2014/03/21 - 2014/03/22
42位(同エリア732件中)
こあひるさん
昨日はおいしいものを食べまくった1日だった。
今日の午前中は、「ガイドと行く 八戸市中心街まち歩き」という1時間ほどのミニ・ツアーに申し込みをしてある。
午後からは、昨日できなかった横丁散策をしよう・・・と考えている。
そのあとは、18時頃出発の新幹線まで、もし時間があったら・・・櫛引八幡宮境内に移築されている明治14年築の明治記念館(旧八戸小学講堂)を見に行ってみてもいいかな・・・なんて感じのプランである。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今朝は、すっきりと青空で、今のところは良い天気です。
コンビニで買っておいたおにぎり1つ・・・の朝食をお部屋で食べ・・・10時頃、ホテルに荷物を預けて、ガイドツアーの集合場所である八戸ポータルミュージアムはっちへ向かいます。
駅前ロータリーのバス停から中心街までは、バスで30分ほど・・・でしょうか。
八戸駅と、中心街(最寄は本八戸駅)とは、けっこう離れているのですねぇ・・・。ユートリー(一般財団法人VISITはちのへ) 宿・ホテル
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八日町で降りて、三日町にある八戸ポータルミュージアムはっちへ向かいます。
途中、すてきな洋館が目につきました。
文字が掠れてかなり読みづらい説明書きによると・・・国の登録有形文化財(せっかくなんだから説明書き、ちゃんと直してほしい)となっている、旧河内屋。
大正13年の大火で、市の中心街はほぼ焼失してしまいました。河内屋も被災しましたが、営業再開のため、いち早くこの社屋を再建し、大火後の復興のシンボル的な存在となりました。
アールデコ調の洋館は、昭和初期の建築様式を伝えるものです。
1階はレストランになっているようです。まだ営業はしていませんが、メニュー看板を見ると・・・わりと高めの感じです。
お昼にお腹が空いていたら、是非内部を見たいので入りたいけど・・・昨日たくさん食べたせいか、今日はちっともお腹が空かない気がする・・・。ほこるや グルメ・レストラン
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八戸ポータルミュージアムはっちは、新たな交流と創造の拠点として、賑わいの創出や、観光と地域文化の振興を図りながら、中心市街地と八戸市全体を活性化するため、2011年2月にオープンした施設です。
八戸ポータルミュージアムはっち 美術館・博物館
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エントランスから、総合案内までのアプローチがなかなかステキ!
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総合案内のカウンター上の照明がとっても気になる。
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八戸の民芸品「八幡馬」。
入口から総合案内まで、両脇に6本の柱が並び、そこに黒・赤・白木の八幡馬288体がびっしりと取りつけられています。一体の大きさは約24cm。
木工のほとんどの行程を鉈(なた)で仕上げる伝統技法「鉈削り」の唯一の継承者である大久保直次郎さんの作品です。 -
八幡馬の胸や鞍には、室町千代紙が貼られています。この華やかな飾りは、昔の嫁入りのときに、花嫁さんが乗った馬のきれいな飾りだと言われています。白い点々は、鈴を表しているそうです。
この八幡馬列柱の制作には、1年以上かかったとのことです。 -
1階には、東北各地のデザイナーによる商品を売っていたり、カフェがあったりします。ちょっと、仙台のメディアテークみたいだな・・・と思っていたら、後でガイドさんが、メディアテークを意識して造ったと言っていました。 そういえば、外観とか1階ロビーにある柱とかもコピってる感じがする・・・(笑)。
総合案内所前で、11時に待ち合わせていたガイドのおじさんと共に、中心街街歩き開始です。
ガイドツアーの人数は、2〜10名となっていましたが、私はもしかしたら2人だけなんじゃないか・・・と思い、連れ合いは、連休中だから他にもいるんじゃないか・・・と思っていましたが・・・やっぱり2人だけでした〜〜! -
