スリランカってどんな国？　☆６　アマヤヒルズ＆キャンディ散策編

2014/01/19 - 2014/01/25

「スリランカって何があるの？」
スリランカへ行くことを告げると、ほとんどの人から返ってくる言葉がこれ（笑）
やっぱりセイロンティー?
それから、巨大な岩山シーギリヤ・ロック？
他に何があるのか、とよとよも行くことを決めるまでは正直、あまりよく知らなかった(^_^;)

じゃ、何で行くことにしたのかと言うと・・・
それは某歴史番組でとっても魅力的なスリランカを知ってしまったから。
それまではいつか行ってみたいな〜程度だったけど、
九州の1.5倍の小さな国土に世界遺産が8つもあったり、
そしてあのジェフリー・バワが建築したリゾートホテルが多数点在するというのも気になった♪

そして、決定的なのは故ジャヤワルダナ元大統領と日本との歴史。
サンフランシスコ講和会議での、「憎悪は憎悪によって止むことはなく、慈愛によって止む」
というブッダの言葉を引用した彼の演説は有名ですが、
亡くなる前「右目はスリランカ人に、左目は日本人に」との遺言を残し、
実際に片目は日本人に贈られたのだとか。
しかも、それが同県の女性だと言うじゃありませんか！！
これは、もう行くしかないっしょー?(｀∀ﾟ´*)ｵｫ!!!　

調べてみたら、スリランカは親日家も多く、大好きなカレーもあるし知れば知るほど魅力的な国♪
実際にこの目でスリランカってどんな国か確かめるために行ってきちゃいました！！

◆今回の旅程はこちら
　　　　↓　↓
旅の準備編：http://4travel.jp/travelogue/10864711

☆１.ジェットウィング・ビーチ編
☆２.シーギリヤ・ロック編
☆３.ヘリタンス・カンダラマ編
☆４.料理教室＆アーユルベーダ体験編
☆５.キャンディ湖と夜の仏歯寺編
★６.アマヤヒルズ＆キャンディ散策編
☆７.トラブル発生！？＆ライトハウス編
☆８.世界遺産ゴール旧市街と要塞編
☆９.思いがけないサプライズ！！編
☆10.コロンボ・ショッピング＆帰国編


■日程　：5泊7日
■エアー：スリランカ航空
■ホテル：ジェットウィング・ビーチ（デラックスルーム）
　　　　　　ヘリタンス・カンダラマ（ラグジュアリールーム）
　　　　　　アマヤ・ヒルズ（プールビュールーム）
　　　　　　ジェットウィング・ライトハウス（スーペリアデラックスルーム）　　　　　


100Rs≒79.8円（２０１４年１月）

エリア キャンディ(スリランカ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.0

仏歯寺を後にし、やって来たのはキャンディから山道を登った高台にある
今夜の宿泊先「アマヤ・ヒルズ」

今回の宿泊先で唯一、建築家バワとゆかりがないホテル。
残念ながらキャンディにはなかったのだ。

最終的な決め手はこの景色！！

特にライトアップされたプールは素敵だわ〜（*^_^*）

ウェルカムティーと甘いキリトフィー（牛乳を砂糖と煮詰めたキャラメルのような味で落雁みたいな歯ごたえ）

ブラックティーと甘いキリトフィーは疲れた体がほっとする。

そしてアサインされた部屋は24号室

ちなみに部屋指定をしなかったのに、アサインされたのはデラックスルームでプールビューのほぼ真ん中。

インテリアは黄色をアクセントにした少しアンティークな感じ。

豪華ではないけれど清潔感があって、悪くはないかな。

サイドにはキャビネット、クローゼット

そしてＴＶと電気ポット。
お菓子類は有料です。

バスルームは・・・

う〜ん狭い(^_^;)

まぁ、1泊だけだから良しとしよう。

アメニティーはホテルオリジナル。
こちらも可もなく不可もなくといった感じ。

ドライヤーの威力は問題なし。
（とよとよ的には結構大事！！）

夜はプールのライトアップと高台からの夜景が一緒に楽しめるよ。

ただし階下がレストランのため、神経質な人は匂いと騒音が若干気になるかも。

21：00

シャワーを浴びて、少し遅めの夕食へ
時間が時間だけにレストラン内は空いているね。

ずらっと並ぶ料理の数々

アマヤ ヒルズ キャンディ ホテル

美味しそうなフルーツ

アマヤ ヒルズ キャンディ ホテル

結構種類が豊富で、海苔巻きまである！！

アマヤ ヒルズ キャンディ ホテル

他にも牛の片足の丸焼に、大きなモルディブフィッシュの丸焼など
かなりびっくり料理も満載（笑）

アマヤ ヒルズ キャンディ ホテル

まずはお決まりのライオンビールで乾杯♪

初めて食べるモルディブフィッシュ。

淡白な味だけど身が締まっていて美味しい（＾ｕ＾）
特にクリーミーな濃厚ソースとよく合うわ。

続いて焼き立てのラムチョップとシュリンプ♪

こちらも文句なしで美味しい！！
アマヤヒルズ、料理はとにかく種類豊富でどれも美味しくて大満足。

今日は朝からダンブッラ石窟寺院から始まり、スパイスガーデン、アーユルベーダ体験、キャンディアンダンス鑑賞、そして夜の仏歯寺ととにかく密度の濃い1日だった(+o+)

