冬の奥飛騨へ（３）～白銀の世界を空中散歩＠新穂高ロープウェイ

2014/02/23 - 2014/02/23

ラッキーなことに、奥飛騨旅行２日目もお天気に恵まれ、雲ひとつないピーカンになりました！

というわけで、北アルプスの白銀の世界を見に、新穂高ロープウェイへ行くことにします。

新穂高ロープウェイの西穂高口駅展望台は、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で２つ星を獲得しています。標高2,000ｍを超えるこの展望台からは、日本を代表する山々の綾なす絶景が眺められるそう。

お天気に感謝しつつ、福地温泉から新穂高ロープウェイの乗り場までバスで向いました。


★新穂高ロープウェイ公式サイト
　http://www.okuhi.jp/Rop/FRTop.html

★山頂駅展望台ライブカメラ
　http://www.okuhi.jp/Rop/OTENKI.HTML

エリア 新穂高温泉(岐阜)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

雪景色を見ながらバスに揺られること30分弱。新穂高ロープウェイの山麓駅に着きました。

見上げると、空は突き抜けるような青空〜♪

新穂高ロープウェイ 乗り物

バス停から山を見上げて。

北アルプスの山々は綺麗に雪化粧。

ロープウェイは30分間隔なので、写真を撮るのもそこそこに第１ロープウェイの乗り場へ。

第１ロープウェイは山麓駅（新穂高温泉駅）から中間駅の鍋平高原駅までを結んでいます（所要約４分）。

第１・第２ロープウェイ連絡（新穂高温泉〜西穂高口）の往復料金は、大人2,800円。高い〜！　前売りチケットを買っていたらいくらか安くなったけれど、お天気は当日までわからないので、買わなかったのです。

ロープウェイに乗りこんで、さあ出発〜。

白亜の山が眼前に！

すごい急勾配。それもそのはず、この区間は日本一急な38度の勾配があるそうです。

ぐんぐん高度が上がっていきます。

青い空と白い山のコントラストが美しい〜。

あっという間に中間駅の「鍋平高原駅」に到着。標高1,305ｍ。

乗り継ぎの第２ロープウェイ乗り場「しらかば平駅」は、歩いて２分ほどのところにあります。

鍋平高原 自然・景勝地

乗り継ぎ駅へ向う途中に「さるぼぼ」の雪像がありました♪

さるぼぼとは、「猿の赤ちゃん」という意味。昔、母親が娘や孫が元気に育つように、幸せになるようにと願いを込めて作った、地元飛騨の人形だそう。

あの建物は新穂高ビジターセンター。内部には北アルプスの資料館があるほか、ガイドウォークやトレッキングなどのイベントも開催しているそうです。時間があったら、スノーシュー・ハイキングに参加したかったなぁ。

