2010/04/30 - 2010/05/08
114位(同エリア145件中)
zaruさん
この日は、ウィーンから離れ、ヴァッハウ渓谷に行って来ました。メルクとデュルンシュタインを観光しました。残念ながらドナウ川下りの時は雨で、美しく青きドナウとはなりませんでしたが、美味しいレストランで食事ができました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
この日は、郊外に出かけることにしました。早起きして、豪華な朝食は軽めで我慢し、7時ごろホテルを出発しました。地下鉄を乗り継いで、ウィーン西駅に着きました。通勤客で混雑した地下鉄の改札口を上がったところに緑の窓口のようなところがあり、鉄道、遊覧船、メルク修道院の入場券がセットになっているヴァッハウコンビチケットを買いました(2人で93.2ユーロ)。
行き止まり式のホームの一番端に目指す7時40分発の特急列車が止まっていました。先頭には自動車を乗せているため、客車まではかなり歩くようになりました。コンパートメント式の客室もありました。ザンクトペルテンで普通の列車に乗り換え、9時過ぎにメルクの駅に着きました。
インフォメーションに行き地図をもらって細い道を上がりメルクの修道院に着きました。
この写真はメルクの修道院の入り口の所です。修道院というよりはお城といったほうが良い立派や建物でした。 -
修道院のテラスから見たメルクの町です。小さくてきれいでメルヘンチックな町でした。このテラスの途中には博物室がありました。メルク修道院のことを解説した日本語の詳しい小冊子が入り口でもらえます。
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修道院の図書室です。古い地球儀や時計もありました。
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付属教会です。バロック様式で絢爛豪華です。
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中庭から教会を見たところです。修道院の出口に修道院のお店があり、ワインや記念品を売っていました。アプリコットブランデーと間違えて酢を買いましたが、帰国して、サラダにかけて食べると、とっても美味しかったです。
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メルクの町です。きれいでかわいらしい店が並んでおり、入ってみたくなりましたが、船着き場までどれくらいの時間がかかるか分からないため先を急ぎました。
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小学生の遠足のようです。
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メルクの船着き場から修道院を見たところです。崖の中腹にお守りのような騎士像がありました。
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11時出航の船に乗る予定が、30分前に着いてしまいました。メルクの町をゆっくり楽しめば良かったと後悔しました。窓口でチケットを交換し船に乗り込みました。まだ、ほとんど人が乗っていなかったので船のテラスの舳先のベンチに陣取り、一番見晴らしの良い席でドナウ川を満喫してやろうと意気込みましたが、出航の頃には小雨になりました。
デュルンシュタインまで約1時間の航海です。最初の30分間は川岸に山が迫っており、山の上には古城がありました。この間は結構雨が降っており、テラスで頑張っていたため体が冷え切ってしまいました。このため、テラスの下階の船の中のレストランでココアを飲んで冷え切った体を温めました。 -
後半の30分間はこのようにワインを作っている段々畑が川岸から続いていました。ビデオを録画しながら日本語で解説を録音している日本人の女性の方がいました。その方の話では、この辺りはリースリングの原産地だそうです。この教会の後ろの崖の段々畑に植えてあるのがリースリングだそうです。ミカンもそうですが大変な重労働だと思います。このワイン畑に後継者はいるのでしょうか。
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ドナウ川の運搬船です。以前、共産主義体制が崩壊し、不要になったレーニン像を運搬するドナウ川の船を、映画で見たことがありますが、同じタイプの船でした。
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ワインで有名なシュピッツの船着き場です。ワインをしっかり飲んでいるような、ロシア人(?)の観光客が大量に乗り込んできて、ガラガラだった船は急ににぎやかになりました。乗船した後はアプリコットにシロップをかけたものをレストランで食べていました。美味しそうです。レストランもいっぱいになったため、もう注文はできませんでした。
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川の左岸を走るローカル線の一両編成の列車です。帰りは、この路線で帰りました。