大通りの歩道以外は、積雪のためかなり歩きにくいところが多いので、ガイドのおじさんも(連れ合いの目が悪いので)気を使ってくれます。
先ずは、市庁の10階展望回廊に案内してくれました。
八戸では、市役所ではなく市庁と呼ぶんだそうです。 -
市庁の隣には、公会堂があります。
それにしても市庁の敷地は、かなり広いです。 -
高い建物のない平らな街だったそうですが、最近では、高さのあるビルが建つようになり、景観も変わりつつあるそうです。
昨日の雪が屋根に残っているので、淡いトーンでキレイです。
ずっと向こうに八戸港が見えます。 -
三陸復興国立公園には、海岸側を含め、あの山・・・階上岳も含まれるんだそうです。
牛が寝そべっているような形から臥牛山(がぎゅうさん)とも呼ばれる北上山地最北の山です。標高739.6mの山で、山頂からは太平洋、八甲田連峰、北上山地、八戸市街地などが一望でき、標高の高いところには天然のヤマツツジが多く生育しており、花期には美しい赤紫色に染まるとか・・・。
ガイドさんは、自分が生きているうちにまさか階上岳が国立公園に指定されるなんて思ってもいなかったと嬉しそうでした。階上岳 自然・景勝地
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スケートリンクがあることも、市の自慢のようです。
何度も大会が八戸で開催されたそうです。
何年後かに、念願の屋根つき(屋内)リンクになるんだそうですよ。 -
市庁の隣にある八戸公会堂にやって来ました。
大ホールや中ホールがあり、大ホールには1700名ほど収容できるそうです。
かなり立派な施設で、ここもガイドさん自慢のようです。 -
東北には縄文時代の遺跡が多くあり、八戸にも是川(これかわ)遺跡という東京ドーム5個分もの広さの遺跡があります。
八戸公会堂のロビーの壁には、縄文文字をモチーフにした柄や、縄文土器をモチーフにしたレリーフがあります。 -
八戸には、2つの城下町の歴史があります。
ひとつは、南北朝時代に北奥羽を治めていた南部氏が、1334年に築城し、居城としていた根城。史跡の面積は21haにも及ぶそうです。
ちょっと離れた街外れにあり、現在は「史跡根城の広場」という公園になっているそうです。
もうひとつが、八戸公会堂の隣にある三八城(八戸城)。
根城南部氏が遠野に移封になった後、根城は廃城となります。八戸領は、盛岡藩の直轄となり、八戸城を新たな拠点として城下町が造られていきました。
その八戸城跡が、こちらの三八城神社なんだそうです。
城といっても、天守閣のないお城だったようです。
積雪があるので、目の悪い連れ合いに気を使ったのか・・・三八城神社の近くまでは行かずに、こんな遠目から見ただけでした・・・。三八城公園 公園・植物園
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道路を渡った向こう側にあるのが、八戸城角御殿表門。
ここでも目の悪い連れ合いに気を使ってくれたのか、向こうに渡って近くに寄っての説明・・・にはなりませんでした。
集会施設である南部会館の前に建つ、堂々とした風格の門です。
盛岡藩からこの地を引き継いだ八戸藩は、新たに城を築くことなく、すでにあった盛岡藩時代の建物を引き継いで城として使い、徐々に城としての整備を進めていきました。
現在の南部会館のあたりは、当時二の丸の一角で、角御殿と呼ばれてるお屋敷がありました。藩は、角御殿に居住するように命じた藩士に、その屋敷にふさわしい門を造るように命じたそうで、藩士は、かなり苦労して5年がかりで門を造ったそうです。
門・・・よりも私は、「はちのへ雛めぐり」・・・の文字の方がとても気になっちゃいました。後で見に来よう〜〜!
八戸城角御殿表門は、八戸城(御殿形式)の姿を伝える唯一の遺構となっています。南部会館 名所・史跡
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八戸は、仙台のように空襲ではなく、しばしばあった大火・・・特に大正13年の大火のせいで、武家屋敷はほとんど残っていないようですね。
かといって、洋館もあまりたくさん残っていなさそうです。ちょこっとだけの街歩きなので・・・もっと歩き回れば見つけられるのかもしれませんが・・・。
ガイドさん、次はどこに行くのかな?
