また奈良ですが、何か？　- い -　酒の都は、まだ春を待つ

2014/03/07 - 2014/03/09

また奈良ですが、何か？

エリア 伏見(京都)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

奈良と思いきや、京都。
しかも、ひとり。

朝から酒でもひっかけようと、
訪れたのは、酒の都・伏見。

とりあえず酒・・・といきたいが、
そこはガマン、ガマン。
オトナなんだから、
神様にご挨拶といきますか。

チョロチョロ・・・
酒を思い出させる、水の音。
ガマンの身には、ちとつらい。

ひと口ぐらいと杓子を手にする。
そこに書かれた文字は、

「飲用ではありません。」

御香宮神社 寺・神社・教会

なんてこった。
神様にもダマされるだなんて。

あふれそうな涙こらえて
行き着いた先は、スギの森。

たまらず溢れ出す、涙。
それは、単なるアレルギー。

すると、
突然、行く手を阻む柵。
どうせ犬はダメと言いたいんだろ？

いや、違う。
この控えめな“×”印は、
せいぜい“ちょっとダメ”レベル。

そんな心の広い一画に、
桓武天皇は眠っておられる。

ただ、
ものすご〜く、遠くに感じる。

仕方ない。
身分に天と地の差があるんだから。

トボトボと歩く道すがら、
怪しい柱が等間隔に立つ。

摩訶不思議、金ヒョウタンの柱。

１本、２本、・・・
そして、１３本まで数えたところで、
戦国時代にタイムトラベル。

現在に戻れば、お墓そしてお墓。
明治天皇も、昭憲皇太后も眠っておられる。

まさに、天皇家の一大ベッドタウン。

そんな春の日。
ある神社に幼稚園児が集結。

彼らが信奉するのは、乃木大将。
日本は戦争への道を辿ろうとしてるのか。

乃木神社 寺・神社・教会

と、ひとり旅のさみしさに
頭ん中はくだらないことだらけ。

こうなったら、もう
酒しかない。

月桂冠大倉記念館 美術館・博物館

酒の王者・月桂冠での試飲はちびっと。
もっと酒の飲めるとこはないかね。

おっ
あの行列は何かね？

あいにくの、とり屋さん。

残念ついでに、酒を喰らう。

カッパの酒もごくわずか。
これじゃあ、酒の都の名が廃る。

あまりの悔しさに、寺田屋とばし。

寺田屋 名所・史跡

酒で酔えぬなら、情景に酔おう。

しかし、
酒蔵と柳の美しい水辺に、水がない。

結局、信じられるのは・・・お金。
地獄の沙汰も金次第だし。

スキです、お金♪