2013/06/09 - 2013/06/09
8位(同エリア25件中)
ぶどう畑さん
2013.6.9(日)ソノマ、セント・ヘレナ観光
1泊2日で、ワインカントリーに出かけました。
西部劇に出てきそうなソノマの街を観光して、ワインをテイスティング。
それからナパ・ヴァレーを北上して、宿泊地のセント・ヘレナへ。セント・ヘレナはブドウ畑に囲まれていました!
(旅行期間:2013.6.7〜6.15)
- 同行者
- 友人
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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4時半、目が覚める。再び眠って、6時起床。
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朝食を摂って、8:45出発。
計画では、サンフランシスコからフェリーとバスを乗り継いでナパ・ヴァレーに行く予定だったが、Nさんが宿泊地のセント・ヘレナまで送ってくれると申し出てくれて、お言葉に甘えることにした。 -
走り出してしばらくすると、霧が現れる。
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サンフランシスコの霧は、太平洋のカリフォルニア海流で冷やされた空気が、市の中央部に連なる高い丘にぶつかって発生するらしい。
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進むにつれ、霧は次第に濃くなり、ワイパーを動かすまでに。
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ゴールデンゲイト・パークを抜け、ほどなくゴールデンゲイト・ブリッジに出る。
ゴールデンゲートブリッジ 建造物
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イチオシ
霧のゴールデンゲイトは初めて。
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橋塔の上の方が霧に隠れる姿は幻想的!
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橋を渡り、ビューポイントで車を停める。
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イチオシ
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気温は低く、風もあって寒い!
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海は鉛色で、エンジェルアイランドも
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アルカトラズも霞んでいた。
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ビューポイントを後にして、101号線を北上するうち、
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青空が覗き始める。
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さっきまでのどんよりがウソのよう!
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イチオシ
リッチモンド・ブリッジへの分岐点を過ぎた辺りから、周りの景色が、カーメルヘ行く途中に広がっていたベージュと緑の丘にかわる。
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回転する橋を右手に見てほどなく、
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裸山のふもとに黒い牛が放牧されている脇を通る。
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牧場と言えば、青々とした草地のイメージなのだが、乾燥したカリフォルニアでは、茶色の草原が夏の風景らしい。
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11時、ソノマの街に入る。
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街の中心部に市庁舎があり、そのすぐ近くの観光局で見所を教えてもらう。
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観光局を出て、まず、道の向こうの建物に目を引かれる。映画に出てきそうな建物は、劇場だった。
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ガイドブックの情報は、「ソノマはカリフォルニアでも歴史が古く、植民地時代の建物がある」だけ。
バスの移動では時間的に厳しく、観光を見送ったソノマ。西部劇の雰囲気に、なんだかワクワクしてくる! -
パティオの周りにお店のある一角を抜けたら、左手に映画に出てきそうな建物があった。
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ゴールドラッシュ時代(1848〜1855年)のサロン兼ホテル“ブルー・ウィング・イン”だった。
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ここで、ギャンブルが行われていたそうだから、まさに西部劇。
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通りを隔て、これまた西部劇に出てきそうな教会。
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1832年、フランシスコ修道会のホセ・アルティミラ神父が建てた伝導所“ミッション・サンフランシスコ”。
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イチオシ
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入場料を払って、中を見学。
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イチオシ
(サボテンの花)
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(レモンの木)
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市庁舎のある公園沿いの“ソノマ・バラック”は、
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メキシコ領土時代にメキシコ軍が駐屯していた兵舎。
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イチオシ
バラックの中庭も、
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2階から眺める通りも、
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映画のセットのよう!
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頭の中に“荒野の用心棒”の音楽が流れる。
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カリフォルニアは、かつてメキシコ領土だった。
1846年6月にクーデターが起こり、メキシコ共和国から独立し、カリフォルニア共和国になる。 -
独立国はたった25日間でアメリカ合衆国に吸収されてしまうが、その時ソノマはカリフォルニア共和国の首都だったとのこと。
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時間はそろそろ12時だが、ランチの前に、ヴァレーホ将軍の家を見学したい。
Nさんが前に来た時、レストランが混んでいたそうで、“the girl and the fig”に寄って、13時に予約を取った。 -
街の中心部を少し外れ、草原の広がるのどかな道を行く。
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マツムシソウのような薄紫の花を眺めたり、
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大きな木の梢を見上げたりしながら歩くうち、
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キツツキを見かける。
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将軍の家は、ミッション・サンフランシスコの入場券を見せると、見学無料。
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ヴァレーホ将軍は、ミッション・サンフランシスコの建立をきっかけに、1834年にメキシコ政府から派遣され、ソノマのダウンタウン一帯を統治していたそうだ。
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帰りは草原の小路を歩いて、レストランへと向かった。
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13時でも、レストランは混んでいた。
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予約したテラス席に着く。
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まず、飲み物とルッコラのサラダを注文。
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運ばれてきた飲み物の色がユニーク!