通りがかりに見かけた、張りぼてっぽい洋風な建物。 -
全然知らない人物なんですが・・・「安藤昌益資料館」に入ることになりました。
入館料300円となっていましたが、ガイドさんが一人分払って、あとは負けてもらってました(いいのかい?そんなんで・・・)。 -
資料館の人が、安藤昌益について、簡単に説明してくれました。
江戸時代中ごろの思想家、安藤昌益。
秋田県大館市生まれですが、40歳前後から15年ほど八戸に住み、町医者の傍ら、八戸で多くの人々と接する中で、独自の思想が完成されていったと言われます。
八戸で書き上げたとされる主著『自然真営道』には、昌益の思想が体系的に記述され、厳しい社会批判が展開されています。
武士が支配する封建社会を「法の世(ほうのよ)」として批判し、貧富の差も支配関係もない平等な社会を「自然の世(しぜんのよ)」と名付け、理想の社会として掲げています。
自ら生産労働をせず搾取することを、「不耕貪食(ふこうどんしょく)」と称して批判し、その対極にある、自然の循環の中で自ら正しく農耕を行う生活を「直耕」と名付け、このような労働の中にこそ、人の人たるゆえんがあるという主張をこめました。
江戸時代に幕藩体制や身分制度を明確に否定したのは唯一昌益思想のみであり、しかも、江戸から遠く離れた八戸でこの著作が誕生したことに、大きな意義があります。 -
資料館の外観は、きれいに改装してあり新しく見えますが、建物自体は、八日町で200年以上にわたって続く酒蔵「八鶴(はちつる)」の米蔵を一部改装して使用しています。
資料集めから館内レイアウトまで市民の手で行われた、手作りの資料館となっています。
安藤昌益記念館
http://www.shoeki.org/ -
安藤昌益資料館は、この旧河内屋の建物の横を、ちょっと奥へ入ったところです。
ガイドさん、私が興味津々の旧河内屋は、説明なく素通り〜〜〜!!
見たいものと見せたいものとが噛み合っていない実感〜〜しみじみ〜〜!ほこるや グルメ・レストラン
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旧河内屋の裏手側。
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正午をだいぶまわりました。
1時間余りの中心街まち歩きガイドツアーはそろそろお終いで、この後、横丁を散策するつもりだ言うと、八戸屋台村・みろく横丁の入口あたりまでついて来てくれました。
ここでガイドさんとはお別れですが、3分くらい待ってて・・・というので、みろく横丁の手前で待ちます。
「八戸屋台村 みろく横丁」 -
数分すると、ガイドさんがたいやきを買ってきてごちそうしてくれました〜〜!
ガイドさん、ありがとうございました〜〜!!
八戸観光コンベンション協会では、いくつかの体験プランを催行しています。ちょっと時間が空いているときに利用しやすいミニプランが用意されています。
https://navi.hachinohe-cb.jp/localtabi/ -
さて、たい焼きを食べて・・・横丁散策スタートです。
横丁なんで、夜の営業の店がほとんどで、夜のほうが雰囲気が出るのでしょうが、まぁ、夜に横丁めぐりして、写真撮ってるってのも浮くような気がする・・・。
みろく横丁は、新幹線八戸駅開業に伴って生まれた横丁(八戸駅から遠いと思うが・・・)。
全てをリサイクルし、ごみを出さない工夫や、横丁全体をバリアフリー化するなど、日本初の環境対応型横丁というのが売りのひとつ。
三日町と六日町にまたがる立地から、“みろく”横丁となりました。
26軒の屋台が軒を連ねています。
三日町側が「おんで市」。 -
みろく横丁の、六日町側は「やぁんせ市」。
合せて「おんでやぁんせ」(いらっしゃい)。
「おんで市」と「やぁんせ市」との間を、花小路という路地が横切っています。
花小路に面した、いわとくパルコ本館・新館の中にも、横丁の続きのような飲み屋街があるようです。 -
八戸屋台村・みろく横丁の「やぁんせ市」側。
横丁らしいスナックやバーがあまりなく、食事もできそうな居酒屋や料理店が多いし、一見さんでも気軽に入りやすそうな横丁です。 -
みろく横丁はここまで。六日町の大通りに出ました。
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次の横丁へ向かうため、鷹匠小路という通りを歩きます。
江戸時代に牢屋があったことに由来して、ロー丁(ろーちょう)とも呼ばれます。 -
鷹匠小路には、中華や寿司、焼肉店などが並んでいます。
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鷹匠小路(ロー丁)から横に入った路地が、ロー丁れんさ街。
片側が駐車場で妙な開放感が不思議。
居酒屋や小料理屋がほとんど。 -
ロー丁れんさ街に続いて、この看板から向こうは長横町れんさ街となります。
昔あった映画館脇の横丁に、くさりを繋いだ状態で飲食店が並んだことに由来する長横町れんさ街。
藩政時代には、家老の屋敷があり、戦後は仕立屋や呉服屋などが集まる商店街だったそう。 -
長横町れんさ街は、U字型になっています。
U字型のもう一方のほうの路地。
バーやスナックに混じって、居酒屋や寿司屋、おでん屋やお好み焼きなど食事メインでもOKそうな料理屋もあるようです。 -
ロー丁れんさ街&長横町れんさ街と、並行するような向きで、すぐそばにある横丁が五番街。
ここはね〜〜、一番ディープな雰囲気で面白かったです。 -
