2011/08/12 - 2011/08/16
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南ドイツ、バイエルンの州都ミュンヘンを散策。
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イーザル門
Isartor
ミュンヘンの旧城壁の東門。現存する中世の門のひとつ。
地下鉄イザールトア(Isartor)駅を下車して、ここから市の中心部まで歩きました。 -
ザンクト・ペーター教会
St. Peter Kirche
ミュンヘン最古の教会・・・というか、まだミュンヘンという街が成立する前のメロヴィング朝時代からここにあった教会が起源。現在の建物は12世紀の建立。17世紀に尖塔が追加されました。 -
ペーター教会の塔の階段を登ります
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ペーター教会の塔からの眺望
右:新市庁舎
左:フラウエン教会 -
新市庁舎
Neues Rathaus
中世風ですが、19世紀後半に建築、20世紀に入って完成したネオ・ゴシック様式。
前のマリエン広場に立つ聖母マリアの柱は、三十年戦争(1618年〜1648年)でのスウェーデンからの解放を祝って建造されたもの。 -
ミュンヘナー・キンドル
Munchner Kindl
市庁舎入口にあるミュンヘン市の紋章。片手にビールジョッキを持った子供の修道士。
ミュンヘンの都市名はメンヘン(修道士)が由来。 -
フラウエン教会
Frauenkirche
1468年着工。塔のタマネギ型ドーム(通称、イタリア帽子)は16世紀のもの。 -
フラウエン教会の壁面の日時計
十二宮の星座の絵も描かれています。時間だけでなく、季節の太陽の高低でカレンダーの役目も果たすようです。 -
フラウエン教会の内部
一般的な教会建築のような、中央の身廊が高く、左右の側廊が低い(断面図が「凸」型になる)ではなく、身廊も側廊も同じ高さハレンキルヒェ(ホールチャーチ)様式。南ドイツ〜オーストリアに多い。 -
街角の風景
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左:将軍堂
Feldhermhalle
右:テアティーナー教会
Theatinerkirche
17世紀に建築されたローマ・バロック様式の巨大な教会。 -
テアティーナー教会の内部
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テアティーナー教会の彫刻
白一色なので端正な感じがします。 -
レジデンツ
Residenz
バイエルンの支配者ヴィッテルスバッハ家の宮殿。1385年からほど400年をかけて建築。第2次大戦で破壊され、1980年修復。
ちょうど外壁を補修中で、遊び心のあるだまし絵のシートがかかっていました。 -
レジデンツ内、ブルンネン(噴水)宮殿の中庭
泉は17世紀初め建造。ヴィッテルスバッハ家のオットーの足元に、古代の神々が集うという構成になっています。 -
ブルンネン宮殿の中庭にある日時計
当然のことながら、サマータイムの調整はできず。 -
ここからはレジデンツ内、シャッツカマー(宝物館)の展示をいくつか。
『皇帝ハインリヒ2世の聖遺物箱』
Kreuzreliquiar Kaiser Heinrichs II
西暦1010年頃の金細工職人の作。イエス・キリストが架けられた十字架の破片を収めたもの。神聖ローマ皇帝ハインリヒ2世がバンベルク大聖堂に寄贈しました。 -
『イングランドの王冠』
Krone einer englischen Konigin
おおよそ1370〜80年の製作。 元の所有者はイングランド王エドワード3世、またはリチャード2世の妻アン・オブ・ボヘミアとされ、ヘンリー4世の娘ブランシェがプファルツ選帝侯ルートヴィヒ3世と結婚したときにヴィッテルスバッハ家にもたされました。イングランドの王冠としては、現存する最古のものだそうです。 -
『王妃ギーゼラの十字架』
Kreuz der Konigin Gisela
バイエルン公ハインリヒ2世の娘で、ハンガリー王イシュトヴァーン1世と結婚してハンガリーのキリスト教化を進めたギーゼラ・フォン・バイエルンが、1006年に死去した母のために製作させたもの。 -
『聖ゲオルクの小像』
Statuette des Ritters St. Georg
