2013/10/19 - 2013/10/26
155位(同エリア1811件中)
ニッキさん
当時のヨーロッパ最高の技術者たちによって建設されたロシア皇帝の豪華絢爛な冬の宮殿。
後にエカテリーナ2世が隠れ家の意味をもつエルミタージュと命名しました。
西欧絵画のコレクション225点を所蔵する為「小エルミタージュ」「旧エルミタージュ」を相次いで建設。
ごく親しい友人を招いて絵画鑑賞を楽しんだそうです。
超一流の収蔵品300万点を超える世界四大美術館の一つ、ロシアが誇る「エルミタージュ美術館」に行きたいが為にロシア旅行を計画した私達です。
ツアーは昼食を含め5時間滞在できるコースを選びましたが、ロマノフ朝の皇帝たちが暮らしていた宮殿は、美術品だけでなく黄金に輝く調度品や客間など、豪華絢爛でため息が出るほど素晴らしく、パリのルーブル美術館同様全て見るには数日かかるでしょう。
前編は3階の近代絵画を中心にお届けします。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
私たちの世代には、どうしても社会主義国共産圏「ソビエト連邦」のイメージが強く、個人的にロシアは足を踏み込む事の出来ない遠い遠い国に感じてしまいました。
だから「エルミタージュ美術館」は夢のまた夢でした。 -
元宮殿の美術館はいくつかありますが、ルーブルのような重厚さではなく、女帝エカテリーナ2世の隠れ家ならではの、とても華やかな本当に美しい外観です。
私もホワイト&グリーンの色使い、大好き! -
「大使の階段」へと続くバロック様式の回廊は、美術館見学のスタート地点です。
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ラストレッリの設計によって造られた階段は、吹き抜けの高さが22メートルあり、天井画に続く壁も彫刻があるかのように描かれています。
だまし絵みたいですね。これもバロック様式のようです。 -
ただ、白と金の華やかな装飾から、いきなりグレー一色の絵が描かれているし、天井画は暗いので、少し淋しい感じがします。
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白い大理石に真っ赤な絨毯は実に華やかです。
かつては謁見する各国の大使がここを通って皇帝の間に通されたことでしょう。
これから約5時間、ロマノフ朝の栄華をこの目に焼き付ける贅沢な時間を過ごします。 -
3階の「近代西欧美術」から見学です。
途中にある「アレクサンドルの間」の天井は扇状の天井が丸天井を支える、独創的な造りになっています。 -
3階は「印象派」の作品や「抽象画」の作品が展示されています。
ルノワール「女優ジャンヌ・サマリーの肖像」
実物以上に美しく描かれたこの絵は、サロンに出品されて、肖像画家としての人気を高めたそうです。 -
モネ「サンタドレスの庭にいる婦人」
27歳の時、サンタドレスの叔母の家で制作しました。
夏の強烈な光が作り出す陰影や色彩がとても美しく、印象的な作品です。 -
ピサロ「パリのモンマルトルの並木道」
印象派の兄貴分ピサロの作品です。
晩秋のパリの何気ない風景ですが、少ない色彩で見事に表現しています。 -
セザンヌ「パイプをくわえた男」
セザンヌは異常なほど人嫌いだったそうですが、農民や庭師など、普通に暮らす人々は多く描きました。 -
セザンヌ「サントヴィクトワール山」
故郷南仏エクスの山に魅せられて、さまざまな角度から描きました。 -
ゴッホ「エッテンの庭の思い出」(アルルの婦人たち)
アルルで共同生活をしていたゴーギャンの強い勧めで、想像力だけで描いた作品です。
父の赴任先だったオランダのエッテンの庭に、亡き母と妹の姿を描きました。 -
ゴッホ「リラ」
亡くなる前年入院していたサンレミの精神療養院で制作されました。
外出禁止のゴッホは、庭の植物を描くことに没頭したそうです。 -
ゴッホ「あばら屋」
草原の緑のうねりの表現がいかにもゴッホらしい作品です。
この絵が完成してから、ゴッホは亡くなりました。 -
ルソー「ルクセンブルグ公園・ショパンの銅像」
税の仕事をしていた「日曜画家」ルソーですが、印象派の画家達が面白がっているうちに、プロの画家になってしまったヘンなおやじです。
具体的な場所が描かれているようですが、実は現実とは関連が無いそうです。
ルソーにしては、まともにみえる作品です。 -
ゴーギャン「果物を持つ女」
ゴッホとの共同生活が破綻して、ゴーギャンは43歳でタヒチに渡りました。
この絵のモデルは30歳年下の現地妻テハマナです。
1年半で70点以上の絵を描いたそうです。 -
マティス「ダンス」
実に力強く、躍動感に溢れた作品です。
大変大きな作品で、エネルギーがこちらにも伝わってきます。 -
マティス「赤の食卓」
エルミタージュ3階の近代絵画を代表する作品です。
2012年 新国立美術館のエルミタージュ美術館展でみて感動しました。
「色彩の魔術師」らしい鮮やかな赤が印象的です。
当初、この絵は緑色に、その後青い色を中心に上塗りされて、題名は「青の調和」だったそうです。 -
マティス「画家の家族」
自分の家族を描きました。
一面模様だらにもかかわらず、ごちゃごちゃしてそうでまとまりがある作品です。 -
ピカソ「2姉妹(訪問)」
「青の時代」の作品です。
売春婦の妹を病院に見舞う尼僧を描いています。
冷たい青緑色の空間は、人間の孤独と悲劇を表現しています。 -
ピカソ「友情」
「青の時代」「バラ色の時代」を経て「キュビスム」に移行した作品です。
絵にさほど興味のない方にも、ピカソの作品ってわかりますね。 -
ウィーン美術史美術館に収蔵されている、コレッジオの「ユピテルとイオ」の模写でしょうか?
フランス美術ホールに飾られていました。
フランスの画家の作品で、コレッジオから170年後に描きました。 -
18世紀フランス美術のホールの天井。
ロココ様式です。 -
床の寄木造りも、細かくてとても美しいです。
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どの部屋もシャンデリアで飾られています。
贅を尽くした豪華絢爛な宮殿は、当時の豊かなロシアを偲ばせます。 -
フランス工芸美術品のホール
家具職人、彫り物師、銀細工師など、ヨーロッパで名声を博していた職人たちの作品です。
特に手前の戸棚は宮廷職人アンドレ・シャルル・ブーリの家具コレクションで、扉はべっ甲と高級木材の寄木細工でできています。 -
エルミタージュには莫大な数のタペストリーが所蔵されています。
毛糸から織られた独特のけばのない絨毯は、制作の技法がたいへん難しく、熟練の職人でも1年で1平方メートルぐらいしか制作できなかったそうです。 -
昼食は1階のカフェでいただきます。
まぁ、まずかった (>_<)
パンも具もパサパサ。今まで食べたサンドイッチで一番まずかったけれど、他に食べる処がありません。
カフェやトイレは1階しかありませんので要注意です。
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