2013/05/31 - 2013/06/09
2886位(同エリア6876件中)
May822さん
- May822さんTOP
- 旅行記49冊
- クチコミ13件
- Q&A回答18件
- 89,788アクセス
- フォロワー12人
盛り沢山の旅行も終わり、帰国日となりました。
「帰るだけでしょ?」と思われるかもしれませんが、この日もいろいろありました〜。みなさんも帰り道だからといって油断禁物、旅は予測不能です。
ホテル空港間は事前に専用車を手配、朝6時半にホテルまでお迎えに来てもらいました。家族連れだと結局これが一番安心。
朝日を眺めながら空港までは順調に。道は混んでいません。
チェックイン手続き後、ロビーで朝ご飯。ホテルで用意してくれたのですが、一晩冷蔵庫に入っていたからかぼそぼそなサンドイッチ。
(食パンにチーズがはさんである)今まで食べたおいしいパンが嘘のようにいまいち。オレンジジュースで流し込んで何とか食べました。
その他ヨーグルトとクッキーみたいな感じだったかな。
食べ終わったころ空港内での車いす利用を頼んでいたので、係りの人が持ってきてくれました。あとは指定の搭乗ゲートに連れて行ってもらい待機。
ここで悲しいことに気づきました。昨夜書いた絵葉書を朝ポストに投函しようと思っていたのにすっかり忘れてここまで持ってきてしまった!
空港に入る前なら出せたのに、なんてこと。
切手も貼って準備万端だけど、スペインで出せなかったらまったく意味がないわけで…
近くにあったインフォメーションのお姉さんに聞いてみると、空港の入り口にはポストがあるけど、中にはないと。
そういわれてもあきらめきれず、売店などで誰か引き受けてくれる人がいないかと勇気を出して声をかけてみるが、どこでも冷たく断られた。
いっそどこかに置いといたら誰か出してくれないかしら?
こうなったら最後にダメもとでと、最初にポストの場所を聞いたインフォメーションのお姉さんに交渉。
「もしももしも、できたらでいいんだけど、このはがきを投函してはくれまいか?」
ちょっとムッとした顔のお姉さん、無言「…。」ドキドキ待つ私。
そこでため息をつきながら、「切手は貼ってあるの?」と。
やった!「貼ってあります!出すだけです!」
「わかった。出してあげる。」
「ほんと!!うわーありがとう、ありがとう!!」
と全開で喜ぶ私にお姉さんも思わず笑顔に。チップを渡そうとしたけどいらないと言われました。
ちょっと無愛想だったからダメかと思ったけど笑顔が素敵だった。
別に無愛想なわけじゃなくこれが普通なのかも…。
日本のように笑顔がデフォルトじゃないんだよね。
この後2週間くらいかかってはがきは無事友人たちのもとへ到着。半信半疑だったけど、本当に出してくれたんだ〜。勇気を出して声をかけてよかった。また見知らぬ人に助けられました。
さてそんなこんなで一人空港内を徘徊している時に何やら私たちの便のゲートが変更になったような放送が。しかしいまいち聞き取りに自信がないので、電光表示板まで確認しに行くと、やはり変更になっていました。みんなを呼びに行ってあわてて移動。
いよいよ搭乗時間になりパリまでの飛行機に乗り込みます。ところが…この写真のどんより空が見えますか?この写真を撮っている時、ぽつぽつ雨が降ってきました。
本降りになる前に乗り込んだものの、あっという間に土砂降りになり、雷まで鳴ってます。当然飛行機はピクリともしません。
帰りのフライト、パリでの乗り継ぎ時間は90分。行きも散々だったシャルルドゴール…。90分でも心配でリサーチにはかなり時間をかけたのに。機内放送では「悪天候のためしばらく待機します」的なことを言っております。いったいどうなってしまうのか…。
まあ、今悩んでも仕方ないので寝てみました。なんか朝早かったし。
で、40分後に目覚めたら、まだそのままでした。しくしくしく…
結局1時間以上遅れてやっと雨が小降りになりおもむろに離陸。
飛行が安定したころを見計らって、キャビンアテンダントに到着予定時刻と乗り継ぎの飛行機に間に合うかを確認しに行ったら、にらまれて
「I don't know!」と一括されました。
それはそうかもしれないけどさ…。
悲しい気持ちでおとなしく身を任せることにします。
最終的に飛行機は1時間ほど遅れて到着。シェンゲン協定があるから出国検査も受けなければならず、とても間に合わない…。
ところがうっかり忘れていたけどここでも車いすをお願いしていたのです。
飛行機を降りると車いすを持って待ち構えていた係員のお姉さんが間に合うからついて来いというので、小走りで後を追います。足が長いから、速度も速い…。
この間必死だったのでどこをどう通ったかよくわかりません。しかしいろんな審査は優先ゲートからほぼフリーパス状態で行列を横目にガンガン前進。途中お姉さんに指示されて車いすとは別行動で空港内のシャトルバスに乗り搭乗ゲートへ。搭乗ゲートはすでに係員のみ。乗客はもう誰もいません。でも連絡は受けているから待ってくれるとのこと。JALとコードシェア便だから係員が日本の方でとっても丁寧。ああ、ほっとする…。
しかしやっと席に落ち着いたもののまたしてもピクリとも動かない飛行機。しばらくして放送があり、搭乗に間に合わないツアー客の荷物を取り出しています、と。急がなくても大丈夫だったのか…。そんなこんなで離陸は30分遅れ。やっと飛び立ちました。
ああ、もうぐったり。
出発前にいろんな事態をあれこれ心配して準備をしたつもりだったけれど結局は予想外の出来事ばかり、この旅もいい修行になりました。
とにかく無事飛行機は飛び立ち、一路日本へ。
それでもスペインはとても魅力的で素晴らしかった。まだまだ行きたい場所がたくさんあるし、再訪してもっとゆっくり滞在したい街もあり。とてもこの短期間では足りません。
高所恐怖症で飛行機を嫌がっていた父はすっかり「慣れちゃった、だって飛んだらもうわからないし。」とリラックス。スペインに行っても米しか食わんと言っていたのにパンがおいしくて大好きになりました。
逆に母は機内が落ち着かなくてちょっとしんどかったようです。
それでもみんな元気にフライトを終えて無事成田へ。
さすがにもう困ることはないと思ったら、スカイライナーのチケットを買いに窓口へ行き指定席券を発券してもらったのに日本円が足りず出直し。
スイカを持っていない両親にJRと私鉄の乗り換え切符を買うのに買い方がわからず右往左往。
スイカの便利さに慣れたため買い方を忘れてしまい、日本なのに切符を買えないという…。
最後の最後までスマートに行かない相変わらずの珍道中でした。
さて、これでスペインの旅行記はおしまいです。
一年がかりの旅行記となってしまいました。読んでいただきありがとうございます。
今年の旅行はカナダ東海岸へ行く予定。無事戻りましたら、また旅行記を書かせていただきます!
- 旅行の満足度
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
May822さんの関連旅行記
バルセロナ(スペイン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
4