくてゆったり。白で統一されたリネン。
ちょっとかためのベッドの寝心地も、リネンの肌触りもとてもよかった。 -
ベッドルームの隣りにバスルーム。
すべてが白で統一されていて、とても綺麗。
この大きめの洗面ボールはとても使いやすくて、自宅の洗面台もこれにしたいと思ったくらい。ボールの形状とタップの位置が絶妙で水はねしにくく、手洗いや洗顔がとてもしやすかったです。 -
オーベルジュのタグがついた真っ白なタオル類。厚手でふかふかの上質なものでした。
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アメニティはロクシタン。ホーローのバケツに入れてあるところがオシャレ♪
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バスルーム入って右手にバスタブとシャワーブースがあります。こちらもすべて白。バスタブは大きめ。
この写真ではわかりにくいですが、シャワーブースの左にガラスの扉があり、扉を開けると屋上へ上がる階段があります。バスタブにつかると、ガラス越しにその階段が見えます。 -
で、その階段を上ったところに屋上デッキがあって、
ここからも海が一望〜。
↑デッキチェアの影がおもしろかったので撮った1枚。 -
リビングかベッドルームから屋上へアクセスできればなおいいけれど、とにかく眺めは抜群!
ただ、日当たりよすぎなので、パラソルがほしい。 -
イチオシ
外もちょこっと散歩しました。
客室棟はこんな感じ。
左端がわたしたちが泊ったお部屋。 -
客室棟の前には芝生が敷きつめられています。
いい眺め〜。
芝生にチェアを出してくつろいでいるゲストは、フランス人ファミリーのようでした。 -
客室は全室、海に面しています。
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砂浜をちょっと歩いてみました。
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砂浜にずっと続いていたワンコの足跡。
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今は引き潮の時間帯のようです。
このあとお部屋にもどり、しばらくの間、夫はiPadをいじり、わたしは持参のCDをかけ、読書。
夕日を見たいので、ディナーは午後6時半〜7時スタートにしてもらっていました(この日の日の入りは午後6時半過ぎだったので)。 -
けれど、すでにおなかがすいてきて、がまんできずにホテルの隣りのベーカリーでおやつを調達。
買ったのは、バゲットをフレンチトーストにしたもの。手てつまんで食べられて、これはおやつにグッド♪ -
夕食のことを考慮して、おやつは夫と半分こ。
テラスでくつろぎながら、日没を待ちます。 -
サンセットが始まりました。
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海に光の道ができてます。
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イチオシ
山の稜線に太陽が乗っているみたい。
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太陽が山に隠れ、すべてが紅く染まり、
そして―― -
日没。。。
きれいな夕焼けでした。お天気に感謝。 -
サンセットを楽しんだあと、ホテルを出て、道をはさんで反対側のレストランへ。
ホテル同様、レストランも白で統一されていて、スタイリッシュで大人な雰囲気。山側にあるので、レストランからは海は見えませんが、中庭に面した大きな窓があり、開放感があります。
オーダーしたのは、ふたりとも〈プリフィクスメニュー〉。
テーブル数が少なく、スタッフの目も行き届いているので、ちょっと写真がとりにくい(^^;) で、以下の写真はお料理の一部です。
お料理は瀬戸内海で水揚げされた魚介類や、地元の野菜などを中心とした、地産地消のお料理。
※お料理の内容は記憶に頼っているので、実際とは料理名がちがっているかもしれません。
◆小さなオードブル(写真なし)
なんだったか、忘れてしまった……。
◆前菜1
天然真鯛と野菜のマリネ
新鮮な野菜がたっぷり。 -
(ピンボケですみません)
◆前菜2
新玉ねぎのグラタンスープ
玉ねぎが甘くてめちゃくちゃおいしい〜。小ぶりなので、メインに響きません。 -
◆メイン料理
(わたし)仔牛スネ肉のコンフィー きのこのソース
