2014/04/04 - 2014/04/04
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akkiy363672さん
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昨日の洛東・洛中の桜から、今日は洛西へ向かい、保津川下りと嵐山一帯の桜を訪ねることにしました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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午前9時、嵐山に向けて出発です。
川端通りの桜並木、今日もきれいに咲きほこっています。 -
天竜寺駐車場に車を止めて、竹林に分け入ります。
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お目当ては「トロッコ列車 嵐山駅」。 ここから電車で亀岡へ行き、「保津川くだり」船の乗船場へ向かうつもりです。
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次のトロッコ列車まで50分ほどの時間があったので、徒歩5分の「常寂光寺」に寄ってみました。
山門を入ったすぐ左手のシダレです。 -
満開度115%、シダレ桜の簾越しに「仁王門」が見えています。
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本堂前の高台に登ると、花の雲の中に浮かぶ、京都の町が一望されます。
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さらに登ると、「開山堂」の前のシダレは、今を盛りと花をつけていました。
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30分が過ぎました。 そろそろトロッコ列車の駅へと戻ります。
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午前11時10分、嵯峨野観光鉄道「トロッコ列車」のお出ましです。
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出発してすぐ、保津川の対岸に嵐山温泉を改装してオープンした「星のや」が見えます。
「星のや」の向こうの山の中腹に、保津川を掘削した角倉了以の隠居「大悲閣」が見えているのがわかりますか? -
「保津川下り」の船が下を通っています。 船とトロッコから、お互いに手を振り合います。
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川の瀬が、白く泡立っています。
帰りは船で下りますから、いつもは何となくしか見ていない川の流れも、気になります。 -
11時30分、トロッコ亀岡駅に着き、ここから保津川下りの乗船場までは15分ほど…、シャトルバスで向かいます。
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「保津川下り」乗船場は、桂川の上流、JR山陰線「亀岡駅」のすぐ近くです。
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乗船券を買い、待合室で待っていると、番号を呼び出してくれます。
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12時15分、席は自由席。20人ほどが乗り込むと、出航です。
船頭さんは4人、前の3人のうち先頭の一人は竹竿を操って船の針路を定め、後の二人は櫓を漕いで流れが緩やかなところのスピードアップを図ります。
後尾にも1人が陣取って、舵取りします。船頭さんは途中2〜3度ローテーションで交代します。 -
出発してから10分…、トロッコ亀岡駅の横を通ります。
ん…、ここに出発点を定めればいいのに…。 -
最初の瀬に差し掛かりました。
漕ぎ手は櫓を上げ、先頭の船頭が機敏に動いて進路を定めます。 -
流れは速く、船の速度もグーンとあがります。
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飛沫防止に、両舷の席の人はブルーシートをかぶります。
正面の橋の上にJR山陰線の列車が止まっています。川の風景を楽しむためのサービス停車かと思っていたら、橋の上に駅があるのですって! -
右上手をトロッコ列車が走っていきます。
みんな、手を振りました。 -
お客さんに一番近い船頭さんが、漕ぎ手とともにガイドもしてくれます。
角倉了以は、この川のどこをどのように開いて、どこの何をどこまで運んだのか、船頭さんに聞こうと思っていたのですが、4列目の席だったので声をかける機会をつかめません。 -
右上、トロッコ保津峡駅です。周囲には何もない駅で、こんなところで降りる人っているのかと思いましたが、駅のホームに人影が見えました。
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狭い水路です。先頭の船頭さんの動きがあわただしくなります。
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保津川下りのコース途中にはさまざまな岩がありますが、これは随一の大きさを誇る「孫六岩」です。
孫六とは人の名前…、角倉了以によって始められた保津川開削の際、最後まで難所とされていたこの大岩を、「岩師」の孫六親子が砕いたことから名前がつけられたとか。
しかし、孫六はこの岩の破砕で命を落とします。悲しい物語を秘めた岩ですね。
この岩で、コースのちょうど半ばとか。 -
この岩は、「図書館の本棚」(だったか?)と言う。本が何冊も積み重なっているような様子です。
「貸し出しをいたしておりますが、ちょっと重いです」と船頭さん。 -
正面に、嵐山-高雄パークウエイの展望台が見えています。保津川はこの展望台の下で馬蹄形に曲がっています。
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保津川をラフティングする皆さんです。
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トロッコ列車とJR山陰線が交差するところ。ちょうどトロッコ列車がやってきました。
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いくつかの早瀬や岩場を越えてきた船下りも、最後の瀬を迎えました。
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音を立てて流れる早瀬の上を、船は滑るように下っていきます。
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嵐山の船着場も、もう10分ほど…。 売店船が待機していて、緊張のほぐれた客達に、飲み物や軽食を勧めます。
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嵐山に近づいて、両岸に桜の木々がきれいに並ぶようになりました。
これは、往きのトロッコ列車からも見た「星のや」です。 -
小倉山山腹の桜の群生…。
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渡月橋が見えてきました
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午後1時30分、嵐山亀山降船場に着きました。
1時間15分の船旅は終了です。 お疲れ様でした。 -
保津川を下ってきた船は、渡月橋の脇から引き上げられ、トラックに載せられて、亀岡の出発地へと戻されます。
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渡月橋を渡って、中之島公園へ足を向けました。
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中ノ島の桜も満開!
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花びらを散らすこともなく、凛として咲いています。
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「中ノ島亭」に入って、「ゆば会席」を食べました。
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阪急「嵐山駅」へと向かう橋です。
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華やかに桜咲く中ノ島…。
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戻り道、渡月橋の上から上流をパチリ!
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桜の群生を、アップにしてみました。
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嵐山「老松」に寄って、コーヒーとお菓子(丹波太郎と御所車)を頼み、夏甘糖を2個買ってきました。
隣の席に、中国人の女の子だと思うのですが、とても立派なカメラ(アサヒペンタックスと大きな望遠レンズ)を抱えた2人連れが、夏甘糖を頼んで平らげていました。
「Are you professionsl csmeraman?」と話しかけると、「Oh,yes,we are proffesional!」と言いながら、顔の前で手を振って笑っていました。 -
車を止めている「天竜寺」にもどり、折角なので庭をめぐり、桜を見てきました。
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シダレ桜は、花を散らしている最中…。
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芝生には桜の絨毯が敷かれ、庭園の流れは花びら模様で彩られていました。
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奥庭の高台からは、シダレ桜の枝越しに、京都の町並みと東山が遠望されました。
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天竜寺の庭も、色とりどりの花々で華やかでした。
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午後4時10分、嵐山をあとにしました。
古人(こじん)復(また)洛城(らくじょう)の東に無く
今人(きんじん)還(また)対す落花の風
年年歳歳花相似たり 歳歳年年人同じからず … 。
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