路地・・・というよりは、ビルとビルの間のすき間・・・みたいな・・・。
歩いていると、天井のように覆いかぶさった軒の雪が溶けて、上から水がぼたぼた垂れてくるし・・・。 -
五番街は、スナックやバーばかりのようですね。しかも、一見さんは入りにくそう。
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空が見えないほど隣同士がくっついている五番街を抜けると、たぬき小路へと出ます。
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昭和21年、長横町中ほどに開館した映画館とマーケット「ロー丁銀座街」を結んで、戦後、最も早く飲食店が軒を連ねたのがこの通りだそうです。
北海道一の歓楽街、狸小路を目指して、八戸のたぬき小路と呼ばれるようになったとか・・・(ほんとか・・?)。
スナックやバー、小料理屋が多いかな・・・。 -
たぬき小路の入口あたり・・・写真の左側にあるキャラクターは、八戸の横丁のマスコットキャラクター、よっぱらいほやじ・・・だそうです。
八戸名物のほやとおやじを掛け合わせたネーミングで、酔っぱらってズボンをなくした(らしい)ちょっとドジな酔っ払い・・・だって。 -
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八戸昭和通りは、ほんとにフツーの横丁だったので、写真も撮らずに通り過ぎて・・・
最後に、ハーモニカ横町に行こうと思ったら、長横町から通り抜けできないみたいで、隣の郵便局のところから行ける・・・と、雪かきしているおじさんに教えてもらったけど、よくわからなかったので、ぐるりと周って反対側から入ることにしました。
朔日町と長横町の交差点にある、ばんや。
屋根は現代風になっちゃってるけど、いい感じの建物です。
郷土料理や魚介などを出す居酒屋みたいだけど、夜の営業だけのようです。ばんや グルメ・レストラン
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すごく古くもないけど、長屋みたいな建物。
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ハーモニカ横町です。
元々は、やきとり横丁と呼ばれていたそうです。 -
映画館やパチンコ店、スマートボールなどの娯楽施設の隣に、ハーモニカのリードのように飲食店が並んでいたところから、ハーモニカ横町と呼ばれるようになったとか・・・。
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アジアンテイストな飲み屋もありますね。
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居酒屋やバー、スナックがほとんどですが、色々な種類がありそうです。
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13時をまわりました。
旧河内屋の内部を見たかったけれど、お腹があまり空かないし、あまり食べられないのに入って見るためだけに払うにしては高いので、今回は諦めて、みろく横丁の六日町側に面したラーメン店、味のめん匠に入ることにしました。
昨日からラーメン食べたかったからなぁ。味のめん匠 グルメ・レストラン
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昼間は営業しているお店はほとんどない横丁において、ここは営業中。
屋台村の一店舗ですが、意外と中は広いんですね! -
八戸ラーメンとは、南部地鶏と白銀産の煮干でだしを取った特製の醤油味のスープで、名川産の長ネギ・田子産のニンニクなどと言った地元の食材を使い、麺は手もみの縮れ麺が特徴です。
この売り文句からして、魚臭さが苦手な私は、もしかしたら苦手?とちょっと思っていたのですが・・・
予想通り、かなり煮干しの香りが強いです。好きな人にとっては、かなり風味が出ていておいしいのでしょうが・・・私は・・・もちろん食べられますし、臭い以外はおいしいかったですけど・・・もう八戸ラーメンはいいかな・・・。 -
気になったお雛さまですが、どうやら、「はちのへ雛めぐり」なるイベントが、3月1日〜23日まで開催されているようです。
国の登録有形文化財の更上閣、南部会館、八戸ポータルミュージアムはっちの3ヶ所がメイン会場となり、お雛さまが展示公開されています。その他、町なかの店舗などでも展示されているようです。
更上閣は、ここからちょっと歩かなければならないので、はっちと南部会館のお雛さまを見ることにしました。
先ずは、八戸ポータルミュージアムはっちの3階の展示会場へ・・・。八戸ポータルミュージアムはっち 美術館・博物館
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江戸期の古今雛や、明治から昭和初期にかけて作られた雛の数々や、浮世人形等が展示されています。
県内の様々なお家で引き継がれてきたお雛さまが何組も・・・。 -
古いものは、古今雛が多いようです。享保雛はないみたいです。
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ここに展示されている大型の古今雛は、明治から大正にかけて作られた地方の雛で、美しい生地で作られています。
江戸時代後期には、大型雛の製作が禁止され、小さな雛が製作されました。明治に入り、大型の雛人形の生産が始まりました。 -
鼻が高〜い!
