初マイレージ旅は中欧 (11)　道に迷ってブダペストでスポーツ三昧

2014/04/01 - 2014/04/24

大韓航空のマイレージ、スカイパス。
クレジットカードも利用してコツコツ貯めて久しぶりのヨーロッパへ。
今まで行ったことのない国、スポーツ観戦という２つの希望を叶えてくれるのは中欧という結論に達し行先決定！
今回はチェコ・プラハを起点にポーランド、スロバキア、ハンガリー、オーストリアとまわってきました。

4/12
この時期の週末はスポーツ。
ということでハンガリーでサッカー観戦、のつもりが...
事前にスケジュールや会場を調べて行ったのですが何とスタジアムが工事中でした。
でも紆余曲折あってアイスホッケーの国際試合とサッカー観戦ができました。

1HUF=0.4718円≒05円

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ブダペストの朝
朝食は前日に買ったパンなどで済ませ8時半過ぎにちょっと散歩へ。
地下鉄アナストリア駅まで行きそこを右折して見ました。

カーロイ通りを北上していたら右手にシナゴーグを見つけました。
後で知ったのはヨーロッパ最大級ということ。

シナゴーグ 寺院・教会

さらに北上するとトラムの終点にあたりました。

デアーク広場付近まで来て戻ることにしました。
帰りに昨夜ポーランド・ズロチを両替した両替所にて今度は日本円を両替しました。
10,000円→21,193HUF(手数料込み)
1HUF=04718円≒0.5円
わかりやすいですね。

宿泊しているマルコ・ポーロへ戻る時の箱の教会を目安にしています。
1泊分しか払っていなかったのでもう2泊分を支払いました。
3,390HUF+tax136HUF=4,135HUF ×2泊

宿泊代を払って再出発です。
まずは東駅方面へ。

ブダペスト東駅 (ケレティ パーイアウドゥヴァル) 駅

東駅の左の道(テョキョリ通り)を進んでみます。
そしてドージャ・ジョルジ通りへ。
目的地は市民公園です。

市民公園の中にはフットサルコートがありました。
土曜日ということもあってオッチャン達が汗を流し、その家族らしき人たちが観戦しています。

市民公園 広場・公園

ここも絶好のジョギングコースです。
多くの人が走っていました。

市民公園 広場・公園

週末のみ開かれる蚤の市、ペトゥーフィ・チャルノクに着きました。
本日午前の目的地です。

ノミの市(ペートゥーフィ ホール) 市場

入場料150HUF

奥に進んでいくと既に大勢の人がいました。

ノミの市(ペートゥーフィ ホール) 市場

嗅覚なのか早速掘り出し物(?)を見つけました。

パスポートケースを買いました。
今のパスポートは来年切れるしヨルダン・アンマンで買ったケースもそろそろ限界の様なので。
赤にするかブラウンにするか迷いましたが結局赤にしました。
200HUF

来場者は男性が多いかな。

服からオモチャ、誰かわからない昔の人の写真まで。
ゴミ箱に入っていてもおかしくない様なものまで売られていました。

ハンバーガーなどの店もあります。
空腹できたらその店に吸い寄せられるでしょう。

親子連れも多く見かけました。

私が入ったのとは反対側の入場門。
こっちの方がメインっぽいです。

ノミの市(ペートゥーフィ ホール) 市場

市場の出入口近くにアイスクリーム屋がありました。
結構繁盛しています。
私も一つ買ってみることにしました。
店員にどれが一番人気か聞いたら「キティ」と言われました。
左側にキティの絵が立てられたものの様です。