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デュルンシュタインの聖堂参事会修道院教会です。水色の尖塔が印象的でした(黄色の建物ばかり見てきたため)。
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船着き場を降りた後、階段を上りハウプト通りを歩きました。レストランを探しましたが、どこも、人がおらず、ホイリゲ風で寒そうでした。このため、ホテルのレストランで食事をすることにしました。
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ロマンティック・ホテル・リヒャルト・レーヴェンヘルツのレストランに入りました。13時ごろにも関わらず、先客は一組だけで閑散としていました。はずれかなと思い、スープとホワイトアスパラガスだけ注文しました。
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レストランは屋外の席もありましたが、室内の席に入りました。窓の外にはドナウ川が見え絶景です。レバーの団子と、小麦粉の団子の入ったスープを頼みましたが、臭みもなく、中国地方出身で薄味に慣れている私たちにも塩辛くなく、牛肉のうまみが出た上品な味付けのスープでした。これは、あたりのレストランだと思い、羊も注文しました。
白ワインはリースリングできりっとした味ですがこれも美味しかったです。 -
前菜は、アスパラガスと生ハムです。クラテッロだったかもしれません。給仕の若い女性が気を利かせてくれて、1皿を2人で分けることを勧めてくれました。半分の量で充分な量がありました。この時期が旬のアスパラガスは少し固めで甘くゆでてあり、生ハムと一緒に食べるととても美味しかったです。
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この季節が旬のラムです。ニンニクがしっかり利かせてありましたが、これも、美味しかったです。ついでに、お土産用に置いてあると思われるケーキを食べましたが、これは、普通の味でした。ケーキを頼んだ時に給仕の人が少し残念そうにしていました。後から入ってきた人たちが、アプリコットのパラチンケンを頼んでいましたが、こちらが名物のようでした。デザートワインも頼みましたが、これも美味しかったです。今回の旅行で一番当たりのレストランでした。二人で105ユーロでした。
ワインも美味しかったので、お土産に買って帰りたいと伝えると、ホテルのフロントに連れて行ってくれ、デュルンシュタインとLoibenの地図とワイナリーのリストをくれました。 -
聖堂参事会修道院教会の内部です(入場料2.6ユーロ)。メルク修道院に比べるとかなり見劣りします。しかし、空色の棟の外側にドナウ川に面したテラスがあり、こちらは絶景でした。
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デュルンシュタインの町を散策しました。ほとんど人がいませんでしたが、パン屋さんの前だけ小学生の集団がたくさん路上に座って買ったばかりのパンを食べていました。名物のようです。
お土産屋さんでアプリコットのジュースを試飲させてもらい、買いました。他にもアプリコットのハンドクリームとアプリコットブランデーを買って帰りましたが、どれも良かったです。
この写真は、駅に行く途中にあったワイン畑です。Domaene Wachau社のグリューナー・フェルトリーナーという品種の畑です。この品種は平地で作るようです。これが、ホテルで飲んだワインの会社でした。駅を少し行ったところにこの会社のワイナリーがあり、お土産にワインとビネガーを買って帰りました。
ついでに昨年お土産に買って帰ってとても美味しかったピヒラー社のワイナリーがあるLoibenまで歩いて向かいましたが、場所がわからず断念しました。Google mapを印刷して行けば良かったと後で後悔しました。 -
デュルンシュタインの駅の山側にあるKellerschlosselという建物です。この近くにはワイナリー巡りと思われるオープンバスが停車していました。
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駅の山側です。左端に駅が見えます。駅と言っても小屋があるだけの無人駅です。日本人ばかり、10人ぐらい駅で待っていました。みんな、個人旅行のようです。なぜ、日本人だけなのかは謎でしたが、現地の人はほかの交通手段で来るのかもしれません。
16時47分発の列車を待ちましたが、なかなか来ません。本当に来るのかと日本人がみんなで心配していると、15分ぐらい遅れて列車が来ました。
ハイリゲンシュタット駅で、通勤客で込み合う地下鉄に乗り換え、ホテルに帰りました。
デュルンシュタインで買ったパンやアプリコットのネクターや果物で夕食にし、歩き疲れてぐっすり寝ました。
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