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実に様々な内裏雛が・・・。
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昭和の木目込人形。
木目込人形は、天文年間(1736〜1740)頃に、京都上賀茂神社に仕える用心が、奉納箱を作る柳の木の残片で作ったことが始まりといわれています。
胴塑または木で作られた胴体に、衣類の皺や模様の形を筋彫りし、衣装を木目込んで作成します。 -
裃雛(かみしもびな)は、幕末に岩槻の人形師・橋本重兵衛が考案したと伝えられています。明治から大正・昭和初期に関東を中心に流行しました。
通常の雛人形に比べ、作りが簡素で安価だったため、庶民にも求めやすい人形でした。
農家では、農耕や蚕の作神様に捧げるということで、女児のいない家でも蚕の神様として、神棚に供える家も多かったようです。 -
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私の子どもの頃の七五三では、こういうかんざしだった・・・なんだか懐かしい感じ。
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はっちの中央は、吹き抜けになっていてとても明るいです。
1階では、町の職人やアーティストによる作品を展示販売するイベントをやっていました。 -
2、3階には、様々な展示があり、八戸について色々知ることができます。
こちらに展示されていたのは、青森県伝統工芸士とそのお弟子さんたちの指導により、延べ500人の来館者によって紡いだ32畳の南部裂織です。
経糸は木綿糸、緯糸には古布を細く裂いたものを織って紡ぎます。 -
2階のカフェのカウンター前に吊るされたイカの照明が何とも面白い〜〜!
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3階にいたときに、突然太鼓のような乾いた音が聞こえてきたので何だろう?と思ったら、1階にあるこの時計の獅子が、いっせいに口を開け閉めしてカタカタと鳴らす音だったんです。
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14時過ぎです。
1階のカフェで休憩です。 -
クリーム白玉あんみつを食べて・・・。
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積雪のために歩くのが大変でしたが、雛めぐりをしに、八戸城角御殿表門が聳える南部会館までやってきました。
南部会館 名所・史跡
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門を入ったところの庭。
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南部会館に入ります。
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イベントなどに使える大広間がいくつかあるんですね。
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南部会館会場では、7段飾り、木目込人形、日本刺繍の貝雛などの雛人形やえんぶり人形などが展示されています。
古いお雛さまは展示されていないようです。 -
サークルなどの人たちが作成したもの、プロが作成したもの・・・など手作りのお雛さまや人形が多いようです。
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木目込み人形。
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日本刺繍の貝雛。
ホッキ、はまぐり、あさりなどの貝殻をやすりでみがき、日本刺繍を施した布を被せた作品です。
日本刺繍には、定まった縫い方が46種類あり、それぞれの呼び名に隠されている意味と働きを修得することによって、刺繍の表現が無限に深くなっていくそうです。
繊維の宝石ともいわれる絹の生地に、長い時間をかけて、一針一針縫いあげてあります。 -
どれもほんとうに美しいです。
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兜も手作り感いっぱいで、華やかで素晴らしいです。
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八戸らしいお人形。
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えんぶり人形制作者、下崎雅之氏によるえんぶり人形が展示されていました。
人形の表情や動きがとてもリアルなんです。 -
組によって、烏帽子や服装などが違うんですね〜。
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えんぶり・・・見にいきたいな〜。
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祝福芸のえんこえんこ。
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祝福芸の松の舞(かな?)。
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15時半をまわりました。
今から櫛引八幡宮の明治記念館を見に行くのは、ちょっと疲れちゃったので・・・今回の八戸観光はこれにて終わりとしました。
路線バスで八戸駅まで戻り、ユートリーでお土産を眺めて・・・帰りました〜。
八戸には、冬のえんぶりか、夏の八戸三社大祭を見に再訪したいなぁ・・・!