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メインは、Nさんはハンバーガー、
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食欲がないJちゃんはフレンチトースト、
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私はホームメイド・ソーセージのグリルにする。
ソーセージはまずまずだったが、味見させてもらった、Nさんのハンバーガーはとてもおいしかった!アメリカのバーガー、甘く見ちゃいけない。 -
デザートも頼んで、ランチ終了!
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レストランのオネエサンに、観光局のビジターズガイドに載っていたラベンダーの咲くワイナリーの場所を聞いたら、ソノマではなく、離れた場所にあることがわかる。
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観光局でもらった絵葉書で、ワインのテイスティングが割引になりそうな“Buena Vista”はソノマにあり、「いいワイナリーよ!」ここに決まりだね。
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14時半、ダウンタウンを後にする。
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街中からさほど遠くない、ブドウ畑の脇の道の奥に“Buena Vista”はあった。
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ハンガリーからの移民、アゴストン・ハラジが1857年に創業した、カリフォルニアで最も古いワイナリーは、
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石造りで、
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中は素敵なサロンになっていた。
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イチオシ
カウンターで葉書を見せて、「2 for 1 tasting」の意味を教えてくださいと言うと、1人10ドルのところ2人で10ドルになるとのこと。
じゃあ、お願いします。Jちゃんとテイスティング。 -
ここでは、試飲するワインリストがもらえた。
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まずはピノグリ。
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それからシャルドネ、ピノノワールと進む。
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ほかの人がロゼを飲んでいるのを見て、「あれは?」と聞くと試飲させてくれた。
ピノノワールのロゼだった。ブドウの皮を途中で引き上げると、ロゼになるそうだ。 -
最後はジンファンデル。コクのある赤だった。
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残念ながら、好みの味には出会えず、日本発送も行っていないので、試飲だけで終わる。
でも、ロゼの作り方もわかったし、満足! -
15時半、セント・ヘレナに向けてワイナリーを出発。
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ソノマから東に行って、
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ぶつかった29号線を北上するうち、
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道の周りにブドウ畑が広がってきた!
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以前、カリフォルニアのワインナリーを舞台にした、キアヌ・リーブス主演の「雲の中で散歩」という映画を観たことがある。
設定はサクラメント近くのワイナリーだったと思うが、山の斜面に広がるブドウ畑が素敵だった。
ナパにもそんな場所があるに違いない。フランス・アルザス地方のブドウ畑にすっかり魅了されたこともあって、ナパのブドウ畑に興味津々。 -
サンフランシスコ発ナパツアーをチェックしたら、たいていは日帰り。
ナパ・ヴァレーを走るレトロな列車“ワイントレイン”は公共の交通機関ではなく、列車の中で食事を楽しむ“ナパ版お座敷列車”といった感じ。ツアー料金は安くはなかった。 -
バスを利用してナパに行けないの?ガイドブックを眺めていると、“VINE”の10番のバスが走っているという情報を見つける。早速、ネットで検索。
ナパ、ナパと言ってるけれど、“ナパ”の街ではなく、“ナパ・ヴァレー”を意味することもわかってくる。 -
情報収集を重ねるうち、サンフランシスコのフェリービルディングから“ヴァレーホ”までフェリーで行って、バスに乗り継ぐルートに辿り着く。
ヴァレーホは、BART(ベイエリア高速鉄道)の“エルセリート・デル・ノルテ”駅からバスで行く方法もあった。 -
ナパは比較的大きな街で、ホテルからすぐブドウ畑とはいかなそうだ。
Googleマップを見ながら、宿泊地を検討。
ナパ・ヴァレーの終点の温泉保養地“カリストガ”も考えたが、観光局の写真に惹かれ、手前の“セント・ヘレナ”に決めた。エル ボニータ モーテル ホテル
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16時半、予約したエル・ボニータ・モーテルに到着。
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フロントのある建物でチェックインして、
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予約した部屋のある棟へ。
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2階の端の40号室は
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広くて、
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ベランダ付き!
