2014/04/27 - 2014/04/27
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naoさん
京都嵐山の近くにある松尾大社は関西随一の山吹の名所として知られ、春になると、境内を流れる一ノ井川のほとりに植えられた約3000株の木々が、いっせいに山吹色の花を咲かせます。
阪急松尾大社駅の目の前に建つ一ノ鳥居をくぐると、参道の所々に山吹の花が咲いていて、ここが山吹の名所であることを教えてくれます。
参道の正面に現れた楼門から境内に一歩足を踏み入れると、一ノ井川に架かる石橋や水車などを添景に咲き誇る山吹の花々が、川の流れにその可憐な姿を映し出し、春らしい清々しい風情を湛えています。
山吹にまつわる有名な逸話として、室町時代の武将、太田道灌の山吹伝説があります。
ある日、鷹狩りに出掛けた道灌がにわか雨にあい、近くの貧しい家に駆け込んで蓑(みの)を貸してもらえないかと申し入れたところ、年端もいかぬ少女が無言で山吹の花を差し出しました。
この意味がわからぬ道灌は「花が欲しいのではない」と怒り、雨の中を帰ってしまいます。
その夜、道灌がこのことを家臣に話したところ、一人の者が、「後拾遺和歌集に、醍醐天皇の皇子・中務卿兼明親王が詠まれた、『七重八重 花は咲けども 山吹の (実)みのひとつだに なきぞかなしき』という歌があり、その少女は蓑ひとつない貧しさを山吹の花に例えたのではないでしょうか」と申し出ます。
驚いた道灌は、己の無学を恥じ、この日を境に歌道に精進するようになったと云われています。
では、そんな山吹伝説を思い描きながら、山吹の花を観賞します。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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阪急嵐山線の松尾大社駅に着きました。
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松尾大社は、駅の目の前に一ノ鳥居が建っているので、道を探す心配はいりません。
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一ノ鳥居をくぐって参道を進むと、痛いほどの新緑が目に飛び込んできます。
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さらに進むと、楼門が見えてきます。
松尾大社 寺・神社・教会
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楼門から境内へ入ると、一ノ井川のほとりに植えられた山吹が・・・
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石灯籠や石橋などを添景にして咲き誇っています。
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川の上流には、水辺の景観に趣を与える、水車がしつらえてあります。
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さらに、この景観を引きたてるのに重要な役割を担っている、川の存在を忘れてはいけません。
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山吹越しに望む水車。
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水車や石橋が、本当に効果的に配置されています。
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川面にその姿を映す水車と・・・
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その水車を見つめる山吹の花。
そして、これらを結ぶ川が一体となって素晴らしい景観を生んでいます。 -
石橋の欄干越しに見た山吹と水車。
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川があるから必然的に石橋が掛けられているんですが、意図したものではない、「用の美」がそこにはあります。
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咲き誇る山吹たち。
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石橋に寄り添う山吹。
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川面に覆いかぶさるように枝を落とす山吹たち。
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その下の川面は山吹色に染まっています。
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川面に姿を映す山吹が、川の流れで揺らめいています。
ここにも、自然が織りなす素敵な景観があります。 -
小さな流れにかかる山吹。
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小さな滝を流れ落ちる水が、陽の光を浴びてキラキラと輝いています。
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その流れる水が、こんな景観を作っています。
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小さな流れに架かる一枚石の橋。
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その一枚石を受ける橋げた石。
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見上げれば、御神札の授与所を覆い尽くさんばかりに山吹が咲き誇っています。
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石標に寄り添う山吹。
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新緑の木々の足元を、山吹が引き締めています。
鮮やかなコラボレーションですね。
先日マクロレンズを購入したので、ここでマクロレンズに付けかえて、今までと違った趣の山吹の撮影に挑戦します。 -
松尾大社の山吹の花は八重咲です。
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八重咲なので、どこまでが花びらなのか判りませんね。
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でも、よ〜く見ると奥の方にシベの茎が密生しているので、茎の先の小さな花びらのようなものがシベなのかも知れません。
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山吹に寄り添うようにシャガが咲いていました。
この花はとても複雑な姿をしています。 -
オレンジ色と紫の取り合わせがかわいいですね。
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ズームレンズと違って、マクロレンズは単焦点なので自分が動いて構図を決めなければいけないので大変です。
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その反面、この様にある部分を大胆に切り取るなど、思いがけない構図を発見する面白味もあって、写真の奥の深さを認識することができました。
このアングルでも、ズームレンズだったら灯籠全体を構図に入れようとしていたと思いますが・・・。
まだまだ勉強です。 -
陽のあたる部分と日影の部分のコントラストの違いを切り取ったつもりなんですが・・・。
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陽の光に透かされて、折り重なる葉が影を作っています。
山吹の葉はとても薄いんですね。 -
水車の木組みの中に、川面に映る山吹が目に入ったので、思わずシャッターを・・・。
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水車の屋根のノキシノブと一輪の山吹。
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これはマンリョウの実。
三脚がないとピント合わせが難しい〜。 -
燈籠の上のノキシノブが判りますかね・・・。
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手水舎の青竹の上で、手洗い水が跳ねる勢いのよさがうかがわれます。
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川面で揺らめく回廊の木橋。
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川面に姿を映す山吹が素晴らしい風情を醸しています。
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拝殿を背に咲く、日影の山吹。
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これも陰陽の違いを切り撮った一枚です。
でも、後ろがちょっとボケ過ぎですかね・・・。 -
楚々とした風情の山吹を見つけました。
この控えめな姿が気に入っています。 -
奥に見えるのは社務所と葵殿です。
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水車と山吹。
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橋の上を、訪れた人々が行き交う姿が忙しげです。
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楼門の前のモミジがたくさんの花を咲かせています。
この花も、いずれは種となって枝を離れて飛びたちます。 -
川面で揺れる山吹。
流れる水はとてもきれいです。 -
川面が真っ暗なので、陽あたりの山吹がコントラストをより強調しています。
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蹲が山吹の花で埋もれてしまいそうです。
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楼門の複雑な小屋組みに、つい目が行ってしまいました。
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手水舎の吐水口は青銅製の亀の形をしています。
松尾大社では、亀を神様の使いとして崇めておられます。 -
花びらを透かして、陽の光があふれ出ています。
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これはアオキの実です。
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何度も境内を往ったり来たりしながら写真を撮っていたので、時間が経つのを忘れていました。
では、そろそろ帰ることにします。
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