ソメイヨシノが終わってから楽しむ京都の桜・・嵯峨野・仁和寺・龍安寺

2014/04/11 - 2014/04/12

大阪で仕事の後、京都を訪れました。今年は桜を見る時間もなく、京都のソメイヨシノは終わってしまっているものの、京都にはその後楽しめる桜の名所がまだまだありました。
友達と待ち合わせをして、久々の嵯峨野へ。翌日は仁和寺から龍安寺を巡り春の京都を楽しみました。

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

• 旅行の満足度: 4.5

今年は桜を見る機会がほとんどなく、仕事ついでに京都を訪れました。
とはいえ、もうソメイヨシノはもう終わり・・・。
でも調べるとこれから満開を迎える桜もあるじゃない！！
今日は嵯峨野に宿をとりました。

まずは大覚寺に行ってみることにしました。
その前に腹ごしらえ・・「一休」というお店があったので入りました。

私は京料理のランチを・・

友達はあんかけうどんを頼みました。

大覚寺。

わ〜！桜が咲いてる〜！！

若いお坊さん

綺麗な天井絵

枝垂桜でしょうか・・本当に綺麗！

ソメイヨシノはもうあまり残っていません。。

桜の側に降りてみます。

優雅に大沢の池に船。。
一週間前なら満開の桜が見れたんだろうなぁ。。

龍だわ。

名残の桜と小川

嵯峨野までは歩いていけないこともないけれど、ちょうどバスが出ていたので乗り込みました。

鳥居本というバス停で降りて、ちょっとわかりにくい階段をおりるとちょっと宿場町の雰囲気のある田舎家があり、ここを下ります。

久々の化野念仏寺。
かつては風葬の地だった化野。１１００年前に弘法大師が野ざらしになっていた無縁仏を埋葬したのが始まりだそうです。
西院の河原には一目八千といわれる石塔や石仏が並びます。

ちょっと奥へ行くとこんな風情のある竹林があります。

六面六体地蔵さま
「オン・カカ・ビサンマエイ・ソワカ」と言って回りながらお参りをしますが、わかりにくい念仏で結局違う言葉を言いながら回ってました。

桜一輪

化野念仏寺の枝垂桜も見事でした。

さて、ぼちぼち戻りましょう。。いつか８月の千灯供養に来てみたいと思います。

かわいい双子ちゃん！学校からの帰り道

懐かしい「あだしのまゆ村」
高校生のころ友達と訪れて、おじいちゃんが一人ひとり好きな言葉を書いて、買ったまゆ人形の台に張ってくれました。もうあのおじいちゃんは居ないみたいです。
でもあまり変わってない。。

かわいい繭人形の置物

京都には和装の女性が良く合います。

藁ぶき屋根の奥嵯峨らしい風景

途中「清涼寺」に立ち寄りました。

嵯峨の釈迦堂としても親しまれているそうです。

ちょっと疲れたので境内にあるお茶屋さんで「あぶり餅」をいただきました。
香ばしくて大好きな京都のスィーツです。

そして今日のおやど「サンメンバーズ京都嵯峨」
駅からは歩くと２０分位あるので、タクシーか時間指定のホテルのバスの送迎をつかいます。送迎をお願いしていたのですが時間に間に合わず、タクシーで向かいました。　中は普通のビジホですがお部屋がまずまず広いのと、朝食が付いていたのでここにしました。

