晩秋のロシアに行ってみたらこんなトコだった＜エカテリーナ宮殿＞

2013/10/19 - 2013/10/26

ツァールスコエ・セローはサンクトペテルブルク郊外にあります。
１７０８年にピョートル一世の妃エカテリーナ一世の為に小宮殿建設が始まり、１７４１年娘エリザヴェータが宮殿建設を命令。
１７５６年にエカテリーナ宮殿は完成されました。

宮殿なんてどこも似たり依ったりで、あまり記憶が無いのですが、琥珀の間は凄かったですね。

今まで訪れた宮殿の中でも、インパクト抜群です。

エリア その他の観光地(ロシア)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

きらびやかな黄金の門の向こうにはエカテリーナ宮殿。

ロシア正教独特の玉ねぎ屋根と八端十字架。
宮殿内の教会でしょうか？

青と白の外壁が美しい宮殿の全長は７４０メートルにもなるそうです。

きれいに手入れされた、美しい庭園です。

エルミタージュ美術館の緑と白のコントラストも美しかったけれど、エカテリーナ宮殿の青が大好きな青色で、もうテンション・アップ！
エカテリーナ一世の娘皇女エリザヴェータは、宮殿や庭園の建設資金を惜しまなかったそうです。

宮殿内は床の保護の為に靴カバーを履きます。

こんな感じでみんなゾロゾロ。

贅を尽くした宮殿見学の始まりです。

インテリアも注目です。

窓際でいい気持ちで横たわっている天使ちゃん。

大広間（舞踏の間）
幅１７メートル、長さ４７メートルある大広間は、装飾の天才ラストレッリの傑作です。

下の窓と上の窓で一層大きい錯覚を作り出すそうです。

鏡をはめ込んだ（にせ窓）効果でますます広くみえます。
どこの宮殿でもみられる内装です。

窓には金箔された木彫りの装飾が輝いています。

陶器で出来た暖炉？

天井も神話を描いた絵で飾られています。

地元のちびっ子ちゃん達も靴カバーを履いて見学です。
みんな可愛い！

各部屋の入り口には、こうして監視のおばさまがいます。
宮殿は写真撮影OKだけど、当然ノー・フラッシュです。
日本人はちゃんと守るけど、外人はおかまいなし。
モラルの無しにびっくりです。

手の込んだ焼き物ですね。とても美しいです。
マイセン焼きもこんな感じでした。

女帝の衣装も展示されています。

宮殿に似合う衣装ですね。
でも、普段着ってどんな衣装だったのかしら？

この宮殿は寄木床も素晴らしいの。

いよいよ（琥珀の間）です。
琥珀の間だけは、写真撮影禁止です。

そこでみんな考えました。
部屋に入る一歩手前で撮ればいい。
監視のおばさまも見ないふりしてくれます。

眩いばかりの琥珀のモザイクが部屋全体にびっしり！
いやー、ゴージャス！　これはビックリ！
この琥珀はプロイセン王がピョートル一世に贈ったものだそうです。
ところが第二次世界大戦時にドイツ軍に盗まれた。
その琥珀は今も行方不明だけど、琥珀の間は完全に修復されています。

という訳で、部屋を一歩出て振り向きざまにもう一枚。
良いもの見せて頂きました。
琥珀パワーで良い気がもらえそう。

青い客間の寄木の床は、特に手が込んでいます。
細かいし、すごく綺麗です。

天井も見逃せません。
宮殿インテリアの中でも優れたものの一つなんだそうです。

緑の食堂はスコットランドの建築家キャメロンの原画に基づき装飾されました。
古代美術をモチーフにしたそうです。

中国風の客間は、緑の絹地に中国人の生活を図案化しています。

皇后マリア・フォードロヴナの寝室です。
この部屋もキャメロンの設計です。
細い柱の模様が凝っているの。

ドアの模様もオシャレでしょ。
家族の生活の喜びと幸福を表現しているそうですよ。

売店で悩んで、悩んで、傘を買いました。
折り畳み傘だったら、こんなに悩まなかったのに。

取っ手のところが琥珀みたいな模様になっています。

柄はズバリ（琥珀の間）です。

私が買うお土産は、その土地しか手に入らない物が基本です。
ただ、傘はお勧めしません。空港で没収される可能性があるからです。
私は大丈夫でしたが、男性の黒の長傘は危険物とみなされ没収されてしまいました。