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この旅行記へのコメント (11)
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- 南国ぱいんさん 2014/04/02 13:01:53
- おひなさま キレイに撮れてて うれしそう!
- …などと 五七五調で失礼します!
ワタクシの大好きなおひなさまが
本当にキレイに写して貰ってて
うれしそうに見えました。
日本刺繍の貝雛はあでやかで
本当に宝石がならんでいるみたい〜
はちのへ雛めぐりはラッキーでしたネ!
こあひるさんのレポ
いつもワタクシの知らない情報満載で
ウキウキ、ジンジンします。
これからもステキなレポ見に来ますネ!
- こあひるさん からの返信 2014/04/04 09:41:27
- RE: おひなさま キレイに撮れてて うれしそう!
- 南国ぱいんさん、おはようございます!
> ワタクシの大好きなおひなさまが
> 本当にキレイに写して貰ってて
> うれしそうに見えました。
1年に一度・・・長い間蔵にしまわれていたお雛さまも、ひなまつりの機会に、たくさんの人に見てもらえてうれしいでしょうね〜。
> 日本刺繍の貝雛はあでやかで
> 本当に宝石がならんでいるみたい〜
それぞれ作られた方の個性が出ていて、実に様々な刺繍があり、見ていて飽きませんでした。
> はちのへ雛めぐりはラッキーでしたネ!
予定外にお雛さまを楽しむことができて、ラッキーでした。八戸は、わざわざその時期に合わせて出かけるほど近くはないですので。
> こあひるさんのレポ
> いつもワタクシの知らない情報満載で
> ウキウキ、ジンジンします。
それはお互いさまです!これからもどうぞよろしくお願いしますね!
こあひる
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- fujickeyさん 2014/04/01 12:04:56
- パンフレットにも使えますね!
- こあひるさん。
こんにちは!
表紙の貝雛の写真、とってもきれいでこのまま八戸のパンフレットとかに使えそうですよ。
それとこの貝雛って購入はできるのでしょうか。。。
手が込んでいるから大きさの割にはお高いのかな。
気に入った柄のものをちょこちょこ並べたらいいなぁ〜なんて思いました。
“TOHOKU EMOTION”のポスターは都内の駅にも貼ってありました。
ほのぼのしたイラストだけど目を引きますよね。
でもポスターには詳しい内容が書かれていないので、列車で食事を楽しむものとは思っていませんでした。
もう今からでは取れないだろうな…
去年の夏に、初めて北斗星に乗車してから列車の食堂車に興味が沸いてきています。あの、非現実感の空間が楽しくて。
あ〜もう。こあひるさんの旅行記に刺激されて行きたい、見たい場所がどんどん増えてきちゃうわ(嬉しい悩みですよ(笑))
次はどちらへお出かけされるのでしょうか。
ワクワクしながら旅行記のアップを待っています^-^
fujickey
- こあひるさん からの返信 2014/04/03 08:58:01
- RE: パンフレットにも使えますね!
- fujickey、おはようございま〜す!