メイン料理も野菜がたっぷり。お肉もやわらかくて、濃厚なソースがよくあいます。
(夫)讃岐オリーブ牛ロース肉のフォアグラ添え(写真なし)
◆チーズ(写真なし)
ワゴンサービスで、好みのものをセレクト
わたしは牛のチーズを3種類ほどいただきました。夫は牛と羊のチーズを選んでました。
お料理は野菜がふんだんに使われたものが多く、メインが終わっても胃が重くならず、チーズもおいしくいただきました。 -
◆デザート
ワゴンサービス。スタッフから「全種類いかがですか?」と言われ、この通り、全部盛り! しあわせ〜♪
◆コーヒー
お料理はどれも見た目美しく、各皿のメインの食材はもちろん、野菜が主役級のおいしさでした。自家製パンも絶品。全体的にライトフレンチという感じで、体にもやさしく、とてもおいしかった〜♪ ごちそうさまでした! -
[翌朝]
ホテルに朝食ルームはないので、朝食は希望の時間にスタッフがお部屋まで届けてくれます。
お天気がよくて、寒くもなかったので、朝食はテラスにセッティングしてもらいました。 -
フランス流のシンプルな朝食で、卵料理やハム類などはありません。最初見た感じではちょっと足りないかもと思ったけれど、とくに焼きたてのパンがおいしくて、全部食べてしまいまい、おなかいっぱいに。
◎自家製パン3種類
◎自家製ジャムとマーマレード、高松近郊で採れた蜂蜜
◎フルーツ盛り合わせ
◎ヨーグルト
◎野菜のスープ(たしかほうれん草だったような)
◎ジュース(グレープフルーツ)*
◎コーヒー *
「*」は、前日に希望を聞かれ、チョイスしていたもの。
パン、めちゃウマ〜。 -
イチオシ
波音をBGMに、青いを海を眺めながらの朝食――束の間の至福の時間でした。
-
朝食後、朝の散歩にでかけました。
-
お部屋のテラスから海に出られるけれど、鍵がかけられないので、玄関から外を回って海へ。
-
真っ青な空と緑におおわれた山。
-
海から吹いてくる風も気持ちいい♪
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チェックアウトをする前に、お隣のベーカリーでお買いもの。
レストランで提供されているパンはここで作られています。 -
こちらが買ったもの。
品揃えはシンプルなパンが中心ですが、かめばかむほどおいしいパン。
いっとき日常を忘れさせてくれる、素敵なオーベルジュでした。
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旅行記グループ
〈風景*食*宿〉を楽しむ春の旅@香川
この旅行記へのコメント (6)
-
- たらよろさん 2014/06/26 22:36:40
- やっぱり良いですね〜
- こんばんは、ショコラさま。
オーベルジュ・オオイシ、
前から機会があれば訪れてみたいと思っていたホテル。
真っ白なタイルはその管理が難しいけれど、
いかがでしたか??
以前、同じような真っ白のコンセプトのホテルに泊まった時に、
意外と目地の部分が汚くて、それが水周りとかだったので、
かなり不快になったトラウマが。。。
写真で拝見する限り、とても綺麗っぽくて良いですね。
滞在中は、お天気にも恵まれたようで何よりです。
私もこんな素晴らしい夕日を見ることができる、、、そんな日にサンテラスで楽しんでみたいなぁ。
たらよろ
- ショコラさん からの返信 2014/06/27 22:18:08
- RE: やっぱり良いですね〜
- たらよろさん、こんにちは。
旅行記をご覧くださり、書き込みまでありがとうございます。
オーベルジュ・ドゥ・オオイシ、たらよろさんもチェックされていたのですね♪
このホテル、想像していた通りのとっても素敵なホテルでした。海に沈んでいく夕日も美しくて、奮発してよかった〜と思いました。
ホテルは建物の外観も客室も白で統一されていて、ヨーロッパにいるかのような雰囲気でした。バスルームの真っ白なタイルは、たしかに管理が難しいですよね〜。手抜き掃除専門のわたしには、自宅のバスルームを白タイルにするなんてぜったい無理です(^^;)
このホテルのバスルームはとっても手入れが行き届いていて、目地など気になるところはありませんでした。シャワーブースが別になっていて、目地が汚れやすいバスタブ周りが濡れにくいレイアウトになっているのもあるかもしれません。洗面台周りも綺麗でした。
テラスでとる朝食もとても素敵だったので、お泊りになられるときは、ぜひ季節のよいときに♪
今回の旅行で瀬戸内がとてもよかったので、秋にまた行くことになりそうです。
ではまた〜。
ショコラ
-
- ハッピーねこさん 2014/06/08 13:44:09
- 素敵〜!
