京都町歩き(18)/満開の桜を探して徒歩で嵐山から仁和寺へ/清涼寺・大覚寺・大沢池・広沢池・佐野さんの桜/２０１４年４月

2014/04/12 - 2014/04/12

人混みが苦手なもので、桜の季節と紅葉の季節に京都に行くのはいつも行くところに悩みます。。

人混みの季節は、バスは利用せずに電車と徒歩で行けるところ、そしてなるべく人がいなさそうな所、、ということで、大覚寺から仁和寺まで徒歩で行ってみることにしました。

この時期の京都はどこでも至るところに春を感じられるので、どこに行っても楽しいだろうと、ある程度のルートだけ考えて、ほとんど何も調べずに行きました。

既に葉桜の嵐山は人が少なかった感じ。
遅咲きの仁和寺にすごく人が集まっていて、山越のあたりから車が大渋滞してました。


10:00　京都駅集合よていだったけど、9:57のＪＲ嵯峨野線から嵐山への電車に乗れた。
10:23　嵐山琥珀堂に到着。
　　　 お店は11時からしか開かないので、道を挟んで前にある「BLACK PAINT」に入ってみる→お姉さんの話に引き込まれて、2週間のお試しセットを買う。
11:00　嵐山琥珀堂入店。
　　　　前日予約しようと思ったら、予約は受け付けていないとの事。桜の季節やし、大丈夫かなあと思っていたけれど、意外に嵐山自体に人が少なかったせいか全然大丈夫だった。でも、結婚式をしている日もあるそうなので、事前に聞いてみたほうが良いと思います。
13:10　大覚寺
14:20　広沢池
14:40　佐野邸
　　　　何気なく入ったところだったけど、一番桜が綺麗だった。
　15:45　仁和寺
　　　　むちゃくちゃ人が多かった。
16:10　ワンダアカフェ
17:15　妙心寺→JR花園駅から帰宅。

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

[嵐山琥珀堂]

今日のランチはこちら。

嵐山って意外にお店が少なくていつも悩む。。。

[嵐山琥珀堂]

早く着きすぎて、１１時の開店までにはあと３５分ほど。

[ＢＬＡＣＫ　ＰＡＩＮＴ]

時間潰しに、琥珀堂の道を挟んで向かい側の「BLACK　PAINT」に行ってみることに。

「毛穴の」スキンケアがウリらしい。
お姉さんがとても丁寧に説明してくれます。
手の甲にお試しでやってもらうと、すごくキメが細かくなって透明感が出たような感じ！！

[ＢＬＡＣＫ　ＰＡＩＮＴ]

で、２週間くらいのお試しセットを買っちゃいました。
（黒い石鹸、乳液のようなローション、肌にラップするウォータークリーム）

ものすごく天然素材で良さそうだったので。。

使って１週間、実際、肌が良い感じ。

[ＢＬＡＣＫ　ＰＡＩＮＴ]

このセット。

[Bruce 2nd]

琥珀堂の斜め前。
左が人型のポーチで有名なお店。

右はオーダーメイドのかばん屋さんのようでした。
４万とか１３万とか値段が聞こえてきました。

この建物の道をはさんで前。つまり、琥珀堂の隣は「よーじや嵐山店」。

[よーじや嵐山店]

昼ごはんも食べれるカフェもあり。

[嵐山琥珀堂]

11時になったので入店。

ハンバーグランチ　　２０００円
（前菜・ｽｰﾌﾟ・ﾊﾟﾝ・ﾃﾞｻﾞｰﾄ・ﾊﾝﾊﾞｰｸﾞ・ドリンクは飲み放題。）

[嵐山琥珀堂]

帰りに２階を見せてもらった。

２階が結婚式場になってました。

[森嘉豆腐]

とても有名な豆腐屋さん。

[森嘉豆腐]

森嘉のショウキさんはえべっさん。

[清涼寺]

昔来たけど、こんなに山門立派やっけ？？

思い出以上に立派なお寺！！

山門は江戸時代のもので京都指定文化財らしい。

[清涼寺]

源氏物語の主人公光源氏のモデルとされる源融ゆかりのお寺。

[清涼寺]

[清涼寺]

[清涼寺]

中の大きなやつはマニ車的なものだったと思う。

[清涼寺]

ほとんど葉桜だけど、枝垂れ桜は満開。

[清涼寺]

[清涼寺]

ピンクの花が丸っこくて可愛い。

[清涼寺]

目が怖い。。。

この動物いつも何だろうと思ってみてるけど、これは象っぽい。

[清涼寺]

桜とショウキさん

[大覚寺]

嵯峨天皇の離宮が大覚寺の前身だそうです。

写経の根本道場として知られているそう。

[大覚寺]

[大覚寺]

華道の何か表彰などがされる日だったようで、華道関係の人がたくさんいた。

大覚寺はいけばな発祥の花の寺でもあり、「いけばな嵯峨御流」の家元でもあるそうです。

[大覚寺]