いつもありがとうございます♪
> 表紙の貝雛の写真、とってもきれいでこのまま八戸のパンフレットとかに使えそうですよ。
> それとこの貝雛って購入はできるのでしょうか。。。
> 手が込んでいるから大きさの割にはお高いのかな。
> 気に入った柄のものをちょこちょこ並べたらいいなぁ〜なんて思いました。
1つとして同じ刺繍がなく、どれも美しい貝の雛でした。少なくとも、ここに展示してあったものは、売り物ではないようです。街なかでも、お土産屋さんではこういうものは見かけなかったけど、雛人形屋さんにはあるのかなぁ。あれなら、雛人形って感じもしないので、飾りに欲しいですよね。おっしゃる通り、ペアでなくても好きな柄を・・・。でも、手作りだから高くなりそう・・・。
> “TOHOKU EMOTION”のポスターは都内の駅にも貼ってありました。
> ほのぼのしたイラストだけど目を引きますよね。
> でもポスターには詳しい内容が書かれていないので、列車で食事を楽しむものとは思っていませんでした。
> もう今からでは取れないだろうな…
都内の駅にも貼ってありましたか・・?知名度が上がるといいですね、東北のためにも。でも座席少ないから、予約とりにくいのが難ですが・・・。
次の10月〜3月分は、たぶん夏くらいに売り出しますので、気をつけてチェックしておけば大丈夫ではないかな。
東京からだと、おそらくびゅうだけでなく、大手旅行会社の扱いもあると思うので、そうすれば、旅行会社貸切で運行するんではないかと思います(確認したわけじゃないですが)。
> 去年の夏に、初めて北斗星に乗車してから列車の食堂車に興味が沸いてきています。あの、非現実感の空間が楽しくて。
楽しいですよね〜〜。北斗星だと高くなっちゃいますが、東北エモーションなら、食堂車だけなので、そんなに高くもなく気軽に手が届きます。
こあひる
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- ひろ★ひろさん 2014/03/30 21:43:26
- お久しぶりデス♪
- こあひるさん、こんばんは!
この度は訪問&投票ありがとうございました!!
また遊びに来ますのでヨロシクお願いします
ひろ★ひろ
- こあひるさん からの返信 2014/04/01 09:59:01
- RE: お久しぶりデス♪
- ひろ★ひろさん、こんにちは!
私も、また遊びに行かせていただきますね!
こちらこそこれからもどうぞよろしくお願いします。
こあひる
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- aoitomoさん 2014/03/29 19:57:25
- フォトジェニックな八戸観光
- こあひるさん
まだまだ雪が残る中、八戸観光お疲れ様でした。
ガイド付で町歩き、そんなのがあるんですね。
『安藤昌益資料館』
身分制度を根本から批判した唯一の思想家として世界的に注目されているらしいですが、
私も知りませんでした。
ガイドさんの解説ルートってたいがい決まっているので、旧河内屋素通りされてしまいましたね。
『横丁散策』
残雪がある「長横町れんさ街」などの雰囲気もいいですね。
「八戸のたぬき小路」は台湾の九分を思い出しました。
夜の雰囲気もいいかもしれませんね。(笑)
『アジアンテイストな飲み屋』
チベットの五色の祈祷旗「タルチョ」がぶら下がっていて中は山小屋風かもしれません。
中が気になります。(笑)
『雛めぐり』
なんと「はちのへ雛めぐり」開催されていたのですね。
八戸ポータルミュージアムはっちの3階の昔のひな人形は凄いですね。
顔とか着物とか必死に見てしまいます。
『日本刺繍の貝雛』
これは可愛らしいですね。
しかも繊細な刺繍でカラフルでなんともフォトジェニック。
八戸観光どんな観光か気になってましたが楽しく拝見させていただきました。
aoitomo
- こあひるさん からの返信 2014/04/01 09:41:09
- RE: フォトジェニックな八戸観光
- aoitomoさん、おはようございま〜す!