明日に備え、今晩はゆっくりり休みます。
おやすみなさ〜い。

アマヤ ヒルズ キャンディ ホテル

4日目

キャンディの町に薄らと日が差してきた。

寝ぼけ眼で妹にLINEで写真を送る。
新鮮な体験ばかりで刺激がいっぱい！いいなぁ〜と妹。
いつか子供が大きくなったら、一緒に旅行したいね♪

アマヤ ヒルズ キャンディ ホテル

今日もいい天気になりそうだわ♪

アマヤ ヒルズ キャンディ ホテル

このホテルも野生のお猿さんたちが現れるらしく、ガラスにはこんなカワイイ注意書き。

そして、天井にもこんなシールが貼ってある。
これはお祈りをする方向を指し示しているみたい。

そう言えば、どのホテルの部屋にも印があった。

階下では食器の音がし、レストランでは朝食の準備中。
では、早速食事に行こう！！

今朝は焼き立てのオムレツにチリビーンズを添えて。
美味しい搾りたてのオレンジジュースで目が覚めたわ。

素晴らしい景色を見ながらの朝食は格別だね！

当初、午前中にここアマヤ・ヒルズでアーユルベーダを受ける予定だったけど
昨日受けることが出来たので今回はキャンセル。
ゆっくりホテル内を散策する時間ができて良かった。

ちなみにここがスパ入口。

今回は受けなかったけど、事前に確認したアマヤヒルズのスパメニューはこんな感じ。

Amaya Hills Ayurveda Tariff ＜ 2013 summer＞

・Shirodara treatment (01 hr 20 min) 　 　- USD 80 net pp
・Foot Massage (01 Hr) 　　　　　　　　　　　- USD 55 net pp
・Full Body Massage (01 hr 30 min)　　 　 -USD 60 net pp
・Neck Massage (20 minutes) 　　　　　　　- USD30 net pp
・Herbal Oil Head Massage (30 min)　　 　 -USD 35 net pp
・Steam Bath (30 min) 　　　　　　　　 　　　-USD35 net pp
・Herbal Bath (20 min) 　　　　　　　　 　　　-USD30 net pp
・Herbal Facials (45 minutes) 　　　　　 　　-USD35 net pp

夜到着だったから、全く分からなかったけど赤と白の木造建築だったのね！

こうしてみると、結構老朽化している(^_^;)

ふと見上げると、とよとよ達の宿泊している階のバルコニーに、何やら沢山の人たちが集まっている。
何やっているんだろ？

ズームすると、おぉ？カメラマンらしき姿も見えるし、みんな着飾っている？

もしかして結婚式！？

野次馬根性で行って見よう（笑）

！！！

ピンクのサリーを着た、美しいレディーたちがいました！

更に進むと、あれは新郎新婦じゃない！？

ふと見るとこちらにも他のカップルが！！
今日は日取りがいいのかしら？？

それにしてもキレ〜イ！！（*^_^*）

すっかり見とれていると・・・。

その脇で・・
「うぅぅ〜〜んっ！！」

歯を食いしばり、何故か展示された馬車（？）を引いている　とよ夫・・・。
(ー_ー)!!
何やってんのよ！！

ロビーへ戻ると、続々と参列者らしき人たちが集まって来ている。

可愛らしい3人娘たち。

写真撮ってもいい？と聞くと恥ずかしそうに頷く3人
カワイイ〜〜♪（*^_^*）

小さな男の子も、しっかり正装してるよ。

この愛らしい姿に宿泊客はみんな虜に！

白人の女性に無理やり一緒に写真を撮らされて、嫌がってた（笑）

そろそろ出発時間。

チェックアウトすると、こちらの面格子のあるカウンターで支払い。
何か物々しい・・・(^_^;)

そして、気になる　とよ夫の湿布。
初日に寝違えてまだ痛いらしい・・・（汗）

最後にこの素晴らしい景色をもう一度見てから出発です。

今日の予定は、午前中キャンディを散策とショッピング。
そして午後はマータレにある紅茶の工場を見学して、最終目的地ゴールへと向かう。

ちなみに、今日は移動だけで約6時間ほどかかる予定(^_^;)

最初に訪れたのは宝石のお店。
正直あまり興味は無いんだけど、旅行記のネタに寄ってみた（苦笑）

中に入ると、実際に購入できるだけでなく
宝石の資料館のような場所もあり、各種宝石が展示がされている。

一番奥では原石の採掘から、実際に加工されて宝石になるまでの過程を映像で見ることができる。
しかも日本語で！！(笑）
約15分ほどの上映だったかな？

上映後は宝石を勧められるが、無理強いはせず意外と良心的。
試しに、つけていたアメリカンピアス（ゴールドのチェーンの先に石が付いたもの）を見せて同じものが作れるか聞いたところ、スリランカの技術ではここまで繊細な加工が難しいとのこと。