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バスルームも清潔で、冷蔵庫だけでなく、湯沸かしもある。
言うことナシ!
Nさんは私たちが泊る部屋に安心して、帰って行った。どうもありがとうございました! -
部屋の写真を撮ったりしているうち、どこからか音がすることに気づく。エアコンの室外機の音だった。
言うことナシの部屋の下に何台もの室外機が並び、動き出すとうるさかった…。 -
イチオシ
では、セント・ヘレナのダウンタウンに行ってみよう。
17時過ぎ、散歩に出かける。 -
エル・ボニータはホテル予約サイトで見つけたのだが、ツインの部屋があったのはここだけ。
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街の中心部から少し離れているが、思った通り、周りはブドウ畑に囲まれていた!
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(Salvestrinワイナリー)
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(ハイスクール)
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イチオシ
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29号を北上して、ダウンタウンに着く。
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雰囲気のよいメインストリートは短く、しかも、店があるのは29号線沿いだけ。
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観光局の写真から、もうちょっと大きい街に思えたんだけどなぁ。
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セント・ヘレナはワイントレインの終着点でもある。
駅を探しに行ったが、ホームらしきものはなく、ワイントレインの先頭だけが線路にポツンと停まっていた。 -
イチオシ
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レストランで食事するほどお腹が空いていないので、スーパーで夕食用のお寿司と果物、スコーンを買う。
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スーパーの近くで、観光局を見つけたものの、日曜のせいか夕方のせいか、閉まっていた。
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19時、モーテルに戻る。
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数部屋先には、製氷ボックスもあった。
のどが渇いていたので、日本のビジネスホテルの感覚で、コップですくって飲み物に入れた。でもその氷、ワインを冷やすためのものだと、部屋にボトルクーラーを見て気がつく。
さすがワインの産地。ワイナリーで買ってきたワインを、部屋で楽しめるようにしてるんだ。
飲んじゃったけど、大丈夫…だよね…。 -
NさんからJちゃんに連絡が来て、明日、フェリービルディングのレストランで待ち合わせて夕食の予定がキャンセルになり、ビルの前でピックアップに変更になる。
それで、17時着を目途に、フェリーとバスの時間を逆算しようとなった。
ひとり旅の時は、しっかり時間を調べて旅行に臨むのだが、Jちゃんと一緒の安心感もあって、フェリーとバスの時刻表のプリントアウトを持ってきただけ。
時刻表とにらめっこで、翌日のスケジュールを立てる。 -
その時、「ボォ〜」という音が聞こえてきた。ワイントレインの汽笛かな?でも、先頭しかなかったし…。
少しすると、汽笛の音が近づいてくるではないか。部屋を飛び出して、線路に向かってダッシュ!
ワイントレインだ〜! -
ナパへ向かうトレインの一番後ろのデッキには、お客さんらしき人。
明るいとはいえ、20時半も近い。こんな時間のプランもあったんだ。思いがけず、ワイントレインに出会えたことに感激! -
さてと、続き。
バスは10番と29番があるが、29番はエクスプレスで本数が少なかった。10番のバスで南下して、ナパで下車。ワイントレインの駅でワインを日本発送して、ランチ。今度は29番のバスをヴァレーホまで乗って、フェリーでサンフランシスコに行ってと、それぞれの時刻を紙に書き出す。
ワイントレインの駅に寄るのは、ワインを日本発送したいから。Jちゃんも「お土産にワインがあると助かる」と、この案に乗り気。
当初は、1日目にカリストガ観光を予定にしていた。どうにか、カリストガに寄れないかと検討したが、バスの本数が少ないため、時間的に無理と判断。それで、ホテルの周りのブドウ畑を散策して、開いているワイナリーがあったら、そこで試飲することで落ち着いた。 -
20:40、夕飯にする。
スーパーで買ったスコーンがことのほか美味しい。ラベルを見ると“スコーンヘンジ”。笑える〜!そして、作っているのはバークレーだった。
今日はいい1日だった!Jちゃんはお疲れの様子で、22時半就寝。
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