庭に一本、満開の桜。

[大覚寺]

華道のお偉い様方の作品だと思われます。

[大覚寺]

[大覚寺]

このあたりの細い廊下は昔「暴れん坊将軍」の撮影に使われたとか。。。

暴れん坊将軍って、太秦で撮影されてたのかな？

[大覚寺]

[大覚寺]

[大覚寺]

[大覚寺]

[大覚寺]

舟席　　１２００円也。

入口近くのテントの所でチケットが買えます。

[大覚寺]

[大覚寺]

池の周りをぐる〜っと桜が囲んでるけど、もう葉桜。。

[大覚寺]

巫女さんみたいな人も乗ってる。

[大覚寺]

水に桜の花びらが流れていて綺麗。

大覚寺を後にして、広沢の池の方へ。

京都市内とは思えないのどかな田園地帯の雰囲気。

高校の野球部が走ってた。青春だな〜。

何気ない田園地帯かと思いきや、歴史的風土特別保存地区でした。

どこのあたりが「歴史的」なのかはわかりませんでしたが、なんかあるのかな？

[広沢池]

[広沢池]

[広沢池]

[広沢池]

広沢池の桜ももう葉桜。。

[広沢池]

ボートも乗れるみたい。

１時間　900円也。

[広沢池]

[佐野邸の桜]

広沢の池を後にして少し歩くと、突然満開の桜☆☆が！！

嵐山からほとんど葉桜だったのに、ここだけは満開！

[佐野邸の桜]

桜の一本一本に桜の種類が書いてある。

[佐野邸の桜]

しばらく見歩いてると、おじさんと話していたおばちゃんに突然呼び止められて
「この方知ってる？？あの佐野さんよ！！」
と興奮気味に言われたのですが、その時は全然わからず。。

後で調べたら、「佐野籐右衛門」さんという代々受け継がれてる庭師の名跡の第１６代目の方でした。
ユネスコからピカソ・メダルを授与されたり、勲五等双光旭日章を受章されたりしてるそう。

この庭もその佐野さんのお庭。佐野さんは桜守もされているそうで、円山公園の桜の話もしてはりました。地球がおかしくなってるというような話もされていて、植物を長いこと見てきて感じてる言葉だと思うととても重みがありました。

[佐野邸の桜]

[佐野邸の桜]

[佐野邸の桜]

[佐野邸の桜]

佐野という桜も。

[佐野邸の桜]

[印空寺]

旧御室御所御茶所という石碑のある「印空寺」に入ってみました。

[印空寺]

ほとんど参拝客もいなさそうなのに、一目見ただけでも、とても手入れの行き届いた感じのお庭。

佐野邸のすぐ近くだし、手入れしてもらってるのかな？

[印空寺]

[印空寺]

[印空寺]

樹齢３００年を超えると言われるタラヨウの樹。

葉っぱが大きくて肉厚で、葉の裏に傷をつけるとタンニンが茶色く変色するので、平安時代にはこの葉っぱに文字を書いて相手に渡していたそうで、それが「葉書」の語源となっているそうです。

釣堀にたたずむ鷺。

黄色の花に赤い実が映えてる。

[宇多野ユースホステル]

の看板。なんだか良さそうなので泊まってみたいのだけど、観光にはちょっと不便な位置なような。。。
外国の人とかよくここまで辿りつくよなあ。。

桜と川にかかる雰囲気のある橋。

[京都仕様のセブンイレブン]

モノクロです。

[仁和寺]

仁和寺の桜はちょうど満開。

[仁和寺]

[仁和寺]

人がいっぱい〜。

遅咲きの桜として有名な御室桜は２年前に見たので、今回は入らず。

[仁和寺]

[仁和寺]

角がある。

[ワンダアカフェ]

仁和寺に来たら、必ず来ます。

近くにある「御室さのわ」も入ってみたいけど、目当てのフロールが売り切れてる時が多くて。

[ワンダアカフェ]

シュークリーム。

昔は数量限定メニューだった記憶だけど、今は限定じゃないっぽい。

外国の人も結構入ってきてた。
店主さんが英語で対応してた☆
低い落ち着いたエエ声をお持ちです。

[妙心寺]

仁和寺のバス乗り場の混み方が尋常じゃなかったし、嵐電も多そうだったので、妙心寺を通ってJR花園駅から帰ることに。

[妙心寺]

妙心寺のこの道は普通に地元の人が通り抜けに使ってる。
自転車での通りぬけもOK。

懐かしい。。

[妙心寺]

屋根の上に対の動物が乗ってる。

[妙心寺]

[妙心寺]

大覚寺で鬼瓦の額についてる物にいろいろ種類があることがわかり、気をつけて見てみると、この子は「打ち出の小槌」がついてるっぽい。

遠目すぎてわかりにくかったけど、打ち出の小槌以外にもいろいろついてた気がする。

[妙心寺]

浴室。

相国寺で浴室を見てから、妙心寺はどこにあったのか気になってたけどみつけた。

浴室は修行の場。