竜退治をする聖ゲオルギウス(セント・ジョージ)の像。ケルン大司教エルンストが、兄であるバイエルン公ヴィルヘルム5世に1586年に贈ったもの。高さ50cm。他の宝物もそうですが、金、銀、象牙、ダイヤモンド、ルビー、エメラルド、オパール、水晶、真珠などなど・・・を豪華に用いています。 -
左:『フランケン公の剣』(1455〜60年)
So genanntes Frankisches herzogsschwert
中:『バイエルン公クリストフの剣』(1480年)
Schwert Herzog Christophs von Bayern
右:『アブラハム1世ドレントヴェットの剣』(1653年)
So genanntes Pfaelzer Schwert Abraham 1 Drentwett -
レジデンツ内、先祖の画廊
Ahnengalerie
伝説の王テオドからカール大帝、そしてヴィッテルスバッハ家に連なる計121人のバイエルンの歴代支配者の肖像画が掲げられています。 -
鏡の中にも映り込む、白地に金の装飾
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レジデンツ内、アンティカリウム
Antiquarium
1571年、アルブレヒト5世がローマやヴェネツィアで買い集めた古代彫刻を収蔵するために建造させたホール。ただし彫刻はほとんどがルネサンス期の模造品だとか。 -
アンティカリウムの壁面
18世紀に発掘されたポンペイの壁画を模した様式。 -
『プブリウス・コルネリウス・スキピオ・アフリカヌス』
P.CORNELIVS
SCIPIO AFRICA
CONSVL ROM.
ザマの戦いでハンニバルを破ったローマの名将スキピオの彫像。ただし後世の作品。 -
BMWのパトカー
さすがドイツ・・・ -
ザンクト・ミヒャエル教会
St. Michael Kirche
1583〜1597年に建立。ルネサンス様式の教会としてはアルプス以北で最大。 -
ザンクト・ミヒャエル教会の地下
ヴィッテルスバッハ家の墓所となっており、鉄の棺が並んでいます。 -
バイエルン王ルートヴィヒ2世の墓
有名なノイシュヴァンシュタイン城の主。 -
カールス門
Karlstor
ミュンヘンの旧城壁の西門。現存する中世の門のひとつ。 -
カールス広場
Karlsplatz
右後方は司法裁判所。 -
カロリネン広場
Karolinenplatz
中央に立つオベリスクは、ナポレオンのロシア遠征に従軍したバイエルンの兵士達を記念したもの。 -
聖霊教会
Heilig-Geist Kirche
14世紀建立の教会。正面は1885年のバロック・リバイバル様式。 -
聖霊教会の堂内
ここも身廊と側廊が同じ高さのハレンキルヒェ様式。 -
聖霊教会の堂内
精霊の象徴である鳩を描いた祭壇画。 -
アザム教会
Asamkirche
ミュンヘン市内の教会等の内部装飾を手がけた彫刻家アザム兄弟が、自宅に隣に買い増した土地に建築したバロック・ロココ様式の教会。1746年完成。他人の依頼ではなく、自分たちの思うがままに創ったため、とにかく過剰なまでの装飾が特徴。
買えたのが帯状の狭い土地だったので、通りに面した外観はそれほど目立ちませんが・・・ -
アザム教会の玄関廊
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アザム教会の内部
個人建築なので堂内は狭いのですが、とにかく装飾過多。しかしここまでやれば、悪趣味を通り越して芸術の域に達していると思います。
隣の自宅の寝室から、教会の祭壇を眺められるようになっていたそうです。 -
アザム教会の内部
堂内から玄関廊を振り返る。 -
アザム教会の内部
手摺に垂れ下がっている幕も、本物の布ではなく彫刻。 -
アザム教会の装飾
棺桶から死人が甦る? -
アザム教会の装飾
黄金の骸骨が、鋏で糸(命?)を断とうとしている。 -
ゼンドリンガー門
Sendlinger Tor
ミュンヘンの旧城壁の南門。現存する中世の門のひとつ。 -
英国庭園
Englischer Garten -
小川の堰で波に乗るサーファー
南ドイツは海から遠いので、こういったところで楽しむしかないのでしょうか。有名スポットなのか、観衆も多くいました。
場所は英国庭園内を抜けるアイス川(Eisbach)が、プリンツレゲンテン通り(Prinzregentenstr)をくぐる所。 -
ドイツ人らしく、整然と川岸に並んで交替で波に乗ります。
女性サーファーもいました。
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