- ショコラさん、こんにちは。
GWの小豆島と高松、街もお宿もすっごく堪能されましたね。
宿泊された二軒のお宿はどちらもすごく素敵!
さすがショコラさんのお見立てです!
小豆島もいいところですね。私は未踏ですが、友人がショコラさんと時を同じくして
このGWに訪ねたらしくとってもよかったと言っていました。
お天気もよくって、素晴らしい景色の数々を私も楽しませていただきました☆
オリーブオイルもやはり美味しいんですね〜!
購入されたうちのレモン風味のが気に入られたっていうの、わかる気がします。
以前O&COってとこのをいただいたことがありますが、そこのレモンのが
すっごく美味しくて、あとで自分でも買いました。
綺麗な景色と美味しい食べ物と素敵なお宿。
お天気にも恵まれて最高の瀬戸内旅でしたね〜!うらやましいっ!
ハッピーねこ
- ショコラさん からの返信 2014/06/08 15:33:54
- RE: 素敵〜!
- ハッピーねこさん、こんにちは。
小豆島旅行記を見てくださってありがとうございます〜。
お友だちもGWに小豆島へ行かれていたんですね! もしかしてすれ違っていたかも??
小豆島はとてもいいところでした。島の風景も、食べものも、島の人も、すべてがよくて、なんて居心地のいい島なんだろうと思いました。島全体を包む空気に癒されるというか。泊った2ヵ所の宿もよかったので、短い旅でしたけど、とても満足できました。
O&COのレモン風味のオリーブオイル、めちゃくちゃ気になる〜。ネットで検索してみたら、ボトルもすごく素敵ですね♪ もう試してみたくてたまらなくなってきた。ネットで買ってしまうかも。
たくさん投票もしてくださってありがとうございました。
ハッピーねこさんの続きの旅行記にもまたお邪魔させてくださいね♪
ショコラ
-
- puyomushiさん 2014/05/21 22:30:05
- オーベルジュ・ドゥ・オオイシと真理
- ショコラさん、こんばんわ。
GWは瀬戸内海を見て過ごされたんですね。
お天気がよく、青い空と海がまぶしい限り。
わたし、小豆島はず〜っと行きたいところです。
真理はとても有名ですよね。
心のこもったおもてなしと、お料理が魅かれます。
温泉なんですね、それもポイント高い!
また、対照的なのがオーベルジュ・ドゥ・オオイシ。
ここは日本なの???というぐらいステキな空間にため息です。
わたし、オリーブが大好きなので、オリーブご飯とかレモン薫るオリーブオイルとか。。
たまらなく魅かれるものばかりです(*^_^*)
今回も真似っこしたくなっちゃいました!
puyo
- ショコラさん からの返信 2014/05/22 18:45:57
- RE: オーベルジュ・ドゥ・オオイシと真理
- puyomushiさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
そうなんです、今年のGWは瀬戸内海のほうで過ごしました。2泊3日と短い滞在でしたけど、おいしいものを食べて、念願だった2つの宿にも泊れたので、満足度は120%でした〜。お天気に恵まれたので、美しい海の景色もたっぷり楽しめました。
puyomushiさんも、小豆島はアンテナにずっとひっかかっていらしたんですね。オリーブがお好きなら、それはもう、どんぴしゃりの島! 小豆島、景色も、食べ物も、人も、すべてがよかったです。あまりに居心地がよくて、ほんと、帰りたくなかった。いつかまた必ず再訪しようと思っています。
真里とオーベルジュ・ドゥ・オオイシもとても素敵でした〜。和と洋とまったく対照的なので、2泊の滞在にも変化があって、すごく楽しかったです。
どちらの宿も週末は予約をとるのが大変ですが、早目に予定が立てられるときにはぜひ♪
ショコラ
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