夜はホテルの京料理でいいけれど、目の前に「ほぁんほぁん」という中華料理店があってここに行くことにしました。

なかなか本格的！餃子もマーボ豆腐も九条ネギの皿うどんも美味しくて以外にお安かったです！！

そして翌朝、旅館ででてくるような朝食付き！
おかゆか白飯を選べます。

コーヒーもサービスで付いてました。

朝はまずは嵯峨野駅まで送迎してもらい、荷物をコインロッカーに入れて嵐山へ

嵐山といえば・・渡月橋

この渡月橋をがかかる静かな川が昨年大変なことになったのは、記憶に新しい所。
思わず流されてしまうのではないかとテレビをみていました。

橋げたまでこんなにあるのにね。

山桜がいいポイントになって山が綺麗です。

嵐電「嵐山駅」へ友達とはここでお別れ！「またねぇ・・」

これ着物ですって・・夜はライトアップされるそうです。

なんとレトロな嵐電

さて、嵐電に乗り込みます。
４トラの jyugonさんにまだ桜が見れる京都をお聞きしたところ、
「仁和寺や龍安寺はいいですよ。」と教えていただいたので、嵯峨野から近いし、
行ってみることにしました。ここから電車にのって帷子の辻(何て読むんだろう？？)で乗り換えます。

お客さんはまだちらほら・・

まずは世界遺産の仁和寺から・・
嵐電と枝垂れ桜

駅をでて・・

まっすぐ歩くとすぐのところが仁和寺

仁和寺といえばとても低い位置に咲く「御室桜」が有名です。ちょうどソメイヨシノが散ると満開になる遅咲きの桜があります。

まだ入口近辺ですがすでに満開！

ピンクの八重桜も・・

ソメイヨシノよりも白い感じがする・・

境内の中は午前中というのに凄い人。

天気も良く青空も見えています。

見頃はもう少し先かな？？と思っていたんですが、この暖かさでイッキに満開になったようです。

徳川家から寄与された五重塔

八重かと思ったらそうでもないんだ・・

桜の花が低めなのでこんな構図が撮れます。

生命力を感じる幹

ミツバツツジとしだれ桜のコラボ！見事でした。

青モミジも目に鮮やか・

ミツバツツジを背景に・・

まだまだ沢山の方が御室桜を見に来られます。
私は次の龍安寺に進みましょう。

龍安寺までの道は「きぬかけの道」を歩きます。
車通りの多い道・・ちょっとイメージちがったな。

時計を見ると１１:３０前。。先にランチにしよう。。
ということで龍安寺前にある「竹林の里」に入ってみることにしました。

湯葉料理のあったのでちょっと奮発して２６００円位のコースとビールをいただいたのですが、も少なくご飯に味噌汁。味がイマイチの湯葉と生麩の煮物、冷奴と生湯葉ちょっと。。かなりがっかりな内容でした。

さて、気を取り直して龍安寺へ
早速八重桜がお出迎え

真ん中に池がありました。

枝垂れ桜・・色が微妙に違うのがかわいい

シャクナゲも咲き始めていました。

「あっ石庭が笑ってる」とう数年前、JR東海のCMで有名になった龍安寺のお庭
白砂に１５個の石を配されただけの枯山水のお庭。。この石で禅の境地を表現しているそうです。

かわいい寝顔

紅葉の頃もいいでしょうねぇ・・

そしてお庭を散策すると・・

背の高い桜が満開！！

桜の絨毯に包まれた、タチツボスミレを見つけました。

見事な枝垂桜。ソメイヨシノが終わっても、もう桜三昧で大満足！

いろんな種類の桜が混じってます。

桜の花びらの小路

「龍安寺名物の湯どうふ」だって・・
ランチはこっちのが良かったな。。
次回のために残しておこう。

それに、湯豆腐を食べながらこんな素晴らしい桜が見れます。

龍安寺前の漬物屋さんでお土産を買って、そろそろ京都駅に向かうことにしましょう。

帰りも嵐電で嵐山駅へ戻りましたが、行きと全く違ってまるで朝の通勤列車並にコミコミでした！！

渡月橋のふもとにある桜餅家さんでお土産の桜餅を買って嵯峨野駅から京都駅へ
この桜餅は桜の葉にくるまれている方はアンなし。包まれていないお餅はアンに包まれています。どっちも美味しいんですよぉ。

ランチがイマイチだったので、新幹線の中でビールとお弁当を買っていただきました。
ソメイヨシノが終わってもまだまだ楽しめる京都の桜でした。