2番人気のこれにしました。

180HUF
次から次とお客さんが来ています。

蚤の市の近くでは犬の散歩をしている人が多くいました。
リードを外して自由に走らせています。

農業博物館前に来ました。
ここも多くの人で賑わっています。

農業博物館 博物館・美術館・ギャラリー

農業博物館前にある像。
何やら不気味ですが多くの人が写真を撮っていました。

ウエディング衣装を着たカップルが通っていきました。
思わず「Congratulations!」といったら新郎から「Thank you」との返事。

花もきれいに咲いています。
ブダペストは4月が結婚シーズン？

世界中花を飾る風習がありますがハンガリーをはじめヨーロッパの国は平面的、日本は立体的な印象を持っています。
やっぱり日本は土地が狭いからかな？

城壁をくぐって公演を後にしました。

ここでも2,3組のカップルが結婚写真を撮っていました。

橋を渡って英雄広場に向かいます。

英雄広場到着です。
多くの観光客がいます。
ここでも中国からの団体が目立ちました。

英雄広場 広場・公園

青空に天使像が映えます。

アンドラーシ通り
英雄広場を後にしてここを下っていきます。

車道の間に遊歩道があります。

アンドラーシ通り沿いには比較的大きな建物が林立しています。

遊歩道は通りの途中で終わってしまいました。
目指す西駅はまだ先です。

ブダペスト西駅隣のマクドナルドに着きました。
いつも外食では消極的選択でマクドナルドを利用しています。
つまり他に適当なところがなく仕方なくという理由で。
でも今回は是非来てみたかった所です。

マクドナルド（ブダペスト西駅店） ファーストフード

世界中で展開しているマクドナルド。
その中で一番美しいと言われている店舗です。

上階はマックカフェがあります。
確かに納得の美しさ。
12時半と昼時なので混んでいました。

オーダーはいつもビックマックセット。
あまり利用しないから詳しいことはわかりませんが日本と値段は変わらないみたいです。
物価から考えるとブダペストでは割高では？

西駅前
さすがに駅前は人通りが多いです。

ブダペスト西駅 (ニュガティ パーイアウドゥヴァル) 駅

地下鉄(M3)に乗って移動です。

Nepligetで下車しました。

Ferencvaros(フェレンツバーロシ)の試合があるので最寄りの駅に来たのですが試合時間間近なのに人が少ない気がしてなりません。

駅からスタジアムまではすぐ。
地上に出てい見ると何とスタジアムは工事中でした。
しばし呆然 (゜o゜)

試合会場もわからずこの試合観戦を諦めることにしました。
でもこの日ブダペストではもう1試合あります。
夜ですが...

そのもう1試合の会場をとりあえず目指すことにしました。
また工事だったらという不安を払しょくする為に。

ところが完全に道に迷ってしまいました。
北東に進んでいると思っていましたが実際には北西に歩いていたとは...
途中で地下鉄の駅があったので駅名を確認すればよかったのですが駅だけ確認して進んでしまいました。

大通り(ユッリョーイ通り)から1本路地に入ると廃墟となったビルに落書きが...
明らかに治安の良い所ではないようです。

大通りに戻ると大きな教会がありました。

30分以上歩き回って明らかに間違った方に進んだことに気づいたので来た道を戻り途中で修正しながら歩き続けました。
地元の人で賑わう植物園を見つけたりもしましたがまたもや治安の悪そうな雰囲気の場所にも入ってしまいました。

Nepligetから1時間歩き回って公園に到着。
地図を見てようやくここがどこだかわかりました。
?. Janos Pal Papa ter

今度は道を間違えないようにトラムが走っている大通りに沿って目的地まで歩いていきました。

地図で見るよりも遠かったので歩くよりもトラムを利用した方がよかったです。
苦労してブダペストのサッカーチーム、MTKのスタジアムに着きました。
しかし試合開始は20時。
まだ5時間ほどあります。
チケットだけでもと思いましたがまだ窓口が開いていませんでした。
テレビ中継があるらしくその準備作業をしている人と話をしたらこの試合を見るよりもアイスホッケーを見た方が良いと言われました。
すぐ近くなので行ってみることにしました。

アイスホッケーの試合会場であるブダペスト・スポーツアリーナに着きました。
国際試合とは聞いていましたがどこと対戦するかは知りません。
アイスホッケーのレプリカシャツを着た人が男女関係なく多くいました。
ハンガリーでは一番人気のスポーツかもしれません。
チケット売り場には長い列がありました。
いくらぐらいかと料金表を見ていたら話しかけられました。
おばあちゃんと孫2人が見に来ていたのですがどうやらチケットが1枚余っているようです。
せっかくなのでそれを譲ってもらいました。
3,900HUF
2,000円程で国際試合が見れるとは思いませんでした。