> ガイド付で町歩き、そんなのがあるんですね。
八戸コンベンション協会とかいうところで、いくつか気軽な感じのミニ・プランを行っているんですよ〜。
> 『安藤昌益資料館』
> 身分制度を根本から批判した唯一の思想家として世界的に注目されているらしいですが、
> 私も知りませんでした。
知っていたらマニアックですよね。でも、そんな人がいたのか〜とビックリしました。ガイドツアーは、そういう新たな知識を得るにはとてもいいです。
> ガイドさんの解説ルートってたいがい決まっているので、旧河内屋素通りされてしまいましたね。
ガイドするポイントはいくつもあって、そのリストにはあげられているようなんですが、こちらもどういうところに行きたいか・・・などは申し出ていなかったし、1時間くらいの短い時間なので、旧河内屋は省かれてしまいました。目の前を通っているんだから、説明くらいしてほしいものですよね〜〜(笑)。市庁とか公会堂はどちらかというとあまり興味なかった(笑)です・・・。ガイドさん、ほんとに八戸を愛しているんですよ、気持ちがよく伝わってきました。
> 『横丁散策』
> 残雪がある「長横町れんさ街」などの雰囲気もいいですね。
> 「八戸のたぬき小路」は台湾の九分を思い出しました。
> 夜の雰囲気もいいかもしれませんね。(笑)
どの街にもこういう横丁はあるのですが、これだけいくつもの横丁がひしめくところはなかなかないかもしれません。ある意味、日本でないアジアの町のよう。
> 『アジアンテイストな飲み屋』
> チベットの五色の祈祷旗「タルチョ」がぶら下がっていて中は山小屋風かもしれません。
> 中が気になります。(笑)
そうですね〜!中、気になりますね。どんなものが食べられるのかも・・・。
> なんと「はちのへ雛めぐり」開催されていたのですね。
> 八戸ポータルミュージアムはっちの3階の昔のひな人形は凄いですね。
> 顔とか着物とか必死に見てしまいます。
東北では、旧暦にあわせて、3月半ば過ぎ頃からひなまつりを開催している町が多いようです。
今年のひなまつりは、自分としては塩釜だけで終わったことにしていたので、意外なところで、たくさんすてきなお雛さまを見ることができて楽しめました。
> 『日本刺繍の貝雛』
> これは可愛らしいですね。
> しかも繊細な刺繍でカラフルでなんともフォトジェニック。
どれもすばらしい刺繍で、ステキでした。色彩も美しく、ほんとにフォトジェニックでした。
こあひる
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- 咲くや姫さん 2014/03/29 10:18:23
- おはようございます〜
こちらは、2・3日前に桜も開花宣言が出て気温も上がって春〜!です。
先日は近所の堤防でつくしをとって来て卵とじにして食べました〜
一年に一回は食べたくなる味なんですよね。
八戸はまだ雪があるんですね〜
素敵な町。八戸をこあひるさんの旅行記で楽しませてもらいました。
東北はなかなか行く機会がないのでいつも楽しみにしています。
なんといってもこあひるさんの旅行記は写真が素敵ですよね〜
きれいで・・臨場感があります〜
- こあひるさん からの返信 2014/04/01 09:15:08
- RE: おはようございます〜
- 咲くや姫さん、おはようございま〜す。
いつもありがとうございます。
仙台も、平年より気温の高い春らしい(花粉もいっぱい)気候が続いています。が・・・桜はもう少し先かな。
つくしって・・・食べたことないんですよね〜。生えているのもあまり見た記憶はないんです。どんな味なのかな?苦いのかしら。いかにも季節感がある、庶民的な味でいいですね。
八戸は、ガイドブックで見ると、市場など食べ物メインの記事しかなくて、見どころが良くわからなかったのですが(市場は、早起きできないわが家には不向き。魚市場なら塩釜にもありますし)・・・調べてみると、やはり歴史ある町ですので、あちこちに見どころもあることがわかりました。それに何と言っても、夏の三社大祭や冬のえんぶりは有名で、ぜひ見に行ってみたいな〜と思いました。
こあひる
- 咲くや姫さん からの返信 2014/04/01 19:36:47
- RE: おはようございます〜
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> こちらは、2・3日前に桜も開花宣言が出て気温も上がって春〜!です。
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> 先日は近所の堤防でつくしをとって来て卵とじにして食べました〜
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> 一年に一回は食べたくなる味なんですよね。
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> 八戸はまだ雪があるんですね〜
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> 素敵な町。八戸をこあひるさんの旅行記で楽しませてもらいました。
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> 東北はなかなか行く機会がないのでいつも楽しみにしています。
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> なんといってもこあひるさんの旅行記は写真が素敵ですよね〜
>
> きれいで・・臨場感があります〜
つくしはほろ苦い…という感じです。
多分こあひるさんの地方でも堤防などに生えていると思いますよ。
一度ご賞味あれ〜
お醤油とお砂糖で味付けをして卵とじにすると・・・
美味でございます〜
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