最初は興味は無かったけど、せっかくスリランカへ来たんだから何か一つぐらい作ってみたいような気がしたのに・・・ちょっと残念。

続いてやって来たのはサロンのお店

結構立派な建物の2Ｆにそのお店はあるそうだ。

中に入ると色とりどりの生地がいっぱい。

実はとよ夫、ヘリタンス・カンダラマで生まれて初めてサロンを巻き
その快適さにハマってしまった。

サラットさんにお願いし、急遽このお店に寄ってもらったのだ。

とにかく色が豊富で、どれがいいのか分からない。
とよ夫はゾウ柄などのスリランカっぽい柄が希望だったみたいだけど、
今スリランカの流行は柄よりも色合いらしい。

そこで、とよとよがセレクトしてあげたのはこちら！
カラフルでモダンなストライプ柄。

サロン　　RP3,800

後ろから見るとまた違った印象。

サラットさん曰く、上着とカラーコーディネートするのがオシャレらしい。
「涼しくて、何よりもトイレが楽〜♪」とすっかりお気に入りのとよ夫です。（笑）

車に乗り込み、絶景ポイントへ移動。

キャンディ湖の南側、小高い丘の中腹にあるレイク・ビュー・ポイントに到着。

スッキリ晴れた青空と世界遺産古都キャンディを一望！
素晴らしい景色に感激　(^o^)／

キャンディ湖 滝・河川・湖

ここでも野良犬くんがお昼寝中（笑）

つづいて、そこから数分のところにあるバティックの工場を見学。

バテッィク（ろうけつ染め）の行程が展示されている。

これにロウを入れて布に繊細な柄を描く

そして1回目の染色

色づけされたものがこちら。

そしてまた、次の染色の前にロウで絵を描く。

何色もの染色を繰り返す。

バテッィクは、とても気が遠くなるような手間と時間をかけているのね(+o+)

スリランカの思い出にバティック生地で出来たピローカバーを購入♪
ゾウさんのハガキはプレゼントだって（*^_^*）

ピローカバー（2枚）　RP5,750

キャンデイ湖に戻り、街の中を散策です。

湖の周りは木々が植えられ、ところどころにベンチもある。
ちなみにこの湖には白い亀と魚が放たれていて、聖なる動物として扱われているそうだ。

湖の周りの遊歩道には並木道になっていて気持ち良く、散歩するにはもってこいの場所だね（＾−＾）

ここにも世界遺産マーク

ここはクイーンズ・バス

昔、王家の人が水浴びをした場所だとか。
今で言うところの室内プール？

昨夜見学した仏歯寺。
昼間も混んでるなぁ〜

ふと見ると仲良く手をつなぐ親子。

良い光景だね。

キャンディの中心地にある、由緒あるクイーンズホテルへ

1844年創業、イギリス統治時代の建物がそのまま保全されている。

クイーンズ ホテル ホテル

もちろん、このホテルも世界遺産！！
保全対象の建物。

中はヨーロッパとスリランカが融合した落ち着いた内装。

こちらの階段も、エレベーターも当時のままだとか。

調度品も当時のままなのかな〜。

「あぁ〜」と腰を下ろすとよ夫。

歩き疲れたかな？

世界遺産の街で世界遺産のホテルに泊まるって贅沢だよね！？

いつか泊まってみたいなぁ〜♪

そんな世界遺産の街の中に「KFC」の文字。
言わずと知れたケンタッキー・フライドチキン

スリランカではそのまま「KFC（ケー・エフ・シー）」と呼ぶのだそうだ。
サラットさんに日本では「ケンタッキーとかケンタ」って呼ぶんだよ〜って話したら、驚いてた（笑）

国が違うと呼び名も違うね！

続いてやって来たのは、地元のスーパー。
やっぱり海外へ行ったらその国のスーパーへ行くのは必須だよね(*^^)v

もちろん、世界遺産の町にあるスーパーの建物だって世界遺産！！
何か凄くない！？

中は至って普通のスーパー（笑）

野菜や果物、そしてお米の国だからお米の種類が豊富！

見たこともない食品がずらり！
ワクワクしてきちゃう(^o^)

そうそう、ここへ来た一番の目的の物を買わなきゃね♪

実はキリトフィーをどうしてもお土産にしたかったのだ。
ここなら売っていると言うことで寄ってみた。

そして、キリトフィーをはじめお土産用にいろいろとお買い上げ♪
中央奥の丸いのがキリトフィー。
重い事は分かっていたけど、3箱も買ってしまった(^_^;)

スリランカで最もスリランカらしい町と言われるキャンディは、日本で言うところの京都のような場所なのかも。

古い歴史とコロニアル様式の建物に囲まれたこの町は、独特な空気感がする町。

ゆっくり散策できて大満足♪

さ〜て、今日はこれからが長旅のスタート！

意気揚々としていたけど・・・

この後、まさかとんでもないトラブルに遭遇し警察のお世話になるとは
のんきな　とよとよはこの時思いもしなかったのだ・・・。
(T_T)



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・☆７へつづく