施設内に天然温泉露天風呂「神宝乃湯」がありますが、雪崩で源泉パイプが破損したため、当分の間休業とのことです。

屋根の向こうは白銀の峰々。

しらかば平駅に着きました。

すぐに乗り継げないのは不便といえばそうだけど、まぁ、歩いて２分ほどの距離なのでたいしたことはありません。新雪を見ながら歩くのは楽しかったし。

ロープウェイの山頂駅は、あの山のそのまた向こうにあって、ここからは見えません。どんな景色が待っているんだろう。わくわく。

第２ロープウェイに乗りこんで。

北アルプスの山々が目の前に見えて、すごい迫力〜。

まさにパノラミック・ゴンドラ！！

山頂駅（2,156ｍ）の「西穂高口駅」に到着！　まずは屋上の展望台へ。

ひゃ〜っ、す、すごい！　3,000ｍ級の山々と目線がほとんど一緒！

雪だるま♪　「にしほくん」と名札がついています（笑）

東には西穂高岳の雄姿が。

青空に向かって聳える西穂高岳は、凛としていて神々しいです。

左に視線を移すと、北アルプスの山々が連なっています。

槍ヶ岳（まん中の尖った山）まで見える！

白い山陵が青空に映えます。

風がほとんどないので、思ったほど寒くはないけど、気温はマイナス10度。

青と白のコントラスト。

美しい〜。

山陵の中央の傘を広げたような形の山は、笠ヶ岳。

はぁ、もうため息。。。

めちゃくちゃいい天気なので、遥か向こうまで見渡せます。

向こうに見える白い峰々は白山連峰。

左端の高い山が、焼岳。

まだまだこの景色を見ていたいけど、さすがに手足がかじかんできました。

で、展望台下にある「雪の回廊」へ行ってみることに。

迷路のような回廊。

この真っ白な雪の壁は、高いところは３ｍもあります。

純白の雪がまぶしい。

雪の散歩道♪

回廊の反対側に出ると、かわいい雪のオブジェがお出迎え。

名残惜しいけど、帰りのバスの時間もあるので、そろそろ下山します。

第２ロープウェイのゴンドラからの眺め。

下界もきれいな雪化粧。

真下の雪原をよく見ると、たくさんの足跡が！

動物の足跡みたいです。野ウサギかな？

中間駅のしらかば平駅に着きました。

この駅にある「アルプスのパン屋さん」。

わたしはパンより肉まんに惹かれ……

アルプスのパン屋さん グルメ・レストラン

「飛騨豚まん」か「飛騨牛まんじゅう」かで迷うわたし。

でも、やはりここは、名物の飛騨牛まんじゅうを！

おいしい〜。コンビニの肉まんとはぜんぜん違う。400円もするだけのことはあります（笑）

しらかば平駅にはレストランもあります。

鍋平高原 自然・景勝地

そして、歩いて乗り継ぎ駅の鍋平高原駅へ。

スノーシュー・ハイキングをしている人たちもいました。
あ〜、こんな青空の中でのハイキング、楽しいだろうなぁ。

左下にあるのは、どうやら藤棚のようです。初夏になれば花が咲くのでしょうね。

第１ロープウェイに乗り継いで、麓の山麓駅へ。

山麓駅のショップで、名物の「飛騨牛コロッケ」をゲット（ピンボケですみません）。

サクサクでジューシー♪　いくつでも食べられそう。

そして、この苺のアイスバーがすごくおいしそうだったので、誘惑に負けて買ってしまった。

アイスバーの表面を角切りされた苺が覆っています。フローズン苺を食べているみたいで、これもおいしい♪

バスの時間になりました。

ああ、この山も見納めです。

本当に素晴らしい風景でした。

バスで福地温泉へもどってきました。

お宿（かつら木の郷）に預けていた荷物を受け取り、富山空港行きのバスの時間まで、お宿のラウンジでくつろがせてもらいました。

バス停までは徒歩２分の距離ですが、お宿のスタッフの方が、道路が滑りやすいので荷物を持ってだと大変だからと、車で送ってくださいました。ちょうどチェックインの時間で、お忙しかったでしょうに、お心遣いが心にしみました。

福地温泉 温泉

富山空港に到着。

飛行機に乗る前に、空港内で夕食を食べます。
入ったお店は、１週間前にオープンしたばかりの対面型回転寿司店。

店内のカウンターや建具などに立山杉がふんだんに使われていて、明るくてとても綺麗です。わたしたちはカウンターに座りましたが、個室もあるそうです。

回転寿司なので、カウンター席の前にコンベアがありますが、ほとんどのお客さんは板前さんに直接注文していました。わたしたちも板前さんにおすすめを尋ねて直接注文しました。なので、形は回転寿司ですが、雰囲気は一般のお寿司屋さんとあまり変わりませんでした。

さすが富山だけあって、お鮨はどれもとてもおいしかった！　とくに焼き穴子は絶品で、ネタの穴子がシャリの３倍くらいあって感動〜。

★《廻転 とやま鮨》
　http://toyama-kitokito.co.jp/toyama-sushi/

雪見風呂と白銀の世界を満喫し、山と海のおいしいものを食べまくった旅も、これにておしまい。

あ〜、体重計に乗るのがこわい。。。

この旅行記へのコメント （2）

• *ちょこ*さん 2014/03/26 08:29:13

  絶景〜！！☆☆☆

  真っ青な空がほんと白を際立たせてキレイ！！
  すごいキレイ！！
  涙でそう。
  いつか絶対行きたいです(*≧∀≦*)
  
  
  気温はマイナスですかぁ。温かい格好していかなきゃいけないですね。ロープウェイですぐ行けちゃうし気温差のことがあまり頭にない私…。いつか失敗しそうだわ(^_^;)
  
  雪像があったり雪の回廊があったり、お客さんを楽しませてくれる造りがうれしいですね。
  
  それにしても、写真を後で見た時にこれが○○山とか、わかるのスゴいですね。メモってあるんですか？？
  写真を撮るときは分かって撮っていても家に帰るとどれがどれだか…(--;)
  ということが多々あります。
  
  
  

  ショコラさん からの返信 2014/03/27 00:09:54

  RE: 絶景〜！！☆☆☆

  ちょこさん、こんにちは。
  
  いつもコメントをありがとうございます〜。
  
  新穂高ロープウェイの展望台からの眺めは、本当に大パノラマでした。写真より実際のほうが、もっとすごかったです。あのスケールの大きさは、さすがに写真では表現できない……。
  
  お天気もめちゃくちゃよかったので、景色を存分に楽しめました。新穂高の冬の晴天率は３割くらいだそうなので、ラッキーだったと思います。
  
  紅葉も素晴らしいそうなので、いつか秋にも行ってみたいです。
  ちょこさんのお家からだと、車でもアクセスできるかもしれませんね。ぜひぜひあの絶景を見に行かれてくださいませ。
  
  山の名前ですが、メモはとってませ〜ん。種あかしをすると、展望台に山の名称を記した図入りの案内板があり、それを写真に撮っていたのでした（笑）　
  
  ショコラ