セキュリティチェックを経て会場へ。
さすが国際試合会場だけあってなかなかの設備です。
そして近くて見やすい席です。

開始10分前になってオープニングセレモニーが始まりました。
なかなか見ごたえがあります。

アイスショーさえも見たことがないのでちょっと得した気分です。

直前には和太鼓で盛り上げていました。

4月12日、13日と3か国対抗でEuro Ice Hockey Challengeが開催されました。
この試合はそのHungary v Austria です。

選手入場
白いユンフォームがハンガリーチーム。

赤はオーストリアです。

試合開始前のシュート練習も迫力がありました。

円陣を組んでいよいよ試合開始です。

試合開始

先制点はハンガリー。
盛り上がります。

やはり迫力があります。

第1ピリオド終了しました。

インターバルには子供のエキシビジョンマッチが行われました。
サッカーもそうですが小さい子が一生懸命にやっている姿は微笑ましいです。

第2、第3ピリオド間のインターバルは車対人間の氷上綱引きが行われました。
当然車の圧勝です。

「リア・リア・ハンガリア」
この応援が耳に残ります。

先制点こそハンガリーがとりましたが試合は徐々にオーストリアのペースです。
オーストリアの方が実力が上のようです。

第3ピリオドはハンガリーペースでした。
なかなか面白い展開になりました。

土壇場でオーストリアが追いつきました。

4-4で第3ピリオドが終了です。

同点の為ペナルティーショットになりました。
オーストリアは全員決めたのに対してハンガリーは2人が失敗して勝負あり！

喜びに沸くオーストリアチーム、そして健闘をたたえる観客。
ハンガリーのホッケーファンは紳士的です。

まけたハンガリーにも称えていました。

多くの観客がぬいぐるみを投げていました。
何故だかは不明です。

整列して閉会式が行われるようです。

勝ったオーストリアの国歌が流れました。

選手同士もお互いの健闘を称えあっていました。

ハンガリーの選手が熱狂的ファンの方に集まっていきました。

負けてしまったので観客と一緒にハンガリー国歌斉唱です。

これで選手退場かと思ったら違うようです。

試合が終わって観客は帰る人そして前に進んでいく人がいます。

前に進んだ人は選手とハイタッチする為でした。
多くの選手がこれにこたえていました。
これがファンの心を掴んでいる要因でしょう。

18時半過ぎに

18時半過ぎにスポーツアリーナを後にしました。
これからサッカーの試合を観戦しに行きます。

歩いて15分程で試合会場であるHidegkuti Nandor Stadiumに着きました。
チケットは一番安い1,400HUFの席にしました。

試合観戦の前に腹ごしらえです。
大通りを挟んでスタジアムの向かいに店があり人も大勢いたのでそこで食事を摂ることにしました。
行ってみると店はやっていませんでしたが出店がありました。
そこでソーセージとピクルスを購入。
ちょっとした広場で食べましたがそこではイベントをしていました。
最初は気にしていませんでしたがどうやらユダヤの人たちの催しの様でした。

再びHidegkuti Nandor Stadium。
この試合はMTK v Debrecen(デブレツェニ)。
どちらもリーグ中位から下位のチームです。

スタジアムの雰囲気や選手の練習風景、観客を見てトップリーグのチームとは思えない感じです。
よく言えば地域密着。

多くのプロサッカーチームにはマスコットがいます。
私の好きなArsenalも同じ。
そしてここブダペストのMTKにもいます。
しかしこれがゆるキャラ以上にゆるいものでした。
せめて中に入っている人の腕は見えないようにしてほしい...

観客の何人かはアイスホッケーのユニフォームを着た人もいました。
多くの人がビールを飲んでいました。
寒いしトイレが近くなるのに、と思っていましたが後で考えたら酔って寒さを感じなくなることに気づきました。

いよいよキックオフです。
見渡す限りMTKのサポーターばかり。
白のシャツがMTKです。

相手のDebrecenの応援はいないのかと思ったらバックスタンドにいました。

前半最初はMTKのペースでした。
立て続けに得点し2-0になりました。
1点目は見事なミドルシュートが決まり2点目はパスで相手を崩しての得点。
しかし前半終了間際に追いつかれ2-2で折り返しです。

後半開始

後半開始早々MTKが勝ち越し点を入れてからは終始MTKのペースでした。

PKで追加点。

ダメ押しの5点目。

試合終了

結局5-2でMTKの圧勝でした。

レベルは決して高くありませんでしたがなかなか面白かったです。